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系統的レビュー研究計画書作成ワークショップ
第五回
個々の文献の質の評価
京都大学大学院 辻本康
尼崎総合医療センター Hospital Care Research Unit
片岡裕貴 辻本啓
滋賀医科大学 岡見雪子 平大樹 山本晴香
精治寮病院 阪野正大
亀田総合病院 総合内科 佐田竜一
このコースの目標
• 各参加者が興味を持つ臨床疑問を洗練した
上で、実施に足るレベルの系統的レビュー
の研究提案書を完成させる
2
前回の復習
P、I、C、O、デザインについて定義を決め
てもらいました。
→これを表にしたものをStudy Eligibility Sheet
と言います
3
4
第五回
質の評価
SR&MAの全体像
5
構造化された疑問
系統的な検索
・データベースの選択
・検索式の作成
・文献の選択基準
・事前登録
漠然とした疑問
選択文献を対象とした
批判的吟味
・事前に規定した
評価基準(Risk of bias)
発表
結果の統合とまとめ
(=meta-analysis)
第一回 第二ー四回
第五回第五-七回第八,九回
今回のエフォート目安
動画視聴 1時間程度
Risk of bias 2.0を用いた文献評価 2時間程
度
<時間がある人のみ>
Plagiarismの避け方 0.5時間程度
RoB2.0のサイトを参照
https://sites.google.com/site/riskofbia
stool/
6
今日の目標
• バイアスの5つのドメインがわかる
• Risk of bias tool 2.0を用いて実際に文献
評価を行う
7
Q:Allocation concealment
適切な割付の隠蔽化に◯をつけてください。
1. コンピュータで作成したランダム表を見て割
付する
2. 何も書かれていない封筒の中にランダム化し
た番号を入れ、登録順に封筒を引いてもらい
割付する
3. 組み入れ者と独立したセンターから割付を行
う
4. 登録順に交互に割付する
8
今回取り扱う”質”とは
1. リサーチクエスチョンに対して、その研
究がどれだけバイアスのない正しい答え
を導いているか (内的妥当性)
1. 研究結果を他の集団へ適用するために、
適切なリサーチクエスチョンを投げかけ
ているか (外的妥当性)
9
Risk of BiasとGRADE
同じPICOを持つ研究をアウトカム毎に評価
するのがRisk of Bias
同じPICOを持つ研究をメタ・アナリシスし
て出てきた結果に対して、精度や外的妥当
性(=非直接性)を加味して
エビデンスの総体を評価するのが
10
RoB 2.0
注意
ご紹介する内容はdraft versionですので変
更になる可能性もございます。
今後変更があればまたアップデートしてい
きます。
11
RoB 2.0の流れ
1. RoBを行う研究のデザインを選ぶ
2. RoBを行うアウトカムを選び、その効果
推定値を記述
3. レビューにおける知りたい介入効果を選
ぶ (effect of interest)
4. 入手した評価に利用可能な資料を選ぶ
5. 研究のバイアスを評価する
12
RoB 2.0の流れ
1. RoBを行う研究のデザインを選ぶ
2. RoBを行うアウトカムを選び、その効果
推定値を記述
3. レビューにおける知りたい介入効果を選
ぶ (effect of interest)
4. 入手した評価に利用可能な資料を選ぶ
5. 研究のバイアスを評価する
13
14
15
レビューにおける知りたい介入効果
どちらかを選ぶ
• 介入に割り付けられた時の効果を知りた
い(intention to treat effect)
• 介入を行い、介入を遵守した時の効果を
知りたい(per-protocol effect)
ITT解析やper-protocol解析とは違うので
注意
16
入手した資料を選ぶ
17
RoB 2.0の流れ
1. RoBを行う研究のデザインを選ぶ
2. RoBを行うアウトカムを選ぶ
3. レビューにおける知りたい介入効果を選
ぶ (effect of interest)
4. 入手した評価に利用可能な資料を選ぶ
5. 研究のバイアスを評価する
18
RoB 2.0 toolにおけるバイアス評価の概略図
19
Overall risk of bias
Signaling
questions
Risk of bias
Domains
介入研究:5つのバイアスドメイン
1. ランダム化プロセスで生じるバイアス
2. 意図した介入からの逸脱によるバイアス
3. 欠測アウトカムによるバイアス
4. アウトカム測定によるバイアス
5. 報告する結果の選択によるバイアス
20
各ドメインおよび全体のRoB評価は3種類
1. Low Risk of Bias
2. Some concerns
3. High Risk of Bias
バイアスの影響の方向も評価する (バイアスが
ある場合のみ)
Favors experimental / Favors comparator /
Towards null /Away from null /
Unpredictable
21
Signaling questions
ドメインのバイアス評価を行うための項目
例:ランダム化プロセスで生じるバイアス
1.1 割付の順序はランダムか?
