http://scalamatsuri.org にて発表した資料です。

1. 統計をとって高速化する
Scala開発
引用：jigokuno.com

2. 自己紹介
名前小笠原みつき @yamitzky
会社株式会社CyberZ
スマホ広告のアドテク企業です!
Scala歴2ヶ月
Ruby歴4年

3. 去年のScala Conference、覚えていますか？

4. James Roperさんのライブコーディング
引用：vimeo.com/65556263
掲示板をその場で開発

5. James Roperさんのライブコーディング
smff
スニペットを入力して……

6. James Roperさんのライブコーディング
ｯﾀｰﾝ! 引用：jigokuno.com

7. こんなふうに開発できたら
気持ちいい……！

8. IntelliJのLive Template

9. IntelliJのLive Template
スニペットを入力して……

10. IntelliJのLive Template
ｯﾀｰﾝ！

11. IntelliJのLive Template
変数も補完！

12. 何のスニペット作ろう……？

13. そうだ、データをとろう！

14. ソースコードのワードカウント
ワードカウント
単語出現数出現率
( 2 6%
) 2 6%
String 1 3%
def 1 3%
… … …

15. 社内で集計してみました

16. CyberZでの集計
順位単語出現率順位 単語出現率
1 . 9.96% 13 -> 1.22%
2 ( 8.67% 14 Long 1.04%
3 ) 8.67% 15 => 1.04%
4 , 6.85% 16 val 1.03%
5 : 3.82% 17 rs 0.92%
6 = 2.58% 18 id 0.81%
7 " 2.08% 19 c 0.80%
8 [ 1.90% 20 rn 0.76%
9 ] 1.90% 21 String 0.63%
10 { 1.88% 22 * 0.51%
11 } 1.88% 23 Option 0.50%
12 def 1.24% 24 get 0.46%

17. グラフにしてみた
出現順位
出現率
10%
7.5%
5%
2.5%
0%
200 400 600 800

18. グラフにしてみた
一部の単語だけが頻出する
出現順位
出現率
10%
7.5%
5%
2.5%
0%
200 400 600 800

19. グラフにしてみた
上位24件で61％
出現順位
出現率
10%
7.5%
5%
2.5%
0%
200 400 600 800

20. 両対数グラフにしてみると……

21. 両対数グラフ
0.01
0
1 10 100
直線！
(あまり出てこない単語)
(頻出単語)
出現順位
出現率

22. ジップの法則
引用：pha.jhu.edu/~rittner/fractal.html
出現順位
Reality
英語でも成り立つ法則
出現率
The
And
Quality
(あまり出てこない単語)
(頻出単語)

23. 話を戻して…
上位24件で61％
出現順位
出現率
10%
7.5%
5%
2.5%
0%
200 400 600 800

24. まずは61%を省略する戦略で
Live Templateを作ってみる

25. CyberZでの集計
順位単語出現率順位 単語出現率
1 . 9.96% 13 -> 1.22%
2 ( 8.67% 14 Long 1.04%
3 ) 8.67% 15 => 1.04%
4 , 6.85% 16 val 1.03%
5 : 3.82% 17 rs 0.92%
6 = 2.58% 18 id 0.81%
7 " 2.08% 19 c 0.80%
8 [ 1.90% 20 rn 0.76%
9 ] 1.90% 21 String 0.63%
10 def, { val1.88% をスニ22 ペット* 化
0.51%
11 } 1.88% 23 Option 0.50%
12 def 1.24% 24 get 0.46%

26. 一文字に割り当てる
同時にカッコや = も補完
“d”
“v”

27. 例

28. 例
vだけ入れて…

29. 例
ｯﾀｰﾝ！

30. 例

31. 例

32. 結果
val <変数名> = <値>
v<タブ>
7文字
2文字
- 71%

33. CyberZでの集計
順位単語出現率順位 単語出現率
1 . 9.96% 13 -> 1.22%
2 ( 8.67% 14 Long 1.04%
3 ) 8.67% 15 => 1.04%
4 , 6.85% 16 val 1.03%
5 : 3.82% 17 rs 0.92%
6 = 2.58% 18 id 0.81%
7 " 2.08% 19 c 0.80%
8 [ 1.90% 20 rn 0.76%
9 ] 1.90% 21 String 0.63%
10 { 1.88% 22 * 0.51%
11 } 1.88% 23 Option 0.50%
12いくdつef かの1.2型4%はよく24 入力gさet れる0.46%

34. よく使う型のLive Templateを登録
“S”
“I”
“L”
“O”

35. よく使う型のLive Templateを登録
“S”
“I”
“L”
“O”
- 67%
- 33%
- 50%
- 75%

36. ここまでで

37. なんと……！

38. 約8%を省略
理論上は100時間開発したら8時間短縮できる

39. Groovy Scriptを使うと
こんなことも

40. メソッドのログ出力

41. メソッドのログ出力

42. メソッドのログ出力
ｯﾀｰﾝ！

43. SQLの生成

44. SQLの生成

45. SQLの生成
ｯﾀｰﾝ！

46. まとめ
IntelliJのLive Templateを使いこなそう!
ソースもあるよ！
https://github.com/yamitzky/scala-intellij