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「オープンソース」と「ライセンス」
のがたじゅん <nogajun@gmail.com>
注意

     ●
         著作権関係の話をしますが、
         野方は法律の専門家ではな
         いので具体的な事例の判断
         はできません。
     ●
         わからない事や間違ってい
         ることは、どんどん指摘して
         ください。
     ●
         ツッコミ大歓迎。みんなで知
         識を深めましょう。


2           姫路IT系勉強会   2012/03/17
今回取り上げる範囲

    ●
        オープンソース ( ソフトウェア ) とは
    ●
        著作権について
    ●
        ライセンスという考え方
    ●
        代表的なオープンソースライセンスを見る
        –   GNU General Public License
        –   BSD(Berkeley Software Distribution) License
        –   Creative Commons License
    ●
        まとめ

3                                          姫路IT系勉強会       2012/03/17
オープンソース ( ソフトウェア )




                     Open Source Initiative: http://www.opensource.org/ より
                     Open Source Initiative: http://www.opensource.org/ より

4                              姫路IT系勉強会                     2012/03/17
オープンソースというと…
    ソフトウェアとコミュティ、2つの側面があります

                オープンソース


       ソフトウェア             開発体制
    「オープンソースの定義」に合致し   バザール方式の開発や
      たライセンスを適用した         コミュティ
         ソフトウェア




     今回扱うのはこっち!



5                         姫路IT系勉強会   2012/03/17
オープンソースソフトウェア (OSS) とは

    ●
        オープンソースを推進するために設立された
        Open Source Initiative(OSI) が定めた「オープン
        ソースの定義」      に合致し認定したライセンスを適
        用したソフトウェア。
        –   「オープンソースの定義」はDebian Free Software
            Guideline を元に作成された。
    ●
        「オープンソース」という言葉は1998 年に
        Netscape 社がソースを公開する際に作った造語
        –   「オープンソース」はOSI の商標です。
6                                 姫路IT系勉強会   2012/03/17
オープンソースの定義 ( 要約 )

1. 自由な再配布ができること
2. ソースコードを入手できること
3. 派生物が存在でき、派生物に同じライセンスを適用できること
4. 差分情報の配布を認める場合には、同一性の保持を要求してもか
   まわない
5. 個人やグループを差別しないこと
6. 適用領域に基づいた差別をしないこと
7. 再配布において追加ライセンスを必要としないこと
8. 特定製品に依存しないこと
9. 同じ媒体で配布される他のソフトウェアを制限しないこと
10.技術的な中立を保っていること

    オープンソース -- Wikipedia: http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E3%82%AA%E3%83%BC
    オープンソース Wikipedia: http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E3%82%AA%E3%83%BC
    %E3%83%97%E3%83%B3%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%82%B9&oldid=38710440
    %E3%83%97%E3%83%B3%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%82%B9&oldid=38710440

7                                                               姫路IT系勉強会                 2012/03/17
オープンソースソフトウェアによくある誤解

    ●
        オープンソースって無料ソフトでしょ ?
    ●
        オープンソースって著作権無いんでしょ ?
    ●
        オープンソースって道楽で作っているんでしょ ?




           すべてNO!
8                     姫路IT系勉強会   2012/03/17
オープンソースソフトウエアの誤解の答え


    ●
        オープンソースソフトウェアにお金は関係あり
        ません。
        –   販売もできますし無償でも配布しても構いません。
    ●
        オープンソースソフトウェアは著作権を放棄し
        ていません。
        –   著作権がないとライセンスが成立しません。
    ●
        オープンソースソフトウェアは個人でも企業で
        も開発しています。

9                         姫路IT系勉強会   2012/03/17
著作権




2012/03/17   姫路IT系勉強会   10
著作権とは

     ●
         著作権とは「文芸、学術、美術又は音楽の範囲に
         属するものを思想又は感情を創作的に表現した
         物 ( 著作物 ) 」に対し、創作した人( 著作者 ) が独
         占かつ排他的に利用できる権利。( 無形財産権 )
     ●
         著作権は創作した時点で自動的に発生する。
     ●
         著作権は著作者の死後 50 年まで存続する。




