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Horizon Cloud on Microsoft Azure 概要 (2018年12月版)
- 1. VMware Horizon Cloud Microsoft Azure
- 2. 目次 ➢ ライセンスモデル ➢ 主な機能と特徴 ➢ サービス概要 ➢ システムアーキテクチャ
- 3. クライアント仮想化とは
- 5. クライアント仮想化の基本的な仕組み ← 画面転送 → ← 実データ
- 7. クライアント仮想化がもたらす価値 情報漏洩防止 (セキュリティの強化) 運用コスト削減 フレキシブル・ ワークスタイル ✓ 端末にデータを 保存させない ✓ 端末とアプリケーション の論理的な分離 ✓ OS・アプリケーション をセンターで集中管理 ✓ 季節/臨時労働者、新規 従業員 (合併および買収) などへの柔軟な対応 ✓ 多様なデバイスへの対応 ✓ 外出先や在宅からの 安全なアクセス ✓ オフィス被災時の 災害対策 (BCP)
- 8. [参考] 2種類のクライアント仮想化方式 ハイパーバイザー層 ユーザー層 ハードウェア層 仮想マシン（OS）層 VDI 型 SBC / RDSH 型 集約率カスタマイズ性、アプリ互換性 サーバー OS (Windows Server 2012 R2, Windows Server2016 etc.) クライアント OS (Windows 10) 比較的 高価 比較的 安価 (仮想デスクトップ方式) (ターミナルサービス方式)
- 9. サービスとして利用する クライアント仮想化 ～ 自社運用の VDI から DaaS へ ～
- 10. オンプレミス型 VDI と DaaS の基本的な違い データセンター設備 ストレージ機器 サーバ機器 ネットワーク機器 ハイパーバイザー VDI 管理製品 OS (仮想デスクトップ) アプリケーション データ データセンター設備 ストレージ機器 サーバ機器 ネットワーク機器 ハイパーバイザー VDI 管理製品 OS (仮想デスクトップ) アプリケーション データ クラウド サービス サービス 提供 お客様 管理
- 11. これまでのクライアント仮想化システム [オンプレミス型 VMware VDI 環境の場合] クライアント ◆ 大規模向け 小規模では割に合わない初期設備投資 ◆ 導入が大変 機器調達リードタイムや複雑なシステム 構成によるプロジェクトの長期化 ◆ 運用が大変 パッチ管理/バックアップ/可用性維持等の 運用管理に熟練の運用管理者が必要 (自社データセンター) オンプレミス Connection Server Unified Access Gateway 仮想デスクトップ (Windows Server) VMware Core Infrastructure 仮想デスクトップ (Windows 10) 3D CAD 対応 仮想デスクトップ 認証基盤 (Active Directory) データベース (SQL Server) vRealize® Operations Manager vCenter® Server
- 12. Connection Server クラウドを活用した DaaS [VMware Horizon® Cloud Service™ on Microsoft Azure の場合] クライアント Smart Node Unified Access Gateway 仮想デスクトップ (Windows Server) VMware Core Infrastructure 仮想デスクトップ (Windows 10) 3D CAD 対応 仮想デスクトップ 認証基盤 (Active Directory) データベース (SQL Server) vRealize Operations Manager vCenter Server Public Cloud 仮想アプライアンス として自動展開・運用 管理者はユーザー数を指定するだけ （Horizon Cloud が必要台数の 仮想マシンを自動プロビジョニング)
- 13. オンプレミス型にはない DaaS のメリット 小規模では割に合わない 初期設備投資 • [CAPEX から OPEX へ] ハードウェア調達不要で小規模でも始めやすく • サブスクリプションモデルのライセンス（最小50ユーザー～） 機器調達リードタイムや 複雑なシステム構成による プロジェクトの長期化 • 機器調達リードタイム不要で 実機評価や本番環境導入のハードルが軽減 • システムの構築作業はほぼ不要 (Microsoft Azure やVMware Horizon の専門家である必要なし) パッチ管理/バックアップ/ 可用性維持等の運用管理に 熟練の運用管理者が必要 • シンプルな Web ポータル上で管理可能 • 管理サーバー群は Horizon Cloud 内のサービスまたは 仮想アプライアンスとして稼働/自動更新 (メンテンナンスフリー) ◆ 大規模向け ◆ 導入が大変 ◆ 運用が大変 ◆ 規模を問わず利用可能！ ◆ 容易な導入 ◆ 容易な運用
