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【MTDDC2016】成果につながる!コンテンツマーケティングの基本
- 3. 3
自己紹介
.
金子 睦朗(ボブ)
株式会社デジタルアイデンティティ SEM Div. SEOアナリスト
https://fb.me/bob.bobbbbbb
名前
.
2013年、デジタルアイデンティティのインターンとしてSEOコン
テンツのディレクションや提案を行う。
2014年、デジタルアイデンティティ新卒第1期生として入社。現
在、SEOアナリストとしてさまざまな規模・業種のサイトを担当
している。
MTの好きなところはMTMLが分かりやすいところ!
略歴
Editor's Notes
- 本日は、モバイルと
- 本日は、モバイルと
- よく言われるプロセス
ウェブサイトをつくって、そこで記事を書いて。。。というタイプのコンテンツマーケティングを行う場合、
だいたいこのセオリーどおりに進むし、解説サイトにもだいたいこの流れで書いてあることが多い
でも。。。
- いつも感じるのが、このプロセスの中には「集客手段の検討」が含まれてないんです。
せっかくがっつりペルソナたてて、プランニングもがっつりやってるのに、
その人達はいつ、どこから、どうやってくるの?というところが抜けているんじゃないかなと思います。
- これは弊社でコンサルティングを行ったオウンドメディアの事例です。GAから引っ張ってきました。
このオウンドメディアはSEOと、CPA縛りでリスティングやディスプレイなどの広告施策もやってました。
なのに。。。。。半数以上が自然検索経由での流入なんですね。
- このサイトでもしSEOをやっていなかったとしたら。。こんな末路をたどるんじゃないかなと思います。
そこで担当者がふと気づいて、SEOやってみよう、とりあえず業者に相見積をとって。。。となっても。。。。。
- 時既に遅しなんですね。。。。その理由を2つご説明します。
- まず、単純に時間と工数とお金がかかります。
仮に検索トレンドが変化して、KWAよりもKWBのほうが需要が高くなったとします。
そうすると当然サイト内の改修が必要になるのですが、
サイト構築時からちゃんとSEOをやっていれば、柔軟に対応できる仕組みづくりができているので、スピーディーに対応できます。
一方、SEOのことを何も考えずにサイトを構築して、サイト公開後からSEOをはじめた場合、
そもそもその部分を改修する想定がないので、まず機能の追加にお金がかかります。
そして検証環境でテストをして。。。だいたい10営業日くらいかかってしまうと思います。
大規模な改修が必要だった場合、都度お金もかかってしまってもったいないです。
- もう一つの理由は、検索エンジンがサイトを評価するときの特徴に関連しています。
検索エンジンはサイトの内部・外部の両面からサイトを評価していて、
その評価指標は300以上に及ぶと言われています。
その評価指標は、たいていが時間経過による重み付けがされています。
つまり、検索エンジンに「良いコンテンツ」として認識されている時間がながければ長いほど、
サイトに評価が積み上がっていくことになります。
なので、SEO施策はサイト公開後からやるよりも、サイトを作っている段階からやってはじめて意味があるものになるのです。
- では、SEO施策をサイト公開時からやろう、と思い立ったら、まずは何をやればいいのか、
ポイントを3つくらいに分けて解説します。
- まず、そもそもSEOってなんだっけ?というお話。。
日本にではGoogleが約40%、Yahoo50%となっているが、Yahooの検索エンジンは2000年からGoogleを採用している
つまり日本でSEOといえばGoogleの理念に準拠することといえます
- GoogleのCEOラリー・ペイジが述べた言葉「完璧な検索エンジンとは、ユーザーの意図を正確に把握し、ユーザーのニーズにぴったり一致するものを返すエンジンである」
つまり、ウェブでのユーザー体験をよりよいものにすること
つまり、検索結果で上位に表示されるためには、Googleが目指す完璧な検索エンジンが表示する検索結果としてふさわしいサイトを作っていくことなんですね〜
- 通常のSEO施策では、3の部分に注目が集まりがちですが、近年のSEOにおいては、まず「1ターゲットの想定」「2コンテンツの用意」を行わなくてはいけない。
