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SQL Server 現状診断サービス ご紹介資料
- 2. SQL Server 現状診断サービスについて
2
SQL Server を利用していて、
「現状の設定の妥当性」
「稼働状況」
について不安を持たれたことはありませんか?
SQL Server 現状診断サービスでは
「CPU / メモリ / ディスクの利用状況の可視化」
「SQL Server の適切な設定が行われているか」
「診断の結果、改善すべきポイントがあるか」
といった、SQL Server の各種情報と改善案を記載した
報告書を作成し、お客様の不安を解消いたします。
SQL Server 現状診断サービス ご紹介資料
- 3. SQL Server 現状診断サービスの作業範囲
SQL Server 現状診断サービス ご紹介資料3
SQL Server のチューニングは、一般的に以下のサイクルで実施します。
SQL Server 現状診断サービスでは、以下のチューニングのサイクルのうち、
「現状の整理」「チューニング箇所の把握と方法の検討」に必要となる情報の取
得 / 解析作業を実施いたします。
現状の整理
チューニング
箇所の把握と
方法の検討
チューニング
実施
効果の測定
SQL Server 現状診断サービスの作業範囲
お客様作業
- 5. 診断報告書について
5
SQL Server 現状診断サービスでは SQL Server の各種
状態を記載した、以下の成果物を作成いたします。
診断報告書 (電子媒体)
CD または DVD のメディアに診断報告書の電子媒体を格納し、納
品させていただきます。
診断報告書は弊社で用意した PowerPoint プレゼンテーションファ
イル (pptx) を使用します。
診断に使用した情報取得のためのクエリは成果物には含まれており
ません。予めご了承ください。
診断報告書の内容については次ページをご参照下さい。
SQL Server 現状診断サービス ご紹介資料
- 6. 診断報告書サンプル
SQL Server 現状診断サービス ご紹介資料6
以下のサンプルは診断時に作成する報告書の一例を記述したものです。
各ページを拡大したものについては、別添の報告書サンプルをご参照ください。
診断対象によって報告内容が異なります。予めご了承ください。
サンプルのため、各内容についての考察が記載されておりませんが、実際の診断報告書には各
内容についての考察が記載されております。
改善案をご提案できる場合には、考察と合わせて改善案をご報告させていただいております。
- 8. SQL Server 現状診断サービスの作業範囲
8
診断の対象は SQL Server のデータベースエンジンとなります。
SSIS / SSRS / SSAS 等の、データベースエンジン以外の機能に関しては診断対象外となりま
す。
SQL Server を使用しているアプリケーションや、実行されているクエ
リ/インデックスチューニングについては診断サービスの対象外となりま
す。
診断中に特筆すべきクエリ/インデックスの情報が取得できた場合にはご報告させていただきま
すが、クエリやアプリケーションのチューニングに主眼を置いたものではございません。
診断で取得できた情報によっては、報告内容にクエリについての情報が含まれない場合があります。
予めご了承ください。
診断中は情報取得のために 5% 程度 SQL Server の負荷が上がることが
想定されます。予めご了承ください。
本サービスは現状の診断のみを対象としております。
診断により発見された設定変更 (改善案) に対しての、実際の変更作業はお客様作業となり、弊
社の作業範囲に含まれておりません。予めご了承ください。
SQL Server 現状診断サービス ご紹介資料
- 9. 診断可能な SQL Server のバージョン
SQL Server 現状診断サービス ご紹介資料9
SQL Server 診断では以下のバージョンの SQL Server
を対象としています。※1
SQL Server 2005 (x86 / x64)
Standard Edition / Enterprise Edition
SQL Server 2008 (x86 / x64)
Standard Edition / Enterprise Edition
SQL Server 2012 (x86 / x64)
Standard Edition / Enterprise Edition
SQL Server 2014 (x86 / x64)
Standard Edition / Enterprise Edition
※1 : Microsoft Azure SQL Database / Amazon Web Services RDS for SQL Server についても対応予定です。
- 11. 診断の流れ
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診断作業は以下の流れで実施いたします。
SQL Server 現状診断サービス ご紹介資料
診断作業
診断前
環境準備
報告書
作成
報告会
実施
診断前環境準備
診断に必要となる環境の準備作業となります。
診断開始の1時間前から作業準備を実施させていただきます。
診断作業
診断対象の SQL Server の各種状態を取得します。
情報取得作業は特定の時間帯 (1時間~2時間程度) で実施いたします。
取得した情報は報告書作成のために持ち帰らせていただきます。
報告書作成
持ち帰らせていただいた情報をもとに報告書を作成します。
報告書の作成は、通常 8 ~ 10 営業日程度を想定していますが、診断対象の規模によって
作業日数が異なります。
報告会実施
作成した報告書をもとに報告会を実施いたします
報告会は、1 インスタンスにつき 1時間30分~2時間程度を想定しています。
- 14. 診断に際して必要となる環境
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診断の実施に際して、以下の環境のご準備をお願いいたします。※1
パフォーマンスモニターで診断対象に接続が可能。
SQL Server Management Studioで診断対象に接続可能。
