2020年9月17日　OCIスキルアップセミナー資料です。 2種類のOracle Cloud Infrastructure の購入モデルである従量課金制のPay As You GoとAnnual Flexについてサービス開始時とAnnual Flexの契約終了時について記載した資料です。

1. OCI 購入モデルの整理と Universal Credit 最新情報
2021年2月17日
日本オラクル株式会社
テクノロジー事業戦略統括

2. Universal Credit
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3. Oracle Cloud Infrastructure: 2つの購入モデル
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Pay As You Go
従量課金制
Annual Flex
年間クレジット制
対象サービス PaaS/IaaS 全てのサービスを利用可能
支払い 毎月利用した分を後払い
年額クレジットを前払い
(最少年額クレジット額: 24万円)
契約期間 なし 1年間以上
BYOL
Bring Your Own License (BYOL) 可能
(オンプレミス・ライセンスの持ち込み)
構成変更
契約変更なしで柔軟な構成変更が可能
(サービス変更・サイズ変更・リージョン変更など)
利用額が決まっていない/短期間利用の場合はPay As You Go
1年以上定常的に利用する場合はAnnual Flex

4. あらかじめ設定した年間クレジット額から利用した分を消費
Annual Flexの利用イメージ
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各サービスの消費イメージ
年間利用イメージ
年間クレジット額
1ヶ月目 2ヶ月目 3ヶ月目 ・・・ 12ヶ月目
利用超過がある場
合追加請求*
(契約レートが適用)
最少契約額：24万円
未使用分がある場合
失効
IaaSサービスA
PaaSサービスB
PaaSサービスC
年間クレジット額
各サービスの利用料がクレジットから消費
* 追加請求：各月末時点で超過がある場合はその時点で請求します

5. 各サービスが消費する基本料金「レート」が公開されています
https://www.oracle.com/cloud/ucpricing.html
• Pay As You Go と Annual Flex 両方で同じレートが適用されます
利用レート
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6. 契約レートとは、Annual FlexにおいてOrder Documentに記載されている各サービスのレート
契約期間中は、契約レートが適用されます(価格変更の影響を受けない)
以下のサードパーティー製品を利用したサービスでは、例外となり、レート変更の可能性があります
(Not Discount Eligible Cloud Services)
• Oracle Cloud Infrastructure – Compute - Windows OS
• Oracle Cloud VMware Solution
レート変更の場合には、 最低30日前までに通知されます
契約レートと例外サービス
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7. 契約レートとは、Annual FlexにおいてOrder Documentに記載されている各サービスのレート
契約期間中は、契約レートが適用されます(価格変更の影響を受けない)
以下のサードパーティー製品を利用したサービスでは、例外となり、レート変更の可能性があります
(Not Discount Eligible Cloud Services)
• Oracle Cloud Infrastructure – Compute - Windows OS
• Oracle Cloud VMware Solution
レート変更の場合には、 最低30日前までに通知されます
契約レートと例外サービス
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8. サービス開始日が購入モデルによって異なります
• Annual Flex：Activation Emailが送られた日
• PAYG：日本オラクル受注日
利用ガイド：サービス開始までの手順はこちらをご覧くだい
• https://community.oracle.com/docs/DOC-1028379
サービス開始日
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Order Book
Activation Email
送付
Activation
(お客様が実施)
Welcomeメール送付
(ログイン情報)
PAYG
サービス開始日
Annual Flex
サービス開始日
ここから
利用可能
↓
クレジット有効期間の開始(Annual Flex)

9. サービス期間と支払いタイミング
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Annual Flex
超過分(Overage)
PAYGの場合
Annual Flex
年額クレジット額
1ヶ月目 2ヶ月目 3ヶ月目 12ヶ月目
(10/15→11/14) (11/15→12/14) (12/15→1/14) (9/15→10/14)
年額クレジット額は、全額前払い、年払い、四半期払いから選択して先払い
10/14で失効
10/15～31
で発生した超過分
11/1～11/30
で発生した超過分
12/1～12/31
で発生した超過分
10/1～14
の超過分
毎月後払い
・・・
1/1～1/31
で発生した超過分
9/1～9/30
で発生した超過分
・・・
注：PAYGの支払いは
原則クレジットカード
Overageの請求書は
10月末日付発行
11月初旬送付
11月末日支払い
毎月後払い 毎月後払い 毎月後払い 毎月後払い 毎月後払い
Overageの請求書は
11月末日付発行
12月初旬送付
12月末日支払い
Overageの請求書は
12月末日付発行
1月初旬送付
1月末日支払い
Overageの請求書は
1月末日付発行
2月初旬送付
2月末日支払い
Overageの請求書は
9月末日付発行
10月初旬送付
10月末日支払い
Overageの請求書は
10月末日付発行
11月初旬送付
11月末日支払い
当月末日付(翌月末日支払い)で請求書が発行されます
なお、例外的に翌月初旬請求書発行日(翌々月末日支払い)となる場合があります
例：10/15がサービス開始日の場合