11                          姫路IT系勉強会   2012/03/17
著作権で保護される具体的な対象




2012/03/17   姫路IT系勉強会   12
知的財産権


                                            著作権
                                            著作権
                                        著作権・著作者隣接権
                                        著作権・著作者隣接権




     知的財産権                                産業財産権
                                          産業財産権
     知的財産権                         特許権・実用新案権・意匠権・商標権
                                   特許権・実用新案権・意匠権・商標権




                                            その他
                                            その他
                        回路配置利用権・育成者権(種苗法)・営業秘密など(不正競争防止法)
                        回路配置利用権・育成者権(種苗法)・営業秘密など(不正競争防止法)


         文化庁 | 著作権 | 著作権制度に関する情報 | 著作権制度の解説資料 | 知的財産権について:
         文化庁 | 著作権 | 著作権制度に関する情報 | 著作権制度の解説資料 | 知的財産権について:
         http://www.bunka.go.jp/chosakuken/chitekizaisanken.html
         http://www.bunka.go.jp/chosakuken/chitekizaisanken.html


13                                                姫路IT系勉強会         2012/03/17
著作権の中身

                      著作権
                      著作権

         著作者人格権
         著作者人格権                  著作財産権
                                 著作財産権

     著作者としての権利。譲渡不可。
     著作者としての権利。譲渡不可。      財産権としての権利。譲渡可。
                          財産権としての権利。譲渡可。




     公表権, 氏名表示権, 同一性保持権     複製権, 貸与権, 翻訳・翻案権など




14                              姫路IT系勉強会   2012/03/17
ライセンス




2012/03/17   姫路IT系勉強会   15
ライセンスとは

     ●
         それなしでは違反することに対して許可を与え
         ること。
     ●
         著作権でいうと
         –   著作権を持った人 ( ライセンサー ) が、それを使用し
             たい人 ( ライセンシー ) に使用方法や金額などの条
             件を定め使用を許諾する契約




16                            姫路IT系勉強会   2012/03/17
つまりこんな感じ

          / ̄\
         |     |
          \_/
           |
        /  ̄  ̄ \
      /  \ /  \                  よくぞこの勉強会にきた  
     /   ⌒   ⌒   \      この作品を使う権利を許諾しよう
     |    (__人__)     |      
     \    ` ⌒´    /   ☆
     /ヽ、--ー、__,-‐´ \─/
    / >   ヽ▼●▼<\  ||ー、.
   / ヽ、   \ i |。| |/  ヽ (ニ、`ヽ.
  .l   ヽ     l |。| | r-、y `ニ  ノ \
  l     |    |ー─ |  ̄ l   `~ヽ_ノ____
     / ̄ ̄ ̄ ̄ヽ-'ヽ--'  / オープナ  /|
    .| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|/|    | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|/| ______
 / ̄オプーナ/|  ̄|__」/_オープナ  /| ̄|__,」___    /|
 | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|/オープナ ̄/ ̄ ̄ ̄ ̄|/ オプーナ /|  / .|
 | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|/l ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|/| /
 | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

17                               姫路IT系勉強会    2012/03/17
オープンソースライセンスでいうと

     ●
         著作権を持った人が、自由に利用してもらうため
         の利用方法を定め、利用を許諾する契約




18                     姫路IT系勉強会   2012/03/17
代表的なオープンソースライセンス




2012/03/17   姫路IT系勉強会   19
GNU General Public License




                             http://www.gnu.org/graphics/agnuhead.html より
20                                       姫路IT系勉強会              2012/03/17
GNU General Public License とは

 ●
     GNU 一般公衆利用許諾契約書 (GNU General Public License)
 ●
     フリー ( 自由な ) ソフトウェアのために作られたライセンス。
 ●
     コピーレフト (Copyleft) である。
     –   利用、改変、再配布が自由にできる/ 制限してはいけない。
     –   再配布をする場合には元の情報も含める。
     –   派生物に同じライセンスが適用される。
 ●
     バージョンがあり最新バージョンは GPLv3
     –   GPLv2 と GPLv3 には互換性はない。


