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8th Conference for Moodle Teachers and Developers
~ Commercial Presentation ~
MoodleとOffice365の連携と開発
Time: 2016.2.22 10:20-11:00 Room: 6212
株式会社テクノウォーカー 山岡 茂治
8th Conference for Moodle Teachers and Developers
Moodle moot japan 2016
Office365との連携方法とサンプルの紹介(40分)
1 / 30 ページ
Techno Walker Inc. All rights reserved. 文書・画像等の無断使用・転載を禁止します。
8th Conference for Moodle Teachers and Developers
発表内容 –Agenda- (40分)
• MoodleとOffice365の連携・開発(連携例の紹介)
1. はじめに
• ごあいさつ、本日のテーマ
2. Office 365とは?サービスの概要
• Office365についての紹介
3. Office365との統合環境の構築
• O365プラグインを使ったMoodle環境の構築
• ユーザー認証の統合
4. Office365との連携例
• Moodleコースにメール・予定表を表示
• WordやExcelのWeb版を使った操作
• Office Videoを使った動画配信
5. おわりに
• まとめ、ごあいさつ、質疑応答
Page. 2
2 / 28 ページ
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8th Conference for Moodle Teachers and Developers
■ごあいさつ
ライトニングトークに続き発表致します。
弊社「テクノウォーカー」はシステム開発・構築会社です。
⇒ Microsoftに関するシステム開発・構築も多く手掛けています
MoodleとOffice365の連携と開発
1. はじめに
3 / 28 ページ
■本日のテーマ
MoodleとOffice365との連携ソリューションの紹介
● O365プラグインの導入の仕方
● Office365との連携例の紹介
×
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8th Conference for Moodle Teachers and Developers
■Office 365 … マイクロソフトのクラウドグループウェア
MoodleとOffice365の連携と開発
2. Office 365とは?サービスの概要
4 / 28 ページ
WordやExcelなどのクラウド
対応版Officeアプリケーション
電子メール、予定表、ファイル共有、
ポータルサイト、Web会議などのグループウェア
+
ポータル・ファイル共有・掲示板
Exchange Online
メール・予定表・アドレス帳
SharePoint Online
Skype for Business
在席情報・チャット・Web会議
● 1ユーザーあたりの月額×人数で利用できるサービスです。
● 自社でサーバーを用意することなく利用できます。
Video / Yammer
動画配信・企業内SNS
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■Office365の実際の画面
MoodleとOffice365の連携と開発
2. Office 365とは?サービスの概要
5 / 28 ページ
メール(OWA)
Exchage Online
予定表(OWA)
Exchange Online
ポータルサイト
SharePoint Online
チャット、Web会議
Skype for Business
※もともとLync
(リンク)という名前です
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■統合環境の構築
これからMoodleとOffice365を連携してみます。
連携すると以下のような流れが出来上がります。
MoodleとOffice365の連携と開発
3. Office365との統合環境の構築①
6 / 28 ページ
利用者
※Office365アカウントを
既に持っている
Office365サインイン
(ログイン)画面
Office365アカウントを
使ってMoodleを利用
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■構築の手順1: Office365側の設定
Office365側にMoodleサイトに対しての許可を設定します。
MoodleとOffice365の連携と開発
3. Office365との統合環境の構築②
7 / 28 ページ
①テナント管理者でサインインし、アプリメニューから「管理者」を選択します。
②管理者センターの左側のメニューの一番下にあるAzure ADをクリックします。
※テナント … Office365の1つの利用単位(契約単位)
xxx.onmicrosoft.com の「xxx」部分がテナント名です。
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■構築の手順1: Office365側の設定(続き)
Azure AD管理画面でMoodleサイトを登録します。
MoodleとOffice365の連携と開発
3. Office365との統合環境の構築②
8 / 28 ページ
③該当のドメインを選択し、画面下の「追加」ボタンをクリックします。
④「組織で開発中のアプリケーションを追加」をクリックし、プロパティに
MoodleサイトのURLを入力し、チェックをクリックして保存します。
サインインURL: http(s)://lms-demo.twalker.co.jp/moot2016
(補足)画面は旧Azureポータル画面となりますが、
作業時期によっては新Azureポータルでの設定となり手順が異なります
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■構築の手順1: Office365側の設定(続き)
作成アプリケーションの構成からキーと応答URLを登録します。
MoodleとOffice365の連携と開発
3. Office365との統合環境の構築②
9 / 28 ページ
⑤構成タブをクリックし、構成画面を表示します。
⑥キー欄で1年または2年を選択し、連携のためのキーを登録します(選択するだけでOK)
⑦応答URL欄に以下のURLを入力します(後で登録するプラグインの指定URLです)
応答URL: http(s)://Moodleウェブサイト/auth/oidc/
⑧キー欄作成後、画面下の「保存」をクリックします。
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■構築の手順1: Office365側の設定(続き)
