Successfully reported this slideshow.
We use your LinkedIn profile and activity data to personalize ads and to show you more relevant ads. You can change your ad preferences anytime.

Transmarket7th 2

1,593 views

Published on

公共交通マーケティング研究会第7回例会(2020年12月24日開催)での講演資料一つ目「『コロナ危機』収束まで/収束後のバス事業ロードマップ」

Published in: Marketing
  • Be the first to comment

  • Be the first to like this

Transmarket7th 2

  1. 1. 「コロナ危機」収束まで/収束後の バス事業ロードマップ 2020年12月24日
  2. 2. 2 「バス事業ロードマップ」
  3. 3. 3 「緊急事態」が明けて半年 わかってきたこと ⚫ 飛沫感染がほとんど(まれに接触感染、エアロゾル感染) →手洗い・マスクを徹底すれば、リスクは会食・歌唱時などに限定される →公共交通の利用や旅行そのもののリスクは小さい →とはいえ、拡大時(寒冷期など)には行動全体の抑制が早道 ⚫ ワクチン開発が進捗 ❶コロナとの戦い方 「収束」のイメー ジが見えてきた ❷「収束」のイメージ ⚫ どうなれば「終わり」なのか見えていなかったが、ワクチン 開発の進捗で「収束の要件」がなんとなく見えてきた ① 新規陽性者、死亡者などの指標が安定していること (気温が上がる春~夏の可能性高い?) ② ワクチン安定供給など具体的な進展があること ③ 政府がなんらかの宣言を行うこと 論点の一つ目は 「いつ収束するの か」 第十五回日本モビリティ・マネジメン ト会議(2020/12/19) 【特別講演の動画】 大毛宏喜・広島大学大学院 医学系科学研究科教授 「新型コロナウイルス対 策の考え方」
  4. 4. 4 消費者心理、消費行動の変化 事例 高速バス輸送人員の前年比 高速バス 東京~地方都市路線11月度 東京側在住者の利用 地方都市側在住者の利用 2019年 2020年 東京側在住者の利用は「5割減」だが、高速バス市場を支 えてきた地方側在住者の利用は「8割減」 →大都市の感染リスクのほか、出張抑制(ウェブ会議で代 替)、イベント中止などの影響 「東京は怖い」の イメージだけなら 収束するが、 「“都会に出る” 習慣」がなくなっ たのであれば、需 要は回復しない 論点の二つ目は「収 束後、需要はどこま で回復するか」
  5. 5. 5 「いつ収束」×「どこまで回復」 論点❶ いつ収束? 楽観的な想定 21年春。気温上昇とワクチン供給体制構築を踏まえ、新年度&オ リ・パラに向け政府が「収束宣言」 中間の想定 1年間ほど感染が増減しながら、ワクチン安定供給を機に収束 悲観的想定 ワクチン開発失敗。4~5年、自粛と緩和をダラダラ繰り返し自然収束 論点❷ どこまで回復? 「市場によって回復度合いが異なる」×「楽観・中間・悲観」 【通勤】一部で在宅勤務が定着し9割まで回復? 【通学】高校生はおおむね回復するが、大学生は7~8割に留まる? 【出張】ウェブ会議が定着し、7~8割に留まる? 【貸切】教育旅行分野は回復。募集モノはシニア層の需要戻らず? 「収束後の日本社 会」とは、次の大 きな変化(戦争? 災害?)まで長い 期間付き合わない といけない 実は論点❷の方が 重要 回復割合の中間の想定(それぞれに楽観/悲観的想定も必要)
  6. 6. 6 メインシナリオとサブシナリオ 【メインシナリオ】高速バスを例に 「制御」フェーズ(収束まで) に取り組むべきこと ⚫ 運行計画を柔軟に変更& 内容を丁寧に情報提供 ⚫ 「Go To」活用 ⚫ 再び「緊急事態」に戻る リスクへの備え ・出向/副業受け入れ先確保 「新常態」フェーズ(収束後) に取り組むべきこと ⚫ 現有顧客基盤での収益性 向上 ・ダイナミック・プライシング ・管理の受委託活用 ⚫ 新規市場 ・個人化する観光客取り込み 短期に収束 し、相当の 需要が回復 した場合 【サブシナリオ】 ❶「緊急事態」に 戻るケース(地域 限定などを含む) ❷事態が相当長期化するケース ❸「収束」したのに、自社の市場で は需要が大きく回復しないケース
  7. 7. 7 シナリオ作り 「事業別×分野・ 市場別×フェーズ 別」で 考えられうる施策 をすべてリスト アップ メイン・シナリオ 収束 まで 収束 後 運行計画 営業 (既存客) 営業 (新規客) 人事・労務 ファイナン ス その他 サブ・シナリオ 再び 緊急事態 収束が 遅れる 収束しても 回復しない
  8. 8. 8 メインシナリオとサブシナリオ サブシナリオ(プランB)に移行する基準 ➊再び「緊急事態」に戻るケース 市場環境や事業の収益性、経営体力により異なる サブシナリオの一例(高速バスの場合) ●雇用維持(大規模な出向/副業) ●柔軟な運行量調整 ➋事態が相当長期化するケース ●撤退基準(「損切り」ライン)明確化 ※路線単位/事業全体 ➌収束しても需要回復しないケース ●【従来の取り組みの精度向上】 レベニュー・マネジメント(ダイナミック・プライシング) 常連客囲いこみ 観光客取り込み ●路線のトリアージ(路線統合や撤退) 「事業別(路線/高 速/貸切…)」と 「会社全体」という 2つのレイヤーで、 自社独自のロード マップを今から準備 が必要 サブシナリオへの移行単位 事業別に移行するか/会社全体で移行するか→状況により異なる ➌の場合、ビジネ スモデルの修正も 視野に

×