- 14. Horizon Cloud on Microsoft Azure サービス概要
- 15. Horizon Cloud on Microsoft Azure とは VMware Horizon Cloud 管理プレーン Microsoft Azure (お客様がお持ちのAzure 環境) VMware が Microsoft Azure に特化して提供する、デスクトップ／アプリケーション配信サービス 管理者 PCoIP / Blast
- 16. Horizon Cloud on Microsoft Azure とは VMware Horizon Cloud 管理プレーン Microsoft Azure (お客様がお持ちのAzure 環境) VMware が Microsoft Azure に特化して提供する、デスクトップ／アプリケーション配信サービス 包括的なアプリおよびユーザー管理 User Environment Management アプリ管理 イメージ 管理 監視と分析 サービスの アップデート
- 17. Horizon Cloud on Microsoft Azure の特徴 主な特徴 • グローバル展開： 世界中の Azure リージョンに展開可能 • CAPEX/OPEX 削減： 使った分だけの柔軟な課金 (PAYG モデル) • 他の Microsoft クラウドサービスとの連携：さまざまな Azure サービス や Office 365 などのクラウドサービスとの連携が容易 on Azure ならではのメリット Azure インフラ SmartNode Horizon Cloud サービス Web UI Connector 管理者 • 継続的なサービスの改善 • シンプルかつ洗練された管理機能 (Microsoft Azure や VMware Horizon の専門家である必要なし) • 極小化された運用負荷 (管理コンポーネントは自動スケジュールによるアップデート) • 公開デスクトップと公開アプリケーションの両方をサポート • 2種類の画面転送プロトコル (Blast Extreme, PCoIP) をサポート Unified Access Gateway
- 18. Horizon Cloud を Azure 上に展開する理由 詳細：「VDI / DaaS プラットフォームとしてのMicrosoft Azure の優位性」 コスト削減 クラウドサービス間連携グローバル インフラ 世界最大級の プラットフォーム 最先端 IT 技術の 持続的な供給 Pay as you go モデル Microsoft ライセンス 費用の最適化 さまざまな Azure サービスとの連携 Office 365 との親和性
- 19. システム構成・利用イメージ Smart Node Unified Access Gateway VMware Core Infrastructure 認証基盤 (Active Directory) データベース (SQL Server) vRealize Operations Manager vCenter Server 仮想アプライアンス として自動展開・運用 管理者 管理コンポーネントは、Horizon Cloud 上のサービス または Azure 仮想アプライアンスとして自動展開・運用 管理者はユーザー数を指定するだけ （Horizon Cloud が必要台数の 仮想マシンを自動プロビジョニング)
- 20. 利用開始までの管理者作業 ウィザード形式の簡単展開！ 最短数時間で利用可能に (VMware Horizon や Microsoft Azureに詳しくなくても OK) ▶ YouTube でも展開から利用開始までの手順公開中
- 21. 充実した環境構築チェックリスト チェックリストはコントロールプレーンのアップグレードに合わせて定期更新 されます。VMware 社サイト (VMware Docs) より最新版をご確認ください。 https://docs.vmware.com/jp/VMware-Horizon-Cloud-Service/index.html ⇒ VMware Horizon Cloud Service on Microsoft Azure 要件チェックリスト (PDF) カテゴリーごとに明確に定義された、 VMware 社提供の要件一覧
- 22. ユーザーの利用イメージ（1/2） • UWP 版クライアントも 提供済み • その他、ブラウザ経由の アクセスも提供 [初回接続時のみ] お客様専用の URL に接続 (管理者が任意のアドレスを指定可能) 普段お使いのドメインID /パスワードを入力 そのユーザーに割り当てられた公開アプリケーションや 公開デスクトップの一覧が表示される
- 23. ユーザーの利用イメージ（2/2） 公開デスクトップ公開アプリケーション ローカルアプリケーションと同等の使い勝手 マルチディスプレイなどにも対応 Horizon Cloud 上の 公開アプリケーション ローカル端末上の アプリケーション
- 24. Horizon Cloud on Microsoft Azure システムアーキテクチャ
