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UI/UX設計の考え方
■問題点
サイトを訪問したときにひと⽬で
「何のサイトなのか」「どんなものを取り扱っているのか」
など、サイトの⽬的がわかりにくい。
独⾃コンテンツが少ないため、ユーザーアクティブ指数や
新規ユーザーを取り込むには乏しい印象がある
■⽬的
1. FANを増やす。検索エンジン対策として
2. FANを増やす仕組み、発⾒頻度(集客・認知・検索最適化)、新規ユーザーの
とりこみ
3. コンテンツのボリューム数、UU数、(直帰率、回遊数、遷移数)
■第⼀優先
顕在化している「ウオンツ」応えるための「機能・コンテンツ
の最短距離を提供する。
■第⼆優先
様々な提案をおこない「ウオンツ」を直感的に形成し、衝動買
いを誘引する。
リニューアルする際に直⾯する課題
• ガイドラインを無視
• トレンド/競合へのリサーチ不⾜
• ユーザー⾏動を無視
• ステークスホルダーが多すぎる
• 部署ごとにやりたいことが違う
• 機能が多すぎて、ユーザーの意思決定を阻害する
• ポイントキャンペーンサイトは○○社に陥る。認知度が低い
画面遷移図競合サイトを丸裸にする
スタートアップ
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キャンペーン ためる つかえる 家族でシェア
加盟店検索 お知らせ よくある質問 わけあえる
スタートアップ
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ポンタplay(ゲーム)
ポンタリサーチ(アンケート)
メニュー 家族でシェア
特典交換
よくある質問
交換する
ポンタweb
http://www.ponta.jp/sp/
たまる使える キャンペーン
競合サイトを⽐較することでUI/UXの改善、SEO構造の問題点、コンテンツの質の向上やCVR導線、
回遊性などが⽐較検証できる
アプリ追加機能
No. ⽬的 施策 現状ある機能 機能 他社参考例
掲載されている
URL
制作項⽬数
1
1.CVR
(お店買い物・カード申し込み・ポイ
ント消費)
2.告知⽤(消されないようにする。)
3.集客(ダウンロード数を増やす。)
GPS機能
(近くの店舗お知らせ)
●
ユーザーのGPSと店舗情
報の紐付けを⾏い、近辺
の店舗を知らせる。
●TSUTAYA
http://www.hoke
nmarket.net/sho
p/summary.html
全122店舗
→セルの「店舗⼀覧」
に
店舗数を記載
●項⽬
ーーーーーーーーー
1.地図
2.営業時間
3.電話番号
4.地図を⾒る
5.ネットによるご予約
ーーーーーーーーー
2
1.CVR(ポイント消費・カード申し込
み)
2.告知⽤(消されないようにする。)
3.集客(ダウンロード数を増やす。)
質問回答(Q&A) ☓
ユーザーが質問をして、
回答してくれるサービス。
●教えてGoo ファイナンシャルプランナーが答えてくれる。
http://oshiete.goo.
