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目次
・きっかけとやってみる
・失敗事例と成功事例の比較
・成果の形
・まとめ
8
きっかけとやってみる
9
当時どんな文化形成をしたかったのか
・当時のVSNが抱えていた課題
– 入社時に研修はするものの、後はお客様先や常駐先で
技術を学んでいくだけで、現場エンジニアに対する積極的
な技術研修が行えていなかった。
– 若手向け運用オペレータ業務の様な技術的に成長しづらい
現場に当たってしまうと、次の現場への配属時に時間がかかっ
てしまう。
– 社員としての意識の欠如
• 自分の立ち位置が分からなくなってしまい、お客様先のエン
ジニア気分になる方がいた。
10
当時どんな文化形成をしたかったのか つづき
・当時のVSNが抱えていた課題
– 1~2年目にしっかりとフォローしないと自己研鑽をする姿勢が
もてない
– 指示された仕事しかできない。広げてられない。指示された仕
事が終わったら、ぼーっとしてる。
– 助けがほしい、誰に聞けばいいかわからない
– 一緒に頑張る空気がほしい
– コミュニケーションの取り方がよくわからない
11
当時どんな文化形成をしたかったのか つづき
・成長を求める段階として想定した流れは?
第一段階:スキルアップを渇望する
第二段階:仲間を見つける、渇望していることを発信する
第三段階:グループの構築や人脈を作る
第四段階:スキルアップを進める
12
当時どんな文化形成をしたかったのか つづき
現場や世代、分野を超えた技術・情報共有、エンジニアの
成長にプラスとなり、次のステージの参考となる「場」の形成を
行いたい!
13
勉強会実施に興味を持ったきっかけ
・デブサミの存在
翔泳社のWebサイトは技術書やニュースを確認するのに活用し
ていました。
2008年からぼちぼち、ここ数年はしっかり毎年参加してます。
⇒色々とお話を聞いて「勉強会」という形で、情報共有や育成
活動をされている方、会社が多数いると気が付く
14
下調べフェーズ
そこで、後輩や同僚といくつかの勉強会などに参加してみました。
例えば・・・
・TokyuRuby会議
– おいしい料理を持ち寄って、Rubyを語るLTが抽選で当たる
– 皆さんがしっかりと他の参加者の皆さんに伝えるネタをもってお
り、自分の考えや経験を共有したいと思って準備をされている。
15
下調べフェーズ つづき
・もくもく会:永和システムマネジメント様に参加
– 高校生が来てて、エンジニアの方にしっかりとした質問をしたり、
参加されている他のエンジニアの方が簡易的な講義をしたりと、
素晴らしい光景を目の当たりに!
勉強会や小規模なイベントの雰囲気を実際に感じてみました。
16
とりあえず、やってみる
・「ソフトウェア開発」分野で勉強会を開始
月1開催/交通費無し・休日稼働手当は無し⇒業務ではない
場所は天王洲のトレーニングセンター
初期メンバー:社内SNSで伝えて反応をしてくれた方々
内容は
– 「興味ある技術について発表&LT」
– 「社外の勉強会・イベントにみんなで参加」
– 「ハッカソン」「もくもく会」
– 「社外研修の共有」「技術書読書会」
等々を「継続してやってみる!」目的とした
17
とりあえず、やってみる
・「ソフトウェア開発」分野で勉強会を開始
月1開催/交通費無し・休日稼働手当は無し⇒業務ではない
場所は天王洲のトレーニングセンター
初期メンバー:社内SNSで伝えて反応をしてくれた方々
内容は
– 「興味ある技術について発表&LT」
– 「社外の勉強会・イベントにみんなで参加」
– 「ハッカソン」「もくもく会」
– 「社外研修の共有」「技術書読書会」
等々を「継続してやってみる!」目的とした
18
成果
・「興味ある技術について発表&LT」
– これをきっかけに調べた技術を外部のカンファレンスで話してみ
るエンジニアが!
