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大企業での新規事業のつくり方(3限目:ベンチャーとの提携) 先生:斎藤 祐馬・木村 将之

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▼こちらから授業に参加すると、先生への質問や、ユーザーとのチャット、資料の拡大表示等が可能です。
https://schoo.jp/class/329/room
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大企業での新規事業のつくり方(3限目:ベンチャーとの提携) 先生:斎藤 祐馬・木村 将之

  1. 1. 大企業での新規事業のつくり方 3限目 : ベンチャーとの提携 2013年1月15日(水) 21:00 -22:00 トーマツ ベンチャーサポート株式会社 事業開発部長 斎藤 祐馬 アドバイザリー事業部長 木村 将之
  2. 2. はじめに 本日が最後の授業になります! 1限目:新規事業が失敗する理由 2013年12月18日(水) 21:00 -22:00 2限目:デザイン思考でアイデアを生む 2014年1月8日(水) 21:00 -22:00 3限目:ベンチャーとの提携 2013年1月15日(水) 21:00 -22:00
  3. 3. はじめに – トーマツベンチャーサポートの紹介 トーマツグループの中の社内ベンチャーで、 全国25拠点・100名でベンチャー支援・大企業イノベーション創出支援・ ベンチャー政策支援を行っている。
  4. 4. はじめに – 授業の全体像 イントレプレナー 本日の内容 デザイン思考 ビジョン ビジネスモデル 数字 社員 ベンチャーとの提携 政治 アントレプレナー Why?
  5. 5. はじめに – 今なぜ大企業とベンチャーの提携なのか 大企業の目線が ベンチャー企業に向かっている。 大企業 協業 ベンチャー企業 ベンチャー企業の質が あがってきている。
  6. 6. 理論編
  7. 7. 新規事業概念図 事業性 市場 ... 成長性 経営資源 コミットメント
  8. 8. 実践編 - 質問 質問: ベンチャー企業と連携して新規事業を実施する上で、 貴社で最も課題になると考えられるものは以下のどれ でしょうか?(※複数回答可) 1. 2. 3. 4. 市場規模 競争優位性の確立 経営資源 関係者の巻き込み
  9. 9. 理論編 – 全体像 新規事業の構造 成功のポイント ①役割分担 事業性 市場 ... 成長性 経営資源 コミットメント ②リスクマネジメント
  10. 10. ベンチャー企業との 共同新規事業特有の難しさ
  11. 11. ベンチャー企業との共同新規事業開発の力学 大企業側の不安・・・ ベンチャー企業側の不安・・・ ベンチャー企業保有 技術の優位性 技術流出 組織文化の相違 市場成長性 牽制 事業化遅延 利益分配 リソース配分が曖昧になり 新規事業のコミットメントにも悪影響 リスクも必要以上に増大
  12. 12. 論点① どの部分をベンチャーが担い、 どの部分を大企業が担うか。
  13. 13. 役割分担 技術的優位性 品質管理 アフターサービス 市場規模 販路確立 事業性 経営陣・設備 資金供給 市場 ... 成長性 経営資源 コミットメント 全社協力・関与者のやる気
  14. 14. 役割分担 ①ステージ別サポート ベンチャー企業がステージ別に抱える課題を 大企業がサポートするという考え方 ステージ シード アーリー ミドル レイター 主な課題  開発資金の調達  技術的優位性の確立  マーケティング・投資資金の調達  販路の確保  量産体制の確立・成長資金の調達  競争戦略の立案・実行 (大手参入)  市場の再拡大  競争戦略の改編
  15. 15. 役割分担 ハイテク製品の新製品のライフサイクルを考えると キャズム レート アーリー マジョリティ マジョリティ イノベーター アーリー アダプタ 初期市場 ラガード メインストリーム市場