ne.jp/professional/j
ob/20
3
.CVR
(ポイント消費)
2.告知⽤(消されないようにする。)
3.集客(ダウンロード数を増やす。
ゲーム
☓ ユーザーがゲームをして
ポイントをためるサービス
http://play.ponta.j
p/circus/index.htm
4
.CVR
(ポイント消費)
2.告知⽤(消されないようにする。)
3.集客(ダウンロード数を増やす。
アンケート
☓ アンケートに答えてポイン
トをためるサービス
プロトタイプ設計
なぜプロトタイピングが必要なのか︖
いきなり設計して作ると
使いやすい保証もユーザーが使ってくれる保証もない
間違った設計がリソースの保証もできない
グリッドレイアウト型
良い点:アイキャッチ画像を⾒せつつ、1画⾯内にたくさんのコンテンツが⾒せることができる
悪い点:狭いスマホ領域では各コンテンツが⼩さくなるのでみづらい
リストレイアウト型
良い点:タイトルと写真の位置が固定されており視線がみだれず落ち着いてよむことができる
悪い点:単調なため、新線がないのでユーザーのがみたいという気持ちが低くなる
写真のトリミングに固定サイズをしていするため違うとレイアウトが崩れる
⼀覧ビューレイアウト考察
多数パターンのレイアウトをUI検証を実践レポートを作成する必要がある
あらゆる⽭盾を検討して潰していく
そのあとにグラフィック検討の最終判断をおこなう
さらに磨き上げたいポイントとして
スペックに出ない品質向上
(速度、スムーズさ、固まらないこと、字詰めなど)
UX指標
UXの複雑な要素はこの⽮印の指標が⼀般要素になる。
この⽮印の質と量をあげるのがキモ
ターゲットのユーザー情報を集める
ユーザーの⾏動パターンをまとめる
企業のコモディ化が進むにつれてPRプロモーションを図り
顧客との接点を強め、価値の提供の⼯夫が必要になってくる
スマート化される未来ではいつ、どこでも⼈、モノ、情報がうまれ
新しい価値が⾒だされる。
デザイン設計
⾊の決め⽅
ベースカラー メインカラー アクセントカラー
使う⾊は3⾊をベースに
⾊の決め⽅デザイン例
⾊の決め⽅
ベースカラー メインカラー アクセントカラー
使う⾊は3⾊をベースに
選び⽅
メインカラーから離れた⾊相にすると鮮やかになります。
メインカラー⻘の場合
メインカラー緑の場合
SEO観点からのUX設計
#
項目 解説
01.コンテンツ・ページ要素に関するチェック項⽬
1コンテンツはオリジナルでユニークなものか
検索エンジンは、オリジナルでユニークなコンテンツを評価します。
他のサイトから転載したコンテンツや、ECサイトの商品説明が複数のサイトで同じものが使われているようなコンテンツ
は好みません。 そのサイト(ページ)にしかない付加価値を作り出すことが重要です。
2コンテンツはユーザーのニーズに応える良質な内容で テーマ性の
ある構造になってるか
コンテンツのテーマは対策したキーワードと⼀致しているか、
Googleが考える良質なコンテ ン ツ ( http://googlewebmastercentral-ja.blogspot.jp/2012/09/more-guidance-on-
building-high-quality.html)を念頭に作成されているかを確認します。
またテーマ性も重要な概念です。例えば、ピアノ教室で上位表⽰させたい場合は、ピアノ教室⼀覧・ピアノの楽譜集・ピア
ノ調律⽅法・ ピアノリサイタル情報等の関連したコンテンツが複数⽤意されており、ツリー型の構造でテーマ性が構築さ
れていると検索エンジンから の評価をさらに⾼めることができます。
3重要なコンテンツはページ上部に配置されているか いわゆる「ファーストビュー」の領域を「Above the fold(アバブ・ザ・フォールド)」とも⾔いますが、検索エンジン
は、Above thefoldにどのようなコンテンツがあるかを重視します。
キーワードが⼊ったh1⾒出しとそのリード⽂、また重要なh2⾒出しやリンクもこの領域に配置します。
4⼤⾒出しの下にリード⽂が配置されているか 検索エンジンはページ上部のコンテンツを重視します。特にこの部分のテキスト情報は重要な要素となるため、ページの⼤
⾒出し(h1)
の直下にキーワードを含めたリード⽂を配置します。
5サイト内に⼤量の類似ページ、重複ページがないか
サイト内にキーワードやテンプレート、内容の似通った類似ページ、重複ページが⼤量にないかを確認します(例えば、カ
テゴリ⼀覧、