- 25. システムアーキテクチャ Base Image(s) Active Directory Marketplace RDS Farm(s) 管理者 RDS License Server(s) WS1 Connector (optional) Jumpbox (short lived) Node Manager DMZ Unified Access Gateway Unified Access Gateway Azure Load Balancer Public IP RDS Farm(s)RDS Farm(s)RDS Farm(s) Express Route / VPN / MPLS Active Directory RDS Farm(s)RDS Farm(s)Desktop(s)
- 26. システムアーキテクチャ Base Image(s) Active Directory Marketplace RDS Farm(s) 管理者 RDS License Server(s) WS1 Connector (optional) Jumpbox (short lived) Node Manager DMZ Unified Access Gateway Unified Access Gateway Azure Load Balancer Public IP RDS Farm(s)RDS Farm(s)RDS Farm(s) Express Route / VPN / MPLS Active Directory RDS Farm(s)RDS Farm(s)Desktop(s) 利用者
- 27. Horizon Cloud on Microsoft Azure ライセンスモデル
- 28. ライセンスの基本的な考え方 VMware Horizon Cloud on Microsoft Azure 必要ライセンス 【1】Horizon Cloud 利用料金 【2】仮想デスクトップまたは仮想アプリケーション 接続料金 【3】Azure 利用料金
- 29. ライセンスの基本的な考え方 RDSH 方式 Windows Server RDS ライセンス • RDS CAL per User with SA Microsoft Azure 利用料金 (仮想マシン, ストレージ, ネットワーク等の従量課金) (*2, 4) (*1) 月間サブスクリプション (50ユーザー～), VMware Partner 経由で購入 (*2) RDS ホスト用 Azure 仮想マシンは Windows Server インスタンス相当の料金 , Azure Hybrid Benefit による Windows Server ライセンスの持ち込みも可能 (*3) Windows 10 ホスト用 Azure 仮想マシンは Linux インスタンス相当の料金 (Windows 10 OS ライセンスは BYOL を前提とするため) (*4) RDS ホスト以外に Horizon Cloud Smart Node などのサーバーが Azure 上に展開され、それらの Azure 利用料金が必要 Windows 10 VDI 方式 Horizon Cloud ユーザーライセンス 以下いずれかを選択可能 • Horizon Cloud Apps License (Named) • Horizon Cloud Apps License (Concurrent) Windows 10 ライセンス 下記いずれかが必要 • Windows 10 Enterprise E3/E5 per User SL • Windows 10 Education A3/A5 per User SL • Windows 10 Enterprise E3/E5 VDA per User SL Horizon Cloud ユーザーライセンス 以下いずれかを選択可能 • Horizon Cloud Desktop & Apps License (Named) • Horizon Cloud Desktop & Apps License (Concurrent) Microsoft Azure 利用料金 (仮想マシン, ストレージ, ネットワーク等の従量課金) (*1) (*3, 4)
- 30. 【1】Horizon Cloud 利用料金 VMware ソリューションプロバイダ 経由での販売 • 当該プロバイダは、VMware 社の認定する DaaS コンピテンシーを取得している必要があります • ソリューションプロバイダの一覧およびコンピテンシー取得状況は下記にて公開されています http://learn.vmware.com/apac_jp_co_solution-p_index 発表価格 $8.25～ (月額ユーザー単位) 国内市場想定価格 853円～ (月額ユーザー単位) (*1) 発表価格 $16.50～ (月額ユーザー単位) 国内市場想定価格 1,702円～ (月額ユーザー単位) 販売形態 価格 最小契約ユーザー数： 50ユーザー～ (50ユーザーを超える場合は10ユーザー単位で追加可能) 最小契約期間： 1か月 (1年～5年の契約プランもあり、長期プランほど単価が下がります） 備考 RDSH 方式 Windows 10 VDI 方式 (*1) サービス発表時点での参考価格 (Named License) のため、正式お見積りはディストリビューターへのお問い合わせをお願い致します。 