10. 再契約
再度契約し、引き続きAnnual
Flexを利用
Pay As You Go で継続
契約を更新しなかった場合、環境を
削除するまで Pay As You Go で
継続
削除
インスタンス等を完全に削除して課
金を停止
Annual Flexの終了時
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・・・
契約なし
再契約期間
年間クレジット額
契約なし

11. よくいただくご質問
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Q:Annual Flex クレジット額の追加はできますか？
A:はい、可能です。追加される場合の最低金額は
24万円となりますのでご注意ください。
Q:Pay As You Goで利用を開始した場合に
Annual Flex へ変更することはできますか？
A:はい、可能です。Pay As You Go と Annual
Flexでの利用レートは同一ですが、Annual Flexを
利用する場合は契約レートが適用されますので価格
変更の影響を排除することができます。(サードパー
ティー製品を利用したサービスの例外があります)
Q:ボリュームディスカウント等はありますか？
A:弊社営業担当までご確認ください。
Q:OracleCloudの問合せ営業窓口（連絡先）は
どこですか？
A:Oracle Digitalがご相談窓口となります。
お電話/メール/チャットでお問い合わせいただけます。
https://www.oracle.com/jp/contact-
us/about/

12. オンラインで概算見積が可能
Oracle Cloud Infrastructure: Cost Estimator
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https://www.oracle.com/cloud/cost-estimator.html
https://faq.oracle.co.jp/app/answers/detail/a_id/7458/
https://www.oracle.com/jp/cloud/infrastructure/price/
オンライン概算見積ツール Cost Estimator
Cost Estimator FAQ
Oracle Cloud Infrastructure 価格案内

13. Bring Your Own License (BYOL) to PaaS
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14. 保有しているOracleソフトウェア・ライセンスの活用
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プライベート・クラウド
保有するOracleソフトウェア・ライセンス
オンプレミス
での利用
Oracle Cloud
PaaSへのBYOL
(BYOL to PaaS)
Cloud@Customer
へのBYOL
Oracle Cloud
IaaSへのBYOL
オンプレミス環境 パブリック・クラウド
どの環境でも利用可能

15. BYOL to PaaSのメリット(1)：
保有ライセンスを活用して安価にクラウドが利用可能
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保有ライセンスをクラウドへ持ち込むことで、通常に比べて、大幅に低いレートでPaaSを利用できます
• DBCS EEの場合、55%低減できます
• ライセンスの保守費用は継続して必要です
Compute
+
Compute Support
Automation
License Entitlement
+
License Support
BYOLレート
1CPU 23.22円/時
(BYOLのDBCS)
1CPU 51.612円/時
(通常のDBCS EE)
通常のPaaSレート

16. BYOL to PaaSのメリット(2)：
PaaSの特徴である運用管理の効率化を享受できる
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容易な可用性対策
Backup/HA/DR
ワンクリックで
パッチ適用
データ/通信
デフォルト暗号化
数クリックで
プロビジョニング
全て自分で
運用管理を実施
BYOL to IaaS
容易な
監視/アラート設定
容易なテスト・開発
スナップショット
クローニング
1.デプロイ
6.パッチ
4.セキュリティ
2.運用監視 3.高可用性
5.クローン
BYOL to PaaSにすると、こんなメリットが・・・

17. BYOL to PaaSのメリット(3)：
データベース・オプションの無償利用が可能
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下記のオプションは、Oracle Database Enterprise EditionをBYOLする場合、同時にオプションライセンスを持ち込
むことなく利用できます
Diagnostics Pack
Data Masking and Subsetting Pack
Tuning Pack
Real Application Testing
• DBの監視
• 自動診断・アドバイザ
• DB移行時のテストツール
• SQLのパフォーマンス分析等
• テストデータを不可逆な形式でマスキング
• チューニング・アドバイザ
• SQL監視機能等

18. BYOL to PaaSのメリット(4)：
オンプレミスからの移行時における並行稼動期間の特例
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オンプレミス
C
Oracle Cloud
ライセンス
BYOL
オンプレミス利用停止
並行稼働期間
最長100日間
クラウドの利用を開始
(BYOL to PaaSのインスタンスを作成)
オンプレミスから
環境移行する作業期間として、
ライセンスを一時的に並行利用できます

19. インスタンス作成時にBYOL to PaaSか否かを選択します インスタンス作成後にライセンス・タイプを変更可能です
BYOL to PaaSでのインスタンス作成と作成後の切り替え
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インスタンス作成時にBYOL to PaaSか否かを選択します

20. Oracle Cloud Free Tier: Always Free＆無償トライアル
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Oracle Cloudにサインナップいただくと、両方が利用可能です
• https://www.oracle.com/jp/cloud/free/
Always Free
時間制限なく
特定サービスを利用可能
Free Trial
30日間 300ドル
フリー・クレジット
+

21. Thank you
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