21                                 姫路IT系勉強会   2012/03/17
LGPL/Affero GPL

     ●
         GNU 劣等一般公衆使用許諾契約書 (GNU Lesser General
         Public License/LGPL)
         –   当初、ライブラリなどを念頭に置かれて作られたライセンス。
         –   動的なリンクで利用する場合はライセンスは伝播しない。
         –   派生物もしくは静的なリンクで利用する場合は、リバースエンジニアリン
             グの許可をしなければいけない。
     ●
         GNU Affero General Public License
         –   Web サービスとして公開すると GPL が適用されない問題を念頭に置いて
             作られたライセンス。
         –   Web サービスのユーザーもソースコードを入手できるようにしなければ
             ならない。
         –   GPL3 の草案には入っていたが最終的には分離。

22                                           姫路IT系勉強会   2012/03/17
BSD(Berkeley Software Distribution) License




23                                    姫路IT系勉強会   2012/03/17
BSD License とは

     ●
         BSD 系 UNIX でよく使われるシンプルなライセ
         ンス。
     ●
         著作権表示、条件一覧、免責事項を提示すればバ
         イナリ、ソース問わず配布できる。
     ●
         古い BSD ライセンス (4 項 BSD ライセンス ) に
         あった 「謝辞を必ず入れなければいけない」       とい
         う宣伝条項は正式に廃止されている。


24                          姫路IT系勉強会   2012/03/17
GPL と BSD ライセンスどちらが良いのか

     ●
         常に「公共」に置きたい/ コントロールしたいのであれば
         GPL
         –   BSD ライセンスは緩いので良い。と言われますがBSD ライセ
             ンスはタダ乗りされます。
     ●
         面倒ならば BSD ライセンス
         –   個人的にはそこまでなら Public Domain にしたほうが潔いと
             思う。
     ●
         派生物なら元のライセンスと同じにする
         –   BSD ライセンスの場合も元と同じライセンスにしたほうが扱
             いやすい。

25                                姫路IT系勉強会   2012/03/17
Creative Commons License




26                         姫路IT系勉強会   2012/03/17
Creative Commons とは

     ●
         ローレンス・レッシグをはじめサイバー法と知的財産
         件の専門家らが発起人となり、   自由な文化の促進を目
         指し 2001 年設立した非営利団体。
     ●
         著作権において柔軟な作品利用を足すライセンス「ク
         リエイティブ・コモンズライセンス」を定義し管理し
         ている。
     ●
         日本にはクリエイティブ・コモンズ・ジャパンがあり
         活動している。



27                        姫路IT系勉強会   2012/03/17
Creative Commons License の特徴

     ●
         メディアでの使用を中心に考えて作られたライセンス。
     ●
         マークによる識別で法律の専門家でなくても何が許諾
         されているかわかる。
     ●
         国ごとの著作権法のもとで許諾内容を法的に担保する
         ライセンス条項。
     ●
         RDF による機械可読可能なメタデータ。




28                             姫路IT系勉強会   2012/03/17
Creative Commons の基本的な使い方
4つの基準からなり、必須の「表示」 3つの基準の中から選択すると
                 と
自動的にライセンスが決定されます。




       [表示]           [継承]                            [改変禁止]
                                    [非営利]
                    Share Alike                    No Derivative Works
     Attribution                  Non Commercial
       (必須)           (選択)                               (選択)
                                      (選択)
作者名を表示し            作った作品は同じ       営利目的に使用し              作品を
 てください             ライセンスにして        ないでください            改変しないで
                     ください                              ください


29                                         姫路IT系勉強会          2012/03/17
Creative Commons License の種類
クリエイティブコモンズライセンスの組み合わせは6種類あります。
(組み合わせ的には6種類以上作れますが、廃止されました。)
一番厳しいものはBY-NC-ND。一番ゆるいものはBYになります