・「社外の勉強会・イベントにみんなで参加」
– 「みんなで参加する」はタイミングが難しかったが、楽しさを共有
しやすい
・「ハッカソン」&「もくもく会」
– 「ハッカソン」のつもりでしたが、どちらかというと「もくもく会」でした。
みんなでおしゃべりしながら&一人だとやらない感じのPGに挑
戦できた。
19
成果
・「社外研修の共有」
– 休日に行われるDevLoveなどのようなカンファレンスから、平
日に行われているカンファレンス、有料のカンファレンスの共有
など。
– IT系ニュースサイトに記事が載る場合もあるけども、でなかった
り、記事掲載禁止(CEDEC等)の場合の情報共有ができ
た。
・「技術書読書会」
– みんなで一緒に読むと心が折れずに最後まで読めた。意見交
換などもその場でできるので成長しやすい
20
・一年近くやってみて、継続できそうだと判断
– ソフト開発以外にもサーバ分野や、ファームウェア分野の
エンジニアも参加
21
他分野でも開始
・サーバ分野→「LPIC資格取得勉強会」からスタート
・ネットワーク分野→「Cisco資格取得勉強会」からスタート
こちらも勉強会という形で、ソフトウェア開発分野同様の条件で開催
22
結果
インフラ系勉強会も継続して実施する事が出来た
23
たとえば一方で・・・
・ネットワークエンジニア強化プロジェクト
– 会社主導でCiscoのCCNP資格を選定した若手~中堅メン
バーに資格取得を指示し、フォローを動的に行ったが、そちら
は1年やって20数名中CCNP取得まで行ったのが1名だけだっ
た(科目をとった方はもう少しいたが)
– 結果としてはほとんどが脱落してしまった。
⇒脱落した理由として出た意見として
「いわれたから来た」「現場が忙しい」「一人で進捗を追いかけ
るのはつらい」が多かった
モチベーションにつながる価値を感じさせることが何故できなかった
のか??
24
さらに他分野でも勉強会開始
エレクトロニクス分野→「いー勉強会」という形で開始
・動機?
– 「IT分野が勉強会をやっていてうらやましい」
– 「自分達もやりたい」
・コンセプト
– エレクトロニクス(電気・電子回路等)、ソフトウェア(ファー
ムウェア等)の勉強、ツール(回路図CAD等)や測定器
(オシロスコープ等)の習熟
– みんなで協力して自己鍛錬
・やっていること
– 就業先で必要となる技術の勉強としてFPGAの勉強、電気
回路の勉強、回路CADの勉強、マイコンのプログラミング
– 無線技術についての勉強、ネットワークアナライザの使い方
25
ほかにもあります!最近の単発・継続勉強会
・マウス作ろう勉強会
– メカ、エレ、ファームのエンジニア向けにゼロからマウスを作ってみ
る
– モノづくりの実践として、スケジューリングや分野毎での作業分
担の実施
・英語勉強会系
色々なグループで現場近くにあつまって実践したり、SNS上で
日々問題を共有したり
・営業ファッション勉強会
元アパレル業界のエンジニアが講師になって、身だしなみについて
26
ほかにもあります!最近の単発・継続勉強会 つづき
・セキュリティ市場勉強会
セキュリティ市場についての共有
・キャリアビジョン勉強会
スキル以外にもキャリアやエンジニアとしてのモラルの共有
・VMWare NSX勉強会
実習中心、Web経由で地方エンジニアも実践
・他社様と一緒に勉強会
社外研修の折に知り合ってそれから、その後に受講した研修に
ついて共有
27
失敗事例と成功事例の比較
28
続かない・実施できない・広がらない・参加できない問題
・共通的な話題ができない分野がある
– メカトロニクス分野は集まっても、意外に共通した話ができない
– お客様業務でやれる事・やっている事が特化してしまっている
・参加者が固定化される
– 何回か行かないと、顔を出しづらくなってしまう
– 段々と面倒くさくなる
・土日勤務やシフト勤務のエンジニアが一定数いる
– 参加が不安定で続き物でやりづらい
29
続かない・実施できない・広がらない・参加できない問題 つづき
・アナウンスをみていない
– 勉強会グループに入っていないと見ない
– そもそも社内SNSを見ていない・・・
– 全体周知は難しい
・場所が悪い、見つけられない
– 天王洲にトレーニングセンターがあるものの、現場や家から遠
い
– お客様先を使わせてもらえればいいが・・・
・スケジュールが合わない
– 人数が増えてくると最小公約数的な日程が少なくなってしまう
30
続かない・実施できない・広がらない・参加できない問題 つづき
・勉強会のネタが尽きる
– 初心者向けから始めると、半年くらいでネタが一周してしまう
・就業場所がバラバラなので業後に集まってできない
– 土日に集中してしまうが、シフトで合わないとかでてくる
・週末は体が疲れてしまって体調不良になる
– 「行こうかなぁ」から「まあいいや」になって、行かなくなってしまう
・モチベーションがわかなくなる
– 参加したくなくなる、開催したくなくなる
31
世代交代問題
若手向け勉強会の実施はエンジニア育成を兼ねているので、
運営もエンジニア主導で行えるように活動
⇒結果としては新人・若手にお願いすることになるが、研修が終
わって現場が忙しくなってくる年の後半は実施ができない場合が
出てくる
⇒若手向けであれば、半期、四半期毎に旗振り担当者を
決めるか、運営グループとして活動をしてもらう
活動を促すリマインドを行う
32
世代交代問題 つづき
リーダーとして勉強会を引っ張っていた人が転職・退職してしまう
お願いして動いてもらっていたので、勉強会自体の運用が止まっ
てしまう。
ちょうど、プログラマ勉強会でまさに困った事態になっています。
やはり、次世代のリーダー育成はとても大切
33
ちなみに
・リーダー育成はどんな風に?
