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暗号化の歴史
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暗号が必要な理由 軍事・外交
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本⽇日の参考書(i) 暗号技術⼊入⾨門 第3版
4.
本⽇日の参考書(ii) 暗号 情報セキュリティの技術と歴史
5.
暗号の歴史 ⽇日本・中国 欧⽶米 スキュタレー暗号 シーザー暗号 剰余定理 (中国) 単⽂文字(単⼀一)換字暗号 多表式暗号 オイラー関数 φ(N)
: RSA暗号の鍵 紫暗号 エニグマ暗号 ミッドウェイ海戦 暗号解析⽤用コンピュータ(英国) アルゴリズム公開型 : DES(⽶米国) 公開鍵暗号 : RSA(⽶米国) FEAL 零知識対話証明(⽶米国) 線形解読法 B.C.500 0 1500 1700 1800 1900 1950 1970 1980 1990
6.
⾔言葉の定義 重要
7.
平⽂文 原⽂文となる、⽂文章、キーワード
8.
暗号⽂文 平⽂文を、アルゴリズムと鍵によって変換された 結果
9.
アルゴリズム 鍵にしたがって、変換するための⼿手順
10.
鍵 アルゴリズムに必要な重要な要素
11.
スキュタレー暗号 物理的な鍵の先駆者
12.
鍵は⽊木の棒 ホントに
13.
⽊木の棒に巻く アルゴリズム
14.
シーザー暗号 古代ローマの軍事的指導者 ガイウス・ユリウス・カエサル(シーザー) 使ったとされる
15.
A B C
D E F G H I J K L M N O P Q R S T U V W X Y Z A B C D E F G H I J K L M N O P Q R S T U V W X Y Z とにかくずらす QPSTUDY → NMPQRAV
16.
すぐにばれる alphabet なら 26回の試⾏行でいける
17.
単⽂文字(単⼀一)換字暗号 ずらすだけでは飽き⾜足らず
18.
A B C
D E F G H I J K L M N O P Q R S T U V W X Y Z A B C D E F G H I J K L M N O P Q R S T U V W X Y Z 全部バラバラにすれば QPSTUDY → WKCQJAV
19.
とてもむずかしい 26!通り = 403291461126605635584000000通りの 試⾏行が必要なので、現実的ではない
20.
でも、バレた
21.
⽂文字の頻度分析 ⽂文章は、⻑⾧長ければ⻑⾧長いほど、特徴が⽣生まれる
22.
これもあかん
23.
多表式暗号 ブロック単位でずらしてみたら、結構⼤大変だった
24.
K U R
E O P A T O R A M Z U G T S C Y R T F 2 5 3 2 5 3 2 5 3 2 5 シーザー改良 ブロック毎にずらす⽂文字数を変更してみた
25.
いわずもがな ブロック⻑⾧長の予測と、頻度分析 (とは⾔言え解読されたケースは少ない)
26.
エニグマ暗号 暗号が機械化された
27.
エニグマ暗号機 暗号も復号もこの⼀一台で
28.
暗号通信の流れ より現代的 無線通信
29.
A B C D A B C D A C D B A C D B C B A D C B A D A D C B A D C B B A D C INPUT/+ OUTPUT PLUG+ (KEY) ROTOR#1 ROTOR#2 ROTOR#3
REFLECTOR SCRAMBLER エニグマの構造 簡略化してもよく分からない A を押すと D が表⺬⽰示される
30.
これもバレた アルゴリズムが分かれば、鍵を予測するだけ
31.
構造はオープンに 構造がバレたらダメなものは、もはや⽋欠陥商品
32.
オープンアルゴリズム 時代の到来 あとはねこるりの⼈人に任せる
33.
伝えたいこと • 当時、最⾼高の暗号であっても • 新しい算法、機械の発展により •
簡単に解読できる時代が • そのうち、やってくる
34.
技術者として
35.
常に新しい暗号技術を
36.
使え しょっさん (1974∼〜~)
37.
Thank you
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