広域避難者を中心とした移住定住希望者のためのシェアハウス オープンキッチンを中心に据えた自立（自律）と共生のためのスペースを実現するために。 IIHOE川北さんのワークに挑戦。 想いを社会的な役割へとつなげる質問の力を感じます◎ オリジナルの質問はこちら▼ ＜社会起業塾で共有する5つの問い＞ ・本当に「価値をとどけたい相手」は誰か？ ・社会の何が、いつまでに、どの程度、変化すれば成功なのか？ ・自分たちが果たすべき役割は？ 　逆に、他の組織が果たすべき役割は？ ・自分たちが、徹底してこだわり突き抜けるべき点は？ ・今後のアクションで検証する仮説は？

1. 東日本大震災避難者・移住定住者の生活再建と自立支援
土地とつながり人とつながる
オープンキッチン
（仮）UBUSUNA HOUSE

2. 本当に「価値を届けたい相手」は誰
か？
● 避難者（関東からも含む）
● 移住定住希望者
● 母子もしくは父子家庭（別居含む）
● 単身者
● 生活困窮者もしくはその可能性がある家庭・個人
土地に縁者がなく、生活再建しようとしても
社会的に孤立する可能性のある人々

3. 誰に「何を」届けるのか？
土地に縁者がなく、生活再建しようとしても
社会的に孤立する可能性のある人々
対象者
自立 ▶ 人と協力して行きていける力
そのための
自律 ▶ 自分のリズム、自分の暮らしを育む
場所と機会の提供

4. 社会の何が いつまでに どの程度
変化すれば成功なのか？
何が? いつまでに どの程度
自助・共助の市民
の自発的な場が
2018年までに 小学校区に1つ以
上存在する状態
（公民館を含む）
自立支援の
本質的な
在り方が
2020年までに 支援団体や助成団体、
行政などの基準の中に
盛りこまれ言語化され
ている。

5. 自分たちが果たすべき役割は？
逆に、他の組織の役割は？
①相互理解と相互扶助の実践と体験の場を作る
②多層的な支援者とプログラムを作成
③食卓を中心に置いた地域の人も含めた交流
当事者を自律を持ったコミュニティの担い手・自治の参加
者として送り出し、フォローする。
この事例を積み重ね検証し、伝えていくことで公共の自立
支援の在り方に現場からの提言をする。

6. 自分たちが徹底的にこだわり 突き抜けるべき点
は？
自立とは、
× 自分の力だけで暮らしていくこと
自立支援の支援基準の変化
◎ 人と協力して生きていけること
● 自尊心を取り戻す
● 起こったことを受け入れる
● 自分と他者と世界をゆるす
● 現実を受容することから、現実に対応する力を育む
● ニーズを伝え、多層なセクターと対話して問題解決が出来る力を育む

7. 今後のアクションで検証すべき仮説は？
相互理解と相互扶助は
食事や学びを多層な人たちが共有していく
ことを通して起こっていく
個人が抱える多様な社会問題のなかでも
行政や企業などではカバーできないこと
がコミュニティのネットワークの場を作
ることで解決されていく