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• http://www.ossaj.org/
• OSSAJが開催したセミナー等の録画、資料はこちらです
• http://www.ossaj.org/seminar/
• Facebookもあります
• https://www.facebook.com/pages/オープンソースソフトウェア協会
/187191934718179
• 会費無料の一般会員を募集しています
• 年会費を払う正会員、企業を対象とした賛助会員の制度もあります
• 英語表記はOpen Source Software Association of Japanです
• 間違っても、最後はJapanであってNipponではありません
特定非営利活動法人
オープンソースソフトウェア協会
2016/11/05 OSSAJ/橋本明彦 2
4. • 大学在学中、Kernighan & Plaugerの著書(当時は初版)
をテキストにした木村泉先生の授業で、プログラミング
に目覚める。
• http://www.amazon.co.jp/dp/4320020855
• 「100人のプロが選んだソフトウェア開発の名著君のために選
んだ1冊」で、徳丸先生がご推薦。
(http://www.amazon.co.jp/dp/4798126004)
• 1982年、Fortranのプログラマとして情報処理業界での
キャリアをスタートさせる。
• Netlib(www.netlib.org)のLINPACK,MINPACK,LAPACK
を利用するなど、オープンソースソフトウェアという概
念が定式化される以前から、公開されたソースコードを
業務に活用する。
講師略歴
2016/11/05 OSSAJ/橋本明彦 4
7. • 印刷機の発明以前は写本
• 複製しまくる(それを売って儲ける)ことは、そもそも無理だった
• 買い手になる社会階層が出現して、初めて売って儲けることが可能に
• 著作権は、社会と技術の発展の中で、権利関係を調停する枠組みとして発
展しました。
• 一番最初の法的規制は、1545年にヴェネチアで始まりました。
• ウィキペディアWP:CC-BY-SA http://ja.wikipedia.org/wiki/著作権の歴史
著作権以前
2016/11/05 OSSAJ/橋本明彦 7
8. 1676年
巨人の肩の上
• ニュートン
• 1676年にロバート・フックに宛てた書簡の一節
• 私がかなたを見渡せたのだとしたら、それはひとえに巨人の肩の上に乗っ
ていたからです。
• If I have seen further it is by standing on ye sholders of Giants.
• ウィキペディアWP:CC-BY-SA http://ja.wikipedia.org/wiki/巨人の肩の上
2016/11/05 OSSAJ/橋本明彦 8
11. パブリックドメイン
むかしからあるもの
• TheNetlib
• http://www.netlib.org/
• ソフトウェアの著作権が意識される以前から
• パブリックドメインであることがはっきりしているものもある
• ライセンスや利用条件が特に示されていないプログラムが多数
• LINPACKはじめ、広く使われている基本的なライブラリを含む
• TOP500の例題はテネシー大学のジャック・ドンガラが提供したLINPACKベンチ
マーク
• BLAS(http://www.netlib.org/blas/)は、今流行の深層機械学習に使われている
(https://developer.nvidia.com/cuBLAS)
• ウィキペディアWP:CC-BY-SA http://ja.wikipedia.org/wiki/Netlib
• ウィキペディアWP:CC-BY-SA http://ja.wikipedia.org/wiki/TOP500
2016/11/05 OSSAJ/橋本明彦 11
14. 1968年
UNIXの誕生
• UNIXの始まり
• 1960年代、Multicsの開発
• Multicsはやがて巨大で複雑なものとなり、ベル研究所のケン・トンプソン、デニス・
リッチーらは、OS開発をもっと小規模に再開
• ベル研究所であまり使われていないDEC製のPDP-7上で階層型ファイルシステム、プロ
セスとデバイスファイルの概念、コマンドラインインタプリタ、いくつかの小さなユー
ティリティプログラムを開発
• BSD(Berkeley Software Distribution)
• カリフォルニア大学バークレー校
• SUN(Stanford Unix Network)
• スタンフォード大学
• ウィキペディアWP:CC-BY-SA https://ja.wikipedia.org/wiki/UNIX
2016/11/05 OSSAJ/橋本明彦 14
20. • 1990年4月にコンピューターメーカーやソフト会社50社が資本金22億3000万円を出資
し事業会社「シグマシステム」を設立
• 1991年3月にはUNIXの国際標準化団体であるX/Open、UNIX International (UI)、
Open Software Foundation (OSF) との共通仕様に合意し独自路線を放棄
• 1992年3月には独自の計算機センター閉鎖
• 1995年には会社も解散
• 最終的に250億円の国家予算をつぎ込んだといわれているが、失敗プロジェクトとなっ
てしまった。
• ウィキペディアWP:CC-BY-SA https://ja.wikipedia.org/wiki/Σプロジェクト
• シグマはどこへ消えた?