                               DFSGに合致するのはここまで




独占                                            共有




30                             姫路IT系勉強会   2012/03/17
Creative Commons ライセンスまとめ

 ●
     写真やイラスト、音楽などにライセンスを適用し
     て配布するなら使いやすい。
     –   メディアに GPL を適用するとソースはどれなのかわ
         からないし、GFDL は印刷物には使いづらい。
 ●
     NC や ND の制限は、制限の範囲は決まっていな
     いので適用する場合は注意すること。
まとめ




32    姫路IT系勉強会   2012/03/17
独自ライセンスを利用する場合の問題

     ●
         個々が法的に問題がないライセンスを書くこと
         は、とてつもな労力が必要。
     ●
         ソフトウェアを組み合わせて利用する場合、独自
         のライセンスを利用していると整合性を取りづ
         らい。
         –   「ライセンスの衝突」が起こりやすくなる




33                         姫路IT系勉強会   2012/03/17
オープンソースライセンスを利用する利点

     ●
         法的に矛盾が少ないライセンスが利用できる。
         –   問題点をはっきりさせやすい。
     ●
         定型化されたライセンスを使うとライセンスを
         読み直す手間が省け、ソフトウェアを組み合わせ
         て利用しやすい。




34                            姫路IT系勉強会   2012/03/17
必要以上に怖がる必要はない

     ●
         自分が作ったものではないソフトウェアを利用
         する際に気をつけることは、プロプライエタリ
         ( 独占的な ) ソフトウェアであろうとオープン
         ソースソフトウェアであろうと同じ。
         –   商用ソフトウェアのライセンスは無視して使いませ
             んよね ?




35                         姫路IT系勉強会   2012/03/17
最後に

●
    オープンソースソフトウェアは著作権の上に成
    り立っています。
●
    有償 / 無償は関係ありません。
●
    フリーは「自由」。
スライドで使用した写真

 Creative Commons License Attribution 2.0 Generic
 http://creativecommons.org/licenses/by/2.0/deed.en

 copy copy copy copy copy copy copy copy copy copy copy copy copy copy
      http://www.flickr.com/photos/bettyx1138/1340848303/
 Paula writes the diary
      http://www.flickr.com/photos/adjourned/481925758/
 Sing from above
      http://www.flickr.com/photos/nanderson/20411754/
 Fontaine Anderson Illustration
      http://www.flickr.com/photos/decor8/2213226881/
 Writing writing writing...
      http://www.flickr.com/photos/dbdbrobot/140068142/
 S.C. Drives License
      http://www.flickr.com/photos/khawkins04/6191014619/
 IXS_8095
      http://www.flickr.com/photos/acme/3887508762/