並び替え、タグ、サイト内検索結果等)。量が多い場合は制御を検討する必要があります。
6カテゴリページ(⼀覧ページ)の構成は最適か カテゴリの⼀覧ページはデータを⼊れ替えただけの⼤量のページが⽣成されやすいため、テンプレートにバリエーションを
持たせるとよいでしょう。特に上位階層のカテゴリページは単なるリスト形式の⼀覧ではなく、解説、コラム、ランキング
等を配置してリッチな内容 にするとよいでしょう。
7OEM等で他サイトと重複していないか
同⼀データを展開しているサイトが複数ある場合、検索エンジンは基本的には1ドメインのみを評価するようなアルゴリズ
ムとなっています。そのため他社からデータを購⼊していたり、または販売している場合は、SEO効果が出にくくなります。
また重複判定はテキスト データの⼀致度に対して⾏われると⾔われていますので、ページレイアウトなどデザインを変え
ても改善案とはなりません。
8内容の薄いコンテンツや低品質なコンテンツを表⽰していないか
例えば0件の⼀覧ページやレビューページ、在庫切れの商品ページはユーザーにとって価値がないため、このようなコンテ
ンツにはリンク
を削除し辿れないようにする等の対応が望ましいです。 また、⾃動⽣成されたコンテンツや誘導ページ等
(https://support.google.com/webmasters/answer/66361 )の低品質なコンテンツ をユーザーに提供していないかも
確認します。
9ページ上での広告やアフィリの割合は多くないか 広告やアフィリエイトの割合が多いページは中⾝のない(少ない)ページと判断され、サイトの評価も下がってしまう可能
性がありま
す。特にAbove the foldで広告やアフィリエイトの占有率が⾼いページはその可能性を⾼めるますので、位置を移動したり、
数を減らし たりする必要があります。
検索エンジンからの集客を増やす SEOチートシート内部施策
02.リンク設計に関するチェック項⽬
10 静的リンクで設置しているか クローラーに正確にリンクを理解させるため、リンクは<a href="">でhtml内に静的に設定します(JavascriptやFlashに
よるリンクは正
確性を⽋くため、SEO的に重要なリンクには使⽤しません)。また重要な個所ではリダイレクトリンクは避けたもので設置
します。
11 ナビゲーションは、ユーザーと検索エンジンにとって使いやすく
整理されたものか
Googleが推奨するナビゲーションは、テキストリンクでドロップダウンメニューや画像、アニメーションのみでないもの
としています。
(参照︓スターターガイド「ナビゲーションをわかりやすくしよう」
http://static.googleusercontent.com/media/www.google.co.jp/ja/jp/webmasters/docs/search-engine-
optimization-starter- guide-ja.pdf) また検索エンジンはナビゲーションからサイト内の重要なコンテンツを理解しよう
としますので、重要なコンテンツはグローバルナビ等 に⼊れ、多くのページから遷移できるようにしておきます。
12 パンくずが適切に配置されているか パンくずは全ページに配置し、階層構造のトップページから現在地までの遷移に抜けはないか、またアンカーテキストに
キーワードが含
まれているかを確認します。セマンテック化(リッチスニペット)の対応も⾏った⽅がよいでしょう。
13 トップから重要なページへ3クリックで遷移できるか 検索エンジンはトップページから少ない遷移数で到達できるページを評価します。したがって重要なページへはトップから
3クリックで遷
移できるようにサイト内のリンク構造を構築します。
14 上層、同列横階層、下層へのリンクは配置されているか クローラーがなるべくサイト内の多くのページをクロールできるように、上層・同列横階層・下層へのリンクを設置します。
数が多い場
合は重要度の⾼いものを優先して配置します。
15 アンカーテキストや画像のaltのキーワードは不⾃然じゃないか ペンギンアップデート2.0の実施により、⼤量の偏ったアンカーテキストによるリンクは不⾃然なリンクとし、検索エンジ
ンにチェックさ
れます。サイト外部からはもちろん、サイト内部でもキーワード完全⼀致のアンカーテキスト等はせずに、バリエーション
を持たせたも ので設定します。
03.URL設計に関するチェック項⽬
16 永続性のあるものか