• http://www.yamdas.org/column/technique/sigma.html
• シグマ計画/(コ)の業界のオキテ
• http://www.pro.or.jp/~fuji/mybooks/okite/okite.9.1.html
1985年~1995年
Σプロジェクト
2016/11/05 OSSAJ/橋本明彦 20
21. 1985年
Free Software Foundation
• フリーソフトウェア財団
• 1985年10月4日、リチャード・ストールマンにより創設
• https://www.fsf.org/
• ソフトウェアの4つの自由
• https://www.gnu.org/philosophy/free-sw.ja.html
• あなたが、実行する権利を持っているバイナリ―プログラムを持っている
とき、そのバイナリ―プログラムに対しての、「自由」
• あるプログラムが自由ソフトウェアであるとは、そのプログラムの利用者
が、以下の4つの必須の自由を有するときです。
2016/11/05 OSSAJ/橋本明彦 21
24. 1987年
MINIXの誕生
• アンドリュー・タネンバウム
• 著書 Operating Systems: Design and Implementation
• オペレーティングシステム(OS)の教育用
• UNIXのソースコードがAT&Tのライセンス問題により非公開になったた
め、UNIX version7の互換システムを再設計した
• ウィキペディアWP:CC-BY-SA http://ja.wikipedia.org/wiki/Minix
2016/11/05 OSSAJ/橋本明彦 24
25. 1989年
GNU General Public License
• GNUGPLもしくは単にGPLとも
• 初版は
• GNU GENERAL PUBLIC LICENSE Version1,February 1989
• https://www.gnu.org/licenses/old-licenses/gpl-1.0.html
• 最新版は
• GNU GENERAL PUBLIC LICENSE Version3,29 June 2007
• http://www.gnu.org/licenses/gpl.html
• ソフトウェアの著作権を逆手に取った大発明(by湯澤さん)
• このライセンスを適用すれば、ソフトウェアの4つの自由が保障される、
というもの
2016/11/05 OSSAJ/橋本明彦 25
27. 1993年
NCSA Mosaic
• 欧州原子核研究機構(CERN)がWorld Wide Web(WWW)の利用を解放
• イリノイ大学の米国立スーパーコンピュータ応用研究所(NCSA)に所属するマー
ク・アンドリーセンらが、革新的なWebブラウザであるNCSA Mosaicを開発・
リリース
• NCSA Mosaicは、テキストと画像を同一のウインドウ内に混在して表示させる
ことができる最初のウェブブラウザ
• 通信プロトコルとしてはHTTP以外にFTP、NNTP、Gopherにも対応
• FTPクライアントやネットニュースリーダーの機能も持っていた
• ウィキペディアWP:CC-BY-SA https://ja.wikipedia.org/wiki/NCSA_Mosaic
2016/11/05 OSSAJ/橋本明彦 27
29. 1998年
Mozilla
• 1998年1月22日、Netscape NavigatorブラウザとNetscape Communicator Standard
Edition の無償化を発表
• 1998年10月19日、大幅な機能強化を行ったバージョン4.5を発表
• 同年、Netscapeのバージョン5.0に相当するソースコードを公開し、ライセンスを付け、
オープンソースソフトウェアとして開発する方針を決定
• Mozilla Public Licenseを定めてOpen Sourceに
• http://www.mozilla-japan.org/MPL/
• 開発は「Mozilla Organization」という非営利のグループで行われることに
• 一般社団法人Mozilla Japan
• http://www.mozilla.jp/about/japan/
• ウィキペディアWP:CC-BY-SA https://ja.wikipedia.org/wiki/Netscape_Navigator_(ネットス
ケープコミュニケーションズ)
2016/11/05 OSSAJ/橋本明彦 29
30. 1998年
Open Source Initiative
• http://opensource.org/
• 1990年代後半に、Linuxが認知され、Netscapeブラウザのソースコードが公開されたこ
とで、ソフトウェアのソースコードを共有し共同して開発・改善することについて、関
心が高まりました。
• OSIは、共同開発の歴史の中で、その重要な瞬間をとらえ、教育啓発、権利擁護、管理支
援、の組織として設立されました。
• エリック・レイモンド
• GNU/Linuxの開発の手法を分析した『伽藍とバザール』を含むオープンソース4部作
• ウィキペディアWP:CC-BY-SA https://ja.wikipedia.org/wiki/エリック・レイモンド
• ブルース・ペレンズ
• Debianプロジェクトの設立者。オープンソースの定義を起草し、オープンソースと言う
語をはじめて公式に発表した人物。
• ウィキペディアWP:CC-BY-SA https://ja.wikipedia.org/wiki/ブルース・ペレンズ
2016/11/05 OSSAJ/橋本明彦 30
31. The Open Source Definition
Open Source Licenses by Category
• The Open Source Definition
• The Open Source Definition was originally derived from the Debian Free
Software Guidelines(DFSG).
• Last modified,2007-03-22
• https://opensource.org/osd
• OSDにあてはまるライセンスのリストを公表
• Open Source Licenses by Category
• http://opensource.org/licenses/category
• ここでいうカテゴリは、ライセンスの広まり具合や置かれている状況等によるもの。
2016/11/05 OSSAJ/橋本明彦 31
32. The Open Source Definition
日本語訳
• オープンソースの定義
• 八田真行訳、2004年2月21日
• http://www.opensource.jp/osd/osd-japanese_plain.html
2016/11/05 OSSAJ/橋本明彦 32
33. The Open Source Definition
日本語訳
1 再頒布の自由
2 ソースコード
3 派生ソフトウェア