– 業務を通じて、サブリーダーとしてまずは業務にあたってもらい、
どんな動きを先輩やリーダーがしているかを見てもらう
– 少しずつ課題を与えて、自分で動き、解決する為のフォローを
する
– リーダーとしてアクションをさせ、PDCAやKPTを用いて改善を
意識させる
– 後輩指導を行わせる
34
うまくいく例
・人
– 複数人、もしくは継続できるリーダーがいる
– 先ほどの世代交代問題に対応
・スケジュール・場所
– スケジュールをあらかじめ決める
• 年間計画や日程を決めることで予定の管理をしやすく
– 場所の確保
• 会社でも鍵の管理やセキュリティ要件をクリア、入館管理
– 遠方の参加者でもWeb経由で参加
• WebExやSkypeなどのツールを活用、画面共有など
35
うまくいく例 つづき
・内容
– 勉強会内容をあらかじめ決める
• せめて次回は何をするのかを決めてからでないと、動きが遅
くなる
– 実施コンテンツに深みがある
• コンテンツに興味を持ってもらわないと誰も来ない
– 新しい事や盛り上がるネタを入れる
• モチベーションアップにつなげる←むずかしい
– 無理しない
• 疲れちゃうので、やらない・やれない時があっても許容する
36
会社としての新しい取り組み
・「プロジェクトルイーダ」の立案
– 〇ラゴンクエストの「ルイーダの酒場」のようにお互いに仲間を
見つけあって、勉強会を立ち上げる支援を行う
– 目的、実施項目、スケジュール、メンバー、後ほど実績を提出
してもらい、エンジニアのグループに対して予算を提供
・具体的な取り組み事例
– 陸上特殊無線、LPIC、TOEIC、VCP-NVなどの資格取得
・エンジニアの反応
– 「数千万の予算を見るのは慣れてるけど、数万円を管理する
のは慣れてない・・・」
– 「お金使わないでできる勉強会の方がしやすい?」
37
成果の形
38
お客様に対する効果
・行動評価
– 勉強会の自体の取り組みを評価してくれる
⇒問題意識や自己研鑽の姿勢
– お客様に業務時間で勉強会実施の時間をいただき、お互い
のサービス改善の検討を行って、お客様のマネージャー層に発
表を行った。
⇒様々な活動を見える化して評価を頂いた
39
お客様に対する効果 つづき
・共感
– お客様とエンジニア育成、教育についての共感度があがった
⇒お客様も持っている共通の問題
・広がり
– お客様先でも勉強会をやってほしいと声が上がった
⇒お客様の若手にも同じ様に実施
– お客様先の環境で勉強会をおこなって、お客様の若手も参
加する様になった
⇒一緒に学ぶ、エンジニアの育成も経験ができる
40
お客様に対する効果 つづき
・契約
– スキル不足のエンジニアのスキル底上げを行って、契約更新が
OKになった
– 自己研鑽する場所があると、お客様受け入れ時の教育時間
の節約になる
41
エンジニアに対する効果
・メッセージの伝達
– 言い方は難しいが「エンジニア魂」の様な事を語れる
⇒暗黙知⇒形式知、働く意義、気持ちなどを伝承
– 先輩からちゃんとして場で伝えておきたいと思っている事を効率
的に伝えられる
⇒書籍やWebサイトの記事をみても理解しづらい部分を
一気に理解できる。
– 若手も現場や分野が違う先輩の体験談や仕事や、自己研
鑽、ノウハウなどのコツが聞ける
⇒人生相談、キャリアビジョンについても広がっていく
42
エンジニアに対する効果
・リーダーシップの発現
– 業務でも意見が言えるようになった
– 業務だけではないコミュニケーションの仕方、技術育成の仕方、
リーダーシップ、組織運営に対する意識を持つことができる
– 社内の勉強会立ち上げについては、会社からも表彰対象
に!