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「オープンソース」と「ライセンス」

  • 2. 注意 ● 著作権関係の話をしますが、 野方は法律の専門家ではな いので具体的な事例の判断 はできません。 ● わからない事や間違ってい ることは、どんどん指摘して ください。 ● ツッコミ大歓迎。みんなで知 識を深めましょう。 2 姫路IT系勉強会 2012/03/17
  • 3. 今回取り上げる範囲 ● オープンソース ( ソフトウェア ) とは ● 著作権について ● ライセンスという考え方 ● 代表的なオープンソースライセンスを見る – GNU General Public License – BSD(Berkeley Software Distribution) License – Creative Commons License ● まとめ 3 姫路IT系勉強会 2012/03/17
  • 4. オープンソース ( ソフトウェア ) Open Source Initiative: http://www.opensource.org/ より Open Source Initiative: http://www.opensource.org/ より 4 姫路IT系勉強会 2012/03/17
  • 5. オープンソースというと… ソフトウェアとコミュティ、2つの側面があります オープンソース ソフトウェア 開発体制 「オープンソースの定義」に合致し バザール方式の開発や たライセンスを適用した コミュティ ソフトウェア 今回扱うのはこっち! 5 姫路IT系勉強会 2012/03/17
  • 6. オープンソースソフトウェア (OSS) とは ● オープンソースを推進するために設立された Open Source Initiative(OSI) が定めた「オープン ソースの定義」 に合致し認定したライセンスを適 用したソフトウェア。 – 「オープンソースの定義」はDebian Free Software Guideline を元に作成された。 ● 「オープンソース」という言葉は1998 年に Netscape 社がソースを公開する際に作った造語 – 「オープンソース」はOSI の商標です。 6 姫路IT系勉強会 2012/03/17
  • 7. オープンソースの定義 ( 要約 ) 1. 自由な再配布ができること 2. ソースコードを入手できること 3. 派生物が存在でき、派生物に同じライセンスを適用できること 4. 差分情報の配布を認める場合には、同一性の保持を要求してもか まわない 5. 個人やグループを差別しないこと 6. 適用領域に基づいた差別をしないこと 7. 再配布において追加ライセンスを必要としないこと 8. 特定製品に依存しないこと 9. 同じ媒体で配布される他のソフトウェアを制限しないこと 10.技術的な中立を保っていること オープンソース -- Wikipedia: http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E3%82%AA%E3%83%BC オープンソース Wikipedia: http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E3%82%AA%E3%83%BC %E3%83%97%E3%83%B3%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%82%B9&oldid=38710440 %E3%83%97%E3%83%B3%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%82%B9&oldid=38710440 7 姫路IT系勉強会 2012/03/17
  • 8. オープンソースソフトウェアによくある誤解 ● オープンソースって無料ソフトでしょ ? ● オープンソースって著作権無いんでしょ ? ● オープンソースって道楽で作っているんでしょ ? すべてNO! 8 姫路IT系勉強会 2012/03/17
  • 9. オープンソースソフトウエアの誤解の答え ● オープンソースソフトウェアにお金は関係あり ません。 – 販売もできますし無償でも配布しても構いません。 ● オープンソースソフトウェアは著作権を放棄し ていません。 – 著作権がないとライセンスが成立しません。 ● オープンソースソフトウェアは個人でも企業で も開発しています。 9 姫路IT系勉強会 2012/03/17
  • 10. 著作権 2012/03/17 姫路IT系勉強会 10
  • 11. 著作権とは ● 著作権とは「文芸、学術、美術又は音楽の範囲に 属するものを思想又は感情を創作的に表現した 物 ( 著作物 ) 」に対し、創作した人( 著作者 ) が独 占かつ排他的に利用できる権利。( 無形財産権 ) ● 著作権は創作した時点で自動的に発生する。 ● 著作権は著作者の死後 50 年まで存続する。 11 姫路IT系勉強会 2012/03/17
  • 13. 知的財産権 著作権 著作権 著作権・著作者隣接権 著作権・著作者隣接権 知的財産権 産業財産権 産業財産権 知的財産権 特許権・実用新案権・意匠権・商標権 特許権・実用新案権・意匠権・商標権 その他 その他 回路配置利用権・育成者権(種苗法)・営業秘密など(不正競争防止法) 回路配置利用権・育成者権(種苗法)・営業秘密など(不正競争防止法) 文化庁 | 著作権 | 著作権制度に関する情報 | 著作権制度の解説資料 | 知的財産権について: 文化庁 | 著作権 | 著作権制度に関する情報 | 著作権制度の解説資料 | 知的財産権について: http://www.bunka.go.jp/chosakuken/chitekizaisanken.html http://www.bunka.go.jp/chosakuken/chitekizaisanken.html 13 姫路IT系勉強会 2012/03/17