検索エンジンはそのURLがどのくらいの期間安定してユーザーにコンテンツを提供していたかをスコアとして判断に使⽤し
ています。し
たがってページを作成する際は永続性を考慮する必要があります。 例えばキーワード「クリスマス」で対策するページは、
http://hoge.com/xmas/ として、アーカイブを、 http://hoge.com/xmas/2012/ のようにするとよいでしょう。
17 正規化されているか 1ページに複数のURLが存在しないように正規化したものにします。wwwの有無は301リダイレクトしたりWebマスター
ツールで設定す
ることもできます。URLの分散はカノニカル(No36で説明)を設定します。
18 静的化(擬似静的化)されているか クローラーは複数のパラメータを含む URL や、過度に複雑な URLの場合、認識しづらくクロールに問題が⽣じインデッ
クスされない可
能性があります。したがって重要なURLは静的URL、もしくは擬似静的化し、クローラーに確実に認識されるもので作成し
ます。
19 階層化されているか 以前は「/Dir1-Dir2-Dir3/」のように階層が浅いものが好まれましたが、最近では「/Dir1/Dir2/Dir3」のように階層化さ
れたものが検索
エンジンにもユーザーにもわかりやすいという理由で推奨されています。また階層はあまり深くならない構造で作成します。
04.キーワードに関するチェック項⽬
20 ⼈気のキーワードが選定されているか 検索回数は訪問者のトラフィックボリュームに直結するため、キーワードツール(Googleキーワードプランナーやキーワードウォッ
チャー等)を使⽤し、検索回数の多いキーワードを選定します。その際、表記揺れ(ひらがな、カナ、漢字等)やフレーズの語順も検索される
回数の多いものを選定します。
21
1ページ=1キーワードになっているか 1ページに複数のキーワードで対策すると、コンテンツと各キーワードにおいてページテーマの適合度が低くなります。したがって1ペー
ジ=1キーワードで対策するのがベストですが、多くても2語までにするように設定します。
22
複合キーワードは近接しているか 複合キーワードは近接した状態のものを検索エンジンは評価します。例えば対策するキーワードが「渋⾕ ランチ」の場合は、「渋⾕
イタリアン ランチ」ではなく「渋⾕ ランチ イタリアン」とします。
23
複数のページで同じキーワードを設定していないか 1つのキーワードをサイト内の複数のページで対策すると、キーワードの評価が分散してしまうため、対策するキーワードはサイト内で
重複しないように設定します。
24 キーワードを極端に使いすぎていないか
過剰にキーワードを使⽤していると「キーワード・スタッフィング」のスパムと判定される可能性があります。コンテンツにキーワード
を繰り返し使⽤し不⾃然なものになっていないか、キーワードを意識するあまり、全ての⾒出しにキーワードが埋め込まれていないか等を確認
します。
25
カテゴリは最適か
カテゴリの名称には⼈気の⾼いキーワードを設定します。カテゴリ名でキーワードが重複する場合は、他のワードを使って差別化するこ
とが重要です。 例)
東京都 > 府中市 ← このカテゴリ名を「府中市(東京)」等にする 広島県 > 府中市 ← このカテゴリ名を「府中市(広島)」等にする
またカテゴリで「⾃転⾞」は「折りたたみ⾃転⾞」「電動⾃転⾞」「マウンテンバイク」…のように、それぞれにコンテンツ量がある場 合は1
つのカテゴリとして細分化します。
05.HTMLに関するチェック項⽬
26
titleタグにキーワードは⼊っているか
titleタグは検索エンジンが⾼く評価する要素の1つで、キーワードを適切に⼊れたタイトルを作成することで、そのページのキーワードに
対しての評価を向上させます。 またGoogleは35⽂字以上のタイトルは省略されるため、35⽂字以内で検索ユーザーのクリックを促すようなも
ので作成します。
27
meta-descは検索結果画⾯に表⽰された際に クリックを促す内容となっている
か 検索結果画⾯の説明⽂として表⽰される可能性があり、⽂中に検索ワードを含めることでさらにその可能性を⾼めます。また検索ユー
ザーのクリックを促すようなものを作成することで検索結果ページでのCTR向上につながります。
28 frame、Flash、Javascript(Ajax)などで 検索エンジンに認識されにくい技
術を⽤いていないか
コンテンツが別ファイルであったり、外部読み込みやソース上に記述されない⽅法で作成していると検索エンジンはその部分のコンテン