クライアントIDとシークレットキーをメモします(Moodleで利用)
MoodleとOffice365の連携と開発
3. Office365との統合環境の構築②
10 / 28 ページ
⑨保存後に表示されるクライアントIDとシークレットキーをコピーして控えます。
クライアントIDの例: 62f83473-1129-4a69-bbca-xxxxxxxxxxxx
シークレットキーの例: OOf+I5ltMwNUqw+dXM9SkRlRvFCiIEL/xxxxxxxxxxxxx=
⑩必要に応じてAzureADに関連する権限を付与します(今回は省略)
【重要】必要以上に権限を付与すると、MoodleサイトからOffice365の情報に対してあらゆる操作ができ、
セキュリティリスクが発生します(アカウントを削除する、データを消すなど)権限の付与は、
Read / Write / Full がありますが、更新要件や理由がない限りReadのみにすることをお勧めします。
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■構築の手順2: Moodleプラグインのインストールと設定
Moodleプラグインをダウンロードし、インストールします。
MoodleとOffice365の連携と開発
3. Office365との統合環境の構築③
11 / 28 ページ
①Moodle.orgより「Microsoft Office 365 Integration」ページを表示します。
URL: https://moodle.org/plugins/local_o365
②画面にあるGitHubのURLをクリックし、GitHubの「DownloadZIP」から
プラグイン一式をダウンロードします。
(補足)実際の操作にはGitHubアカウントの生成や、利用規約の同意等の作業もありますが、
省略します(アカウントが無くてもダウンロードはできます)
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■構築の手順2: Moodleプラグインのインストールと設定(続き)
プラグインの必要なものだけZIPファイルにします。
MoodleとOffice365の連携と開発
3. Office365との統合環境の構築③
12 / 28 ページ
③ダウンロードしたZIPファイルを解凍し、以下のフォルダのみをZIP化します。
●o365-moodle-master/auth/oidc ⇒ auth_oidc.zip (認証プラグイン)
●o365-moodle-master/blocks/microsoft ⇒ blocks_microsoft.zip(ブロックプラグイン)
●o365-moodle-master/local/o365 ⇒ local_o365.zip(Office365統合プラグイン)
●o365-moodle-master/local/office365 ⇒ local_office365.zip(言語パック他)
(補足)その他のプラグインとして、Microsoftアカウントとの連携、OneNote連携、プロファイル同期、
OneDrive for Businessなどのプラグインが含まれていますが、ここでは省略します。
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■構築の手順2: Moodleプラグインのインストールと設定(続き)
プラグインの必要なものだけZIPファイルにします。
MoodleとOffice365の連携と開発
3. Office365との統合環境の構築③
13 / 28 ページ
④Moodleサイトに管理者でログインし、
サイト管理 ≫ プラグイン ≫ プラグインのインストール を開きます。
⑤最初に「auth_oidc.zip」プラグインをアップロード・インストールします。
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■構築の手順2: Moodleプラグインのインストールと設定(続き)
OIDC(Open ID Connect)プラグイン認証の設定をおこないます。
MoodleとOffice365の連携と開発
3. Office365との統合環境の構築③
14 / 28 ページ
⑥プロバイダ名(ユーザーに表示される名前)に「Office 365 Signin」を設定し
クライアントIDとクライアント秘密鍵(シークレットキー)をセットします。
⑦「設定を保存する」を押し設定を終えます。
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■構築の手順2: Moodleプラグインのインストールと設定(続き)
Office365統合プラグインをインストール・設定します。
MoodleとOffice365の連携と開発
3. Office365との統合環境の構築③
15 / 28 ページ
⑧同様にプラグインのインストールから「local_o365.zip」をインストールします。
⑨表示された設定の「AzureA Dユーザー情報を同期」にチェックを入れます。
【重要】Office365統合のAzureADユーザー情報同期について
チェック欄については用途に合わせて設定してください。
ただし、内容によってはMoodle側からAzure AD側への書き戻しが発生します。
テスト環境等で検証をおこなってから本番環境への適用を推奨します。
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■構築の手順2: Moodleプラグインのインストールと設定(続き)
Office365統合プラグインをインストール・設定します。
MoodleとOffice365の連携と開発
3. Office365との統合環境の構築③
16 / 28 ページ
⑩続けてSystemAPIユーザーの「ユーザー変更」を押し、サービス管理者を設定します。
⑪その他、ご利用のテナントに合わせたOffice365の設定をおこないます。
(AzureADテナント、OneDrive for Business、SharePointサイトの設定など)
(補足)AzureAD側のアプリケーションのアクセス件の設定によっては
エラーが表示されますが、権限を与えないため正しい動作なのでそのまま進めて構いません。
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■構築の手順3: 設定の確認
Office365ユーザーとしてMoodleにログインします。
MoodleとOffice365の連携と開発
3. Office365との統合環境の構築③
17 / 28 ページ
⑫Moodleからログアウトします。ログイン画面に「Office 365 Signin」が表示されます。
⑬SigninをクリックするとOffice365の画面が表示され、認証後にMoodleに戻ります。
(補足)Moodleの設定により、初回にプロファイルを編集する画面が表示される
場合があります。この場合は必須項目を埋めてください。また、登録ユーザーは
ユーザーロールのみとなりますので、必要に応じてコース登録等おこなってください。
これで設定完了です!
