ECサイトのメディア事業戦略4. ECサイトの売上構成(例)
メルマガ
DM
リスティング広告
アフィリエイトとリスティング広告の
貢献が大きい
アフィリエイト
その他
5. ここ数年のECサイトの傾向
• 検索エンジン経由の売上比率が高くなってる
– リピート顧客も検索経由が増えてきた
• ブックマークはめんどくさい
• サイト名を検索して、クリック
– バナー広告の出稿は縮小したが、リスティング広告
は伸びている
• アフィリエイトでの本人購入が増えている
– Amazonでは認めてないが、多くのサイトでは容認
– 自分のブログを経由して購入
• 購入者がアフィリエイト参加していることが増えてきた
8. AISAS
A I S A S
認知 関心 検索 購買 共有
12. 距離が近いと効率がいい
A I S A S
人はその商品がほしいから検索するし、
興味が沸いたからアフィリエイトをクリックする
15. リスティング広告の限界
• リスティング広告
– ある点を境に効率悪化(CPC,CPA高騰)
– 効率を重視して、スモールワード中心に出稿してい
ると規模が拡大できない
– 新規の需要を生み出すことは難しい
• 購入先検討には向いている
CPA
売上
16. アフィリエイト広告の限界
• アフィリエイト広告
– 今後もある程度の拡大は期待できる
• SPAMの問題に取り組む必要がある
– 報酬の多寡で提携先を選ぶアフィリエイターも多く、
競合サイトが増えれば、報酬率(額)をアップせざ
るをえない
– アフィリエイト経由の売上構成比率が高まれば原
価率が悪化する
成果報酬広告は、広告ではなく売上原価に近い
(広告効果の効率化、規模の経済が働かない)
21. Interestの価値向上
• 今後、Interestを担うサイトの価値が高まる
– 自店で取り扱う商品と関連が深い情報サイト
• データベース、ニュース、コミュニティ
– 特に新規顧客の集客を考えた場合、ある程度
ニーズが顕在化したユーザーに限定してアプロー
チした方が効率的
– リピート顧客の再訪問率アップにも貢献
リスティングとアフィリエイトを徹底的にやった上で、
プラスアルファの施策として取り組んでいく
22. CPAベースの比較(例)
広告手法 想定CPA
Attention バナー 10,000円以上
Interest バナー 1,000~10,000円
Search リスティング 500~1,000円
Share アフィリエイト 100~200円
※某ECサイトのデータを元に作成
※取り扱う商材、商品単価によって想定CPAは上下する
※CPAの算出は新規顧客獲得ではなく、(新規もリピートも問わず)注文1件あたりで計算
A I S A S
23. CPAベースの比較(例)
広告手法 想定CPA
Attention バナー 10,000円以上
Interest バナー 1,000~10,000円
Search リスティング 500~1,000円
Share アフィリエイト 100~200円
※某ECサイトのデータを元に作成
※取り扱う商材、商品単価によって想定CPAは上下する
※CPAの算出は新規顧客獲得ではなく、(新規もリピートも問わず)注文1件あたりで計算
もしかすると、自社運営の方が安くなるかも
24. 広告出稿するか、自社運営するか
メリット デメリット
•コストが増加し続ける
•撤退が簡単 •競合に奪われる可能性
•成果報酬にできればベスト •バナー表示だけで機能に組
広告出稿
み込めない(効率が悪い)
•サービスの機能に組み込ん
•撤退が難しい
•開発費、運用費がかかる
で、集客効率を最大化できる
自社運営 •持続的な関係を構築できる
•運営する人材
•広告収入が期待できる
例えば月300万円で300人以上の購入者を送客できるなら、
自社運営のほうがメリットが大きくなる可能性がある
25. 海外動向
• Amazonはすでに着手している
サイト名 区分 概要
IMDB
1998年
買収 映画に関するデータベース
LibraryThing
2008年
出資 本好きのためのSNS
Shelfari
2008年
買収 本好きのためのSNS
SoundUnwound
2008年
立ち上げ 音楽に関するデータベース
29. thank you!
• ありがとうございました
• 興味のある方はぜひご連絡ください
– takeshi@smashmedia.jp
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