Horizon Cloud ユーザーライセンス 以下いずれかを選択可能 • Horizon Cloud Apps License (Named) • Horizon Cloud Apps License (Concurrent) Horizon Cloud ユーザーライセンス 以下いずれかを選択可能 • Horizon Cloud Desktop & Apps License (Named) • Horizon Cloud Desktop & Apps License (Concurrent)
- 31. 【1】Horizon Cloud 利用料金 – ライセンス選択 最小１か月～、同時接続ユーザーライセンス (CCU) も選択可能 指定ライセンス（Named） 同時接続ライセンス(CCU) 150人のユーザでご利用 50ライセンス購入 150人のユーザーが3シフトでご利用 150ライセンス購入 # VMware 社提供資料より引用・抜粋
- 32. 【2】仮想デスクトップ/アプリ 接続料金 Microsoft ライセンスパートナー 経由での販売 • 既存ライセンスがある場合は追加購入不要 Open (購入単位：年額, ユーザー単位) Open (購入単位： 月額または年額, ユーザー単位) 販売形態 価格 RDS CAL, Windows 10 ともに、Per Device ライセンスには Azure での利用権利がありません (per User ライセンスを保有いただく必要があります) 備考 RDSH 方式 Windows 10 VDI 方式 Windows Server RDS ライセンス • RDS CAL per User with SA Windows 10 ライセンス 下記いずれかが必要 • Windows 10 Enterprise E3/E5 per User SL • Windows 10 Education A3/A5 per User SL • Windows 10 Enterprise E3/E5 VDA per User SL Microsoft ライセンスパートナー または Microsoft CSP パートナー経由での販売 • 既存ライセンスがある場合は追加購入不要
- 33. 【3】Azure 利用料金 仮想マシンの実行時間 ストレージのデータ量 ネットワークの送信データ量 （例）仮想マシンを利用した場合の主な料金 分単位 ディスク容量とトランザクション量 アウトバウント通信のみ
- 34. [参考] 必要 Azure リソースの一覧 ※ ご要件や環境に応じて必要スペックは変動します。参考情報として扱ってください。 ※ 実環境に沿った設計、見積りが別途必要となります 役割 サイズ CPU/メモリ OS 種別 OS Disk 台数 備考 Jumpbox F2 2 Cores 4 GB RAM Linux 32GB (S4) 1 • 新規構築時や環境更新時のみ、Horizon Cloud により自動作成/起動 (通常運用時は仮想マシン自体存在しない) SmartNode (Management Node) D3v2 4 Cores 14 GB RAM Linux 32GB (S4) 1 • Horizon Cloud による自動構築/更新 (メンテナンスフリー) • 現在は1台構成だが、将来的には冗長化のため2台構成になる見込み Unified Access Gateway A4v2 4 Cores 8 GB RAM Linux 32GB (S4) 2 • 社外からのアクセスがない場合は不要 • 冗長化を考慮して2台 • Horizon Cloud による自動構築/更新 (メンテナンスフリー) プロファイルサーバー D2v2～ 2 Cores 7 GB RAM Windows Server 127GB (S10) 2 • 冗長化を考慮して2台。検証用途では1台でも ok • 冗長化は S2D またはサードパーティ (DataKeeper 等) を検討 RDS ライセンスサーバー A1v2～ 1 Cores 2 GB RAM Windows Server 127GB (S10) 1 • 他のサーバーとの同居も可能 • 停止しても一定期間はユーザーへの影響がないため1台で ok RDSH ホスト D2v3 等 #D2v2の場合 2 Cores 8 GB RAM Windows Server 127GB (S10) N • 必要なリソースや集約率はお客様要件に応じて異なるが、参考値として D2v2 1 台当たり20ユーザーが目安 • 要件に応じてサポートされるインスタンスサイズ（次項）から選択可能 • 休日夜間の一部シャットダウンを想定した見積もり推奨 Windows 10 VDI ホスト A2v2 等 #A2v2の場合 2 Cores 