1.2 対象者の募集から介入の割付まで、割
付順序は隠蔽化されているか?
1.3 ランダム化の問題を反映するような
ベースラインの不均衡があるか?
22
Signaling question評価は5種類
Y: Yes
PY: Probably Yes
PN: Probably No
N: No
NI: No Information
※当てはまるものがない場合、NA: Not
Applicableを選択も可
23
Signaling questionsの評価を用いたドメイン評価
24
RoB2.0 テーブル(予想)
25
ラ
ン
ダ
ム
化
介
入
か
ら
の
逸
脱
欠
測
ア
ウ
ト
カ
ム
ア
ウ
ト
カ
ム
評
価
報
告
ア
ウ
ト
カ
ム
の
選
択
全
体
RCT A
RCT B
RCT C
RCT D
アウトカム:
死亡
RoB 2.0
ドメイン毎の評価
26
介入研究:5つのドメイン:フェーズごと
27
Cochrane handbook for Systematic Reviews of Interventions
ランダム化の手順に伴う
バイアス
介入からの逸脱による
バイアス
アウトカム評価による
バイアス
欠測アウトカムによる
バイアス
報告する結果の選択
によるバイアス
対象患者
割り付け
介入群 コントロール群
アウトカム評価 アウトカム評価
アウトカムの報告
介入研究:5つのバイアスドメイン
1. ランダム化プロセスで生じるバイアス
2. 意図した介入からの逸脱によるバイアス
3. 欠測アウトカムによるバイアス
4. アウトカム測定によるバイアス
5. 報告する結果の選択によるバイアスの
28
ランダム化の手順で生じるバイアス
1.1 割付の順序はランダムか?
Yesの例) コイントス、乱数表、統計ソフトで
の乱数発生
Noの例) 曜日、誕生日、カルテ番号
29
ランダム化の手順で生じるバイアス
1.2 対象者の募集から介入の割付まで、割付順序は
隠蔽化されているか? (allocation concealment)
Yesの例)
• 中央割付
• 表に連続番号が振ってある、透けない、封をした
(かつ、不正開封がわかる)封筒
Noの例)
• 次に来る対象者がどちらの群に割付されるかが組
入れ者にわかる可能性があるという理由がある
30
ランダム化の手順で生じるバイアス
1.3 ランダム化の問題を反映するようなベースライ
ンの不均衡があるか?
Yesの例)
• 両群のサイズの違いが不自然に大きい
• ベースラインの背景因子が統計学的有意に違うも
のが偶然とは考えられないくらい多い
• キーとなる予後因子に不均衡があり、偶然とは考
え難い場合
Noの例)
• 両群で背景因子が均等になっている
31
Signaling questionsからRoBを選ぶ(案)
32
介入研究:5つのバイアスドメイン
1. ランダム化プロセスで生じるバイアス
2. 意図した介入からの逸脱によるバイアス
3. 欠測アウトカムによるバイアス
4. アウトカム測定によるバイアス
5. 報告する結果の選択によるバイアス
33
意図した介入からの逸脱によるバイアス
2.1 参加者は自身がどちらの群に割り付け
られたか知っていたか?
Yesの例)
• 手術 vs 保存的加療
Noの例)
• プラセボ対照
34
意図した介入からの逸脱によるバイアス
2.2 治療者やトライアルの職員は、被験者
がどちらの群に割り付けられたか知ってい
たか?
Yesの例)
• 術式1 vs 術式2
Noの例)
• プラセボ対照
35
意図した介入からの逸脱によるバイアス
割付を遵守した効果に興味がある場合
36
意図した介入からの逸脱によるバイアス
2.3. 2.1もしくは2.2でY,PY,NIの場合
重要なco-interventionsは両群で均等に行
われているか?
Noの例)
介入の薬剤で副作用が知られており、モニ
ター管理の回数やvisitの回数が増えた
37
意図した介入からの逸脱によるバイアス
2.4 介入の遂行に成功したか?(介入の問
題)
Noの例)
• 血圧120未満に下げる介入を行う予定が、
120以上になってしまった症例が少なく
なかった
• 来院後1時間以内の抗菌薬投与のトライア
ルだったが、1時間以内に投与ができな
かった症例が少なくなかった
38
意図した介入からの逸脱によるバイアス
2.5 研究参加者は割付られた介入のレジメンを
遵守できていたか?(参加者の問題)
Noの例)
コンプライアンス不良、中断、入れ替わりが
あったケースが、バイアスを生むと考えられる
ほど多い
Yesの例)
介入が短期間の1度きり
39
意図した介入からの逸脱によるバイアス
2.6 2.3, 2.4, or 2.5でN, PN, NIの場合
介入を遵守した際の効果を推定する適切な解析が使
われたか?