  • 14. 著作権の中身 著作権 著作権 著作者人格権 著作者人格権 著作財産権 著作財産権 著作者としての権利。譲渡不可。 著作者としての権利。譲渡不可。 財産権としての権利。譲渡可。 財産権としての権利。譲渡可。 公表権, 氏名表示権, 同一性保持権 複製権, 貸与権, 翻訳・翻案権など 14 姫路IT系勉強会 2012/03/17
  • 15. ライセンス 2012/03/17 姫路IT系勉強会 15
  • 16. ライセンスとは ● それなしでは違反することに対して許可を与え ること。 ● 著作権でいうと – 著作権を持った人 ( ライセンサー ) が、それを使用し たい人 ( ライセンシー ) に使用方法や金額などの条 件を定め使用を許諾する契約 16 姫路IT系勉強会 2012/03/17
  • 17. つまりこんな感じ          / ̄\         |     |          \_/           |        /  ̄  ̄ \      /  \ /  \  よくぞこの勉強会にきた       /   ⌒   ⌒   \      この作品を使う権利を許諾しよう     |    (__人__)     |           \    ` ⌒´    /   ☆     /ヽ、--ー、__,-‐´ \─/    / >   ヽ▼●▼<\  ||ー、.   / ヽ、   \ i |。| |/  ヽ (ニ、`ヽ.  .l   ヽ     l |。| | r-、y `ニ  ノ \  l     |    |ー─ |  ̄ l   `~ヽ_ノ____     / ̄ ̄ ̄ ̄ヽ-'ヽ--'  / オープナ  /|    .| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|/|    | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|/| ______ / ̄オプーナ/|  ̄|__」/_オープナ  /| ̄|__,」___    /| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|/オープナ ̄/ ̄ ̄ ̄ ̄|/ オプーナ /|  / .| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|/l ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|/| / | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 17 姫路IT系勉強会 2012/03/17
  • 18. オープンソースライセンスでいうと ● 著作権を持った人が、自由に利用してもらうため の利用方法を定め、利用を許諾する契約 18 姫路IT系勉強会 2012/03/17
  • 20. GNU General Public License http://www.gnu.org/graphics/agnuhead.html より 20 姫路IT系勉強会 2012/03/17
  • 21. GNU General Public License とは ● GNU 一般公衆利用許諾契約書 (GNU General Public License) ● フリー ( 自由な ) ソフトウェアのために作られたライセンス。 ● コピーレフト (Copyleft) である。 – 利用、改変、再配布が自由にできる/ 制限してはいけない。 – 再配布をする場合には元の情報も含める。 – 派生物に同じライセンスが適用される。 ● バージョンがあり最新バージョンは GPLv3 – GPLv2 と GPLv3 には互換性はない。 21 姫路IT系勉強会 2012/03/17
  • 22. LGPL/Affero GPL ● GNU 劣等一般公衆使用許諾契約書 (GNU Lesser General Public License/LGPL) – 当初、ライブラリなどを念頭に置かれて作られたライセンス。 – 動的なリンクで利用する場合はライセンスは伝播しない。 – 派生物もしくは静的なリンクで利用する場合は、リバースエンジニアリン グの許可をしなければいけない。 ● GNU Affero General Public License – Web サービスとして公開すると GPL が適用されない問題を念頭に置いて 作られたライセンス。 – Web サービスのユーザーもソースコードを入手できるようにしなければ ならない。 – GPL3 の草案には入っていたが最終的には分離。 22 姫路IT系勉強会 2012/03/17
  • 23. BSD(Berkeley Software Distribution) License 23 姫路IT系勉強会 2012/03/17
  • 24. BSD License とは ● BSD 系 UNIX でよく使われるシンプルなライセ ンス。 ● 著作権表示、条件一覧、免責事項を提示すればバ イナリ、ソース問わず配布できる。 ● 古い BSD ライセンス (4 項 BSD ライセンス ) に あった 「謝辞を必ず入れなければいけない」 とい う宣伝条項は正式に廃止されている。 24 姫路IT系勉強会 2012/03/17