4 GB RAM Windows 10 127GB (S10) N • 要件に応じてサポートされるインスタンスサイズ（次項）から選択可能 • 休日夜間の一部シャットダウンを想定した見積もり推奨 マスターイメージ用ベース VM D2v2 2 Cores 7 GB RAM Windows Server 127GB (S10) 1 • マスターイメージの作成/更新時のみ起動し、通常はシャットダウン状態 • RDSH ファームを GPU VDI にする場合は、NV6 での作成が必要 ■ 仮想マシン 役割 備考 プロファイルサーバー用追加ディスク • ユーザーデータ領域はパフォーマンスを考慮して SSD (Premium Storage) 推奨 • 必要容量は全ユーザーのプロファイル領域分の合計、冗長化方式に応じて実効容量が異なるため注意 Azure Network (Outbound) • 主に画面転送トラフィック (PCoIP / Blast) として発生、PoCで実用量計測を推奨 ■ 仮想マシン以外 ご要件に応じて上記以外に必要な共通リソースがあります。（例： オンプレミスとの VPN または ExpressRoute による接続、オンプレ上または Azure VM としてのドメインコントローラー）
- 35. Horizon Cloud on Microsoft Azure サポート対象インスタンス Tesla M60 GPU 搭載 RDSH VDI RDSH VDI RDSH VDI VDI 💡 Horizon Cloud on Microsoft Azureでは、VMware 社が認定したインスタンスのみサポートされます (*) (*) https://docs.vmware.com/en/VMware-Horizon-Cloud-Service/services/HCS_onMicrosoftAzure-PreReqs.pdf
- 36. Horizon Cloud on Microsoft Azure 主な機能と特徴
- 37. Azure Marketplace からの簡単イメージ展開 概要 • Horizon Cloud UI から Azure VM を直接提供 • Horizon Agent と Bootstrap 自動インストール – Horizon Agent のオプションを設定 – GPU ベースのVMの場合、NVIDIA ドライバは 手動インストールが必要 • デプロイメント後、アプリケーションをインス トールしてイメージを完成させる メリット • マスターイメージを構築するための シンプルな設定作業 • Azure Marketplace の 標準公開 VM を活用
- 38. 複数の SmartNode を単一 UI で管理 詳細 • 1つの UI から複数の SmartNode を管理 • 単一 Azure リージョンだけではなく、 異なる Azure リージョン (データセンター) への展開もサポート 制限 • ノードをまたいだ資格付与 • ノード間のロードバランスはできない
- 39. コスト削減を実現する電源管理 概要 • ファームのプロファイルでポリシーを定義して、電源操作を実行 – ファームのサーバーの最小数と最大数を指定 – 指定した台数内で新しい容量が電源 ON/OFF されるしきい値を選択 • 最適化されたパフォーマンス • バランシング済み • 最適化された電源 • ファームは、必要に応じて自動的にスケールアウト（最大サイズまで） • 未使用のサーバーの自動シャットダウン（割り当て解除） メリット • 不要なリソースへの課金の回避によるコストの最適化 • “割り当て解除”によるコンピュートリソースへの課金の回避
- 40. GPU 搭載 VM (Azure NV6 インスタンス) を利用可能 概要 • NVIDIA GPU を活用した 3D VDI を実現 – NV6 インスタンスは、NVIDIA Tesla M60 GPU の 半分のリソースを利用可能 – ドライバは、Microsoft または NVIDIA から入手可能 詳細 • Windows Server 2012 R2 イメージでのみサポート (2018年4月現在、Windows Server 2016 イメージは未サポート) • NVIDIA ドライバは手動でインストールする必要あり • GPU 対応の各 RDS ホストは、最大 20人の同時ユーザーに制限される
- 41. アップデートのスケジュール設定 概要 • 新しいバージョンが利用可能になると、”更新” ボタンからスケジュール設定可能 • アップデートは、ブルーグリーンアップデートの手法により、ダウンタイムを最小化 既存 新規 並行稼働、素早い切り替え Node UAG UAG Node UAG UAG
- 42. Horizon Cloud による統合監視 詳細 • 標準的な監視機能の提供 – 基本的な接続履歴/レポート – サービスの使用率 – サービスの健全性 • 問題と容量について表示 メリット • 単一画面で、管理するすべてのコンポーネントの 状況を把握 • サードパーティーツール不要