Yesの例)
IPTW解析、操作変数法などで調整した結果も報告
している
Noの例)
Co-interventionが片方の群にしか起こり得ない場
合
ITT, per-protocol解析のみ
40
Signaling questionsからRoBを選ぶ(案)
41
介入研究:5つのバイアスドメイン
1. ランダム化プロセスで生じるバイアス
2. 意図した介入からの逸脱によるバイアス
3. 欠測アウトカムによるバイアス
4. アウトカム測定によるバイアス
5. 報告する結果の選択によるバイアス
42
欠測アウトカムによるバイアス
3.1 ランダム化された参加者のアウトカムデータは
全て、またはほとんど全て利用可能か
Yesの例)
全員のアウトカムデータが揃っておりITT解析して
いる
Noの例)
バイアスを生じると考えられるのアウトカムデータ
が欠測または補完されている
連続変数: 95%未満(時に90%未満)
2値アウトカム:イベント数が欠測データより少な
い場合
43
欠測アウトカムによるバイアス
3.2 3.1がN/PN/NIの場合
群間でアウトカムが欠測した理由は似ている
か?
Yesの例)
少しの不一致はあるが、欠測した理由や割合か
ら、欠測したデータが似ていると判断される
Noの例)
副作用による欠測がどちらか一方で多い
44
欠測アウトカムによるバイアス
3.3 3.1がN/PN/NIの場合
欠測アウトカムの存在に対して、その結果が頑健であるエビデ
ンスがあるか?
Yesの例)
アウトカムが死亡と仮定。Iの25%が死亡、Cの10%が死亡した
とすると、Iは有益と言えないという一般的な認識があれば、I
の欠測アウトカムのうち25%を死亡とし、Cの欠測アウトカム
の10%を死亡とする。そのようなboundary levelのworse
case scenarioでも覆らない結果が、感度分析で示されている
(Boundary levelに納得できるかを批判的吟味する必要はあ
る)
Noの例)
Complete case analysisしか行われていない
45
Signaling questionsからRoBを選ぶ(案)
46
介入研究:5つのバイアスドメイン
1. ランダム化プロセスで生じるバイアス
2. 意図した介入からの逸脱によるバイアス
3. 欠測アウトカムによるバイアス
4. アウトカム測定によるバイアス
5. 報告する結果の選択によるバイアス
47
アウトカム測定によるバイアス
4.1 アウトカム評価者は研究参加者が受け
た介入を知っていたか
Noの例)
アウトカム評価者が介入に対し、盲検化さ
れている
Yesの例)
上記以外
48
アウトカム測定によるバイアス
4.2 4.1がY,PY,NIの場合
アウトカム評価がどの介入をうけたかの知
識により影響を受けるか
Yesの例)
患者報告アウトカム(疼痛など)
Noの例)
アウトカムが死亡
49
Signaling questionsからRoBを選ぶ(案)
50
介入研究:5つのバイアスドメイン
1. ランダム化プロセスで生じるバイアス
2. 意図した介入からの逸脱によるバイアス
3. 欠測アウトカムによるバイアス
4. アウトカム測定によるバイアス
5. 報告する結果の選択によるバイアス
51
報告する結果の選択によるバイアス
5.1 アウトカムを計測するのに複数の指標、定義または時
期などが用いられているか?
