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京大サマーデザインスクール2014「学び方のデザイン」 
非参加者向けオリエンテーション 
この資料は「学び方のデザイン」で使用したスライド資料を公開するにあたって 
参加者でない人に流れをわかりやすくするために書かれています。 
資料公開の目的: 
・参加しなかった人が資料を読んでなるべく多くのものを得られること 
目的ではないこと: 
・資料がそのままの形で別のワークショップに流用できること 
・ワークショップの正確・詳細なログを記録・公開すること 
メインストーリーとサイドストーリー 
サイドストーリーはメインストーリーの途中に適宜状況に合わせて差し込むことを目的と 
して作られた資料です。メインストーリーと異なり、連番がふられていません。 
ワークショップの流れ 
スライド資料がどういう文脈で使われたか解説します。 
まず初日のワークショップ開始時に、自己紹介ワークをしました。これは、普通に自己紹 
介をするのではなく「2分間で話す内容を付箋に数多く書き出し」をしてから「1分間で 
話す順番に並び替え」「1分間でその内容を話す」というものです。資料02「書いてから 
考えよう」で行う書き出し法ワークの先取り練習になっています。 
その後、資料01「オリエンテーション」で目的とワークショップの流れの確認を行い、 
続いて資料02「書いてから考えよう」で書き出し法のワークを行いました。2分の書き出 
しワークを4回行ったところで、自分の過去の付箋と他人の付箋を眺めるワークを行い、 
その後8分の書き出しワークを行いました。この時点で全員80~100枚の付箋が出来まし 
た。この付箋を紙に並べ「ブレインライティング」のワークを行い考えの共有を行いまし 
た。 
昼休みのうちに、この紙をコピーして全員に配布し、共有しました。午後からはKJ法を学 
びました。まず資料03_1「KJ法の流れ」でざっとどういうことをするかを俯瞰し、次に 
資料03_2「KJ法の実践」で具体的な方法論を学びました。ボトムアップグループ編成の 
解説が終わったところで、実際にやってみるワークを25分行いました。
その後、「KJ法の流れ」の表札作り以降を解説し、資料「U曲線とPDCAサイクルの関 
係」を講義してコーヒーブレイクに入りました。コーヒーブレイク終了後は15分グループ 
編成ワークを行い、次に資料「U曲線と学び方の関係」を講義しました。 
一日の終りに進捗を共有するために「20分後から一人3分で中間発表をする」とアナウン 
スしました。残り時間が限られている状態で「自分のグループ編成を他人に口頭で解説す 
る」という具体的なゴールを設定し、そのための配置変更と付箋の追加を促しました。 
中間発表後は中間発表へ質問などで新しいアイデアが引き起こされているので、10分間書 
き出しとグループ編成ワークを行いました。ここで1人早引けをし、残りのメンバーは残 
りの時間25分をグループ編成ワークに使いました。 
2日目、まず目的の再確認を行いました。KJ法自体が目的化してしまうと無理やり体系化 
した図解ができて終わりになってしまいがちです。ここで目的は「盲点に気づき、計画を 
立て、それを口頭発表すること」で、KJ法はその手段にすぎないことを再確認しました。 
KJ法ワークを行い、資料03_3「KJ法の背景」を講義しました。続けて、KJ法ではあいま 
いな「まとめる」行為について別の切り口から見るために「KJ法、NM法、GTA」を講義 
しました。 
25分KJ法ワークを行い、5分で現状を他人に伝えるワークを行ってから、昼食にしまし 
た。昼食後、また25分KJ法ワークを行い、資料12「一つを選ぶ方法」13「発表方法を 
決める」を講義しました。 
発表方法について議論した結果「まず、他の人がどういう状態になっているかを共有すべ 
き」となったので口頭発表による共有を行いました。また、ポスターに何を書くかについ 
ての書き出しワークを行い、共有して議論をした結果、「成果と盲点にフォーカスすべ 
き」という合意が形成されました。成果と盲点についての書き出しワークを行い、議論 
し、三日目朝に全員が2分の口頭発表を行って共有する旨、合意形成されました。 
3日目は全員の口頭発表、ポスター作成、発表練習を行い、午後の成果報告会では各自が 
自分の盲点と成果についてポスター発表しました。ポスター作成の過程で資料「描く技 
術」を配布しました。

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  • 2. その後、「KJ法の流れ」の表札作り以降を解説し、資料「U曲線とPDCAサイクルの関 係」を講義してコーヒーブレイクに入りました。コーヒーブレイク終了後は15分グループ 編成ワークを行い、次に資料「U曲線と学び方の関係」を講義しました。 一日の終りに進捗を共有するために「20分後から一人3分で中間発表をする」とアナウン スしました。残り時間が限られている状態で「自分のグループ編成を他人に口頭で解説す る」という具体的なゴールを設定し、そのための配置変更と付箋の追加を促しました。 中間発表後は中間発表へ質問などで新しいアイデアが引き起こされているので、10分間書 き出しとグループ編成ワークを行いました。ここで1人早引けをし、残りのメンバーは残 りの時間25分をグループ編成ワークに使いました。 2日目、まず目的の再確認を行いました。KJ法自体が目的化してしまうと無理やり体系化 した図解ができて終わりになってしまいがちです。ここで目的は「盲点に気づき、計画を 立て、それを口頭発表すること」で、KJ法はその手段にすぎないことを再確認しました。 KJ法ワークを行い、資料03_3「KJ法の背景」を講義しました。続けて、KJ法ではあいま いな「まとめる」行為について別の切り口から見るために「KJ法、NM法、GTA」を講義 しました。 25分KJ法ワークを行い、5分で現状を他人に伝えるワークを行ってから、昼食にしまし た。昼食後、また25分KJ法ワークを行い、資料12「一つを選ぶ方法」13「発表方法を 決める」を講義しました。 発表方法について議論した結果「まず、他の人がどういう状態になっているかを共有すべ き」となったので口頭発表による共有を行いました。また、ポスターに何を書くかについ ての書き出しワークを行い、共有して議論をした結果、「成果と盲点にフォーカスすべ き」という合意が形成されました。成果と盲点についての書き出しワークを行い、議論 し、三日目朝に全員が2分の口頭発表を行って共有する旨、合意形成されました。 3日目は全員の口頭発表、ポスター作成、発表練習を行い、午後の成果報告会では各自が 自分の盲点と成果についてポスター発表しました。ポスター作成の過程で資料「描く技 術」を配布しました。