4 作者のソースコードの完全性(integrity)
5 個人やグループに対する差別の禁止
6 利用する分野(fields of endeavor)に対する差別の禁止
7 ライセンスの分配(distribution)
8 特定製品でのみ有効なライセンスの禁止
9 他のソフトウェアを制限するライセンスの禁止
10 ライセンスは技術中立的でなければならない
2016/11/05 OSSAJ/橋本明彦 33
35. • なぜ、オープンソースは自由ソフトウェアの的を外すのか
• リチャード・ストールマン
• https://www.gnu.org/philosophy/open-source-misses-the-point.ja.html
• 「オープンソースソフトウェア」の公式定義 (オープンソースイニシアティブにより公開されています。
ここに収めるには長すぎます)は、わたしたちの自由ソフトウェアの基準から間接的に導き出されたもの
です。それは同一ではなく、いくつかの面で緩いものです。とは言っても、かれらの定義はわたしたち
の定義とほとんどの場合一致します。
• しかし、「オープンソースソフトウェア」という表現の明らかな意味(ほとんどの人々がこうであろうと
考えるもの)は「ソースコードを見ることができる」というものです。この基準は自由ソフトウェアの定
義よりかなり弱いものです。また、オープンソースの公式定義よりもかなり弱いものです。これでは、
自由でもオープンソースでもないたくさんのプログラムが含まれてしまいます。
• Wikipediaの説明の中に
• GNUGeneralPublicLicense
• https://ja.wikipedia.org/wiki/GNU_General_Public_License
• 「ソフトウェアのコードの自由を重視するオープンソース陣営とそれのみではなくソフトウェアを利用
するユーザーの自由の最大化を目的とするフリーソフトウェア陣営」
オープンソースvsフリーソフトウェア
2016/11/05 OSSAJ/橋本明彦 35
36. The Open Source Definition
厳密にはOSSではないものの例
• TOPPERS
• NPO法人TOPPERSプロジェクト
• https://www.toppers.jp/
• TOPPERSの著作権は、NPO法人TOPPERSプロジェクトが所持しているわけではな
い。
• 内閣府「第12回(平成26年度)産学官連携功労者表彰」で、科学技術
政策担当大臣賞を受賞。
• 受賞理由は「長年に渡るオープンソースのリアルタイムOSプロジェクト/オープン
ソースの組込みリアルタイムOSの開発・普及」
2016/11/05 OSSAJ/橋本明彦 36
37. The Open Source Definition
厳密にはOSSではないものの例
• 独自ライセンスの「レポートウェア」です。
• TOPPERSライセンスとは
• https://www.toppers.jp/license.html
• 「TOPPERSプロジェクトで開発したソフトウェアを広く活用していただくとともに、オープンソースソ
フトウェアを産業の活性化につなげるためには、開発したソフトウェアを自由に利用できるようにする
ことが重要です。一方で、TOPPERSプロジェクトにおけるソフトウェア開発には、公的な資金を使わせ
ていただいており、それによりどのような成果が上がったかを説明する責任があります。また、開発成
果をアピールすることは、次の予算獲得、ひいてはプロジェクトの発展につながります。」
• 「TOPPERSライセンスの中で最も特徴的なのは、条件(3)の(b)です。この条項により、TOPPERSのソ
フトウェアを機器に組み込んで利用する場合には、そのことをプロジェクトに報告するだけでよいこと
になります。我々は、この考え方を「レポートウェア」と呼んでいます。」
2016/11/05 OSSAJ/橋本明彦 37
38. 1998年
The Halloween Documents
• 漏洩したマイクロソフトの内部文書
• 「OSSは長期的に信用でき(したがって)FUD戦術では戦えない」
• http://www.catb.org/esr/halloween/
• マイクロソフトがオープンソースにビビった!(by湯澤さん)
• ソフトウェアの特許について判例が確立する以前に「…FOSSは少なくと
も235件のマイクロソフトの特許に抵触している」という文章がマイクロ
ソフトから出ている。
• http://money.cnn.com/magazines/fortune/fortune_archive/2007/05/28/100
033867/
2016/11/05 OSSAJ/橋本明彦 38
39. 1998年
The Halloween Documents
• FUD
• Fear,Uncertainty and Doubt
• 直訳すると「恐怖、不安、疑念」
• 多くの場合IBMが例として挙げられていたが、1990年代以降はマイクロ
ソフトと結びつけて語られることが多くなった。
• Roger Irwinは次のように述べている。
• マイクロソフトは即座にIBMからFUDの技法を学び、IBMがその前の時代に行ったよ
うに、80年代にはFUDを最大のマーケティングツールとして使った。最終的には
IBM自身のOS/2とWin3.1の競争の際までFUDを使った。
• http://www.cavcomp.demon.co.uk/halloween/fuddef.html
• ウィキペディアWP:CC-BY-SA http://ja.wikipedia.org/wiki/FUD
2016/11/05 OSSAJ/橋本明彦 39
41. 1999年
Cerveza―日本の業務用OSS事例
• オープンソースじゃなきゃ駄目
• 湯澤一比古著
• 出版社:イデア出版局
• ISBN-13:978-4900561151
• 発売日:2005/04
• 今までのソフトウェアの開発方式や流通方式は、利用
者にも、ITサービス企業を営む人にも、ソフトウェア
開発を行う技術者にとっても、あまり良い方式だった
とはいえません。情報関係の仕事をしている方々なら、
きっと心の奥に何か割り切れないものがあった筈です。
これは、ソフトウェアの開発方式や流通方式に問題が
あるからなのです。ですから、「オープンソースじゃ
なければ駄目」なのです。
2016/11/05 OSSAJ/橋本明彦 41
42. • ローレンス・レッシグ
• 著作物の適正な再利用の促進を目的として、著作者がみずからの著作物の再利用を許可する
という意思表示を手軽に行えるようにするため、
• 様々なレベルのライセンスを策定し普及を図る、
• 国際的プロジェクト及びその運営主体である国際的非営利団体の名称
• 2001年に設立された。
• 2002年12月、プロジェクトの最初の成果として4つの選択肢を複合して11種類のライセンス
を発表
• 2004年3月、バージョン2を発表。クリエイティブ・コモンズのライセンスと他のライセンス
との混合の試みも始められている。
• 2007年2月、バージョン3を発表。USライセンスからの総括的な分離、著作者人格権の扱い