Yesの例)
プロトコルを見て下記の事項がある、かつ報告はその一部
のみである場合
• 疼痛を計測するのにVAS, NRS, QOLなどを用いている
• 死亡を7日, 14日, 28日のそれぞれで評価している
Noの例)
• 全ての指標が事前に決められた通りに全て報告されて
いる
• 計測する指標を事前に1つに決めている場合
• 1つしか計測方法がない場合
52
報告する結果の選択によるバイアス
5.2 データを複数回解析しているか
Yesの例)
プロトコルを見て下記事項が存在し、かつその一部の
みが報告されている場合
• 多変量解析で入れる因子を変えて何度か解析が行
われている
• カットオフ値を変えて解析を行っている
Noの例)
• カットオフを事前に1つに決めている
53
Signaling questionsからRoBを選ぶ(案)
54
Overall riskを判断する
Low risk of bias
5つのドメイン全てがLow risk of bias
Some concerns
5つのドメインのうち少なくとも1つがsome
concerns
High risk of bias
少なくとも1つドメインがhigh risk of bias
もしくは
複数のドメインがsome concernsになっており、
それが結果の信頼性を大きく下げている
55
RoB2.0を行うために
論文上では全ての事項が記載されていない
ことが多い
研究計画書やトライアルレジストリ
(ClinicalTrials.govなど) に記載されてい
ることも多いためそれらを参照すること
特に報告する結果の選択によるバイアスを
検討する際には計画書がないと評価できな
い
56
Q:Allocation concealment
適切な割付の隠蔽化に◯をつけてください。
1. コンピュータで作成したランダム表を見て割
付する
2. 何も書かれていない封筒の中にランダム化し
た番号を入れ、登録順に封筒を引いてもらい
割付する
3. 組み入れ者と独立したセンターから割付を行
う
4. 登録順に交互に割付する
57
Q:Allocation concealment
適切な割付の隠蔽化に◯をつけてください。
1. コンピュータで作成したランダム表を見て割
付する
2. 何も書かれていない封筒の中にランダム化し
た番号を入れ、登録順に封筒を引いてもらい
割付する
3. 組み入れ者と独立したセンターから割付を行
う
4. 登録順に交互に割付する
58
RoB 2.0
いきなりやるのはツラい
59
朗報:AIの進歩
RoB 1.0を自動でやってくれるAIがありま
す
RobotReviewer
https://robot-
reviewer.vortext.systems/
60
PDFをドラッグアンドドロップ
61
https://robot-reviewer.vortext.systems/
62
https://robot-reviewer.vortext.systems/
5秒ほど待つ
63
https://robot-reviewer.vortext.systems/
できあがり
64
https://robot-reviewer.vortext.systems/
Gaudry et al. NEJM 2016
65
https://robot-reviewer.vortext.systems/
Gaudry et al. NEJM 2016
判断根拠を参考にしてもよいかもしれません
66
https://robot-reviewer.vortext.systems/
Gaudry et al. NEJM 2016
Q&A
RoB1.0と2.0の違いは?
67
変更点:目的ごとにツールを分けた 2種類
• “Intention to treatの効果”を見たい場合
the effect of assignment to the interventions at
baseline (regardless of whether the interventions
are received during follow-up)
• “Per-protocolの効果”を見たい場合
the effect of starting and adhering to the
interventions as specified in the trial protocol.
68
変更点:研究デザインごとにツールを分けた 3種類
• Individually randomized, parallel group trials
• Cluster randomized, parallel group trials
• Individually randomized, cross-over trials
69
変更点:研究の結果を意識して評価するようになった
RoBツールに以下を記述するようになった
• どのアウトカムを評価するのか
• そのアウトカムの効果推定値
70
全部のアウトカムに対して個別に評価するのか?というの
はまだ決まっていない!
変更点:ドメインが5個に減って、総合評価が加えられた
1. ランダム化プロセスでのBias (arising from the
randomization process)
2. 介入効果に影響するBias (due to deviations
from intended interventions)
3. 欠測アウトカムによるBias (due to missing
outcome data)
4. アウトカム測定に関するBias (in measurement
of the outcome)
5. アウトカム報告に関するBias (in selection of the
reported result)
>>総合評価!
71
参考) 今までの7つのドメイン
1. ランダム割り付け手順の評価 (random sequence
generation)
2. 割り付け隠蔽の評価 (selection bias)
3. 患者と医療者の盲検方法の評価 (performance
bias)
4. アウトカム評価者の盲検の評価(detection bias)
5. 欠測アウトカムの評価(attrition bias)
6. 報告バイアスの評価(reporting bias)
7. その他のバイアス評価
72
Signaling questionがついた
ドメインごとにSignaling questionが付い
ており、ドメインごとの評価の再現性、透
明性が向上している
73
本講義のまとめ
バイアスの5つのドメインがわかる
RoB 2.0で文献評価ができる
74
参考文献
Cochrane handbook for Systematic
Reviews of Interventions [internet]
available from
http://community.cochrane.org/handbook
RoB 2.0 tool
https://sites.google.com/site/riskofbiastoo
l/welcome/rob-2-0-tool
Revised Cochrane risk of bias tool for
randomized trials (RoB 2.0)

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20161222 srws第五回 Risk of Bias 2.0 toolを用いた文献評価

Editor's Notes

  1. まず、本コースの目標ですが、、、、、
  2. 。。。
  3. このパートは系統的レビューだけでなく、日々の臨床でRCTの論文を評価するという意味でもとても役立つと思います。
  4. 系統的レビューのワークフローです。 まず漠然とした疑問から、構造化された疑問を設定し、データベースを選んで、網羅性の高い検索式を作成します。 ここまでは検索前に行っておくことです。ここからの作業は、検索後のお話です。 今日は、検索式でヒットした論文の中で、組み入れ条件を満たしたものをRisk of biasツールというものを用いて評価していきます。
  5. 適切なランダム化は 割り付けの予測不能性で特徴付けられ、それぞれの参加者が双方どちらに割り付けられるかの確率が等しい。 Cochrane training online module “Risk of Bias”の一部を利用 どれが、適切なランダム化でしょうか?