・モチベーションアップ
– 皆と一緒にやる事で、競争心向上やベーションの維持につな
がる!
– 「変えたい!どうにかしたい!」という気持ちのアウトプット先に
43
たとえばこんな表彰式
44
エンジニアに対する効果 つづき
・広がりとしての価値
– 営業トークでつかえる
– 外の世界のエンジニアの考え方や動きを共有できる
– 社外のカンファレンスや勉強会でも発表できる
– 業務外での勉強会を実施する価値についての共有ができる
・技術力としての価値
– 技術相談に対する駆け込み寺
– 集中して勉強できる時間が作れる。周りにも聞ける。
– 若手だけではなく、キャリアを持っているエンジニアへの育成もで
きる
45
ちなみに
・成長が見えないエンジニアの育成
– 面談をして自身の問題点の認識や共有を行う
– スキルが無い場合は個別で講義や課題を与えて進捗を確認
し成果がでるまで挑戦を続けさせる
– ヒューマンスキル弱い場合は、間接業務に参加させ、色々な
人の目に留まる場所でコミュニケーションをとる行動を促す
– 行動力が無い自分から動けるように、社内業務を割り当てて
無理やりにでも動いてもらう
– 大事なのは本人が諦めていても会社として諦めない事
46
自社に対する効果
・姿勢判断
– やる気のある人がわかる
⇒チャンスに広がる
・連携・知識のフルスタック化
– 他分野向け勉強会の広がり
• NWエンジニア向けPython勉強会・・・SDNにむけて
• NWエンジニア向けSV勉強会 等々
• 勉強会から会社としての研修実施へ
– 地方拠点での勉強会の実施
47
自社に対する効果 つづき
・ビジョンの共有
– 業務として計画的な技術研修を実施するようになる
⇒エンジニア、講師ともども「業務」として稼働時間の対象へ
– 会社のビジョンの共有をより効果的にエンジニアに行う事がで
きる。
・コミュニケーション・連携・発見
– 業務だけではない、さまざまな取り組みに広がる
– SNS上だけではない出会い
– 次の勉強会やWGへつながる
48
まとめ
49
文化形成の結果、もたらされた変化
・社内の勉強会を進めていくことで、結果として自己研鑽に対して
の意識付けや、自分が“どう成長して行かなければならないのか”
の確認ができるようになる。
・会社としても、自己研鑽を個々にゆだねるのではなく、戦略的に
進める為の土台やきっかけになる。
・お客様にしても、ただ一緒に働いているエンジニアではなく、自己
研鑽が見える形で行っている事でより信頼度があがる。
・文化形成として、色々な現場でWGや勉強会が生まれる様に
なってきた、「自分たちがやるんだ」と言う意識が強くなってきている。
50
今後の課題
・新技術に対する備え
– 先端技術を扱っている現場に就業しているエンジニアは少数
もしくはいないのが現状。
– ある程度予算を確保して教育投資として環境構築が必要。
・ハイレベル、年配のエンジニアのスキル・知識・立ち回りの共有
– 技術分野を超えた形で「チーム・フォーティーズ」が結成された。
– 40,50歳台のエンジニアがどう働いて行けるかを考える。
・成長を拒絶するエンジニアの育成
– 「なんで成長したくないのか?」から分析を続けたい。
技術研修設備
■ITエンジニア研修ツール
●共通研修
・PC IBM ThinkCentre + Windows 7
×330台
・PC IBM ThinkPad + Windows 7
×25台
● 開発研修用
・Arduino評価キット×10台
・iPad×2台
・Androidタブレット×2台
・Raspberry Pi×10台
・Pepper×1人
・NAO×1人
● サーバー研修用
・SunFireV240×1台
・SunBlade1500×7台
・HP BladeSystem c-Class×1台
・HP ProLiant BL460c×3台
・HP StrageWorks P2000G3×1台
・HP ProLiant BL460cG7×3台
・Sun Server X3-2×3台
・IBM Power 710 Express E1C×1台
・HP ProLiant DL120G9×3台
● 仮想化研修用
・Cisco UCS5108×2台
・Cisco UCSB200×8台
・Cisco UCS6120×2台
・Cisco Nexus5000×2台
・Catalyst3560G-E×2台
・NetApp FAS2050A×1台
・EMC VNX5300×1台
・IBM BladeCenter E×2台
・IBM BladeCenter HS21×6台
・HP ProLiant ML110G6×10台
● ネットワーク研修用
・Cisco2811×44台
・Cisco2821×8台
・Cisco1941×10台
・891FJ×64台
・CSRX-100×4台
・Catalyst2940×36台
・Catalyst2960/2960G×16台
・Catalyst3750×17台
・Catalyst3650×6台
・ASA5505×8台
・SSG-5×2台
・PA-200×6台
・IOLAN STS16×5台
51
52
天王洲で勉強会
一緒に勉強会をしませんか?
