Art Hack Day 2018 では、参加申し込みから選出されたアーティストや技術者、そして研究者が一堂に会し、その場で結成したチームで、「BEING THERE（現れる存在）」をテーマにアート作品を制作する。優秀な作品は日本科学未来館の常設展示「メディアラボ」にて、数か月間の展示を予定。

2. 日本初のアートハッカソン
一般公募から選出されたアーティストと技術者が一堂に会し、
アートとテクノロジーが融合した新たな作品を即興的に制作。

3. Art Hack Day （アートハックデイ） は、日本初の
アートに特化したハッカソンイベント。選出された
50～60名のアーティストとエンジニア、科学者が一
堂に会し、アートとテクノロジーが融合した新たな
作品を数日で即興的に期間内で制作する。
最終日には、テクノロジー、アート、メディアなど
様々な分野を牽引するパイオニアたちによる講評と
審査を実施。制作された全作品は、Art Hack Day
後に開催する展覧会にて展示。その中でも高い評価
を得た作品は次のステージに向け、個展などの展示
の機会提供やメディア配信などの活動サポートを行
う。
社会の変化を感覚的に鋭く読み解くアーティストの
感性をエンジニアの論理的思考と高度な技術により
具現化した時、それは未来の変化の兆し（未知の課
題や価値）を体験できる形にしていると考えている。
それらを即興的に作ることで、余計なバイアスを取
り除いた、純度の高い作品が仕上がることを期待し
ている。
Art Hack Day とは？

4. 多分野横断型の新たなアート集団やアート系スター
トアップ（企業）の輩出を目的に、2014年から日
本初のアートに特化したハッカソンとして開始し、
現在までに共催含め計4回開催している。これまで
に237名が参加し、そこから49チームが結成され、
49作品が制作された。イベントで制作された作品の
中には、国際芸術祭や著名なギャラリーで展示され、
アーティストが他分野のエンジニアや研究者と新た
な表現方法を探求する、もしくはアーティスト以外
の職種がアート制作活動に参加する取り組みとして
認知されつつある。
今後は、東京以外でも開催できるようにArt Hack
Day フォーマットのオープンソース化とライセンス
化を進める予定。
【主催：ヴォロシティ株式会社】
ソフトウェア設計手法や思考法を活用し、主にアートやサイ
エンス、カルチャー領域でコミュニティデザイン、イベントデ
ザイン、プロジェクトのプロデュースや事業開発をおこなう。
2011年9月 ヴォロシティ株式会社 設立
2014年8月 3331 Arts Chiyodaと「3331α」設立
2016年6月 野外音楽フェスTAICOCLUBと「TAICOLAB.」設立
2016年7月 東京大学の池上教授や筑波大の岡准教授らと「ALife Lab.」設立
2016年8月 裏千家茶人の松村宗亮氏らとアート集団「The TEA-ROOM」を結成