と言語の問題などの改善が行われた。
• ウィキペディアWP:CC-BY-SA https://ja.wikipedia.org/wikiクリエイティブ・コモンズ
2001年~
クリエイティブ・コモンズ
2016/11/05 OSSAJ/橋本明彦 42
47. 2003年
「42件」
• 日本発のオープンソースはわずか42件
• エンタープライズ:政府が捉えるLinuxへの取り組み、Linux World Expo
で経済産業省・久米氏が語る
• http://www.itmedia.co.jp/enterprise/0305/22/epn07.html
• 久米氏による調べでは、日本発のオープンソースはわずか42件。これは非常に少な
い件数だ。
• さらに深刻なのは、OSと同じくオープンソース界においても海外に依存している点
であり、日本で開発方針でリーダーシップを取れるケースが極めて少ないことだ。
比較的国内からの働きかけの多いFreeBSDにおいても、わずか12%程度に止まって
いる。日本での方針が、即、直接のソースコードに加えられる決定権が持たれてい
ない。
2016/11/05 OSSAJ/橋本明彦 47
48. 2003年
「42件」
• 波紋を呼びました。
• ☆オープンソース政策についての討論会のご報告☆
• http://www.rieti.go.jp/users/it/policy/
• 議事録に登場する発言者
• g新部,まつもと,永安,岡田,吉岡,久米,宮本,荒谷,荒木,高澤,佐渡,姉崎,小飼,小島,石田,
前田,村上,太田,大熊,池田,中野,八田,比屋根,風穴,野首,鈴木
• オープンソース関連政策討論会:OSSコミュニティとの対話から見えてき
たもの
• http://www.rieti.go.jp/users/it/column/column030702.html
2016/11/05 OSSAJ/橋本明彦 48
52. • 公募により提案を集める
• 日本の政府が関係したオープンソース
• 出来たものをOSSとして公開する、という約束のもと、開発事業を国から
の委託として実施。
• オープンソースにするかどうかは、著作権者が決めること。なので、委託
先を著作権者にしてしまう。
• 初期開発の費用を100%投下する(委託なので)
• しかし、国は、その後のメンテと費用の心配をしなくて済む。
• OSSとしてひろまるかどうか、は、開発元(委託先)の努力次第
2003年~
OSS開発支援
2016/11/05 OSSAJ/橋本明彦 52
55. • 財団法人地方自治情報センター(LASDEC)
• 現在の地方公共団体情報システム機構(J-LIS)
• 地方公共団体業務用プログラムライブラリ
• https://www.j-lis.go.jp/lasdec-archive/cms/9,30378,76.html
• 共同アウトソーシング事業
• https://www.j-lis.go.jp/lasdec-archive/cms/9,30386,76.html
• LASDECのものは、自治体は無償で入手できるが、OSSではない。
• 被災者支援システム
• FAQに「オープンソースですので、自由にカスタマイズしていただけるようになって
おります。」と書かれているが、利用申請とか、インストールキーとか、必要。
国がかかわっているが、OSSでないもの
2016/11/05 OSSAJ/橋本明彦 55
57. • 米SCOのLinux関連訴訟が遂に最終判決
• 2010年6月11日、米ユタ連邦地裁で、米Novell社と米SCO Group社で争われていた
訴訟が終結した。これでLinuxユーザーへの使用料を求めるSCOの主張は事実上、無
効になった。
• http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20100729/350784/
• 安心してください,やっと死にました ─SCOがIBMと最終合意へ
• 長かった法廷闘争がようやく本当に幕を閉じた。2016年2月26日(米国時間),米
ユタ連邦裁判所は2003年から続いていたThe SCO Group(すでに破産)とIBMの一
連の係争への最終通告となる文書を公開,SCOからIBMに対する訴えのすべてを棄
却するとの判決を両者が受け入れたことを発表した。
• http://gihyo.jp/admin/clip/01/linux_dt/201603/02
2003年~2016年
SCOグループのLinuxをめぐる裁判
2016/11/05 OSSAJ/橋本明彦 57
60. 2004年~
北東アジアOSS推進フォーラム
• CJK(中国、日本、韓国)
• http://ossforum.jp/north_asia
• 第1回、北京、2004年4月3日~4日
• 札幌(2004)/福岡(2006)/東京(2009)/那覇(2012)
• 第14回、東京、2015年11月16日~18日
• 主催:日本OSS推進フォーラム
• 共催:中国OSS推進連盟/韓国OSS推進フォーラム/
• 中国ソフトウェア産業協会(CSIA)/韓国情報通信産業振興院(NIPA)
• 後援:経済産業省(METI)/中国工業和信息化部(MIIT)/未来創造科学部(MSIP)
• 第15回、韓国済州島、2016年11月14日~17日
2016/11/05 OSSAJ/橋本明彦 60
第14回(http://ossforum.jp/jossfiles/DSC_0096.png)
61. 2004年~
北東アジアOSS推進フォーラム
• 日本OSS推進フォーラム
• http://ossforum.jp/
• 北東アジアの日本側の窓口として、スター
ト
• 設立時はIPAが事務局、現在は民間に移管
• 設立時の幹事会社
• 日立製作所、NTTデータ、富士通、日本IBM、
NEC、アルゴ21、日本情報システム・ユー
ザー協会(JUAS)
• 特別会員8団体
LPI-Japan,慶応義塾大学,産総研,JISA,IPA,東
京大学,JUAS,The Linux Foundation
• 一般会員58団体
• 一般会員(個人会員)3名
• オブザーバ
• 経済産業省,総務省
• 正会員22団体
HTKエンジニアリング,NECソリューションイ
ノベータ,SRA,サイオステクノロジー,新日鉄
住金ソリューションズ,東京ガス,東芝,トレ
ジャーデータ,日本オラクル,日本電気,日本マ
イクロソフト,日本ユニシス,ノベル,パナソ
ニック,PFU,日立製作所,日立ソリューション
ズ,富士通,富士通アドバンストエンジニアリン
グ,富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ,ブ
ラック・ダック・ソフトウェア,レッドハット
• 2016年9月15日現在
2016/11/05 OSSAJ/橋本明彦 61
62. • 3階層Webアプリケーションが対象
• 2004年~2006年
• 国内ベンダーが共同して実施。
• 稼働環境を持ち寄り、技術者を集結。
• すべてOSSで構成し、手順書、例題も公開。
• むしろ、評価結果としての性能値よりも、手順書が重要。
