2014/05/17 技術ひろば.net にて登壇した資料です

1. Power BI
Office 365 / SharePoint 勉強会～活用・連携編
2014年5月17日

2. ごあいさつ
目代昌幸（もくだいまさゆき）
株式会社エクシード・ワン 鍵戸締り役
仕事：Office365Room.comで情報発信担当
http://www.office365room.com
Office365勉強会主催者 @office365room
専門：Office365相談窓口、Facebook担当
Office365 MVP 2014年1月～2014年12月
弱点：「プログラムコードを見ると思考停止する」病

3. 今回の内容
Power BI for Office365 ってなんなの？
• セルフサービスBI？
• 仕事が変わるの？
BI 【 Business Intelligence 】 ビジネスインテリジェンス
業務システムなどから蓄積される企業内の膨大なデータを、蓄積・分析・加工して、企業の意思決定に活用しようとする
手法。ERPパッケージやCRMソフトなどからもたらされるデータの分析を専門家に依存せず、経営者や社員が必要な情報を
自在に分析し、経営計画や企業戦略などに活用することを目指している。
出典：IT 用語辞典 e-word

4. 企業内で作成されるレポート・データ
 売り上げ管理
 請求書
 対応記録
 サーバー稼働レポート
 勤怠管理
 会計帳簿
 決算資料
 etc

5. 企業内データの作成手法を柔軟にしよう
これまでの企業内データの作成・活用方法
 データの集計を情報システム部に作成してもらう
「コーポレートBI」
 「自分が見たいように」データを作成し、活用する
「セルフサービスBI」

6. コーポレートBI
IT部門が２～３か月ぐらいかけてレポート出力を開発
経営判断するための指標となるレポート
売上 顧客 会計
集計・加工
開発
配布

7. セルフサービスBI
部門マネージャーが、分析・即実行のための
簡単なレポートをたくさん作りたい
売上 顧客 会計
自分で集計
SharePoint
で共有 Web

8. 「思いついたらすぐ実践」は大事
現場のマネージャーが多角的に検討したいのに
レポートひとつ作るのに数か月かけては間に合わない
新規レポートひとつ追加するのに数十万円外注費用がかかる
のでは手軽にデータ検証出来ない
→カンに頼ったビジネスでは困る

9. データの再利用はもっと大事
去年の今頃作ったレポート、最新情報でもう一度見たい
となりの部署が作成したレポートを流用したい
SharePointOnlineで共有・検索することでレポート作成の
二度手間が無くなり「家に早く帰れる」
(´-`).｡oO(自分の部署が苦労して作成したレポートを
隣の部署が苦労せずに利用するのは腹が立つ）

10. コーポレートBIがダメなん？
いいえ、役割が違う
「コーポレートBI」
経営層が利用する中長期的な視点で見るレポート
「セルフサービスBI」
手軽に作って、常に最新情報で検証・実行できるレポート

11. Power BI for office 365 のデモ
実際に、某社の某製品の売り上げデータを見てみましょう
http://fad.exceedone.co.jp/
ファイル権限デザイ
ナーWindows ファイルサーバー アクセス権限 設定ソフト
ファイリ
ア
ステルスマーケティングです！

12. デモがうまくいかなくても大丈夫
ちゃんと動いているデモが見たい方はYoutubeをどうぞ。
 Power BI for Office 365 ご紹介ビデオ
https://www.youtube.com/watch?v=kmN1fBdMiPg
 デモは動画の方が成功してます。何度も見られるし。

13. 動的レポートということは、
Share Pointから、SQL Serverから、
様々な場所から動的にデータを取得したので
次回表示するときは最新情報を利用できます（要設定
社内のDBの更新に合わせてレポートが自動更新
当然、グラフが最新情報に更新される

14. レポートの再利用が大事
グラフの要素やフィルタをインタラクティブに変更できるレポート
ステータスや地域でグラフの絞り込みが出来る動的レポートが、
「サクッと」作れて社員みんなで共有できる！
数字だけでは見えなかったひらめきがあるかも？
資料を見ながらYammerやLyncでディスカッション

16. 利用条件
クライアント環境
 OS:Windows 8 or 7
 Office Professional Plus 2013 or Office 365 ProPlus
 つまり、Home and Business(OEM)では使えません
Office365 契約プラン
SharePointOnline プラン２
 つまり E3,E4が必要。Small Mid E1 では使えません
 Power BI for Office 365
http://www.microsoft.com/ja-jp/office/2013/business/powerbi/pricing/default.aspx

17. アドインなど
クライアント環境 ダウンロード
 Silverlight
 Power Query for Excel
 PowerMap,PowerViewはExcelのCOMアドインで追加
Office365
 Power BI for Office 365 試用版
（Office365管理センターからサービス購入）
 SharePointアプリとしてPowerBIを追加

18. Power BI の注意①
SharePointOnlineのサイトは英語で！
 現状、サイトの「第一言語」が英語じゃないと使えません
新規で英語のサブサイトを作りましょう
 Q&A も日本語は怪しいです^^;
SharePointOnline から PowerQuery でのデータ取り込みがうまくいかない
 数回しか成功しなかったです^^;
 成功したデータでもデモのようにデータが切れてしまう

19. Power BI の注意②
Excel PowerQueryの「オンライン検索」は英語のWikipediaが出ます
↓AKB48 で検索しても、英語のWikipedia

20. まとめ
Power BI for Office 365 を使って何をするのか？
 レポート作成、再利用の高速化をすることで「考え、検証する時間を作る」
 ひとりのデータサイエンティストの知恵だけでなく、
現場ではたらく多くの担当者の知恵もどんどん採用する
 「カン」を見える化する
 そろそろ方眼紙Excelから卒業しましょう

21. Office365の導入、サポート、製品・ソリューション開発を
一緒にしてくれる仲間も募集中です。
本作品を複製、頒布、展示、実演することができます。
二次的著作物を作成することができます。
本作品を営利目的で利用することができます。
ファイル権限デザイナーも
よろしくお願いします！