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■Office365との連携するメリットは?
Office365と連携するとアカウントの統合が実現できます。
その他、メールや予定表、動画配信など様々な連携が可能です。
MoodleとOffice365の連携と開発
4. Office 365との連携例①
18 / 28 ページ
連携ソリューション
Moodle情報の掲載、情報参照
Exchange Online
メールや予定表の読み書き
SharePoint Online
Skype for Business
Moodleからチャットや会議の開始
Video / Yammer
Moodleに動画を組み込み配信
Office Web Apps を使って
ファイルをブラウザで編集
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■連携例1: ユーザーのメールや予定表を表示する
Moodleのブロック内でメールや予定表を表示します(独自作成)
MoodleとOffice365の連携と開発
4. Office 365との連携例②
19 / 28 ページ
独自ブロック tw_o365mail を使って新着メールを表示した例
Moodleのダッシュボードに
自分の新着メール(10件)を表示
Outlook Web App で
自分のメールを見た場合
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■連携例1: ユーザーのメールや予定表を表示する
Moodleのブロック内でメールや予定表を表示します(独自作成)
MoodleとOffice365の連携と開発
4. Office 365との連携例②
20 / 28 ページ
独自ブロック tw_o365calendar を使って予定一覧を表示した例
Moodleのダッシュボードに
自分の予定一覧を表示
Outlook Web App で
自分の予定を見た場合
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■連携例2: WordファイルやExcelファイルを直接編集
Moodle内に埋め込んだWordやExcelファイルを直接編集します。
MoodleとOffice365の連携と開発
4. Office 365との連携例③
21 / 28 ページ
WordやExcel、PowerPointのファイルを直接操作する例
(補足)例ではURLリソースに直接SharePoint上にあるファイルのURLを
登録しており、このサンプルはMoodleサーバーとは直接連動しません。
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8th Conference for Moodle Teachers and Developers
■連携例3: Office365 Videoを使った動画配信
Office365のユーザーであれば、Office365 Videoにアップロードした
動画ファイルを見ることができます(動画配信サーバー不要!)
MoodleとOffice365の連携と開発
4. Office 365との連携例④
22 / 28 ページ
動画ファイルをアップロードし、Moodleで表示する例
① Office 365 Videoにアクセスし、チャンネルを作成します。
チャンネル名: Moodle moot 2016
(補足)Office 365 Videoはプランによって利用できる/できないがあります。
詳しくは以下のURLを参照ください。
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■連携例3: Office365 Videoを使った動画配信
Office365のユーザーであれば、Office365 Videoにアップロードした
動画ファイルを見ることができます(動画配信サーバー不要!)
MoodleとOffice365の連携と開発
4. Office 365との連携例④
23 / 28 ページ
動画ファイルをアップロードし、Moodleで表示する例
② 動画ファイルをアップロードします。
アップロード後、自動的にストリーミング用の動画に変換されます。
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■連携例3: Office365 Videoを使った動画配信
Office365のユーザーであれば、Office365 Videoにアップロードした
動画ファイルを見ることができます(動画配信サーバー不要!)
MoodleとOffice365の連携と開発
4. Office 365との連携例④
24 / 28 ページ
動画ファイルをアップロードし、Moodleで表示する例
③ 変換が終わったら、埋め込みコードをコピーし、Moodleに貼り付け保存します。
※ここではコースの「ページ」リソースに貼り付けています。
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■連携例3: Office365 Videoを使った動画配信
Office365のユーザーであれば、Office365 Videoにアップロードした
動画ファイルを見ることができます(動画配信サーバー不要!)