  6. 質については2つ考えなければいけないポイントがあります。 1つ目が内的妥当性です。これは、、、、、、 2つ目が外的妥当性です。これは、、、、、、 一般化可能性や研究の適用性につながる概念です。これは研究結果をどのように使うかに関係します。 外的妥当性を考える際はStudyの組み入れ基準などが問題となってくる。詳しくはGRADEの講義で解説する予定です。 今回取り扱う質評価は、1の内的妥当性になります。 http://handbook.cochrane.org/ 内的妥当性:Capter8を参照 外的妥当性:Capter12を参照 (Cochrane reviewは大半がランダム化試験であり、このタイプの妥当性を評価する方法に特化している) 非ランダム化試験の評価方法⇒Chapter13 有害事象に関して考慮すべきもの⇒Chapter14 外的妥当性を考える際はStudy のEligibilityや非直接性が問題となってくる。詳しくはGRADEの講義で。
  7. たとえば1つの研究でも死亡と主治医判断による治癒といったアウトカムがあれば、同じRoBとはいえない
  8. Overall risk of biasを判断するために必要な5つのドメインがこれらになります。 あとで詳しく説明します。 Reporting bias reported findingとunreported findingに関する系統的誤差 選択報告バイアスのこと。結果に及ぼすもっとも実質的なバイアスの1つ。 Other bias 主に試験デザインに関するもの(例、cross-over試験におけるcarry-over、cluster-randomized試験におけるrecruitment bias) ほか、限られた状況で起こるもの (例、コンタミネーション、介入群と標準群が混ざることによる場合、たとえば患者が薬をため込むなど) 詳細は http://handbook.cochrane.org/chapter_8/table_8_5_d_criteria_for_judging_risk_of_bias_in_the_risk_of.htm
  9. このRisk of biasの評価は3種類です。 High risk of bias, low risk of bias, そしてunclearの3つのうちどれかに前述のバイアスをカテゴライズしていきます。 それぞれの項目について評価 介入研究に関しては http://handbook.cochrane.org/chapter_8/table_8_5_d_criteria_for_judging_risk_of_bias_in_the_risk_of.htm を参照 診断精度研究に関しては QUADAS-2: A Revised Tool for the Quality Assessment of DiagnosticAccuracy Studiesを参照 検査の性質によって若干ことなるため、迷ったら辻本まで相談ください。 Unclearとする基準 High RiskやLow Riskと判断するための情報が不十分な場合
  10. 評価者の盲検化の評価です。 アウトカムを、、、、という点を見ていきます。 High riskの例として、、、が挙げられます。 Handbook Chapter8 tabke8.5.c参照
  11. 左のフローチャートががRCT実施の流れになります。 ランダム手順や、割付の隠蔽化というものは割付前に行います。 ブラインド化やマスク化といったいわゆる二重盲検化というものは割付後の話です。 そして、試験終了後のアウトカム評価では評価者の盲検化、アウトカムの欠測について評価します。 さらに、きちんと規定されたアウトカムや、重要なアウトカムが報告されているかを評価します。
  12. Overall risk of biasを判断するために必要な5つのドメインがこれらになります。 あとで詳しく説明します。 Reporting bias reported findingとunreported findingに関する系統的誤差 選択報告バイアスのこと。結果に及ぼすもっとも実質的なバイアスの1つ。 Other bias 主に試験デザインに関するもの(例、cross-over試験におけるcarry-over、cluster-randomized試験におけるrecruitment bias) ほか、限られた状況で起こるもの (例、コンタミネーション、介入群と標準群が混ざることによる場合、たとえば患者が薬をため込むなど) 詳細は http://handbook.cochrane.org/chapter_8/table_8_5_d_criteria_for_judging_risk_of_bias_in_the_risk_of.htm
  13. ランダム化作成の評価についてです。予測不可能でないといけないため、曜日、誕生日、カルテ番号で割り付けといったものは正しい方法とは言えず、High Riskとなります。 一方、乱数表での割り付けや、統計ソフトで乱数を発生させるなどのやり方はlow riskと云えます。 Handbook Chapter8 tabke8.5.c参照 患者さんを組み入れる前に研究者がその割り付けを知っているとマズイ!