天王洲にあります、VSN天王洲トレーニングセンターにて社外の皆
様とも一緒に勉強会を実施できればと思っております。
品川、天王洲界隈で勉強会をしていこうよ!という企業の方がい
らっしゃいましたら、ご連絡お待ちしております!
(遠方からもお待ちしております)
53

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Re:ゼロから文化を創り、技術を伝承する ~客先常駐エンジニアと「社内勉強会」で築いた価値と変化

Editor's Notes

  1. Twitterは技術ネタは書いてないので、Facebookも書いてないけど・・・ 立場としては社内講師  新人やキャリアに対して教育を実施するグループにおります。
  2. ・会社紹介 技術者派遣 IT、メカ、エレ、ファーム、ケミストリの分野がある ・分野・業務紹介 IT分野 NW、SV、Software R&D分野 メカトロニクス、エレクトロニクス、ファームウェア、ケミストリー ・契約形態 派遣、準委任契約、請負等がある ・組織について お客様先や地域によって事業部が構成されている エンジニアはどこかの事業部所属している 本部⇒事業部⇒グループ⇒チーム⇒メンバー 現場が離れていてもピラミッド構造にはなっている→人事考課も上長が行える
  3. 取引先企業数400社余
  4. 文化形成の意図、目的 現場の中での技術共有はこの前段の話 なんで困るのか? ・ほかの現場だとどんな技術が身についているのか? ・自分の年齢やキャリアだとどのくらいになっていないとダメなのか ・世の中どうなっているのか が分からない ・運用特にオペレーター現場から戻ってくると、何もスキルを身に着けていない場合がある ・VSNの社員としての意識が弱くなってしまう。自社に対して「VSNさんはさぁ」的な発言をしてしまう エンジニアがいた⇒お前どこの会社の社員だよ! ⇒
  5. ・何がこまるのか スキルアップがしたい!というのはエンジニアであれば皆、大小あれ持っている気持ち・・・がしかし 受け身的な姿勢になっているエンジニアがおり、自分たちで何かを行う力が弱かった。 ・指示待ち人間&受け身型は上流工程において困る事になるもしくは上流工程には行けない。新しい事に自ら挑戦できるエンジニアになってほしい。 ・同期と一緒にがんばる気持ちを持ちたい誰がどんなスキルを持っているのかが分からないので、質問したりできなかった。 自分はコミュニケーション取るのが苦手、いまだに苦手というかコミュ障なので、 渇望してても、自分から輪にはいるのが苦痛、怖い、でも知り合いたい でもコミュニケーションが取れずに ・ああ、彼に聞いたら教えてもらえるかな?的な感覚が持てない そんな、その渇望に答える場を作っていきたい
  6. 昔はなかったのでできなかったが、 SNSが使えるようになったので、それを活用できないか?
