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1.
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市⾕ 聡啓 Ichitani Toshihiro DX伴⾛⽀援
(株式会社レッドジャーニー) 特に専⾨は ・仮説検証 (サービスデザイン) ・アジャイル開発 https://ichitani.com/ 株式会社リコー CDIO付DXエグゼクティブ
3.
2022.2.21
4.
5.
DX
6.
情報処理機構IPAによるDXのレポート(日米比較) 6
7.
7 日本のDX取り組み状況:45% (米国は70%強)
8.
⽇本の組織は変われるか?
9.
勝てる
10.
20年前の ソフトウェア開発と 状況が同じ
11.
不条理、⾮効率、機械的
12.
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13.
イノベーター 2.5% アーリー アダプター 13.5% アーリー マジョリティ 34% レイト マジョリティ 34% ラガード 16%
14.
イノベーター 2.5% アーリー アダプター 13.5% アーリー マジョリティ 34% レイト マジョリティ 34% ラガード 16% ⽇本における アジャイルの到達イメージ
15.
イノベーター 2.5% アーリー アダプター 13.5% アーリー マジョリティ 34% レイト マジョリティ 34% ラガード 16% 神話の時代
16.
⽇本におけるアジャイル開発とは 失敗の歴史
17.
⾎塗られた歴史 受託開発やSIでの合意形成の難しさ 2000年代の⽇本の開発シーンは受託やSI中⼼。スプリントによって 発⽣する変更を請負契約でどうやって受け⼊れるというのか? 他の現場プラクティスをそのまま適⽤してしまう ⽂脈の違いに着⽬しないまま、他の現場でのプラクティスをそのま ま適⽤して上⼿くいかない問題。 (新たな取組にとにかく事例を求める「事例ファースト」と同じ) 経験者不⾜ アジャイルは良いらしい、でも誰も上⼿くやれたやつを⾒かけた 者はいない…。”アジャイル経験者” は幻の存在。
18.
イノベーター 2.5% アーリー アダプター 13.5% アーリー マジョリティ 34% レイト マジョリティ 34% ラガード 16% 突破の時代 AEPやアジャイルサムライ の登場によって現場で実践 する道が開けた時代のこと じゃ。ここまで積み上げた 死屍累々の上にアジャイル はある
19.
Toshihiro Ichitani All
Rights Reserved. インセプションデッキ われわれは なぜここに いるのか エレベーター ピッチ パッケージ デザイン やること やらないこと リスト プロジェクト コミュニティ 技術的な 解決策 夜も眠れない 問題 期間を 見極める トレードオフ スライダー なにが どれだけ 必要か Whyを明らかにする Howを明らかにする
20.
インセプションデッキという テンプレートが凄いのではないよ。 必要なこと(期待)を最初の段階で 作り⼿と依頼側の垣根を越えて 認識合わせをすることに 絶⼤な効果があるのだよ。
21.
アジャイル開発と⾔ったって そんなことすら われわれは出来てなかったのだよ。 でもいまだに出来ていない現場やチームは 少なくないのではないかな
22.
イノベーター 2.5% アーリー アダプター 13.5% アーリー マジョリティ 34% レイト マジョリティ 34% ラガード 16% 普及の時代 スクラムの実践が⼀気に 広がった時代じゃ。webサービス 系企業を中⼼に実践が広がり、 ⽇本のアジャイルの基礎とも ⾔える⼟台ができたんじゃ
23.
そのあとの⽇本における アジャイル開発の快進撃は みんなも知っているとおりじゃ…
24.
めでたし、めでたし
25.
DX
26.
⽇本の企業において 圧倒的に不⾜している能⼒
27.
Photo on VisualHunt 探索する能⼒
28.
絞り込み、磨き上げのための「深化」 だけでは外部環境の変化に適応できない そもそもの選択肢を広げる「探索」が必要 現実には、コストとリスクを伴う上に 成果が不確実な「探索」よりも、 ⾃社の得意な領域である「深化」に フォーカスしてしまう(成功の罠) 両利きの経営 知の探索 (新規事業) 知の深化 (既存事業) (出所)オライリー、タッシュマン(2016)「両利きの経営」 (監訳・解説:⼊⼭(2019)) 両利きの状態 成功の罠 企業は事業が成熟するに伴い 「深化」の実施に偏る傾向がある
29.
Photo credit: Daryl
DeHart on VisualHunt.com 1980年代からの “深化”の呪縛
30.
40年の深化の果てに たどり着いた場所 深化 = 効率化、改善、洗練 効率化とは
“迷わない” こと つまり、深化とは選択肢をできるだけ 絞った状態を前もって作って おく活動のことである
31.
不条理、⾮効率、機械的
32.
Photo on VisualHunt アジャイル開発
33.
イノベーター 2.5% アーリー アダプター 13.5% アーリー マジョリティ 34% レイト マジョリティ 34% ラガード 16% 探検の時代 DXの名の下に、組織ぐるみで 変⾰の動きがにわかに活発に。 アジャイルが無縁だった領域に、 今我々は再び、踏み⼊れよう としているのだ。
34.
アジャイル = 開発? 34
35.
35
36.
36
37.
37
38.
Photo credit: othree
on Visualhunt.com 組織運営にアジャイルを 適⽤する
39.
従来の組織構造と運営に 働きかけることになる
40.
40 Agile Again 開発で20年かけて実現した進化を 今、組織運営に
41.
Photo credit: The
Library of Congress on Visualhunt / No known copyright restrictions われわれが直⾯する 困難の本質とは何か?
42.
本当の困難とは「意識していないこと」への意識 技術適応、アジャイル開発、プロダクトマネジメント、 仮説検証、機能するチーム、組織開発、 … 必要する⼿⽴ては枚挙にいとまがない だが、それ以上に本質的な困難とは 「これまでの組織、事業を⽀えてきた価値判断」 そのものへの対峙である。 今まで信じて疑わなかったもの、現に利益を⽣み出す⽅法、 考え⽅⾃体を問い直すことへの⾃然な抵抗。 Photo on
Visual hunt
43.
Photo credit: aka
Quique on VisualHunt.com / CC BY-NC-ND 分断 変⾰への果敢な取り組みが 際⽴たせるもの、それは 「これまで」と「これから」 「既存事業」と「新規事業」 「全体」と「詳細」 「経営」と「現場」 「役割」「職位」「職能」「世代」
44.
Toshihiro Ichitani All
Rights Reserved. 越境 Photo credit: James Marvin Phelps via Visualhunt.com / CC BY-NC 組織を越えること、これまでに囚われないこと
45.
https://digitaltransformationjourney.link/
46.
Toshihiro Ichitani All
Rights Reserved. Photo credit: Israel Defense Forces on Visualhunt.com / CC BY-NC 「⽇本の組織」にとって、 そして「⽇本のアジャイル」にとって これからが勝負の「2周⽬」
47.
新たな旅をはじめよう。 Photo credit: digitalpimp.
on Visualhunt.com / CC BY-ND
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