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マーケティングリサーチってなに?今さら聞けないリサーチの基礎知識と実践講座【基本編】
- 2. 2
会社概要
■社名: 株式会社マクロミル
■資本⾦: 19億5,300万円 ※2013年6月30日現在
■代表者: 代表取締役会⻑兼社⻑ 杉本 哲哉
■設⽴: 2000年1月31日
■従業員数: 637名(うち、契約社員57名) ※2014年3月末現在
■主な研究機関: マクロミルネットリサーチ総合研究所
■グループ会社:
株式会社電通マクロミルインサイト
株式会社エムキューブ
株式会社エムプロモ
MACROMILL EMBRAIN CO., LTD.(韓国)
MACROMILL China, INC.(中国)
■事業内容:
• インターネットを活用した市場調査(ネットリサーチ)
• 携帯電話を利⽤した市場調査(モバイルリサーチ)
• 世界各国の消費者を対象にした海外市場調査(グローバルリサーチ)
• 消費者購買動向調査および購買動向データの提供(QPR™)
• ネットリサーチ専用ASPシステムAIRsの提供
• リサーチの企画設計・集計・分析サービス
• その他リサーチサービス(定性調査など)およびマーケティングに関する
コンサルティング業務
■所属団体:
一般社団法人 日本経済団体連合会
公益社団法人 経済同友会 ※個人資格
一般社団法人 日本マーケティング・リサーチ協会(JMRA)
公益社団法人 日本マーケティング協会(JMA)
ヨーロッパ・マーケティング世論調査協会(ESOMAR) ※個人資格
沿 革会社概要
2000年1月 株式会社マクロミル・ドット・コムを設⽴
2000年8月 自動ネットリサーチシステム【AIRs】独自開発・サービス開始
2004年1月 東京証券取引所マザーズ上場
2004年2月 ⼤阪市中央区本町に関⻄⽀店設⽴
2004年4月 株式会社マクロミル ネットリサーチ総合研究所設⽴
2005年4月 東京証券取引所市場第一部上場
2007年12月 商品購買調査QPR サービス開始
2008年7月 韓国において新会社 マクロミル・コリア設⽴
2009年5月 マクロミル・コリア、韓国でネットリサーチ事業開始
2009年10月 ブランドデータバンクの完全子会社化
株式会社マクロミルワープ設⽴
2010年8月 ヤフーバリューインサイト株式会社のマーケティングリサーチ事業を承継
2011年4月 中国において新会社 マクロミルチャイナ設⽴
ブランドデータバンク株式会社を吸収合併
2012年3月 電通マーケティングインサイトとの合弁で電通マクロミル設⽴
株式会社エムプロモ設⽴
2012年8月 韓国法人エムブレインとマクロミル・コリアを統合し、
マクロミルエムブレインに商号変更
2013年10月 セルフアンケートASP「Questant」提供開始
2013年12月 株式会社電通マーケティングインサイトを子会社化し、
株式会社電通マクロミルインサイトへ商号変更
2014年4月 拡大推計POSデータサービス「MACROMILL MARKET INDEX」
提供開始
- 20. 割付設定の方法
全てのセルに同じサンプル数を設定
20代 30代
男性 50S 50S
女性 50S 50S
「全体よりも、男性20代と女性20代の
セル間の違い」を見たいときに活用
10代
(15歳~)
20代 30代 40代 50代 合計
男性 43S 102S 129S 113S 119S 506S
女性 41S 97S 125S 111S 120S 494S
合計 84S 199S 254S 224S 239S 1000S
「セル間の違いよりも、全体の傾向・実態を把握したい」ときに活用
総務省統計局「人口推計」より算出 全体
均等割付における【全体】結果は、市場実
態を反映していないため、参考値として見
るか、母集団構成比に合わせた
ウエイトバック処理が必要になります。
母集団の構成比に合わせて割付 (例:全国の人口構成比など)
母集団構成比が分からないときは?
母集団構成比が分からない場合は、スクリーニング調査(対象者を
抽出する調査)の結果から、性別・年代別などの構成比を算出し、
本調査対象者のサンプル数を調整することが可能です。
均等割付 母集団構成比に合わせた割付
対象者のサンプル数は、分析軸をイメージしながら決定することが大事です
Points
割付設定を決定する
調査対象者ごとに、どのぐらいのサンプル数を集めるか決めることを「割付設定」といいます。
割付(各升目を「セル」と呼びます)を設定しないと、分析したい対象者が集まらないことが生じます。
- 21. 女性
合計
男性
100
400
300
割付
10
210
200
ブランドX
購入者
53%
50%
50%
母集団
構成比
2.00
0.67
ウェイト値
20
133
ウェイト
バック
153
25%
75%
サンプル
構成比
(a) (b) (c) (c/b) (a*c/b)
38%
女性
合計
男性
100
400
300
割付
10
210
200
ブランドX
購入者
53%53%
50%
50%
母集団
構成比
2.00
0.67
ウェイト値
20
133
ウェイト
バック
153
25%
75%
サンプル
構成比
(a) (b) (c) (c/b) (a*c/b)
38%38%
ウエイトバックについて
■ブランドXの購入率をウエイトバック集計すると・・・
15ポイントも
違う!