  7. 当時は2000人程度の社員数すべてが参加することはできなくとも そのうちの10%でもこういう場に参加してもらえれば、そこからさらに 会社全体に文化ができて、さらに次の価値につながるのでないかと 想定をおこなった
  8. 刺激を受けた方々の紹介 たくさんいますが、特に 川口恭伸(かわぐち やすのぶ)さん、市谷聡啓(いちたに としひろ)さん、和智右桂さん、伊藤直也さん、和田卓人さん、 増井雄一郎さん、及川卓也さん、平鍋健児さん、関さん どんな方向性の事をやっていけばいいのかな?的な感じのところで こういう事をまずは社内でもやっていかないと!と思った 以前は、「●●ユーザー会」的な感じでいろいろな会社の方が集まってるイメージが強かった 自社開発をされている会社さんでも、情報共有や若手育成として勉強会をしているんだなぁと再認識。
  9. まずは他社さんたちはどんな感じに勉強会をしているのかな?と ・TokyuRuby会議 Ruby大好きな後輩と一緒に 皆さんがしっかりと他の参加者の皆さんに伝えるネタをもっており、自分の考えや経験を共有したいと 思って準備をされている。自分も2回目に参加した時はキッシュを持っていきました。 ・もくもく会 高校生が来て、しっかりと質問をしたり、参加されているほかのエンジニアの方が 簡易的な講義をしたりと素晴らしい光景を目の当たりにしました 自然と他者の刺激を受けたい、世の中の技術レベルがどうなっているのか知りたい、自分のノウハウを他のメンバーに伝えたい という気持ちが伝わった
  10. まずは他社さんたちはどんな感じに勉強会をしているのかな?と ・TokyuRuby会議 Ruby大好きな後輩と一緒に 皆さんがしっかりと他の参加者の皆さんに伝えるネタをもっており、自分の考えや経験を共有したいと 思って準備をされている。自分も2回目に参加した時はキッシュを持っていきました。 ・もくもく会 高校生が来て、しっかりと質問をしたり、参加されているほかのエンジニアの方が 簡易的な講義をしたりと素晴らしい光景を目の当たりにしました 自然と他者の刺激を受けたい、世の中の技術レベルがどうなっているのか知りたい、自分のノウハウを他のメンバーに伝えたい という気持ちが伝わった
  11. 2012/3あたりから開始 ラッキーな事にVSNは天王洲にトレーニングセンターという新人育成をする設備があり、開催するにあたり とりあえずの場所の確保は楽だった が、逆に天王洲という立地がその後、参加者を絞る事もありましたが、これは後ほど。 IT分野的にはネット、サーバもありますが自分が主導で関われるのがソフト系だったので、こちらから開始。 勉強会に興味を持ってくれたコアメンバーで継続して実施できるかを検討 内容は他の勉強会でやっている事をやってみて、自分たちにあった形が 見えてくるか検討してみる
  12. 2012/3あたりから開始 ラッキーな事にVSNは天王洲にトレーニングセンターという新人育成をする設備があり、開催するにあたり とりあえずの場所の確保は楽だった が、逆に天王洲という立地がその後、参加者を絞る事もありましたが、これは後ほど。 IT分野的にはネット、サーバもありますが自分が主導で関われるのがソフト系だったので、こちらから開始。 勉強会に興味を持ってくれたコアメンバーで継続して実施できるかを検討 内容は他の勉強会でやっている事をやってみて、自分たちにあった形が 見えてくるか検討してみる
  13. 結果としては、そこそこ継続 ネタが切れてしまったり、2、3人参加の場合もあったり、 逆に地方拠点、自宅からの参加者もあり 運用面でいえば、運用メンバーがある程度いれば、継続開催は行えるかな? 内容については、もう少し配慮をして、年間を通じたスケジュールと、毎回の特色を付けたいと感じた ある程度、継続できたことで、他分野も開催をしたらどうだと上長から・・・
  14. 結果としては、そこそこ継続 ネタが切れてしまったり、2、3人参加の場合もあったり、 逆に地方拠点、自宅からの参加者もあり 運用面でいえば、運用メンバーがある程度いれば、継続開催は行えるかな? 内容については、もう少し配慮をして、年間を通じたスケジュールと、毎回の特色を付けたいと感じた ある程度、継続できたことで、他分野も開催をしたらどうだと上長から・・・
  15. こちらも同様にIT分野全体として継続させらるかアクションを開始 ただ、勉強会のテーマとしては若手が多くても参加しやすい、資格取得にテーマを絞った。 現在は研修業務中に資格取得についても強く伝えているが、当時は資格については強くいっていなかった。 研修内容が実機を触らせている事がウリだったので。 だいぶ昔に資格取得だけを新人研修中に推進した結果、実機が触れない、応用が利かないとお客様から指摘を 受けたケースが多く出てしまった為
  16. 参加者が集まらない、数人になるという時もありますが、継続 まずは、ベースになるIT分野の3つの柱の勉強会の文化形成を確立 これで、「とりあえず、〇〇勉強会に行ってみたら?」的な場所を確保できた。 フォローするのは自分を含めた教育部門のトレーナー陣
  17. こんな事例も発生・・・
  18. IT側でそこそこ進められるようになったので、ノウハウなどを共有して 他分野でも勉強会を実施するようになっていった エレ分野はある程度現場を超えても技術共有がしやすい また、IT分野が勉強会をやっていてうらやましい、自分たちもやりたいと言ってくれるエンジニアがいてくれた メカトロニクス・ケミストリ・バイオ分野は現場固有や業務固有のノウハウが多かったり、専門性が高く共有しづらかった為実施できなかった 比較的若手のトレーナーがいなかったのも要因
  19. なんで?こんな勉強会がおこなわれたのか? これはエンジニア主体で自分達で企画し、運営が行われていった ・マウス  モノづくり分野で自分たちでスケジュールを立てて、分野毎に作業分担を行ってマウスを作った  現場経験があるエンジニアがマネジメントを進めて、若手に実際の連携などを体験させた 他にもメカエンジニア向けにミニ四駆を作る勉強会なども実施
  20. なんで?こんな勉強会がおこなわれたのか? 取り組みの後半、最近 自分たちから資格取得だけではなく、エンジニアが自分達の価値観でやろう!という形に!