MoodleとOffice365の連携と開発
4. Office 365との連携例④
25 / 28 ページ
動画ファイルをアップロードし、Moodleで表示する例
Office365にサインインしたアカウントの場合は動画が表示されます。
一方でOffice365のユーザーでない場合は動画が再生されません。
利用者(Office 365) 利用者(その他)
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8th Conference for Moodle Teachers and Developers
● Microsoftより提供されているプラグインを利用すれば、
Office365とMoodleのアカウントの統合が容易にできる。
● Office365で公開されているAPIを利用することで、
Moodle上に個人のメールや予定、Office文書を表示させることができる。
● MoodleのWebServiceを作成・公開することで Office365
(SharePoint Online)上に、コース情報等を表示できる。(今回は紹介を省略)
● Office Videoを利用することで動画配信サーバーを用意することなく
動画配信が可能になる。
■MoodleとOffice365の連携と開発について
MoodleとOffice365の連携と開発
5.おわりに
26 / 28 ページ
以上、Office365との連携を紹介させて頂きました。
今後もいろいろなクラウドサービスとの連携や
開発事例をmootにて発表していきたいと思います。
×
(毎年、企業プレゼンとして売り込みネタがありませんがご了承ください)
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moot期間中は展示ブース&達人コーナーにおります。
お気軽にお声をおかけください。
レゴを使ったMoodleのデモも用意しています。
ご興味があれば、こちらもどうぞ。
ご清聴ありがとうございました
●本件に関するお問い合わせ●
株式会社テクノウォーカー
システム企画部 山岡 茂治 sol@twalker.co.jp
03-5155-1830(東京)052-453-3393(名古屋)
テクノウォーカーHP: http://www.twalker.co.jp
Moodle情報サイト: http://www.twalker.co.jp/moodle/
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Moodle moot japan 2016
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Moodle moot japan 2016
■参考出典元・著作物利用
● Moodle.org(Moodle公式サイト)http://moodle.org/
ロゴの利用。
● 日本マイクロソフト株式会社様 http://www.microsoft.com/ja-jp/
ロゴ、アイコンの利用。 Moodle用Office365プラグインを利用させて頂きました。
また、 MSパートナー(弊社含む)向けのOffice 365の資料を参考にしました。
● Bootstrap本家サイト http://getbootstrap.com/
Bootstrap ComponentsのGlyphiconsを資料に利用させて頂きました。
● いらすとや様(かわいいフリー素材集) http://www.irasutoya.com/
東京タワー、レインボーブリッジ、サーバー、男の子のかわいいイラストをお借りしました。
■Moodleに関する情報・デモサイトについて(コンテンツ内の紹介済みを除く)
● Moodle情報サイト http://www.twalker.co.jp/moodle/
Moodleに関する情報。テーマ・プラグインの提供(予定)
● デモサイト https://lms-demo.twalker.co.jp/moot2016/
moot期間中、Moodle3.0・課金プラグイン・
Office365連携・レゴ連携機能をご利用いただけます。
※記載されている会社名、製品名、ロゴ等は各社の登録商標または商標です。
28 / 28 ページ

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Moodleとoffice365の連携と開発 for Moodle Moot 2016

  • 1. Techno Walker Inc. All rights reserved. 文書・画像等の無断使用・転載を禁止します。 8th Conference for Moodle Teachers and Developers ~ Commercial Presentation ~ MoodleとOffice365の連携と開発 Time: 2016.2.22 10:20-11:00 Room: 6212 株式会社テクノウォーカー 山岡 茂治 8th Conference for Moodle Teachers and Developers Moodle moot japan 2016 Office365との連携方法とサンプルの紹介(40分) 1 / 30 ページ
  • 2. Techno Walker Inc. All rights reserved. 文書・画像等の無断使用・転載を禁止します。 8th Conference for Moodle Teachers and Developers 発表内容 –Agenda- (40分) • MoodleとOffice365の連携・開発(連携例の紹介) 1. はじめに • ごあいさつ、本日のテーマ 2. Office 365とは?サービスの概要 • Office365についての紹介 3. Office365との統合環境の構築 • O365プラグインを使ったMoodle環境の構築 • ユーザー認証の統合 4. Office365との連携例 • Moodleコースにメール・予定表を表示 • WordやExcelのWeb版を使った操作 • Office Videoを使った動画配信 5. おわりに • まとめ、ごあいさつ、質疑応答 Page. 2 2 / 28 ページ
  • 3. Techno Walker Inc. All rights reserved. 文書・画像等の無断使用・転載を禁止します。 8th Conference for Moodle Teachers and Developers ■ごあいさつ ライトニングトークに続き発表致します。 弊社「テクノウォーカー」はシステム開発・構築会社です。 ⇒ Microsoftに関するシステム開発・構築も多く手掛けています MoodleとOffice365の連携と開発 1. はじめに 3 / 28 ページ ■本日のテーマ MoodleとOffice365との連携ソリューションの紹介 ● O365プラグインの導入の仕方 ● Office365との連携例の紹介 ×