- 43. VDI / DaaS プラットフォームとしての Microsoft Azure の優位性
- 44. Horizon Cloud を Azure 上に展開する理由 コスト削減 クラウド サービス間での連携 グローバル展開 • Pay as you go モデル ➢ キャパシティに応じた 分単位の従量課金制 (*2) ➢ いつでもリソースの増減や 解約が可能 • Windows Server ライセンス の BYOL 等による、さらなる コスト削減も可能 (*3) • 多要素認証を実現する Azure MFA (*4) や、クラウド環境全 体のセキュリティを管理する Azure Security Center などの 他の Azure サービスとの連携 が容易 • Office 365 とは Microsoft バックボーン (*5) で接続され、 快適な Office 利用環境を提供 • クラウド上の単一コントロー ルプレーンから、世界中の Microsoft Azure データセン ター (*1) に仮想デスクトップ や仮想アプリケーションを配 信可能 • 世界最大級かつ最先端技術を 提供し続けるクラウド プラットフォームを活用 (*1) 2018年7月現在、世界中の 44 のリージョンで一般公開されており、10 のリージョン向けにプランが発表されています。 https://azure.microsoft.com/ja-jp/global-infrastructure/regions/ (*2) Azure 仮想マシンは分単位、ストレージは容量単位での従量課金になるなど、リソースによって課金単位は異なります。 (*3) Azure Hybrid Benefit と呼ばれるプログラムにより提供しています。https://azure.microsoft.com/ja-jp/pricing/hybrid-benefit/ (*4) Horizon Cloud on Microsoft Azure 環境で多要素認証を実現する場合、Azure MFA サーバーが必要になります。 (*5) Microsoft バックボーンについては下記もご参照ください。 https://blogs.technet.microsoft.com/mssvrpmj/2017/05/01/how-microsoft-builds-its-fast-and-reliable-global-network/
- 45. 世界中にいつでもサービスを展開可能 54 REGIONS WORLDWIDE 100K+ MILES OF FIBER AND SUBSEA CABLE 130+EDGE SITES 200+ExpressRoute Partners 世界最大級のクラウドプラットフォーム＆バックボーンを活用 https://blogs.technet.microsoft.com/mssvrpmj/2017/05/01/how-microsoft-builds-its-fast-and-reliable-global-network/
- 46. 世界中にいつでもサービスを展開可能 54 REGIONS WORLDWIDE 100K+ MILES OF FIBER AND SUBSEA CABLE 130+EDGE SITES 200+ExpressRoute Partners 世界最大級のクラウドプラットフォーム＆バックボーンを活用 https://blogs.technet.microsoft.com/mssvrpmj/2017/05/01/how-microsoft-builds-its-fast-and-reliable-global-network/ 西日本リージョン 東日本リージョン 東京、埼玉大阪 インフラ投資ゼロでの 国内 BCP / DR も可能！ 世界中の利用者のすぐ近くで、 仮想デスクトップを提供可能！ Express Route オンプレ DC 高品質な MS バックボーンを 利用した高速社内アクセスも可能！ Microsoft 閉域網バックボーンを経由して海外リージョンからアクセスさせる場合、Express Route の Premium アドオンが必要です
- 47. 常に最新ハードウェアを供給し続ける Azure ハードウェア・ライフサイクルからの真の脱却を実現し、生産性を向上！ オンプレミス ハードウェア オンプレミスの場合 原則 5年間の減価償却期間が必要 パフォーマンスが低下し ユーザーの生産性に直結 5年前のハードウェア Azure 汎用目的仮想マシン A D 2013年 2014年 2015年 2017年 Intel Xeon Haswell Intel Xeon BroadwellAMD Opteron Azure GPU 搭載仮想マシン NV NVv2 Dv3Dv2 再起動で 最新の仮想マシンへ
- 48. ランニングコストの最適化 ① 課金単位が ”分” の Azure 仮想マシンなら徹底的なコスト削減が可能！ (例) 夜間8時間＋週末2日間の停止 ⇒ 24時間稼働時に比べて半額以下！ 平日日中 > 夜間・休日
