15. Frey, C. B., & Osborne, M. A. (2013). THE FUTURE OF EMPLOYMENT :HOW SUSCEPTIBLE ARE JOBS TO COMPUTERISATION ?
総務省「インテリジェント化が加速するICTの未来像に関する研究会」第1回資料 松尾豊 「人工知能の現在と未来」
テクノロジーは人材不足と人材余剰を加速する
(C) Recruit Works Institute all rights reserved
テクノロジーが雇用に与える影響
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16. (C) Recruit Works Institute all rights reserved
労働市場で今後起きること
産業構造・就業構造
の変化
人材の不足 人材の余剰
多様な人材×多様な働き方
生産性の向上・イノベーション
ミスマッチ
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19. 19
「テクノロジーが雇用を奪う」言説の変化
2009年 未来学者マーティン・フォード
“The Lights in The Tunnel Automation Accelerating Technology and the Economy of
the Future”(邦題:テクノロジーは雇用の75%を奪う」)を出版
2013年 オックスフォード大学 フレイ博士・オズボーン准教授
“The Future of Employment: How susceptible are jobs to computerisation?”において、
米国の47%の職業がテクノロジーに代替される可能性があることを示す。(2015年 野
村総合研究所との共同研究により、日本では49%の職業に代替可能性があると示す)
2015年 マッキンゼー
”How Many of Your Daily Tasks Could Be Automated?”他
テクノロジーに代替されるのは仕事の全体ではなく、仕事を構成するタスクの一部。労
働時間の45%分が自動化可能だが、完全に自動化される職業は5%に満たない。 機
械と人間、両者の能力を最大限に引き出すために、仕事のプロセスを慎重に分析し、
スマートな機械でそれをどう変革・強化できるかを見極められる企業が競争優位を築く
論点が「多くの雇用が失われる」から、
「タスクの組替が起こり、その移行が重要」にシフト