  21. タイトルにつけてしまいました、Re:ゼロですが、 続けようと気を付けて運営をしたりしても、続かなくなったり 仕切り直して心機一転しての開催となったこともあります。 其のあたりの分析についてご紹介をします
  22. よくある問題を羅列してみる。 解決策はあとで 行けない理由は、土日は疲れてしまった、業務になってしまったなど やる気はあったんだけど、逆に顔を出しづらく >何か共有する
  23. VSNは天王洲にたまたま「トレーニングセンター」という形でタダで使える場所があった →実際は場所が必要で、前述にあったプロジェクトルイーダでは、近所で場所を借りる際の費用にも使われた事例がある 非常に重要なポイントなので、集まれる場所の確保はとても大切です 社内にセールフォースのChatterというSNSがあります。 昔に比べてエンジニア同士のコミュニケーションも取りやすくなったけども、一定数のエンジニアは 積極的にはSNS上でコミュニケーションや情報収集を行っていない 勉強会もグループに入れば通知が見れるが、入ってないと知ることができない・・・
  24. いかにしてモチベーションを継続させるかが主催側のテクニックになるのではないか。 VSNでは社員の活動に対して、全社員が投票をして決める「VSN Award」なるモノがある。 ここで勉強会の活動をエントリーして、表彰されるとか、それを目指すとかいろいろと 単発だけにしてしまうと、誰かがやらないとそれっきりになってしまう 日程だけ決めて、やるとネタがないと誰も来なくなってしまう なのでバランスをとって、継続するように
  25. 若手にも自主性を持ってもらいたかったので、ある程度運用をお願いすると・・・
  26. リーダー張れそうな人はやっぱり、色々なところで必要とされる人材であることが多い 本人にやる気があっても、現場や所属部署などでも色々と仕事を振られたり 場合によっては転籍してしまったりと・・・
  27. スケジューリングはとても大事 参加者のモチベーションを上げるには? 勉強会を実施するのが目的ではないが、継続をさせておかないとなくなってしまうので根付くまではひたすら続けていく 例えば、分野として年間スケジュールで定期開催+特集!的な感じで先端技術に触れたり して、緩急をつけると継続しやすい ・リーダーをどうつくったのか! ・困って人の対応をどうしているのか?
  28. なかなか反応がなかった。予算的には年間60~90万ほどとっていた。 ただ、資格取得の研修を個人で受けてしまうとそこそこお金がかかるので、よかったらしい VCPなどの新しいコンテンツも同じ TOEICはテキストや問題集の配布 機材や環境は天王洲で賄える事が多く、計上した予算では資格取得系ぐらいしか使い道が? 第一段階:スキルアップを渇望する 第二段階:仲間を見つける、渇望していることを発信する ←ここ 第三段階:グループの構築や人脈を作る ←ここ 第四段階:スキルアップを進める ←ここ 短期的なスケジュールを決めた研修には有効。 予算の組み方によって機材やWebサービス、ライセンスと広げていくことはできそう だらだらやって、テキストをもらうだけという人も出てしまうので、事前に成果発表を行う事を伝えることが大事です。
  29. 信頼度や自社エンジニアへの価値観が変わる →結果、契約単価にも影響がでる 構造的に・・・立場や、一人ひとりの気持ちなども
  30. マインド=なに?何について?暗黙知・エンジニア魂・SETIモデルとか⇒具体的に お酒飲みながらじゃなくても、しっかりと伝える場ができる⇒みんな「伝えたい事」がたくさんあるし、ぶっちゃけ「聞きたい」こともたくさんある 機会があれば教えたい、伝えたい 若手の勉強には当然なるし、先輩社員も勉強になる  知らなかった事を知れたり、イメージしていた事と現実との違いをいい意味で知ることができた 結構、現場の仕事ってなかなな伝わりづらいところがあります。 書籍やWebサイトをみてもイメージつかないことが多い ですが、現場を経験しているエンジニアから直接話が聞けると そこの理解が一気に広がる場合がある 資格取得も同じ、シスコさんの資格の内容は伝えられないですが、受講予定者同士で情報共有しながら勉強することで ピントがずれた自己学習をする率が減る→VSN社員がいない現場・コミュニケーション取りづらい現場にいるエンジニアはとても助かった