5. 開催概要
● タイムテーブル：
Day 1：インスピレーション／レクチャー／ワークショップ／レセプション
09:30～10:00：受付
10:00～10:00：アイスブレイク
10:00～11:30：インスピレーショントーク(2名)／対談／質疑応答 2名
11:30～13:00：レクチャー/ワークショップ①
13:00～14:00：ランチ
14:00～15:30：レクチャー/ワークショップ②
15:30～16:00：ブレイク
16:00～17:30：レクチャー/ワークショップ③
17:30～18:30：チェックアウト（整理や感想共有）
18:30～21:30：レセプション
Day 2：アイデアソン
09:30～10:00：受付
10:00～12:00：ワークショップ①
12:00～13:00：ランチ
13:00～15:00：ワークショップ②／チーム分け
15:00～15:30：ブレイク
15:30～17:30：ワークショップ③
17:30～19:30：ワークショップ④
Day 3：ハッカソン
09:00～09:30：受付
09:30～10:00：各種説明
10:00～21:00：ハッカソン ※ランチは個別に取る
21:00～：フリータイム
Day 4：ハッカソン、プレゼンテーション、レセプション
09:00～09:30：受付
09:30～10:00：各種説明
10:00～15:00：ハッカソン ※ランチは個別に取る
15:00～19:00：プレゼンテーション（プレゼン5分、質問5分）
19:00～21:00：レセプション
※審査員は裏で1時間程検討、20:00頃結果発表
※予告なく変更される場合があります
● イベント名： Art Hack Day 2018
● 公式サイト： http://arthackday.jp
● 主催： Art Hack Day 2018 実行委員会、日本科学未来館
● 共催： ALIFE Lab.
● 協力： アーツカウンシル東京
● 開催日程： Day 1：2018/02/03(土)
Day 2：2018/02/04(日)
自主活動期間：2018/02/05(月) ～ 03/09(金)
Day 3：2018/03/10(土)
Day 4：2018/03/11(日)
展示期間：2018/03/16(金) ～ 03/18(日)
● 会場： 日本科学未来館 7F
● 参加者数： 60名～70名（書類審査制）
● 参加申込： ・公式WEBサイトのフォームより申し込み
・申し込み期限：2017/12/27(月) - 2018/01/20(土)
・参加者発表 ：2018/01/22(月)
● 参加費： 無料
● 審査員： ・池上高志（複雑系科学/ALIFE研究者）
・デビッド・オライリー（アーティスト）
・その他2名
●賞： ・日本科学未来館にて数ヶ月の展示
● 問合せ先： arthackday@volocitee.com

7. 過去の実績
▼参加人数
合計237名：49チーム・49作品：展示会参加者5000+名
・Ver 0.1.0（2014年8-9月月開催）：50名参加（10作品）
・Ver 0.2.0（2015年8-9月開催）：63名参加（12作品）
・KENPOKU（2015年10-11月開催）：64名参加（15作品）
・Ver 0.3.0（2016年11月開催）：60名参加（12作品）
▼過去の審査員
・江渡 浩一郎（ニコニコ学会β実行委員会 委員長）
・林千晶（株式会社ロフトワーク 代表取締役）
・齋藤精一（株式会社ライゾマティクス代表取締役）
・exonemo（アートユニット）
・竹内 大（Forbes Japan クリエイティブ・ディレクター）
・中村勇吾（インタフェースデザイナー）
・佐渡島庸平（株式会社コルク 代表取締役社長）
・中村 政人（3331 ARTS CYD ディレクター）
・池上高志（複雑系科学/ALIFE研究者）
・落合陽一（メディアアーティスト）
・中西玲人（アメリカ大使館文化担当補佐官）
▼メディア実績（一部）
・日本テレビ「SENSORS」
・書籍「ハッカソンの作り方」
・DOMMUNE Art Hack Day 特集（3時間拡大スペシャル）
・その他WEBメディア200以上での掲載
▼作品の展示・受賞実績（一部）
・ミラノ国際万博
・KENPOKU国際芸術祭
・NTTインターコミュニケーション・センター [ICC]
・六本木アートナイト
・みなとメディアミュージアム
・清流の国ぎふ芸術祭
・ニコニコ学会β
・YouFab
▼活動を通して新たなに生まれたアート集団/アート系スタートアップ
・Moment in Emotion（Ver 0.1.0: 2014～2015）
・The TEA-ROOM（Ver 0.1.0: 2015～）
・耳のないマウス（Ver 0.2.0: 2015～）
・CALAR.ink（Ver 0.2.0: 2015～）
・Kawabata & Usami（Ver 0.3.0: 2016～）
・tkhss（Ver 0.3.0: 2016～）
・nor（Ver 0.3.0: 2016～）
▼Art Hack Day から影響を受けたイベント
・Bio Art Hackathon 2015（Ver 0.1.0 の参加者が主催）
・KENPOKU Art Hack Day 2015（青木がディレクター）
・工芸ハッカソン 2017（青木がアドバイザー）