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チームの目標への柔軟な対応
- 13. 目的・目標の概念
• 目的 (Purpose, Mission,Aim, etc)
• 目標 (Goal,Target, Milestone, etc)
目的
目標1 目標2
目的は方向性、目標は期限と数値目標が設定
される
- 24. 1. プロセス品質 (開発体制の品質)
2. 内部品質 (ソースコードの品質)
3. 外部品質 (ソフトウェアの機能の品質)
品質には
ことさら1と2は見えにくく、ガタガタになっている場
合がある。特に今回は1と2を完全に見落としている。
- 28. • 品質 :
1. プロセス品質 (開発体制の品質) → チームが満足できる品質
2. 内部品質 (ソースコードの品質) → チームが満足できる品質
3. 外部品質 (機能の品質) → チームが満足できる品質
• 時間 : きっちりスケジュールを守る
• 予算 : 予定した人数と工数を守る
• スコープ : 優先順位の高い要件の本当に本当に必須なものだけを
優先的に、できるところまでやる
- 33. スクラムだと
1 管理ツールユーザーが、所有する権限で機能の利用が承認されるようになる 5pt
2 管理ツールユーザーが、Web上でユーザーの権限を確認することができる 3pt
3 管理ツールユーザーが、Web上で権限をユーザーに割り当てることができる 5pt
4 管理ツールユーザーが、Web上で権限をユーザーに追加することができる 5pt
5 管理ツールユーザーが、Web上で権限をユーザーに削除することができる 3pt
6 管理ツールユーザーが、Web上で権限をユーザーに編集することができる 5pt
こんな風に分割します
- 34. 1 管理ツールユーザーが、所有する権限で機能の利用が承認されるようになる 5pt
2 管理ツールユーザーが、Web上でユーザーの権限を確認することができる 3pt
3 管理ツールユーザーが、Web上で権限をユーザーに割り当てることができる 5pt
4 管理ツールユーザーが、Web上で権限をユーザーに追加することができる 5pt
5 管理ツールユーザーが、Web上で権限をユーザーに削除することができる 3pt
6 管理ツールユーザーが、Web上で権限をユーザーに編集することができる 5pt
5PTと書いてあるのは、ストーリーポイント。スクラムに
おける、仕事を相対的に見積もるためのリスクやタスク
交換のコミュニケーションコストを含んだ値(初期は理想
人日)。プランニングポーカーでチームで見積もります。
- 35. 1 管理ツールユーザーが、所有する権限で機能の利用が承認されるようになる 5pt
2 管理ツールユーザーが、Web上でユーザーの権限を確認することができる 3pt
3 管理ツールユーザーが、Web上で権限をユーザーに割り当てることができる 5pt
4 管理ツールユーザーが、Web上で権限をユーザーに追加することができる 5pt
5 管理ツールユーザーが、Web上で権限をユーザーに削除することができる 3pt
6 管理ツールユーザーが、Web上で権限をユーザーに編集することができる 5pt
こう分割してリリースしておくと、いざリリース日までに5
番目までしかできなかったとしても、最悪利用できるように
できる。しかもストーリー分割しておけば、いざとなったら
担当開発者以外の人でも開発できるので、他の部分を開発し
てた人でも手伝える。
- 36. 1 管理ツールユーザーが、所有する権限で機能の利用が承認されるようになる 5pt
2 管理ツールユーザーが、Web上でユーザーの権限を確認することができる 3pt
3 管理ツールユーザーが、Web上で権限をユーザーに割り当てることができる 5pt
4 管理ツールユーザーが、Web上で権限をユーザーに追加することができる 5pt
5 管理ツールユーザーが、Web上で権限をユーザーに削除することができる 3pt
6 管理ツールユーザーが、Web上で権限をユーザーに編集することができる 5pt
こういうふうに細かい機能で優先順位をたてると、意外とこ
の機能つかわれないんじゃね?というのが見つかったりする
こともあります。実際に、すごく苦労して作った機能なのに
ほとんど使われてない機能って結構ありますよね…。
- 47. 1. データで分割
2. 機能で分割
3. 設計、実装、リリースで分割
4. 横断テーマで分割
5. 大きなリファクタリングをストーリーとし
て分割
基本的に1, 2が基本戦略で、困ったときにそれ以外を使う方法が
良い。これで、柔軟にスコープを柔軟にすることができます。