  14. 次に割付の隠蔽化についてです。前述で予測不可能なランダム化を行ったとしても、それが組み入れ者に把握されてしまうと、バイアスを生じます。 この隠蔽化がきちんと行われていないと、介入群の効果を20%程度overestimateしてしまうという報告もあり、とても大事なバイアスの1つです。 重要なことなので、何度か申し上げますが、この隠蔽化は盲検化やマスク化とは違いますのでご注意ください。 先ほどのフローチャートを思い出していただくと、試験の組み入れ前に組み入れ者がどちらの群に入るかわからないようにするのが、隠蔽化 試験開始後に治療者と被験者がどちらの群に入っているのかわからなくするのが、盲検化です。 この隠蔽化がきちんと行われていない場合の例としては、透ける封筒が挙げられます。透かして見ることで組み入れ者が意図的に選ぶことができてしまいます。 ハンドブックの中にLow riskの例としてあげられているのは、表に連続番号が振ってある、透けない、封をした封筒です。 他には組み入れ者と独立した中央センターで割り付けが行われているなどが隠蔽化としてlow riskと言えます。 Handbook Chapter8 tabke8.5.c参照
  15. Overall risk of biasを判断するために必要な5つのドメインがこれらになります。 あとで詳しく説明します。 Reporting bias reported findingとunreported findingに関する系統的誤差 選択報告バイアスのこと。結果に及ぼすもっとも実質的なバイアスの1つ。 Other bias 主に試験デザインに関するもの(例、cross-over試験におけるcarry-over、cluster-randomized試験におけるrecruitment bias) ほか、限られた状況で起こるもの (例、コンタミネーション、介入群と標準群が混ざることによる場合、たとえば患者が薬をため込むなど) 詳細は http://handbook.cochrane.org/chapter_8/table_8_5_d_criteria_for_judging_risk_of_bias_in_the_risk_of.htm
  16. 続いて盲検化の評価です。これは、、、、 High riskの例としては、、、、医療者が手術の方が効くと思っていると、その他の治療の質が変わる危険がある。(Co-intervention)  さらに被験者側も介入群だとわかってしまうことで、ホーソン効果が生じる可能性があります。 Low riskの例は,,,, Handbook Chapter8 tabke8.5.c参照 例として、有名なホーソン効果がおこってしまう。
  17. 続いて盲検化の評価です。これは、、、、 High riskの例としては、、、、医療者が手術の方が効くと思っていると、その他の治療の質が変わる危険がある。(Co-intervention)  さらに被験者側も介入群だとわかってしまうことで、ホーソン効果が生じる可能性があります。 Low riskの例は,,,, Handbook Chapter8 tabke8.5.c参照 例として、有名なホーソン効果がおこってしまう。
  18. 続いて盲検化の評価です。これは、、、、 High riskの例としては、、、、医療者が手術の方が効くと思っていると、その他の治療の質が変わる危険がある。(Co-intervention)  さらに被験者側も介入群だとわかってしまうことで、ホーソン効果が生じる可能性があります。 Low riskの例は,,,, Handbook Chapter8 tabke8.5.c参照 例として、有名なホーソン効果がおこってしまう。
  19. 続いて盲検化の評価です。これは、、、、 High riskの例としては、、、、医療者が手術の方が効くと思っていると、その他の治療の質が変わる危険がある。(Co-intervention)  さらに被験者側も介入群だとわかってしまうことで、ホーソン効果が生じる可能性があります。 Low riskの例は,,,, Handbook Chapter8 tabke8.5.c参照 例として、有名なホーソン効果がおこってしまう。
  20. 続いて盲検化の評価です。これは、、、、 High riskの例としては、、、、医療者が手術の方が効くと思っていると、その他の治療の質が変わる危険がある。(Co-intervention)  さらに被験者側も介入群だとわかってしまうことで、ホーソン効果が生じる可能性があります。 Low riskの例は,,,, Handbook Chapter8 tabke8.5.c参照 例として、有名なホーソン効果がおこってしまう。
  21. 続いて盲検化の評価です。これは、、、、 High riskの例としては、、、、医療者が手術の方が効くと思っていると、その他の治療の質が変わる危険がある。(Co-intervention)  さらに被験者側も介入群だとわかってしまうことで、ホーソン効果が生じる可能性があります。 Low riskの例は,,,, Handbook Chapter8 tabke8.5.c参照 例として、有名なホーソン効果がおこってしまう。
  22. 続いて盲検化の評価です。これは、、、、 High riskの例としては、、、、医療者が手術の方が効くと思っていると、その他の治療の質が変わる危険がある。(Co-intervention)  さらに被験者側も介入群だとわかってしまうことで、ホーソン効果が生じる可能性があります。 Low riskの例は,,,, Handbook Chapter8 tabke8.5.c参照 例として、有名なホーソン効果がおこってしまう。