診断用のクエリを配置して実行できる必要があります。
1 インスタンスにつき 400MB 程度の作業領域が必要となります。※2
取得した診断用データを上記の環境から引き上げ、報告書を作成します。
診断報告書を作成するため、作業領域に取得したデータを USB HD 等の外部媒体に保
存し、弊社に持ち帰りデータの解析をさせていただきます。
※1 : 情報の取得には負荷がかかるため、診断対象とは別の環境を使用してデータを取得することを推奨しています
診断対象
データ取得端末
パフォーマンス
モニター
SQL Server
Management Studio
診断用データ
外部から接続して
データを取得
SQL Server 現状診断サービス ご紹介資料
取得したデータを引き上げ報告書を作成
※2 : 2 時間の診断データを取得した場合に必要となる作業領域の目安となります
- 15. 診断環境で必要な権限
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診断を実施するに際して、診断対象の以下の権限が必要
となります。
OS の Administrators グループのユーザー
パフォーマンスモニターで情報を取得するために使用します。
SQL Server の sysadmin の SQL Server認証のログイン
SQL Server Management Studio で情報を取得するために使用し
ます。
上記のユーザーを使用してデータ取得端末から診断対象
の SQL Server に接続を行い、各種情報を取得します。
取得する情報については次ページをご参照ください。
SQL Server 現状診断サービス ご紹介資料
- 16. (参考)パフォーマンスモニターで取得する情報
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パフォーマンスモニターでは、以下の情報を取得します※1
※1 : 診断状況に応じて、取得する項目が変わる可能性もあります。本情報は代表的な取得項目となります。
情報の種別 カウンター名
OS Memory Physical Disk Server Work Queue
NUMA Node Memory Logical Disk
Paging File Process
Network Adapter Processor
Network Interface System
Network Segment Server
SQL Server SQLServer:Access Methods SQLServer:Memory Manager SQLServer:Availability Replica
SQLServer:Batch Resp Statistics SQLServer:Memory Node SQLServer:Database Replica
SQLServer:Buffer Manager SQLServer:Plan Cache SQLServer:Broker/DBM Tarnsport
SQLServer:Buffer Node SQLServer:Query Execution
SQLServer:Catalog Metadata SQLServer:Resource Pool Stats
SQLServer:Databases SQLServer:SQL Errors
SQLServer:Deprecated Features SQLServer:SQL Statistics
SQLServer:General Statistics SQLServer:Transactions
SQLServer:Latches SQLServer:Wait Statistics
SQLServer:Locks SQLServer:Workload Group Stats
SQL Server 現状診断サービス ご紹介資料
- 17. (参考)SQL Server Management Studio で取得する情報
SQL Server 現状診断サービス ご紹介資料17
SQL Server Management Studio では、以下の情報を取得します※1
※1 : 診断状況に応じて、取得する項目が変わる可能性もあります。本情報は代表的な取得項目となります。
※2 : インデックスの断片化情報も取得対象としていますが、DBサイズや負荷状態によっては取得を行わないこともあります。
情報の種別 取得情報名
データベース情報 sys.master_files DBCC SQLPERF fn_virtualfilestats
sys.dm_io_pending_io_requests sys.dm_db_partition_stats dps sys.dm_db_file_space_usage
メモリ情報 sys.dm_os_performance_counters sys.dm_os_memory_objects sys.dm_os_memory_clerks
sys.dm_os_memory_cache_counters sys.dm_os_memory_pools sys.dm_os_sys_info
DBCC MEMORYSTATUS sys.dm_os_buffer_descriptors
クエリ情報 sys.dm_exec_cached_plans sys.dm_exec_query_stats sys.dm_exec_sql_text
sys.dm_exec_query_plan
インデックス情報 sys.indexes sys.dm_db_missing_index_details sys.dm_db_index_usage_stats
sys.dm_db_index_operational_stats sys.dm_db_index_physical_stats※2 sys.dm_db_partition_stats
sys.stats sys.dm_db_stats_properties
SQLOS情報 sys.dm_os_schedulers sys.dm_os_wait_stats sys.dm_os_latch_stats
sys.dm_os_spinlock_stats DBCC TRACESTATUS
バックアップ情報 backupset