• 人的交流、人材育成の側面もあった。
2004年~2006年
OSS性能評価
2016/11/05 OSSAJ/橋本明彦 62
65. • 対象は、クラウド基盤のOSS
• 2009年9月~2010年5月に実施
• 社内向けクラウド構築のために活用できるソフトウェアカタログ
• http://ossipedia.ipa.go.jp/doc/209/
• クラウド運用管理ツールの基本機能、性能、信頼性評価
• http://ossipedia.ipa.go.jp/doc/210/
性能評価のその後
2016/11/05 OSSAJ/橋本明彦 65
66. • OSSの信頼性を評価するためのツールを整備
• QualiPSo
• 欧州委員会(EC)のプロジェクト
• Quality Platform for Open Source Software ネットワーク
• 国際的な協力体制
• http://www.ipa.go.jp/osc/qualipso/index.html
• 本事業は2012年度を以って終了しました
• コミュニティ活動の活発さで、OSSの信頼性を評価する立場には、批判的な意見
もある
• OSS活動の活発さと評価の関係について(和田卓人)
• http://www.slideshare.net/t_wada/oss-project-assessment
性能評価のその後
2016/11/05 OSSAJ/橋本明彦 66
67. • 2004年6月11日
• オープンソースによる地域情報化講演会および相談・体験会@福岡商工会議所
• 今、なぜ、オープンソースなのか - オープンソースという名の文化への招待
• OSS の利用技術 - 地域情報化のインフラとしての OSS 入門
• 「セルベッサ」に見る業務パッケージの幸福な未来像 - オープンソースの業務システム
セルベッサ
• Sier が手がけた OSS を利用した SI 構築例
• 2004年12月1日
• 自主開催による最初のセミナー
• アプリケーションソフトのオープンソース化
• オープンソースソフトウェア技術者育成の現状と課題
• オープンソースのコミュニティを立ち上げる為には
2004年
OSSAJの活動実績(セミナー等)
2016/11/05 OSSAJ/橋本明彦 67
72. 2005年~2007年
自治体OSS導入実証
2016/11/05 OSSAJ/橋本明彦 72
• 自治体にオープンソースソフトウェア
を導入しよう!―デスクトップ編
• https://www.amazon.co.jp/dp/42
74501124/
• 自治体にオープンソースソフトウェア
を導入しよう!―システム基盤編
• https://www.amazon.co.jp/dp/42
74501663/
• 自治体にオープンソースソフトウェア
を導入しよう -基幹システム編
• https://www.amazon.co.jp/dp/48
39929645/
77. • 2005年2月1日
• オープンソース業務システム普及のための技術的アプローチ
• 日医がオープンソースで推進している「日レセ(通称 ORCA)」の紹介と ORCA をベー
スとするビジネス展開
• 2005年5月30日
• オープンソースの諸課題
• オープンソースにおける大学の役割 ~早稲田大学を例として~
• 2005年7月29日
• シリコンバレーから見たオープンソースの過去と現在
• 独立系ベンチャー企業における OSS とビジネス
• 2005年10月13日
• 大学教育教材として開発したOSS(Sabaphy)の紹介と今後の展開
• Webアプリケーション学習用軽量コンテナSabaphyの紹介
2005年
OSSAJの活動実績(セミナー等)
2016/11/05 OSSAJ/橋本明彦 77
78. 2006年
IPAにOSSセンターの設立 ― 国のOSS施策
• ソフトウェア開発支援部オープンソースソフトウェアグループを改組
• 2006年1月1日付
• 国はOSSを支援していますよ、というメッセージ
• 性能評価、組み合わせ検証、事例公開・・・
• 国がOSSに関わる理由づけは、「協調と競争」がキーワード
2016/11/05 OSSAJ/橋本明彦 78
79. • 競争領域はベンダー間でやってください。
• 協調領域は国の支援を。
• 競争から協調へ
• 協調していた中から、競争領域が立ち上がってきたが、
• 競争していた部分が、もはや差別化のポイントではなくなる
• 最先端の技術領域で、オープンソース化の動き
• 本当の競争領域は、その先にある、という認識
2006年
IPAにOSSセンターの設立 ― 国のOSS施策
2016/11/05 OSSAJ/橋本明彦 79
80. • 2006年1月30日
• OSSAJ フォーラム2006 新春夢語り!
• OSSビジネス放談 基本ソフトからデスクトップまで
• ソフトウェアとネットワーク、自由な社会/PostgreSQLの最新事情とビジネス利用
/OpenOffice.org2.0の全貌と可能性/Sun Microsystems 社のオープンソースへの取り組み
• 地域社会におけるOSS
• 北海道のオープンソース関連活動とコミュニティ近況/地方IT産業振興とOSS
• 2006年2月23日
• OSSとビジネスモデル
• 2006年5月30日
• オープンソースビジネスセミナー
• IPA OSS センターにおけるOSS 利用促進の取り組み/
• 住友電工における OSS の基幹システムへの利用例
2006年
OSSAJの活動実績(セミナー等)
2016/11/05 OSSAJ/橋本明彦 80
84. 特定サービス産業実態調査(経済産業省)
2016/11/05 OSSAJ/橋本明彦 84
ソフトウェア業 情報処理・
提供サービス業
インターネット
附随サービス業
事業所数 22331 ▲24.1
%
11071 47.3% 3012 ▲32.4%
従業者数 663745 ▲14.1
%
310911 24.5% 51047 ▲5.8%
年間売上高(億円) 126189 ▲9.4% 67306 18.4% 16169 ▲14.5%
主業の従事者数 605697 ▲8.1% 255516 24.2% 49114 ▲3.6%
主業の年間
売上高(億円)
102934 ▲6.6% 47639 19.2% 14651 ▲12.9%
• 平成26年特定サービス産業実態調査報告書(経済産業省)より
• (平成26年7月1日現在で実施、平成27年8月21日掲載(確報))
89. • 第3章調達プロセスに係る指針
• Ⅱ入札
• 1.調達仕様書の作成
• (1)提案に不可欠な情報の網羅
• (2)曖昧な要求要件の排除
• (3)オープンな標準に基づく要求要件の記載
• (4)技術革新等を踏まえた要求要件の記載
• (5)調達仕様書の妥当性確認等
• (6)電子入札・開札の推進
2007年
情報システムに係る政府調達の基本指針
2016/11/05 OSSAJ/橋本明彦 89
91. • 2007年1月30日
• OSS ビジネスモデル:顧客管理システム SugarCRM
• 2007年2月9日
• OSSAJ 3周年フォーラム