ツを認識しにくく、正しく評価してくれない可能性があります。重要なコンテンツは検索エンジンがきちんと認識できるもので作成しま す。
29 コンテンツの⽂章構造は適切か(⾒出しタグのレベル) 検索エンジンにページのテーマ性を正確に伝えるには、⾒出しと段落を⽤いた論理的な⽂章構造でページを作成します。またh1タグは⼤
⾒出しに相当するものなので、ページ上での最⼤フォントでソース上部に配置します。
30
誤解される記述、過剰な施策は⾏ていないか
検索エンジンはユーザーが閲覧するページとクローラーが取得するページの情報が⼤きく異なる状態を好みません。Googleの「隠しテキ
ストと隠しリンク(https://support.google.com/webmasters/answer/66353?hl=ja)」を参考に検索エンジンに対しての偽装⾏為 や、誤
解を与えるような⾏為をしていないか、また過剰なSEO対策も誤解を与えますので⾏っていないかを確認します。
31 リッチスニペットに対応しているか ランキングに影響を与えるものではないですが、検索結果ページでのCTRを向上させる効果が期待できるため、可能であれば対応した⽅
がよいでしょう。
参照︓リッチ スニペットと構造化データについて(https://support.google.com/webmasters/answer/99170)
0
6.技術⾯でのチェック項⽬
33 sitemaps.xmlは⽤意されているか クロール促進のために⼤規模サイトは sitemaps.xmlを作成し、主要なページは網羅して全て含めるようにします。ただし、 robots.txtで
ブロックしているページやカノニカルで他の URLへ正規化しているページは記載しないようにします。
34 robots.txtは適切に設定しているか robots.txtは、クロール制御したいページがあるときに設置します。また⼤規模サイトでクロールバジェットを消費している場合に、ク
ロールさせなくてもいい動的ページなどをブロックするのに使ってもよいでしょう。正規表現も使えますが、誤った書き⽅をしてイン デックス
対象ページをブロックしないように注意しましょう。
35 デバイス(PC・スマホ・モバイル)毎の設定は適切か
各デバイスでURLが違う場合は、それぞれの関係性を Googleに理解させるためにアノテーションを設置する必要があります。
またユーザーエージェントの情報に基づいて PCとスマートフォンで異なるページを表⽰している場合は、 Vary HTTPヘッダーを設置しま す。
(参照︓スマートフォンとフィーチャー フォンをサポートする⽅法 https://developers.google.com/webmasters/smartphone-
sites/feature-phones?hl =ja)
36
カノニカル(rel="canonical" )は適切に設定しているか
カノニカルは、例えば、hoge.com/skirt/ と hoge.com/skirt/? clk_top 等、内容が同じで分散しているURLを正規化するため使⽤しま
す。 また重複コンテンツに対して指定する際には、指定元のページからしか辿れないリンクがないか、指定先のページが 404やソフト404でな
いかなどを確認する必要があります。
37 ページネーションは適切に設定しているか
ページネーションは主に以下の項⽬を確認します。
①ページネーションタグが適切に⼊っているか
②ページネーションナビはクローラビリティを⾼める⼯夫がされているか
③Nページ⽬の差別化はされているか
②は、⼤量のページネーションがあるサイトの場合、前後5ページや50ページ先など深層のページへのリンクも設置します。
38 サイトメンテナンス時は503に設定しているか サイトメンテナンス時はクローラーにメンテナンスページがキャッシュされない様に HTTPステータスコードを503に設定して、現在メン
テナンス中であることを伝えます。
39
終了ページは404になってるか
ページが完全に終了した場合はHTTPステータスコードを404にして検索エンジンのインデックスサーバから消すようにします。インデッ
クスに残り続けると、次に同じテーマのページをリリースした時、検索エンジンは歴史のある URLを重視する傾向があるため、新たな ページよ
りも過去のページがヒットする可能性があります。また 404ページへの被リンクは全て削除し、 sitemapsからも終了ページを削 除する必要があ