  • 4. Techno Walker Inc. All rights reserved. 文書・画像等の無断使用・転載を禁止します。 8th Conference for Moodle Teachers and Developers ■Office 365 … マイクロソフトのクラウドグループウェア MoodleとOffice365の連携と開発 2. Office 365とは?サービスの概要 4 / 28 ページ WordやExcelなどのクラウド 対応版Officeアプリケーション 電子メール、予定表、ファイル共有、 ポータルサイト、Web会議などのグループウェア + ポータル・ファイル共有・掲示板 Exchange Online メール・予定表・アドレス帳 SharePoint Online Skype for Business 在席情報・チャット・Web会議 ● 1ユーザーあたりの月額×人数で利用できるサービスです。 ● 自社でサーバーを用意することなく利用できます。 Video / Yammer 動画配信・企業内SNS
  • 5. Techno Walker Inc. All rights reserved. 文書・画像等の無断使用・転載を禁止します。 8th Conference for Moodle Teachers and Developers ■Office365の実際の画面 MoodleとOffice365の連携と開発 2. Office 365とは?サービスの概要 5 / 28 ページ メール(OWA) Exchage Online 予定表(OWA) Exchange Online ポータルサイト SharePoint Online チャット、Web会議 Skype for Business ※もともとLync (リンク)という名前です
  • 6. Techno Walker Inc. All rights reserved. 文書・画像等の無断使用・転載を禁止します。 8th Conference for Moodle Teachers and Developers ■統合環境の構築 これからMoodleとOffice365を連携してみます。 連携すると以下のような流れが出来上がります。 MoodleとOffice365の連携と開発 3. Office365との統合環境の構築① 6 / 28 ページ 利用者 ※Office365アカウントを 既に持っている Office365サインイン (ログイン)画面 Office365アカウントを 使ってMoodleを利用
  • 7. Techno Walker Inc. All rights reserved. 文書・画像等の無断使用・転載を禁止します。 8th Conference for Moodle Teachers and Developers ■構築の手順1: Office365側の設定 Office365側にMoodleサイトに対しての許可を設定します。 MoodleとOffice365の連携と開発 3. Office365との統合環境の構築② 7 / 28 ページ ①テナント管理者でサインインし、アプリメニューから「管理者」を選択します。 ②管理者センターの左側のメニューの一番下にあるAzure ADをクリックします。 ※テナント … Office365の1つの利用単位(契約単位) xxx.onmicrosoft.com の「xxx」部分がテナント名です。
  • 8. Techno Walker Inc. All rights reserved. 文書・画像等の無断使用・転載を禁止します。 8th Conference for Moodle Teachers and Developers ■構築の手順1: Office365側の設定(続き) Azure AD管理画面でMoodleサイトを登録します。 MoodleとOffice365の連携と開発 3. Office365との統合環境の構築② 8 / 28 ページ ③該当のドメインを選択し、画面下の「追加」ボタンをクリックします。 ④「組織で開発中のアプリケーションを追加」をクリックし、プロパティに MoodleサイトのURLを入力し、チェックをクリックして保存します。 サインインURL: http(s)://lms-demo.twalker.co.jp/moot2016 (補足)画面は旧Azureポータル画面となりますが、 作業時期によっては新Azureポータルでの設定となり手順が異なります
  • 9. Techno Walker Inc. All rights reserved. 文書・画像等の無断使用・転載を禁止します。 8th Conference for Moodle Teachers and Developers ■構築の手順1: Office365側の設定(続き) 作成アプリケーションの構成からキーと応答URLを登録します。 MoodleとOffice365の連携と開発 3. Office365との統合環境の構築② 9 / 28 ページ ⑤構成タブをクリックし、構成画面を表示します。 ⑥キー欄で1年または2年を選択し、連携のためのキーを登録します(選択するだけでOK) ⑦応答URL欄に以下のURLを入力します(後で登録するプラグインの指定URLです) 応答URL: http(s)://Moodleウェブサイト/auth/oidc/ ⑧キー欄作成後、画面下の「保存」をクリックします。
  • 10. Techno Walker Inc. All rights reserved. 文書・画像等の無断使用・転載を禁止します。 8th Conference for Moodle Teachers and Developers ■構築の手順1: Office365側の設定(続き) クライアントIDとシークレットキーをメモします(Moodleで利用) MoodleとOffice365の連携と開発 3. Office365との統合環境の構築② 10 / 28 ページ ⑨保存後に表示されるクライアントIDとシークレットキーをコピーして控えます。 クライアントIDの例: 62f83473-1129-4a69-bbca-xxxxxxxxxxxx シークレットキーの例: OOf+I5ltMwNUqw+dXM9SkRlRvFCiIEL/xxxxxxxxxxxxx= ⑩必要に応じてAzureADに関連する権限を付与します(今回は省略) 【重要】必要以上に権限を付与すると、MoodleサイトからOffice365の情報に対してあらゆる操作ができ、 セキュリティリスクが発生します(アカウントを削除する、データを消すなど)権限の付与は、 Read / Write / Full がありますが、更新要件や理由がない限りReadのみにすることをお勧めします。