  16. 16. 役割分担 ②提携方法 提携 開発 出資 合弁 買収 協働方法 メリット デメリット 買収 経営コントロール 統合リスク 合弁 複数企業のノウハウ 設立時の設計リスク 出資 関係性・ガバナンス コントロールは不完全 開発契約 失敗時のリスク小 インセンティブ 提携 失敗時のリスク無し インセンティブ
  17. 17. 役割分担 ②提携方法 LLP・LLCの特徴・活用事例 〈 制度の特徴 〉 LLP・・・内部自治原則、パススルー課税、全員参加 LLC・・・定款自治、課税主体、法人格有り (将来の株式会社成り)  〈 LLPの活用事例 〉 JR東日本・NTTドコモ・NTTデータによる【Suica】導入 〈 LLCの活用事例 〉 フジテレビとIT企業の動画配信事業
  18. 18. 論点② リスクにどう向き合うか
  19. 19. リスクに対する考え方 リスクを分類、評価したうえでマネジメントする。 リスクの分類 対応 受容 低減 回避
  20. 20. リスクの分類 リスク分類表 事業リスク ・技術的優位性 ・品質管理 ・アフターサービス 市場成長リスク ・市場規模 ・販路確立 コミットメントリスク 経営資源リスク ・経営陣 ・設備 ・資金供給
  21. 21. リスクの評価 ①ウェイト付け 6 事業リスク ②詳細項目 技術 3 品質 2 保守 1 6 6 20 ③評価・対応 項目別に 各5点で評価 市場成長 リスク 3 経営資源 リスク 5 コミットメント その過程で 対応策を検討
  22. 22. リスクの分類 68 100 全体リスク評価表 事業リスク 22 30 市場成長リスク 18 ・技術的優位性 12 ・市場規模 30 経営資源リスク 10 15 ・経営陣 ・品質管理 ・設備 6 ・販路確立 ・アフターサービス ・資金供給 4 コミットメントリスク 18 25
  23. 23. 全体リスクへの対応 ① 撤退基準 ② リーンスタートアップ アイディア アイデア アイディア データ アイディア 製品
  24. 24. 実践編
  25. 25. 実践編 - 質問 質問: 理論編で概要を学習しましたが、 実践していく上で社内でどのような批判がありますか。 自由に書いてみてください。
  26. 26. 実践編 – 全体像 ベンチャーとの向き合い方 … 重要性 低 課題 … リスク 高 具体的な施策 具体的な施策 ①大企業2社×ベンチャー ①見方を変える。 ②広報力 ②許容度をあげる。 ③課題を分解する。 ③目利き力をつける。
  27. 27. 実践編 – 重要性をあげる ① 大企業2社×ベンチャー企業 2
  28. 28. 実践編 – 重要性(低) ①大企業2社×ベンチャー企業 大企業2社とベンチャー企業1社の3社で提携 大企業 自社 ベンチャー企業
  29. 29. 実践編 – 重要性(低) ①大企業2社×ベンチャー企業 大きな売上が望めない新規事業は、優先順位が下がってしまう。 - ベンチャー企業1社×大企業1社だと余計に・・・ ロットが合わないんじゃないか。 ○○と組む理由はなに?(説明が必要) ベンチャー企業1社×大企業2社 あの企業も加わっているのなら・・・ 異論を唱える人が減る。(社内での重要性が増す。) ⇒ 同じ「ベンチャーと大企業の提携」であっても安心の 大きさが変わってくる。
  30. 30. 実践編 – 重要性をあげる ② 広報力 2
  31. 31. 実践編 – 重要性(低) ②広報力 広報のブーメラン効果を狙う。 △  本社広報部に一任しない。 微妙 全社的に押し出す 理由が薄い・・・ 本社広報部 なかなか本気で 支援しづらい・・・ メンバーが積極的に広報活動を行う。 - 記者に直接情報発信ができる関係を築く。 - 記者にファンになってもらう。
  32. 32. 実践編 – 重要性をあげる ③ 課題を分解する。 3