- 通常のSEO施策では、3の部分に注目が集まりがちですが、近年のSEOにおいては、まず「1ターゲットの想定」「2コンテンツの用意」を行わなくてはいけない。
- 通常のSEO施策では、3の部分に注目が集まりがちですが、近年のSEOにおいては、まず「1ターゲットの想定」「2コンテンツの用意」を行わなくてはいけない。
- 通常のSEO施策では、3の部分に注目が集まりがちですが、近年のSEOにおいては、まず「1ターゲットの想定」「2コンテンツの用意」を行わなくてはいけない。
- 本日は、モバイルと
- 本日は、モバイルと
- ここからはより実践的な内容についてご紹介していきます。
実際に弊社でオウンドメディア立ち上げを行ったときに行ったことを、順を追って説明していきます。
- 本日は、モバイルと
- まずはツールを使って、ユーザーが用いるKWを洗い出します。
- 既にリスティング広告などを実施している場合は、CVのあるキーワードをベースにニーズを読み取るのが一番効率的
なぜならCVKWは確実に成果につながるKWだから
- KWツールだけではわからないニーズは、知恵袋や2chをつかって読み取っていく
ニーズをそのままKWに落としこむと、ツールでは出てこなかったKWがたくさん出てくる
- サイトの構造を洗い出せるツールを使って、既に上位表示されているサイトがどんなサイト構造をしているのかを洗い出すことによって見えてくるものもある
- 1で洗いだしたニーズを全てKWに落としこんでいく
- 落とし込んだKWの月間平均検索数をキーワードプランナーを使って調査し、検索数降順で並び替える。
こうすることで、そのKWの人気度や規模感が分かる
- そしたら次はそれをユーザーニーズ毎にグルーピングしていく
ここでくくったグループはそのままサイトのカテゴリやコンテンツの軸になる
- どんなグループをつくればいいのか、と思うが、よくやるのはユーザーが今どんな状態にいるのか、という軸。潜在層顕在層といった軸。
今回もこの軸でグルーピングしてる
- グルーピングしたら、今度はそれをニーズの種類と需要の規模を軸にマトリクスに落としこむ
マトリクスにすることで、ユーザーニーズを可視化することができるので、自分のサイトがどの層をターゲットにすればいいのかが見えてくる
このマトリクスでは、左から右に行くに従って、結婚準備が進んでいる。下から上に行くに従って、よりCVに近くなる構造になっている。
マトリクス化すると、このサイトではこの赤枠で囲った部分にあるKWを確実に狙わなければいけないことがわかる。
- 本日は、モバイルと
- 本日は、モバイルと
- KW調査が終わったら、いよいよサイト作成に入る。
KW調査の結果をもとにサイトマップを作成する。
カテゴリ構造は初動のSEOにおいて一番重要な部分。企画サイドと制作サイドが分かれていたとしても、ここはしっかり制作サイドと連携をとるべき。
ブランド名KWはブランド詳細ページを設けてそこを受け口としてる
ブランド名と評判系KWのクロスはランキングで対策
細い悩み系のKWは「購入前」「購入後」に分けて展開し、そこを受け口としてる(ここが一番流入に貢献してる)
それらを1つにまとめる存在であるトップページは評価が集まりやすいので、「婚約指輪」単ワードで対策
これをコンテンツ会社とすり合わせて、企画してもらったり、ライティングしてもらったり。
企画会社の強みであるコンテンツ力と、DIの強みであるSEO観点からのリサーチ力でコンテンツをつくっている
- 本日は、モバイルと
- 本日は、モバイルと
- 本日は、モバイルと
- 本日は、モバイルと
- 本日は、モバイルと
- 本日は、モバイルと
- 本日は、モバイルと
- 地道にコンテンツ追加をするだけではダメで、定期的な効果測定も必要。
トレンドランキングでやっていたのは、GAを参照して、1番需要の高かったコンテンツを深堀りしていくこと。
この時は「婚約指輪のお返し」というページに流入が集まっていたので、スーツのお返し、旅行のお返し、、といったお返し関連コンテンツを拡充していきました。
- Googleアルゴリズムの進化で、有益なコンテンツが正しく評価されるようになり、SEOでもコンテンツの重要性が叫ばれる様になりました。
そんな中で、コンテンツマーケティングをSEOの観点から始めるために必要なのが、綿密なKW調査とサイト構造の設計です。
ユーザー・検索エンジンの両方にやさしいサイト構造・HTMLを心がけて、コンテンツ追加を行っていきましょう。