  23. 続いて盲検化の評価です。これは、、、、 High riskの例としては、、、、医療者が手術の方が効くと思っていると、その他の治療の質が変わる危険がある。(Co-intervention)  さらに被験者側も介入群だとわかってしまうことで、ホーソン効果が生じる可能性があります。 Low riskの例は,,,, Handbook Chapter8 tabke8.5.c参照 例として、有名なホーソン効果がおこってしまう。
  24. Overall risk of biasを判断するために必要な5つのドメインがこれらになります。 あとで詳しく説明します。 Reporting bias reported findingとunreported findingに関する系統的誤差 選択報告バイアスのこと。結果に及ぼすもっとも実質的なバイアスの1つ。 Other bias 主に試験デザインに関するもの(例、cross-over試験におけるcarry-over、cluster-randomized試験におけるrecruitment bias) ほか、限られた状況で起こるもの (例、コンタミネーション、介入群と標準群が混ざることによる場合、たとえば患者が薬をため込むなど) 詳細は http://handbook.cochrane.org/chapter_8/table_8_5_d_criteria_for_judging_risk_of_bias_in_the_risk_of.htm
  25. 評価者の盲検化の評価です。 アウトカムを、、、、という点を見ていきます。 High riskの例として、、、が挙げられます。 Handbook Chapter8 tabke8.5.c参照
  26. 評価者の盲検化の評価です。 アウトカムを、、、、という点を見ていきます。 High riskの例として、、、が挙げられます。 Handbook Chapter8 tabke8.5.c参照
  27. 評価者の盲検化の評価です。 アウトカムを、、、、という点を見ていきます。 High riskの例として、、、が挙げられます。 Handbook Chapter8 tabke8.5.c参照
  28. 評価者の盲検化の評価です。 アウトカムを、、、、という点を見ていきます。 High riskの例として、、、が挙げられます。 Handbook Chapter8 tabke8.5.c参照
  29. Overall risk of biasを判断するために必要な5つのドメインがこれらになります。 あとで詳しく説明します。 Reporting bias reported findingとunreported findingに関する系統的誤差 選択報告バイアスのこと。結果に及ぼすもっとも実質的なバイアスの1つ。 Other bias 主に試験デザインに関するもの(例、cross-over試験におけるcarry-over、cluster-randomized試験におけるrecruitment bias) ほか、限られた状況で起こるもの (例、コンタミネーション、介入群と標準群が混ざることによる場合、たとえば患者が薬をため込むなど) 詳細は http://handbook.cochrane.org/chapter_8/table_8_5_d_criteria_for_judging_risk_of_bias_in_the_risk_of.htm
  30. 評価者の盲検化の評価です。 アウトカムを、、、、という点を見ていきます。 High riskの例として、、、が挙げられます。 Handbook Chapter8 tabke8.5.c参照
  31. 評価者の盲検化の評価です。 アウトカムを、、、、という点を見ていきます。 High riskの例として、、、が挙げられます。 Handbook Chapter8 tabke8.5.c参照
  32. 評価者の盲検化の評価です。 アウトカムを、、、、という点を見ていきます。 High riskの例として、、、が挙げられます。 Handbook Chapter8 tabke8.5.c参照
  33. Overall risk of biasを判断するために必要な5つのドメインがこれらになります。 あとで詳しく説明します。 Reporting bias reported findingとunreported findingに関する系統的誤差 選択報告バイアスのこと。結果に及ぼすもっとも実質的なバイアスの1つ。 Other bias 主に試験デザインに関するもの(例、cross-over試験におけるcarry-over、cluster-randomized試験におけるrecruitment bias) ほか、限られた状況で起こるもの (例、コンタミネーション、介入群と標準群が混ざることによる場合、たとえば患者が薬をため込むなど) 詳細は http://handbook.cochrane.org/chapter_8/table_8_5_d_criteria_for_judging_risk_of_bias_in_the_risk_of.htm
  34. Attrition bias 被験者のアウトカムデータが欠測することによるバイアスを指します。 両群がランダムにドロップアウトしている場合は問題ないのですが、例えば、継続が難しいハードな運動療法などを介入にし、ドロップアウトした人のアウトカムが欠測してしまうと、 最終的に介入群として解析できるのは、激しい運動療法を継続できる強い意志を持つ被験者に限られ、それはバイアスを生みます。 見るポイントは組み入れのフローチャートを見てドロップアウトが起こっていないかをチェック、ドロップアウトが生じた患者のベースラインはその他の患者と変わらないかをチェック ドロップアウトを生じた理由をチェックし、それがランダムに生じているかを評価します。 Attritionというものとexclusionの違いは、 Attritionは試験途中でドロップアウトしアウトカムデータが測定されていない状況です。 Exclusionとは追跡はできており、アウトカムが揃っていますが、解析から除外されることです。 Handbook Chapter8 tabke8.5、8.13を参照