  33. 33. 実践編 – 課題を分解する。 ベンチャー企業をまとまりとしてみる。 全社的な大きな課題を分解して、それぞれの要素で 得意なベンチャーと組むことによって大きな課題に挑む。 GOAL 課題 ベンチャー群 TIME
  34. 34. 実践編 – 課題を分解する。 (具体例)テレビのリアルタイム視聴率をあげるには!? SNS リアルタイム 広告 キャンペーン アプリ 分析
  35. 35. 実践編 – リスクを下げる ① リスクに対する見方を変える。 3
  36. 36. 実践編 – ①リスクに対する見方を変える。 切る基準ではなく、 失敗を防ぐ・足りない部分を補う という視点を持つ。
  37. 37. 実践編 – リスクを下げる ② リスクに対する許容度をあげる。 3
  38. 38. 実践編 – ②リスクに対する許容度をあげる。 ランクアップ×関係構築 上位者を巻き込むことで リスク許容度をあげる。 同じ担当者でも 関係を深めることで、 リスク許容度をあげる。
  39. 39. 実践編 – リスクを下げる ③ 目利き力をつける。 3
  40. 40. 実践編 – ③目利き力をつける。 ① ベンチャーを捉えるポイントを押さえる。 ② 数をこなす。 ③ 長期的・多面的にベンチャーと付き合う。
  41. 41. 実践編 – ③目利き力をつける。 ① ベンチャーを捉えるポイントを押さえる。 差別化 市場規模 経営チーム ビジネスモデル 巻き込み力 腹括り感 ストーリー性 原体験
  42. 42. ベンチャーと向き合う。 4
  43. 43. 実践編 – ベンチャーとの向き合い方  ベンチャーコミュニティにおいて如何に信頼を得るかがポイント! ... ... ... ベンチャー コミュニティ ... ... ... ...
  44. 44. 実践編 – 質問 質問: ベンチャーコミュニティで信頼を得るために、 重要なことはなんでしょうか。 自由に書いてみてください。
  45. 45. 実践編 – ベンチャーとの向き合い方(全体像) ベンチャーとの向き合い方 マインド … 重要性 低 スピード インセンティブ 課題 … リスク 高 ①大企業2社×ベンチャー ①見方を変える。 ②広報力 ②許容度をあげる。 ③課題を分解する。 ③目利き力をつける。
  46. 46. 実践編 – ベンチャーとの向き合い方 ①マインド サラリーマン臭を消す。 4
  47. 47. 実践編 – ベンチャーとの向き合い方(マインド)  サラリーマン臭の消し方 1. 自らライフワークを明確にして、ストーリーを持つ。 〉〉 ベンチャー社長に言い負けないレベルで夢を語れる。 2. リスペクトした上での対等 3. 大企業とベンチャーの間の塀の上を走る。 一番の近道はベンチャー社長との接点を増やすことが重要
  48. 48. 実践編 –ベンチャーとの向き合い方 ②スピード スピードを常に重視する。 4
  49. 49. 実践編 – ベンチャーとの向き合い方(スピード)  決裁権限を明確にして、その範囲で徹底的にスピード感を高める。 (ベンチャーは株式などでファイナンス。短期間で成果が必要。) すぐできること、時間がかかることを見極める。 スピードにこだわり、すぐにできることを 徐々に増やしていく。
  50. 50. 実践編 –ベンチャーとの向き合い方 ③座組み 大企業とベンチャーがそれぞれが 何を得て、何で貢献するのか
  51. 51. 実践編 – ベンチャーとの向き合い方(インセンティブ) 「何ができて、何を得たいか」を明確にして、 ベンチャーと win-win の関係を構築できる座組み力 インセンティブMAP 大企業 ベンチャー企業 リソース 品質 スピード コミット ブランド 販路 ストーリー
  52. 52. 最後に 宿題: 本日の授業で気付いたことを二つ書いてください。

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