• 基調講演「ソーシャルセクターパワーとコミュニティソリューション」
• セミナー「OSSビジネスと社会的法的問題の実際」
• パネルディスカッション「OSSビジネスと社会的、法的問題の実際」
• 2007年5月30日
• オープンソースビジネスセミナー 「OSS ERP/GIS/CMS」
• 2007年8月31日
• GPLv3解説ミニセミナー
• 2007年10月10日
• OSS 汎用 CMS(コンテンツ管理システム)Geeklog の紹介
2007年
OSSAJの活動実績(セミナー等)
2016/11/05 OSSAJ/橋本明彦 91
93. • 2008年1月24日
• OSSビジネス最前線
• オープンソース・ビジネスの変遷と今後
• LinuxビジネスからOSSビジネスへの変革
• 2008年5月27日
• OSSによるビジネス、OSSのビジネスアプリケーション
• OSS人事系業務アプリケーションMosPとOSSによるビジネス戦略
• オープンソースBPMS(Business Process Management System)製品とOSSベン
ダーのビジネスモデル
• 2008年11月5日
• 中小企業向けオープンソース「Compiere」
2008年
OSSAJの活動実績(セミナー等)
2016/11/05 OSSAJ/橋本明彦 93
94. • 2009年2月12日
• OSS アプリケーション・パッケージの動向
• Compiere の機能・技術及び導入事例紹介/ERP5 のご紹介/オープンソース ERP「HOOP」
• 「オープンソースERPは日本で普及するか」OSSAJセミナーで討論
• http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20090213/324758/
• 2009年5月28日
• 自治体の IT と OSS
• 電子政府・自治体市場に浸透するOSS/組織としての機能、機能としての組織の将来像/市川市にお
けるオープンソースソフトウェアの活用について
• 日本の自治体におけるOSS採用はけっこう進んでいる!? – OSSAJ
• http://news.mynavi.jp/articles/2009/05/29/ossaj/
• 2009年9月30日
• オープンソースとしての Android の展望
• 2009年12月14日
• OSS ソースコードサーチツールの効能、有効活用方法の討論
2009年
OSSAJの活動実績(セミナー等)
2016/11/05 OSSAJ/橋本明彦 94
95. • [プレスリリース]2010年は「オープンソースと政府・自治体」が主要なテーマ
• http://www.ospn.jp/press/2010021501.html
• 「オープンソースと政府・自治体」がテーマのイベント「OSC.Government」
開催へ
• http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20100215/344564/
• オープンソースカンファレンス実行委員会は2010年2月15日、2010年のオープンソース
カンファレンス(OSC)の開催方針を発表した。2010年はOSCを全国13会場で開催する
とともに、「オープンソースと政府・自治体」をテーマとするイベント
「OSC.Government」を開催する。
• 第7回(OSC 2013 Tokyo/Fall 同時開催)をもって、以降開催されていない
• http://www.ospn.jp/osc2013-fall/modules/article/article.php?articleid=4
2010年~2013年
OSC.Government
2016/11/05 OSSAJ/橋本明彦 95
96. • 2010年2月16日
• 日本発のオープンソース・プロジェクト
• NetCommons情報共有基盤システム-システムをユーザの手に
• MosP人事・給与・勤怠システム-利用されなくてはMosPは育たない
• オープンソースプロジェクトを立ち上げ事業に活かそう-OpenPNEプロジェクトの事例から学ぶ
• 2010年3月11日
• 企業の経営戦略とOSSの利用
• 2010年5月27日
• OSS今後の動向を探る
• クラウド時代のOSSとプロプライエタリ製品の共存と競合
• 仮想化とOSS
• 企業情報システムの明日を左右するもの---クラウドとBABOK---
• 2010年9月15日
• ドトールコーヒーに於けるオープンソース活用事例
• 2010年12月2日
• Rubyを全面的に採用した東京ガスの地震防災システム
2010年
OSSAJの活動実績(セミナー等)
2016/11/05 OSSAJ/橋本明彦 96
97. • 2011年3月4日
• 第2回オープンソースカンファレンス2011 .Government~オープンソースと政府・自治体~
• http://www.ospn.jp/osc2011-gov/
• 【基調講演】行政機関でのOSS利用はなぜ低調なのか
• 講師:山口 英(奈良先端科学技術大学院大学 情報科学研究科 教授)
• http://www.ospn.jp/osc2011-spring/modules/eguide/event.php?eid=91
• システム構築と運用において Open Source Software(以下OSS)の利用は、企業、研究機関や教育組織では一般的
になっている。しかし、わが国の行政機関におけるOSSの利用は、まだまだ 低調といえるだろう。これは、行政にお
けるオープンソース型開発ソフトウェアに対する正しい理解が不十分であるだけではなく、行政自らによるソフ ト
ウェア開発経験が希薄であることに起因していると考える。
• 特に、ソフトウェアのライフサイクル管理基盤の構築と運用を、行政機関が自ら主体的に 行う経験がほぼ皆無である
ために、システム構築・運営を請け負う役務提供企業に大して丸投げの状態を生み出していることが致命的である。こ
のよう な状況を改善することは、OSS開発側の努力だけでなく、行政機関におけるシステム構築と運用を抜本的に変
革していくことが必要である。
• さらにこの変革は、最近の逼迫する財政事情とも整合性が高く、十分に実現可能である。本講では、行政機関でのOSS
利用の低調さの原因と、その解決方法に ついて議論する。
2011年
山口英 行政機関でのOSS利用はなぜ低調なのか
2016/11/05 OSSAJ/橋本明彦 97
98. • JEITA/ソリューションサービス事業委員会
• 2011年7月7日の報告会
• http://www.jeita.or.jp/seminar_file/20110726145149_XTWtVz096E.pdf
• 「政府調達制度・ガイドライン見直しに向けた検討報告」
• 「政府情報システム調達の改善に関する検討報告書~政府・関係機関への
提言活動を通じて~」の公表について
• 2013年4月25日
• http://home.jeita.or.jp/cgi-bin/page/detail.cgi?n=540
2011年
調達ガイドラインへの産業界の反応
2016/11/05 OSSAJ/橋本明彦 98