  • 11. Techno Walker Inc. All rights reserved. 文書・画像等の無断使用・転載を禁止します。 8th Conference for Moodle Teachers and Developers ■構築の手順2: Moodleプラグインのインストールと設定 Moodleプラグインをダウンロードし、インストールします。 MoodleとOffice365の連携と開発 3. Office365との統合環境の構築③ 11 / 28 ページ ①Moodle.orgより「Microsoft Office 365 Integration」ページを表示します。 URL: https://moodle.org/plugins/local_o365 ②画面にあるGitHubのURLをクリックし、GitHubの「DownloadZIP」から プラグイン一式をダウンロードします。 (補足)実際の操作にはGitHubアカウントの生成や、利用規約の同意等の作業もありますが、 省略します(アカウントが無くてもダウンロードはできます)
  • 12. Techno Walker Inc. All rights reserved. 文書・画像等の無断使用・転載を禁止します。 8th Conference for Moodle Teachers and Developers ■構築の手順2: Moodleプラグインのインストールと設定(続き) プラグインの必要なものだけZIPファイルにします。 MoodleとOffice365の連携と開発 3. Office365との統合環境の構築③ 12 / 28 ページ ③ダウンロードしたZIPファイルを解凍し、以下のフォルダのみをZIP化します。 ●o365-moodle-master/auth/oidc ⇒ auth_oidc.zip (認証プラグイン) ●o365-moodle-master/blocks/microsoft ⇒ blocks_microsoft.zip(ブロックプラグイン) ●o365-moodle-master/local/o365 ⇒ local_o365.zip(Office365統合プラグイン) ●o365-moodle-master/local/office365 ⇒ local_office365.zip(言語パック他) (補足)その他のプラグインとして、Microsoftアカウントとの連携、OneNote連携、プロファイル同期、 OneDrive for Businessなどのプラグインが含まれていますが、ここでは省略します。
  • 13. Techno Walker Inc. All rights reserved. 文書・画像等の無断使用・転載を禁止します。 8th Conference for Moodle Teachers and Developers ■構築の手順2: Moodleプラグインのインストールと設定(続き) プラグインの必要なものだけZIPファイルにします。 MoodleとOffice365の連携と開発 3. Office365との統合環境の構築③ 13 / 28 ページ ④Moodleサイトに管理者でログインし、 サイト管理 ≫ プラグイン ≫ プラグインのインストール を開きます。 ⑤最初に「auth_oidc.zip」プラグインをアップロード・インストールします。
  • 14. Techno Walker Inc. All rights reserved. 文書・画像等の無断使用・転載を禁止します。 8th Conference for Moodle Teachers and Developers ■構築の手順2: Moodleプラグインのインストールと設定(続き) OIDC(Open ID Connect)プラグイン認証の設定をおこないます。 MoodleとOffice365の連携と開発 3. Office365との統合環境の構築③ 14 / 28 ページ ⑥プロバイダ名(ユーザーに表示される名前)に「Office 365 Signin」を設定し クライアントIDとクライアント秘密鍵(シークレットキー)をセットします。 ⑦「設定を保存する」を押し設定を終えます。
  • 15. Techno Walker Inc. All rights reserved. 文書・画像等の無断使用・転載を禁止します。 8th Conference for Moodle Teachers and Developers ■構築の手順2: Moodleプラグインのインストールと設定(続き) Office365統合プラグインをインストール・設定します。 MoodleとOffice365の連携と開発 3. Office365との統合環境の構築③ 15 / 28 ページ ⑧同様にプラグインのインストールから「local_o365.zip」をインストールします。 ⑨表示された設定の「AzureA Dユーザー情報を同期」にチェックを入れます。 【重要】Office365統合のAzureADユーザー情報同期について チェック欄については用途に合わせて設定してください。 ただし、内容によってはMoodle側からAzure AD側への書き戻しが発生します。 テスト環境等で検証をおこなってから本番環境への適用を推奨します。
  • 16. Techno Walker Inc. All rights reserved. 文書・画像等の無断使用・転載を禁止します。 8th Conference for Moodle Teachers and Developers ■構築の手順2: Moodleプラグインのインストールと設定(続き) Office365統合プラグインをインストール・設定します。 MoodleとOffice365の連携と開発 3. Office365との統合環境の構築③ 16 / 28 ページ ⑩続けてSystemAPIユーザーの「ユーザー変更」を押し、サービス管理者を設定します。 ⑪その他、ご利用のテナントに合わせたOffice365の設定をおこないます。 (AzureADテナント、OneDrive for Business、SharePointサイトの設定など) (補足)AzureAD側のアプリケーションのアクセス件の設定によっては エラーが表示されますが、権限を与えないため正しい動作なのでそのまま進めて構いません。
  • 17. Techno Walker Inc. All rights reserved. 文書・画像等の無断使用・転載を禁止します。 8th Conference for Moodle Teachers and Developers ■構築の手順3: 設定の確認 Office365ユーザーとしてMoodleにログインします。 MoodleとOffice365の連携と開発 3. Office365との統合環境の構築③ 17 / 28 ページ ⑫Moodleからログアウトします。ログイン画面に「Office 365 Signin」が表示されます。 ⑬SigninをクリックするとOffice365の画面が表示され、認証後にMoodleに戻ります。 (補足)Moodleの設定により、初回にプロファイルを編集する画面が表示される 場合があります。この場合は必須項目を埋めてください。また、登録ユーザーは ユーザーロールのみとなりますので、必要に応じてコース登録等おこなってください。 これで設定完了です!
