ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー schoo WEB-campusは「WEBに誕生した、学校の新しいカタチ」。 ＷＥＢ生放送の授業を無料で配信しています。 ▼こちらから授業に参加すると、先生への質問や、ユーザーとのチャット、資料の拡大表示等が可能です。 https://schoo.jp/class/279/room ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

1. WEB-campas schoo
リーダーになったら学ぶべき
プロジェクトマネジメント入門
2013年11月29日
株式会社プロセスデザインエージェント
代表取締役社長 芝本秀徳
PROCESS DESIGN A GENT
http://www.processdesignagent.jp

2. 自己紹介
芝本秀徳
プロジェクトコンサルタント
株式会社プロセスデザインエージェント
代表取締役社長
組織やプロジェクトの「実行品質」を高める
コンサルティングを実施

3. 著書

4. 近著
図解とマンガでわかる
プロジェクトを成功させる技術！
（ディスカヴァー・トゥウェンティワン）

5. 教えてください
みなさんの職業は何ですか？
（自由記述）

6. 教えてください
プロジェクトの進め方で
悩んだことはありますか？
（Yes/No）

7. そもそもプロジェクトって何？
プ ロジェクト型 の 仕 事 が 増 え て い る
繰り返しのき
く
仕事は海外へ
組織の
効率アッ
プ
変化への
対応
プロジ ク
ェ ト型の仕事の増加
『プロジェクトを成功させる技術！』Lesson1より

8. プロジェクトってなに？

9. 独自のプロダクト、サービス、
所産を創造するために実施される
有期性のある業務
（PMBOK第4版より）

10. プロジ ク
ェ ト型の仕事の増加
プロジェクトって何？
プロジ ク
ェ ト
独自性
有期性
『プロジェクトを成功させる技術！』Lesson1より

11. これはつまり・・・

12. やってみないとわからない

13. プロジェクトとは
言いかえると・・・

14. プロジ ク
ェ トとは、
やったこ
とがないこ を計画 実行して、
と
・
期限までに終わらせる と
こ
13
『プロジェクトを成功させる技術！』Lesson3より

15. プロジェクトの本質とは
やってみないとわからない
不確実性

16. 不確実性コーン
日経BPソフ プレス
ト
『ソフ ウ
ト ェア見積り』
を参考に作成
4.0x
2.0x
1.5x
1.25x
1.0x
0.8x
0.67x
0.5x
0.25x
企画開始
企画承認
仕様の
決定
ソフ
トウェア設計の ソフ
トウェアの
ユーザ
完了
完成
イ
ンターフ ース
ェ
の確定
不確実性はプロジ ク
ェ ト開始時に非常に大き 、
く
時間の経過と もに急速に小さ な
と
く っていく
『プロジェクトを成功させる技術！』Lesson3より

17. 0.25x
企画開始
企画承認
仕様の
決定
ソフ
トウェア設計の ソフ
トウェアの
ユーザ
完了
完成
イ
ンターフ ース
ェ
の確定
不確実性はプロジ ク
ェ ト開始時に非常に大き 、
く
時間の経過と もに急速に小さ な
と
く っていく
「やってみないとわから
ない」
不確実性を
いかに乗り なすかが、
こ
プロジ ク
ェ ト成功の秘訣
17
『プロジェクトを成功させる技術！』Lesson3より

18. そもそもプロジェクトって何？
不確実性に対処するには？
プロセスを設計
計画を っかり
し
バ
ッ
不明点を明らか
フ
不 確 実 性 を 乗りこな す ア プ ロ ー チ
不確実性そのものを
小さ する
く
ァ
不確実性を徐々に
小さ する
く
衝撃に備える
プロセスを設計する
リスクを想定し
計画を っかり立てる 対策を立ててお
し
バ
ッ
不明点を明らかにする バッ ァ
フ （余裕）
フ
ァ
プロジェクト計画
衝撃に備える
プロセス設計
リスク管理
不確実性を徐々に
バッファマネジメント
小さ する
く
バ
ッ
フ
モニタリング
コントロール
３つのアプローチを駆
計画と実績を比
リスクを想定して、
モノ トを早めに
ゴ
対策を立てておく
変化を計画に反
『プロジェクトを成功させる技術！』Lesson4より
バッ ァ
フ （余裕）
を設定する

19. 何から手をつけるべきか？

20. カーナビで考えてみよう

21. カーナビを使ってドライブに行く
1. 目的地を決めて設定する
2. ルートを探索する
3. 到着予想時刻を確認する
4. 案内を開始する
5. 走り出す

22. ルートがなければ案内できない

23. ルート ＝ 目的地までの行き方

24. まず、ルートを引こう

25. プロジェクトにおけるルートとは
プロセス ＝ 仕事の仕方・進め方

26. プロセスとは何か？

27. プロセスはレシピ

28. プロセスはレシピ
原材料
レシピ
料理
技術
レシピがなければ料理はできない

29. プロセスの連鎖
+α
Resource
Process
Resource
+α
+α
Process
Value
Resource
+α
+α
Process
Resource
+α
Resource
+α
+α
Resource
Process
企業やプロジェクトはプロセスの連鎖で出来ている

30. プロセス設計のコツと手順

31. プロセス設計のコツ
1.入力と出力で考える
2.アウトプットから考える

32. 入出力で考える
お米
水
加熱する
ごはん

33. アウトプットから考える

34. 逆算思考
２
３
１
アウトプットを生み出すには
どのように加工して
アウトプットは何か
どんな材料が必要か
アウトプットを生み出すか
どんな要素が含まれるか