102. • OSS人材育成
• 今は、人材育成関連のサイトで公開されている。
• https://jinzaiipedia.ipa.go.jp/it_platform/education/oss
• OSSモデルカリキュラム導入実証成果
• 2011年5月公開分(6件)
• 最新の調査
• IT人材の最新動向と将来推計に関する調査
• http://www.meti.go.jp/policy/it_policy/jinzai/27FY_report.html
• OSSiPedia、すでに閉鎖
• Openラボ、いまでいうクラウドのようなもの
• すべて、事業としては2012年までに手仕舞い。
IPAのOSS施策のその後
2016/11/05 OSSAJ/橋本明彦 102
104. • 2011年2月15日
• OSS新時代---ソーシャルビジネスとOSS
• クラウドコンピューティングとOSS
• CSRからソーシャルビジネスまで、企業が今意識すべきもの
• ソーシャルビジネスとしてのオープンソース
• 2011年5月26日
• 各地協賛団体による地元のOSS状況を探る
• 3.11で変わる地域の防災対策と防災・減災コミュニティシステム
• ミャンマーのIT業とAWITDの戦略
• 神奈川のOSS 特定非営利活動法人オープンソースソフトウェア・シティのご紹介と協業・協働の呼
び掛け
• 2011年7月22日
• オープンソース統合運用管理ツール「Hinemos」その利便性及びインシデント管理について
• 2011年10月20日
• 消防本部への Moodle 導入事例
2011年
OSSAJの活動実績(セミナー等)
2016/11/05 OSSAJ/橋本明彦 104
105. • 国がかかわった最近の事例
• ソフトウェア制御型クラウドシステム技術開発プロジェクト
• http://www.meti.go.jp/information_2/publicoffer/review2012/kokai_pdf/h25s_1
0.pdf
• クラウドコンピューティング環境の信頼性確保
• クラウドコンピューティング環境の構築、運用に係る可用性確保
• クラウドコンピューティング環境における消費電力削減
• 成果の継続的な進化を促すとともに、成果を広く普及させ、誰もが利活用を可能
とするよう技術のオープン化を前提とした取組を実施するものとします。
• TIS株式会社
• 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
• 株式会社インターネットイニシアティブ
2012年~2013年 ソフトウェア制御型クラウドシ
ステム技術開発プロジェクト
2016/11/05 OSSAJ/橋本明彦 105
106. • 2012年1月18日
• 全文検索エンジン Lucene/Solr の全貌
• 2012年3月13日
• ERP ADempiere の概要
• 2012年5月24日
• 被災地復興におけるOSS
• OSSで構築した被災者管理システム
• オープンソースによる自治体クラウドの可能性
• 2012年9月28日
• OSSを活用したスモールビジネスでのライセンスとの付き合い方-OSSライセンスの勘所
• 2012年12月8日
• ソフトウェア開発におけるオープンソースの位置づけとその変化、これから
• オープンソースカンファレンス 2012 Fukuoka において、ソフトウェア技術者協会九州
支部とOSSAJが共同で、倉貫義人氏を講師として招聘したもの
2012年
OSSAJの活動実績(セミナー等)
2016/11/05 OSSAJ/橋本明彦 106
109. • 文化庁シンポジウムでCCライセンスについて語りました
• https://creativecommons.jp/tag/文化庁/
• 文化庁第8回コンテンツ流通促進シンポジウム『著作物の公開利用ルールの未来』
• 文化庁が2007年から検討を開始していた、文化庁独自の意思表示システム(ライセンスシステム)であるCLIPシステ
ムの公開を中止し、クリエイティブ・コモンズ・ライセンス(CCライセンス)の普及を支援することを表明しました。
• その理由として
• 検討を始めた2007年頃と比較して、2012年時点で世界中で爆発的にCCライセンスの普及が進んだこと
• CLIPシステムの主な利用者として想定していた教育機関や公的機関においてもCCライセンスの採用が世界的に進んでいること
• 完全ではないものの代替可能な優れた仕組みが普及したことで、必ずしも行政機関が自ら意思表示システムを構築することが不可
欠とはいえない状況になったこと
• などが挙げられています。
• 「今後は、CCライセンスなどの民間の意思表示システム、パブリックライセンスの仕組みとの連携・協力を視野に入
れ、引き続き検討を行っていく。」
• 今後は、政府や地方自治体などの公的セクターでのCCライセンスの採用や、民間における普及推進などの形で支援す
る。
2013年
「CLIPライセンス」終了
2016/11/05 OSSAJ/橋本明彦 109
110. • 2013年10月20日
• オープンソースカンファレンス2013 .Government/Fall
~オープンソースと政府・自治体~
• http://www.ospn.jp/osc2013-fall/modules/article/article.php?articleid=4
• 『コードで公共サービスの向上を目指す「Code for Japan」』
• 講師:関 治之(Code for Japan 代表)
• 対象者:テクノロジーを活用した地域の課題解決、行政への市民参画に興味のある方
• Code for Japanは、エンジニアを中心としたコミュニティが政府や自治体と協働しコードを書くことに
より、公共サービスや情報公開の改善を目指すコミュニティです。米国の「Code for America」とも連
携し、現在本格的な活動および法人化のための準備を行っています。Code for Japanでは、賛同し一緒
に活動してくださる方、自治体を募っています。また、資金面での援助も募集中です。 本セッション
では、Code for Japanの理念や活動についてご紹介します。また10月15日から17日までサンフランシ
スコで開催される「Code for America Summit」の参加報告も行います。
2013年
関治之 コードで公共サービスの向上を目指す Code for
Japan
2016/11/05 OSSAJ/橋本明彦 110
111. • 2013年3月7日
• 下北沢まで今はやりのオープンソースカフェを見に行こう
• 2013年5月30日
• OSSの10年間を振り返る
• それでも、自由なコンピューティングを希求する
• MySQLとオープンソースビジネスの10年、そして未来へ
• 私がオープンソースCMS『Joruri』の分岐バージョンZOMEKIを作った理由
2013年
OSSAJの活動実績(セミナー等)
2016/11/05 OSSAJ/橋本明彦 111
112. • システムインテグレーション崩壊~これからSIerはどう生き残ればいい
か?