  • 18. Techno Walker Inc. All rights reserved. 文書・画像等の無断使用・転載を禁止します。 8th Conference for Moodle Teachers and Developers ■Office365との連携するメリットは? Office365と連携するとアカウントの統合が実現できます。 その他、メールや予定表、動画配信など様々な連携が可能です。 MoodleとOffice365の連携と開発 4. Office 365との連携例① 18 / 28 ページ 連携ソリューション Moodle情報の掲載、情報参照 Exchange Online メールや予定表の読み書き SharePoint Online Skype for Business Moodleからチャットや会議の開始 Video / Yammer Moodleに動画を組み込み配信 Office Web Apps を使って ファイルをブラウザで編集
  • 19. Techno Walker Inc. All rights reserved. 文書・画像等の無断使用・転載を禁止します。 8th Conference for Moodle Teachers and Developers ■連携例1: ユーザーのメールや予定表を表示する Moodleのブロック内でメールや予定表を表示します(独自作成) MoodleとOffice365の連携と開発 4. Office 365との連携例② 19 / 28 ページ 独自ブロック tw_o365mail を使って新着メールを表示した例 Moodleのダッシュボードに 自分の新着メール(10件)を表示 Outlook Web App で 自分のメールを見た場合
  • 20. Techno Walker Inc. All rights reserved. 文書・画像等の無断使用・転載を禁止します。 8th Conference for Moodle Teachers and Developers ■連携例1: ユーザーのメールや予定表を表示する Moodleのブロック内でメールや予定表を表示します(独自作成) MoodleとOffice365の連携と開発 4. Office 365との連携例② 20 / 28 ページ 独自ブロック tw_o365calendar を使って予定一覧を表示した例 Moodleのダッシュボードに 自分の予定一覧を表示 Outlook Web App で 自分の予定を見た場合
  • 21. Techno Walker Inc. All rights reserved. 文書・画像等の無断使用・転載を禁止します。 8th Conference for Moodle Teachers and Developers ■連携例2: WordファイルやExcelファイルを直接編集 Moodle内に埋め込んだWordやExcelファイルを直接編集します。 MoodleとOffice365の連携と開発 4. Office 365との連携例③ 21 / 28 ページ WordやExcel、PowerPointのファイルを直接操作する例 (補足)例ではURLリソースに直接SharePoint上にあるファイルのURLを 登録しており、このサンプルはMoodleサーバーとは直接連動しません。
  • 22. Techno Walker Inc. All rights reserved. 文書・画像等の無断使用・転載を禁止します。 8th Conference for Moodle Teachers and Developers ■連携例3: Office365 Videoを使った動画配信 Office365のユーザーであれば、Office365 Videoにアップロードした 動画ファイルを見ることができます(動画配信サーバー不要!) MoodleとOffice365の連携と開発 4. Office 365との連携例④ 22 / 28 ページ 動画ファイルをアップロードし、Moodleで表示する例 ① Office 365 Videoにアクセスし、チャンネルを作成します。 チャンネル名: Moodle moot 2016 (補足)Office 365 Videoはプランによって利用できる/できないがあります。 詳しくは以下のURLを参照ください。
  • 23. Techno Walker Inc. All rights reserved. 文書・画像等の無断使用・転載を禁止します。 8th Conference for Moodle Teachers and Developers ■連携例3: Office365 Videoを使った動画配信 Office365のユーザーであれば、Office365 Videoにアップロードした 動画ファイルを見ることができます(動画配信サーバー不要!) MoodleとOffice365の連携と開発 4. Office 365との連携例④ 23 / 28 ページ 動画ファイルをアップロードし、Moodleで表示する例 ② 動画ファイルをアップロードします。 アップロード後、自動的にストリーミング用の動画に変換されます。
  • 24. Techno Walker Inc. All rights reserved. 文書・画像等の無断使用・転載を禁止します。 8th Conference for Moodle Teachers and Developers ■連携例3: Office365 Videoを使った動画配信 Office365のユーザーであれば、Office365 Videoにアップロードした 動画ファイルを見ることができます(動画配信サーバー不要!) MoodleとOffice365の連携と開発 4. Office 365との連携例④ 24 / 28 ページ 動画ファイルをアップロードし、Moodleで表示する例 ③ 変換が終わったら、埋め込みコードをコピーし、Moodleに貼り付け保存します。 ※ここではコースの「ページ」リソースに貼り付けています。