35. 入出力思考テンプレート
②インプット
利用可能な時間
TODOリスト
市場ニーズ
技術シーズ
③プロセス
①アウトプット
時間を配分する
スケジュール
問題を解決する
企画書
経験
経験を
知識
意味づけする
知恵

36. プロセスフローダイアグラム

37. ビジネス書出版プロセス
問題リスト
市場の求める
ファンクション
を分析する
類書
自分が持っている
ノウハウ／スキル
FAST
ダイアグラム
読者が持つ
問題を挙げる
読者が持つ
問題の解決策
を挙げる
ペルソナ
書店の
動き
想定読者に響く
切り口／キーワード
を探す
読者層を
探る
承認／否認
読者に伝えたい
メッセージを一言で
あらわす
アイデア
リスト
企画書
誤字脱字
言い回しを修正
する
編集
会議
切り口
キーワード
コピー
伝わる文章に
修正する
印刷する
売れる根拠を
示す
ゲラ
繰り返し
章立てを練る
原稿
見本
DTPに流す
文章を
肉付けする
目次
構成案
切り口
キーワードを
選ぶ

38. プロセス設計の手順

39. いつまでに何をすれ ばい い の？
プロセスフローダイヤグラムって何？
図解要素
無形
成果物
成果物
文書 記録な
・
ど
形のあるもの
顧客ニーズ
技術
プロセス
階層化
された
プロセス
ノウハウ
・
スキルな
ど
形のないもの
イ
ンプッ
トを加工して
アウ
トプッ
トを生み出す
アクシ ンのかたま
ョ
り
下位にプロセスを
持つ
上位のプロセス
解決策を
練る
企画書
『プロジェクトを成功させる技術！』Lesson25より

40. い つまでに何をすれ ば い い の？
プロセス設計の手順
ステッ
プ
対象の最終成果物を選ぶ
ステッ
プ
最終成果物の構成要素を挙げる
ステッ
プ
必要なイ
ンプッ プロセスを挙げる
トと
ステッ
プ
イ
ンプッ
トとアウ
トプッ
トの関係でつないでいく
進捗報告書
開発
スケジ ール
ュ
製品企画担当、
すべてが
つながるまで
利用可能な
『プロジェクトを成功させる技術！』Lesson26より
リ
ソース
（人／
必要な回数

41. 演習
プロセスを添削してみよう

42. 営業プロセス（改善前）
テーマ
引合い
訪問見込み
優先順位をつける
電話をかける
アポをとる
予算
時間
納期
時期
金額
機材
場所
取引条件
予算
デモを行なう
提案書
条件を決める
必要仕様
売上
伝票を切る

43. 営業プロセス（改善前）
テーマ
引合い
訪問見込み
優先順位をつける
電話をかける
アポをとる
予算
電話をかけるのは「手順」
優先順位は結果
プロセスとアウトフローが
合っていない
時間
納期
時期
金額
機材
場所
取引条件
予算
デモを行なう
提案書
条件を決める
必要仕様
売上
伝票を切る
プロセスが飛躍している
必要なプロセスが
抜けている
必要なプロセスが
抜けている
手順のフローになっている

44. 営業プロセス（改善後）
引合い
1.
顧客の課題を
聞き出す
成約の見込
見込顧客
リスト
4.
日程と時間を
確保する
テーマ
3.
売上見込みを
比較する
2.
予算を聞き出す
日程・時間
予算
提案書
5.
予算に合わせた
解決策を文書化する
契約条件
納期
優先順位
金額
9.
契約条件を決める
要件
7.
デモを行なう
時期
場所
取引条件
10.
契約を
文書化する
8.
要件を引き出す
機材・人員
予算
顧客の感触
11.
契約を交わす
売上
6.
機材と人員を
割り当てる
必要仕様
契約書

45. 営業プロセス（改善後）
どんな情報をどう加工すれば優先順位がOUT
されるのか？を考える
1.
顧客の課題を
聞き出す
引合い
成約の見込
見込顧客
リスト
4.
日程と時間を
確保する
テーマ
手順ではなく
INとOUTの「関係」を表す
3.
売上見込みを
比較する
2.
予算を聞き出す
優先順位
日程・時間
予算
提案書
何をどう加工すれば提案書になるのか？
5.
契約条件
予算に合わせた
解決策を文書化する
納期
金額
9.
契約条件を決める
6.
機材と人員を
割り当てる
要件
7.
デモを行なう
時期
場所
取引条件
デモに必要なインプットは？
10.
契約を
文書化する
8.
要件を引き出す
機材・人員
予算
契約には契約書が必要＝プロセスが必要
顧客の感触
11.
契約を交わす
売上
必要仕様
契約書
要件は明示的に引き出す
デモによって何が得られるか？

46. まとめ
1.プロジェクトの本質は不確実性
2.まず、ルートを引こう
3.入力と出力の「関係」で捉える
4.アウトプットから考える

47. プロセスを変えれば結果が変わる

48. 三木ヒ
三木ヒトミ トミ
某 IT 企業の企画部所属。入
某 IT 企業の企画部所属。入
社４年目。ある日、上司の
社４年目。ある日、上司の
上村課長に呼び出され、新
上村課長に呼び出され、新
商品のプロモーションイベ
商品のプロモーションイベ
ントのチームリーダーに指
ントのチームリーダーに指
名されるが……
名されるが……
ベテランプロジェクトマネ
ベテランプロジェクトマネ
ジャーであり、三木ヒトミ
ジャーであり、三木ヒトミ
の上司でもある。いかつい
の上司でもある。いかつい
風体で関西弁をあやつる一
風体で関西弁をあやつる一
方、甘いもの好きの一面も。
方、甘いもの好きの一面も。
実は面倒見がよい。
実は面倒見がよい。