  31. マインド=なに?何について?暗黙知・エンジニア魂・SETIモデルとか⇒具体的に 若手の勉強には当然なるし、先輩社員も勉強になる  知らなかった事を知れたり、イメージしていた事と現実との違いをいい意味で知ることができた 結構、現場の仕事ってなかな伝わりづらいところがあります。 書籍やWebサイトをみてもイメージつかないことが多い ですが、現場を経験しているエンジニアから直接話が聞けると そこの理解が一気に広がる場合がある 資格取得も同じ、シスコさんの資格の内容は伝えられないですが、受講予定者同士で情報共有しながら勉強することで ピントがずれた自己学習をする率が減る→VSN社員がいない現場・コミュニケーション取りづらい現場にいるエンジニアはとても助かった
  32. こんな感じでエンジニアの行動を会社が表彰する「VSN AWARD」というような モノにつながっていったりと・・・ 左は、鈴木ちなみさん、右が弊社の社長の川崎です 年間トップの評価を受けた取り組みには100万円分の自己研鑽資金がチームに付与されます。
  33. 事業部ごとにWGが行われるようになった →ITでいえば2本部あり、その中にさらに事業部が複数ある。その中にさらにグループがありチームがある。 で、このグループ単位でWGが行われるようになり、職場を超えて、同じ方向性を持ったメンバーに対して 技術勉強会が行われるようになった ・リーダー経験がない:旗振りのエンジニアにはリーダー的な行動やとりまとめの練習に ・スキルを持っていないと上位業務に対応できない:参加メンバーにはスキルの底上げを行う事で、現場で対応する業務の幅を広げるように意識付けを行っている カンファレンス  なかなか人前でプレゼンする機会はエンジニアには訪れない  練習にもなったし、資料作成も進められるようになった  漠然とした恐怖感から解放された  勉強会という形態になれて、外の勉強会へも抵抗感なく参加できるようになった
  34. 勉強会を通じてやらないかったりすると・・・
  35. 全部ではないが、資格取得やセキュリティ研修などについては、勉強会から計画研修に格上げされたモノも出てくる 現場以外でもアピールをする場でもある 会社も積極的に貢献するエンジニアを評価したいと思っている チャンス  昨日もプロダクトマネージャーの中でソニーモバイルの高橋さんがおっしゃっていたけど  チャンスにつながる  「〇〇さん、勉強会でやってなかったっけ?」的な
  36. ビジョンに共感して入社される方も多い反面、少数の方は ・若手・中途入社が増えてくると、目の前の仕事やればいいでしょ? ・個人的なスキルだけ磨けばいいでしょ? という認識を持っていたりします、そこについて他のエンジニアから影響を受けて スタンスが変わる方もいます 取り組みの広がりは面白いです 勉強会をきっかけに知り合って、次の勉強会やWGの企画をしたり 個人宅でシステム構築をしたり SNS上でしかあった事なかった人に対する認識がかわったり
  37. 冒頭にあった課題に対して ・研修体制 無し⇒勉強会⇒会社側の主催する研修へ 会社としても予算化して動ける、動きやすくなってきた ・コミュニケーション 分野を超えての勉強会の実施や、WGを通じたチーム内での育成体制 参加しづらい社員も参加しやすく、コミュニケーション取りやすくなってきた 切磋琢磨できる仲間を見つけることができる、目標になる人がわかる ・受け身姿勢・挑戦 お客様先の技術だけで仕事をしていた⇒自分で成長する姿勢・渇望⇒勉強会の育成へ 分野を超えての勉強会の実施や、WGを通じたチーム内での育成体制 そういうものができてきた この発表をするにあたり、自社のエンジニアの皆さんは本当にすばらしい存在だなぁと改めて感じました。
  38. VMWare様のNFXなどの勉強会も実施されている⇒インフラ系は環境が必要です。 そのフォローをすることでより、エンジニア主体の勉強会の実施を増やすことができるのではいか 会社としてはまだまだ若いので、キャリアで転職されて来た方やハイレベルなエンジニアの方々のエンジニアとしての知識を効率的に共有、紹介をしていきたい 受け身で成長はしたくない、言われたことだけをしたい方はやはり少数だけどいる それはそれで尊重したい、働き方、働く場所があるのではないだろうか?→親会社と連携?? 「いまのままでいい」というのも価値ではあるが、会社組織としてどこまでその姿勢を許容できるのか・・・