ります。
40 404はカスタムしたもので⽤意されているか 404 ページをわかりやすくカスタマイズすることにより、探している情報の場所をユーザーに知らせたり、役に⽴つ他のコンテンツを提
供したり、別サイトへの移動を減らしサイト内をさらに探すよう促すことができます。
07.googlesearchconsole上でのチェック項⽬
41 「サイトのメッセージ」は届いていないか サイト内で問題が検出された場合、 Googleからメッセージが届きます。特にガイドライン違反に対する警告メッセージが届いた場合は早
急に対応し、再審査リクエスト等の対応が必要です。
42 「HTMLの改善」で重複データ(タイトル、メタ)が検出されていないか 「検索のデザイン>HTMLの改善」で、メタデータとタイトルタグで重複がある場合はユニークなものに変更します。また⻑いタイトルタ
グの指摘がある場合も対応しておいた⽅がよいでしょう。
43 「⼿動による対策」でスパムの記載がされていないか 「検索トラフィック>⼿動による対策」にメッセージが届いている場合は、サイトが Googleのガイドラインに違反してペナルティを与え
られている可能性があります。その場合は問題箇所を速やかに修正し再審査リクエストを⾏いペナルティを解除してもらう必要がありま す。
44 「インデックス ステータス」に異変はないか 「Google インデックス>インデックス ステータス」において「インデックスに登録されたページの総数」が急激に減っている場合はク
ローラーがサイト内のページにアクセスできていない可能性があります。原因箇所を⾒つけグラフが右肩上がりに推移するように対策す る必要
があります。
45 「クロール エラー」が⼤量に検出されていないか 「クロール>クロール エラー」で500番台のサーバエラーが頻繁に出ていないか、ソフト404が出ていないか、⼤量の404がいつ
までも出続けていないかを確認します。
46
「サイトマップ」の⼀覧で「エラー数」や「警告数」が検出されていない か
「クロール>サイトマップ」の⼀覧の「問題の件数」が検出されている場合は、検索エンジンに正しく sitemaps.xmlの内容が伝わってな
い状況ですので修正し「サイトマップを再送信」を実⾏する必要があります。
47 「URL パラメータ」で重要なページを制御していないか 「クロール>URLパラメータ」より指定したパラメータごとに Googleのクローラーを制限できますが、間違って重要なページやクロール
対象としているページが設定されていないかを確認します。
以上の項⽬を施策を⾏ったうえでGoogleの検索アップデートに対応し、よりユニークなキーワード
設定に合わせた質の良いコンテンツ、ページがちゃんと判断されインデックスすることが重要になり、
検索結果向上につながる。
MFI(モバイルファーストインデックス)により今まではPC向けのページの内容しかみていなかったが
スマホ向けもすべてPC向けのページの内容をもとにおこなってきたが
ところがMFIによりそれが逆転する。
モバイル版(スマホ向け)ページの内容をインデックスや検索結果での順位決定に使い、PC向け
ページの内容は(ほとんど)⾒なくなるということ。
現状のサイトが同⼀URLで動的にPCとSPで出しわけているやもしくはスマホ向けはないなどの
ページがあれば対応が不要だが
SPのコンテンツが薄かったり、PC向けとスマホ向けで別URLで運⽤していると
対応が必要になるので対策をする必要がある
分析
• ユーザー調査
• 競合アプリ調査
• 競合アナリティクス調査
• 競合SEO調査
• ビデオ調査(ユーザーテスト)
ABテスト
ABテストの事前準備
ユーザーテストやアクセス解析、ヒートマップで
課題を抽出
アナリティクスで重要な指標だけを絞り込みフローチャート化(KPIマップ)で前後関係を可視化
ユーザテストデータで「離脱ポイントの要因」を可視化
ビジネス成果を上げるために、
「どのページでテストするのが効果的か︖」
を検討する具体⼿⼿法
KPIマップ
課題調査の結果を活⽤して
テスト実⾏⾏⾏順を客観的にきめよう︕
仮説の棚卸し
必ず仮説を⽴ててからテストをする
仮説とテストを繰り返しダメパターンの知⾒をため改善していく
「やってはいけないことリスト」を蓄積していくことでテストの制度を⾶躍的に向上させる

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