調べたい集団のサンプル構成に合わせて結果を見る時にウエイトバックを活用します
Points
ウエイトバック集計とは
前ページの例題で問題なのは、
「母集団構成比とは異なる構成比であるにも関わらず、“世の中の”半数強がブランドXを購入した経験がある!」
と、あたかも市場の代表性があるかのように分析している点です。
「均等割付など、母集団構成比と異なる調査の全体結果(GT)はあくまでも『参考値』にしかならない」という点です。
市場実態を確認したい場合は、均等割付の構成比を母集団構成比に合わせて再集計する必要があります。
この調査結果の構成比を母集団構成比に変換する集計を「ウエイトバック集計」といいます。
先ほどのブランドXの購入率をウエイトバック集計すると、以下の結果になります。
- 33. 33
n= (%)
英語:英人(エイト) (519)
国語:国美(コクミ) (507)
数学:数々(スズ) (477)
理科:理吉(リキチ) (556)
社会:社太郎(シャタロウ) (529)
認
知
者
ベー
ス
9.6
5.9
13.2
11.5
11.2
20.0
20.3
25.6
24.6
19.3
65.9
69.4
58.9
59.7
63.7
3.5
3.6
2.1
3.6
4.5
1.0
0.8
0.2
0.5
1.3
とても好き 好き ふつう 嫌い とても嫌い
●各設問の母数を確認する
<例>各キャラクターの認知率と好感度について
【スズ】 認知率:57%
【シャタロウ】 認知率:64%
【スズ】 好感度:39%
【シャタロウ】 好感度:31%
上記の「好感度」の数値だけを見ると、「スズ」が「シャタロウ」を 【 8ポイント 】 上回っているように見える。
これを、全数(832サンプル)ベースにそろえて計算すると・・・
【スズ】 好感度:22%
【シャタロウ】 好感度:20%
このように、設問の「ベース≒誰が回答した設問か」に注意して各結果を読むことが重要となる。
n= (%)
英語:英人(エイト) (832)
国語:国美(コクミ) (832)
数学:数々(スズ) (832)
理科:理吉(リキチ) (832)
社会:社太郎(シャタロウ) (832) 27.4
30.2
22.6
22.8
25.6
36.2
36.7
34.7
38.1
36.8
24.9
23.2
26.2
26.8
23.6
11.5
10.0
16.5
12.3
14.1
よく知っている まあ知っている あまり知らない 全く知らない
【スズ】 (477×0.39)÷832 = 22.4%
【シャタロウ】 (529×0.31)÷832 = 19.7%
全体で見た場合では、その差は 【 2ポイント 】 となる。
分析を行う 集計表読み込みの基本的なポイント(2)
- 47. MROC(Marketing Research Online Community) 47
• 「特定の商品ユーザー」「同じ生活価値観の人」など、共通の要素を持った人達を
メンバー限定のコミュニティに招待し、特定テーマについて自由にディスカッショ
ンしてもらい、これらを傾聴することで消費者インサイトを探るもの。
コミュニティ参加者に調査テーマに沿った
トピック(お題)を提示
参加者がコメントしたり、参加者同士の会話も
可能
参加者に
アンケートも可能
47
- 49. オンラインインタビュー
• 育児・介護など会場に来られない人にもインタビューが可
能です
• 地方の方へのインタビューが可能です
• 全国からリクルーティングできるので対象者条件が厳し
い調査に適しています。
• 貴社会議室で実施するので、柔軟な対応が可能です
(大人数での観覧、途中入室・退室など)
制限の緩和
コンパクト
• 通常定性サービスよりも手軽な価格でご提供します
• ⾃宅から参加するため、生活感も⾒ることができます
• 会場準備分の実査スケジュールが短縮可能です
⻫藤
+
マクロミル
+00:47
マクロミル:下記のURLをクリックして、リンク先のサイトを御覧ください。
http://monitor.macromill.com/
• Wifi環境・スマートフォン・タブレット端末の普及が進み、オンラインインタビューの
品質向上
49