  • 25. GPL と BSD ライセンスどちらが良いのか ● 常に「公共」に置きたい/ コントロールしたいのであれば GPL – BSD ライセンスは緩いので良い。と言われますがBSD ライセ ンスはタダ乗りされます。 ● 面倒ならば BSD ライセンス – 個人的にはそこまでなら Public Domain にしたほうが潔いと 思う。 ● 派生物なら元のライセンスと同じにする – BSD ライセンスの場合も元と同じライセンスにしたほうが扱 いやすい。 25 姫路IT系勉強会 2012/03/17
  • 26. Creative Commons License 26 姫路IT系勉強会 2012/03/17
  • 27. Creative Commons とは ● ローレンス・レッシグをはじめサイバー法と知的財産 件の専門家らが発起人となり、 自由な文化の促進を目 指し 2001 年設立した非営利団体。 ● 著作権において柔軟な作品利用を足すライセンス「ク リエイティブ・コモンズライセンス」を定義し管理し ている。 ● 日本にはクリエイティブ・コモンズ・ジャパンがあり 活動している。 27 姫路IT系勉強会 2012/03/17
  • 28. Creative Commons License の特徴 ● メディアでの使用を中心に考えて作られたライセンス。 ● マークによる識別で法律の専門家でなくても何が許諾 されているかわかる。 ● 国ごとの著作権法のもとで許諾内容を法的に担保する ライセンス条項。 ● RDF による機械可読可能なメタデータ。 28 姫路IT系勉強会 2012/03/17
  • 29. Creative Commons の基本的な使い方 4つの基準からなり、必須の「表示」 3つの基準の中から選択すると と 自動的にライセンスが決定されます。 [表示] [継承] [改変禁止] [非営利] Share Alike No Derivative Works Attribution Non Commercial (必須) (選択) (選択) (選択) 作者名を表示し 作った作品は同じ 営利目的に使用し 作品を てください ライセンスにして ないでください 改変しないで ください ください 29 姫路IT系勉強会 2012/03/17
  • 30. Creative Commons License の種類 クリエイティブコモンズライセンスの組み合わせは6種類あります。 (組み合わせ的には6種類以上作れますが、廃止されました。) 一番厳しいものはBY-NC-ND。一番ゆるいものはBYになります DFSGに合致するのはここまで 独占 共有 30 姫路IT系勉強会 2012/03/17
  • 31. Creative Commons ライセンスまとめ ● 写真やイラスト、音楽などにライセンスを適用し て配布するなら使いやすい。 – メディアに GPL を適用するとソースはどれなのかわ からないし、GFDL は印刷物には使いづらい。 ● NC や ND の制限は、制限の範囲は決まっていな いので適用する場合は注意すること。
  • 32. まとめ 32 姫路IT系勉強会 2012/03/17
  • 33. 独自ライセンスを利用する場合の問題 ● 個々が法的に問題がないライセンスを書くこと は、とてつもな労力が必要。 ● ソフトウェアを組み合わせて利用する場合、独自 のライセンスを利用していると整合性を取りづ らい。 – 「ライセンスの衝突」が起こりやすくなる 33 姫路IT系勉強会 2012/03/17
  • 34. オープンソースライセンスを利用する利点 ● 法的に矛盾が少ないライセンスが利用できる。 – 問題点をはっきりさせやすい。 ● 定型化されたライセンスを使うとライセンスを 読み直す手間が省け、ソフトウェアを組み合わせ て利用しやすい。 34 姫路IT系勉強会 2012/03/17
  • 35. 必要以上に怖がる必要はない ● 自分が作ったものではないソフトウェアを利用 する際に気をつけることは、プロプライエタリ ( 独占的な ) ソフトウェアであろうとオープン ソースソフトウェアであろうと同じ。 – 商用ソフトウェアのライセンスは無視して使いませ んよね ? 35 姫路IT系勉強会 2012/03/17
  • 36. 最後に ● オープンソースソフトウェアは著作権の上に成 り立っています。 ● 有償 / 無償は関係ありません。 ● フリーは「自由」。
  • 37. スライドで使用した写真 Creative Commons License Attribution 2.0 Generic http://creativecommons.org/licenses/by/2.0/deed.en copy copy copy copy copy copy copy copy copy copy copy copy copy copy http://www.flickr.com/photos/bettyx1138/1340848303/ Paula writes the diary http://www.flickr.com/photos/adjourned/481925758/ Sing from above http://www.flickr.com/photos/nanderson/20411754/ Fontaine Anderson Illustration http://www.flickr.com/photos/decor8/2213226881/ Writing writing writing... http://www.flickr.com/photos/dbdbrobot/140068142/ S.C. Drives License http://www.flickr.com/photos/khawkins04/6191014619/ IXS_8095 http://www.flickr.com/photos/acme/3887508762/