  • 25. Techno Walker Inc. All rights reserved. 文書・画像等の無断使用・転載を禁止します。 8th Conference for Moodle Teachers and Developers ■連携例3: Office365 Videoを使った動画配信 Office365のユーザーであれば、Office365 Videoにアップロードした 動画ファイルを見ることができます(動画配信サーバー不要!) MoodleとOffice365の連携と開発 4. Office 365との連携例④ 25 / 28 ページ 動画ファイルをアップロードし、Moodleで表示する例 Office365にサインインしたアカウントの場合は動画が表示されます。 一方でOffice365のユーザーでない場合は動画が再生されません。 利用者(Office 365) 利用者(その他)
  • 26. Techno Walker Inc. All rights reserved. 文書・画像等の無断使用・転載を禁止します。 8th Conference for Moodle Teachers and Developers ● Microsoftより提供されているプラグインを利用すれば、 Office365とMoodleのアカウントの統合が容易にできる。 ● Office365で公開されているAPIを利用することで、 Moodle上に個人のメールや予定、Office文書を表示させることができる。 ● MoodleのWebServiceを作成・公開することで Office365 (SharePoint Online)上に、コース情報等を表示できる。(今回は紹介を省略) ● Office Videoを利用することで動画配信サーバーを用意することなく 動画配信が可能になる。 ■MoodleとOffice365の連携と開発について MoodleとOffice365の連携と開発 5.おわりに 26 / 28 ページ 以上、Office365との連携を紹介させて頂きました。 今後もいろいろなクラウドサービスとの連携や 開発事例をmootにて発表していきたいと思います。 × (毎年、企業プレゼンとして売り込みネタがありませんがご了承ください)
  • 27. Techno Walker Inc. All rights reserved. 文書・画像等の無断使用・転載を禁止します。 8th Conference for Moodle Teachers and Developers moot期間中は展示ブース&達人コーナーにおります。 お気軽にお声をおかけください。 レゴを使ったMoodleのデモも用意しています。 ご興味があれば、こちらもどうぞ。 ご清聴ありがとうございました ●本件に関するお問い合わせ● 株式会社テクノウォーカー システム企画部 山岡 茂治 sol@twalker.co.jp 03-5155-1830(東京)052-453-3393(名古屋) テクノウォーカーHP: http://www.twalker.co.jp Moodle情報サイト: http://www.twalker.co.jp/moodle/ 8th Conference for Moodle Teachers and Developers Moodle moot japan 2016 27 / 28 ページ
  • 28. Techno Walker Inc. All rights reserved. 文書・画像等の無断使用・転載を禁止します。 8th Conference for Moodle Teachers and Developers 8th Conference for Moodle Teachers and Developers Moodle moot japan 2016 ■参考出典元・著作物利用 ● Moodle.org(Moodle公式サイト)http://moodle.org/ ロゴの利用。 ● 日本マイクロソフト株式会社様 http://www.microsoft.com/ja-jp/ ロゴ、アイコンの利用。 Moodle用Office365プラグインを利用させて頂きました。 また、 MSパートナー(弊社含む)向けのOffice 365の資料を参考にしました。 ● Bootstrap本家サイト http://getbootstrap.com/ Bootstrap ComponentsのGlyphiconsを資料に利用させて頂きました。 ● いらすとや様(かわいいフリー素材集) http://www.irasutoya.com/ 東京タワー、レインボーブリッジ、サーバー、男の子のかわいいイラストをお借りしました。 ■Moodleに関する情報・デモサイトについて(コンテンツ内の紹介済みを除く) ● Moodle情報サイト http://www.twalker.co.jp/moodle/ Moodleに関する情報。テーマ・プラグインの提供(予定) ● デモサイト https://lms-demo.twalker.co.jp/moot2016/ moot期間中、Moodle3.0・課金プラグイン・ Office365連携・レゴ連携機能をご利用いただけます。 ※記載されている会社名、製品名、ロゴ等は各社の登録商標または商標です。 28 / 28 ページ