  35. Attrition bias 被験者のアウトカムデータが欠測することによるバイアスを指します。 両群がランダムにドロップアウトしている場合は問題ないのですが、例えば、継続が難しいハードな運動療法などを介入にし、ドロップアウトした人のアウトカムが欠測してしまうと、 最終的に介入群として解析できるのは、激しい運動療法を継続できる強い意志を持つ被験者に限られ、それはバイアスを生みます。 見るポイントは組み入れのフローチャートを見てドロップアウトが起こっていないかをチェック、ドロップアウトが生じた患者のベースラインはその他の患者と変わらないかをチェック ドロップアウトを生じた理由をチェックし、それがランダムに生じているかを評価します。 Attritionというものとexclusionの違いは、 Attritionは試験途中でドロップアウトしアウトカムデータが測定されていない状況です。 Exclusionとは追跡はできており、アウトカムが揃っていますが、解析から除外されることです。 Handbook Chapter8 tabke8.5、8.13を参照
  36. Attrition bias 被験者のアウトカムデータが欠測することによるバイアスを指します。 両群がランダムにドロップアウトしている場合は問題ないのですが、例えば、継続が難しいハードな運動療法などを介入にし、ドロップアウトした人のアウトカムが欠測してしまうと、 最終的に介入群として解析できるのは、激しい運動療法を継続できる強い意志を持つ被験者に限られ、それはバイアスを生みます。 見るポイントは組み入れのフローチャートを見てドロップアウトが起こっていないかをチェック、ドロップアウトが生じた患者のベースラインはその他の患者と変わらないかをチェック ドロップアウトを生じた理由をチェックし、それがランダムに生じているかを評価します。 Attritionというものとexclusionの違いは、 Attritionは試験途中でドロップアウトしアウトカムデータが測定されていない状況です。 Exclusionとは追跡はできており、アウトカムが揃っていますが、解析から除外されることです。 Handbook Chapter8 tabke8.5、8.13を参照
  37. 適切なランダム化は 割り付けの予測不能性で特徴付けられ、それぞれの参加者が双方どちらに割り付けられるかの確率が等しい。 Cochrane training online module “Risk of Bias”の一部を利用 どれが、適切なランダム化でしょうか?
  38. 適切なランダム化は 割り付けの予測不能性で特徴付けられ、それぞれの参加者が双方どちらに割り付けられるかの確率が等しい。 Cochrane training online module “Risk of Bias”の一部を利用 どれが、適切なランダム化でしょうか?
  39. まず初めにRisk of biasについてです。 Risk of biasでは組み入れられたRCTにおける、これら7つのドメインを評価することになります。 個々のバイアスについてはのちほど詳しくご説明します。 Reporting bias reported findingとunreported findingに関する系統的誤差 選択報告バイアスのこと。結果に及ぼすもっとも実質的なバイアスの1つ。 Other bias 主に試験デザインに関するもの(例、cross-over試験におけるcarry-over、cluster-randomized試験におけるrecruitment bias) ほか、限られた状況で起こるもの (例、コンタミネーション、介入群と標準群が混ざることによる場合、たとえば患者が薬をため込むなど) 詳細は http://handbook.cochrane.org/chapter_8/table_8_5_d_criteria_for_judging_risk_of_bias_in_the_risk_of.htm
  40. このRisk of biasの評価は3種類です。 High risk of bias, low risk of bias, そしてunclearの3つのうちどれかに前述のバイアスをカテゴライズしていきます。 ここで重要なこととして、可能な限り、、、、 それぞれの項目について評価 介入研究に関しては http://handbook.cochrane.org/chapter_8/table_8_5_d_criteria_for_judging_risk_of_bias_in_the_risk_of.htm を参照 診断精度研究に関しては QUADAS-2: A Revised Tool for the Quality Assessment of DiagnosticAccuracy Studiesを参照 検査の性質によって若干ことなるため、迷ったら辻本まで相談ください。 Unclearとする基準 High RiskやLow Riskと判断するための情報が不十分な場合
  41. なお、Cochrane handbook for Systematic Reviews of Interventions は書籍もあります。