• 斎藤昌義(著)
• 発売日:2014/6/5
• 技術評論社/ISBN-13:978-
4774165226/http://www.amazon.co.jp/dp/4774165220
• 第5章 オープンソースソフトウエアを活用する
• 伸びないIT市場の中で突出した成長が見込まれる分野
• なぜ,OSSが支持を集めているのか
• OSSを利用するメリットとは
• Consume(消費)からContribute(貢献)へ
2014年~2016年
システムインテグレーション崩壊
2016/11/05 OSSAJ/橋本明彦 112
115. • 経済産業省・TIS
• 2015年2月27日
• [シンポジウム]クラウド×OSS~“攻めのIT”への転換
• セミナーレポート
• http://www.tis.jp/seminarreport/detail/cloudxoss.html
2014年
オープンソースソフトウェアの活用に関する調査事業
2016/11/05 OSSAJ/橋本明彦 115
116. • 2014年2月14日
• 新潟から世界へ-トキとオープンソースで、お・も・て・な・し@長岡
• 新潟からオープンソースを発信しています-Niigata Linux,NPO総合管理システム-
• 福岡からオープンソースを発信しています-コーポレートサイトにちょうどいい
baserCMS-
• 川崎からオープンソースを発信しています-Web勤怠管理・人事給与システムMosP-
• 長岡からオープンソースを発信しています-eコミの開発と活用-
• 2014年10月9日
• 自由な地図をみんなで作る Open Street Map 日本の現状とOSMの利活用
• 2014年7月31日
• オープンソースで開くビッグデータの扉
2014年
OSSAJの活動実績(セミナー等)
2016/11/05 OSSAJ/橋本明彦 116
120. 政府への提言
• IT基盤の強化
• 公共テストベッドの構築
• ユーザ企業主導のエコシステム
• OSS化推進の評価認定
• 「攻めのIT経営銘柄」プロモーショ
ンの継続
• 政府の広報活動でIT利用
• 政府の「攻めのIT」利用強化
• これからのIT推進者の育成
• チーフエンジニアの育成
• オープンイノベティブな環境整備
• 国内主導のグローバルコミュニティ
• 国内で訓練できる実践の場創設
• 外部研究開発を支えるベンダの強
化
• 外部研究開発を支えるITベンダの認
定
• 外部研究開発を支えるITエンジニア
の流動性強化
2016/11/05 OSSAJ/橋本明彦 120
121. • 2015年11月27日
• 第1回:オープンソース歴史研究会─ビジネスとコミュニティの視点から
• https://atnd.org/events/72275
• FLOSS Stories Project in Japanでは、日本における、フリーソフトウェア、オープ
ンソースソフトウェアの歴史を調査、記録する活動を進めています。
• ゲストとして、佐渡 秀治さん(OSDN株式会社・代表取締役社長)、鈴木大輔さん
(有限会社ヴァインカーブ・代表取締役社長、Project Vine・代表)をお呼びし、そ
れぞれ「ビジネスの視点から」「コミュニティの視点から」お話いただき、議論し
たいと考えています。
• https://www.facebook.com/groups/868566143234301/
2015年~
オープンソース歴史研究会
2016/11/05 OSSAJ/橋本明彦 121
122. • 2015年12月26日
• オープンソースフォーラム2015 ~オープンソースソフトウエアの過去・現在・
未来~
• https://atnd.org/events/72275
• 「オープンソース専門記者」高橋信頼氏(日経BP)が2013年12月26日、この世を去り
ました。氏の功績は、オープンソースの情報を単に記事にしただけではなく、オープン
ソースの活動を支える「人と人の繋がり」を多く取り上げたことにあるといえるでしょ
う。
• 本フォーラムでは、故人の功績を偲ぶと共に、オープンソースソフトウエアがこれまで
に何を成し遂げてきたのか、現在どのような状況にあり、そして未来においてどうある
べきかを議論します。
2015年~
オープンソースフォーラム
2016/11/05 OSSAJ/橋本明彦 122
124. • 問題点の確認
• 致命的な問題があるわけではない
• 少なくとも現状は
• 便利なツールは便利なので使えばよい
• 特にGitHubは超便利
• 使うことを強制されるのがうれしくない
• 使いたくない人にも使わせるプレッ シャーを与えてしまうことに問題を感じている
• http://www.slideshare.net/takahashim/ossforum2015
• CCBY-SA4.0
2015年~
オープンソースフォーラム
2016/11/05 OSSAJ/橋本明彦 124
126. オープンソースに関する調査
• 現在では、民間調査機関によるレポートが出ています。(例として)
• 2016年 国内オープンソースソフトウェア市場 ユーザー利用実態調査:クラウドとOSS
の関係性を分析する
• http://www.idcjapan.co.jp/Report/Software/j15430104.html
• 税抜¥600,000 、PDF 38ページ
• 企業におけるOSSの導入率は31.3% 、従業員5,000人以上の企業では39.4%
• 使用率上位はLinux(67.3%)、MySQL(53.1%)、Tomcat(35.6%)、
PostgreSQL(35.0%)
• クラウド基盤として注目度が高いOpenStackは6.1% 、 Dockerは4.5% 、ビッ
グデータ関連ではHadoopが6.8%、MongoDBが4.5%
• http://www.idcjapan.co.jp/Press/Current/20160204Apr.html
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129. • 過去の振り返り
• 「歴史」としてとらえる
• NCSAMosaicや、NetscapeNavigator、ひいては、XWindow11とかを、
知らずに、意識せずに、GNOMEとかKDEとかFirefoxとか、Chromeとか、
使っている。GCCをおいておや。
• というよりも、常識になり、常態化してしまい、そこをあらためて強調す
るような段階ではなくなってきた。
今、OSSについて考えるべきこと
2016/11/05 OSSAJ/橋本明彦 129
134. • 「空気」の研究
• 山本七平(著) / 文春文庫 / ISBN-13:978-4167306038
• もう「東大話法」にはだまされない「立場主義」エリートの欺瞞を見抜く
• 安冨歩(著) / 2012/9/21 / 講談社+α新書/ISBN-13:978-4062727747
• なぜ疑似科学が社会を動かすのか
• 石川 幹人 (著) / 発売日 2016/2/16 / PHP新書/ISBN-13: 978-4569829951
• サイロ・エフェクト 高度専門化社会の罠
• ジリアン テット (著), Gillian Tett (原著), 土方 奈美 (翻訳)単行本: 365ページ
• 発売日 2016/2/24 / 文藝春秋 / ISBN-13: 978-4163903897
• 一四一七年、その一冊がすべてを変えた
• スティーヴン グリーンブラット (著), Stephen Greenblatt (原著), 河野 純治 (翻訳)
• 発売日 2012/11 / 柏書房 / ISBN-13: 978-4760141760
自分のあたまで考えよう
2016/11/05 OSSAJ/橋本明彦 134