- 49. ランニングコストの最適化 ② Horizon Cloud 標準機能により、仮想マシンの稼働台数を常時最適化
- 50. Azure Reserved Instance (RI) Microsoft ライセンスの有効活用 ① 最大割引率 40% 最大割引率 72% ¥¥¥ ¥¥ ¥ 従量課金 (Pay as you go) Azure RI + Azure Hybrid Benefit Azure Hybrid Benefit VM 費用 Windows Server ライセンス持込 長期契約 割引 ✓ Azure Hybrid Benefit Azure VM を安価に提供する “基本原則” ＋ 2つのオファリング ✓ Azure Reserved Virtual Machine Instances (RIs) 最大割引率 82% 継続的な価格の見直し Windows Server ライセンスの BYOL 仮想マシンの長期契約割引 • Software Assurance 特典として提供 • Datacenter Edition なら、オンプレミスと Azure 内の両方で同時に使用可能 • 1年 または 3年での前払い契約 • 解約や交換も可能 (解約は12%の中途解約料が発生) • 柔軟かつ自動的なインスタンスの選択
- 51. Microsoft ライセンスの有効活用 ② Azure なら、Windows 10 や Office 365 ProPlus を持ち込み可能！ ■ Office 365 ProPlus / Windows 10 Enterprise のインストールおよび使用権 オンプレミス / ハードウェア専有 自社サーバー ◎ ◎ クラウド Microsoft Azure & QMTH 認定クラウド その他一般的な クラウド PC ◎ × Microsoft Azure および Qualified Multitenant Hoster Program にて認定を受けたクラウドでは、 追加料金なしで Windows 10 および Office 365 ProPlus ライセンスを持込・展開可能
- 52. 広範な Azure サービスによる機能強化 (例) Platform Services Infrastructure Services Web Apps Mobile Apps API Management API Apps Logic Apps Notification Hubs Content Delivery Network (CDN) Media Services BizTalk Services Hybrid Connections Service Bus Storage Queues Hybrid Operations Backup StorSimple Azure Site Recovery Import/Export SQL Database DocumentDB Redis Cache Azure Search Storage Tables Data Warehouse Azure AD Health Monitoring AD Privileged Identity Management Operational Analytics Cloud Services Batch Service Fabric Visual Studio App Insights Azure SDK VS Online Domain Services HDInsight Machine Learning Stream Analytics Data Factory Event Hubs Mobile Engagement Data Lake IoT Hub Data Catalog Security & Management Azure Active Directory Multi-Factor Authentication Automation Portal Key Vault Store/ Marketplace VM Image Gallery & VM Depot Azure AD B2C Scheduler AD-as-a-Service ユーザーデータ のバックアップ 多要素認証
- 53. Azure 仮想デスクトップ ⇔ Office 365 高速通信 Microsoft Global WAN 経由で Office 365 への快適アクセスを実現！ Internet O365 アクセス 画面転送 (Blast / PCoIP) 回線帯域・品質によっては セッション数やトラフィック量が 課題になることも… Microsoft Cloud 内での 高速アクセス 超高速 バックボーン 経由の 画面転送 ファイルアクセス
- 54. クライアント仮想化の活用シナリオ
- 55. “働き方改革”をサポート • 社外から社内リソースへの安全な接続を提供 ➢ VMware Unified Access Gateway 経由での社外からのアクセス ➢ Azure VPN または ExpressRoute を介した社内へのアクセス ➢ Azure MFA 等による多要素認証もサポート • 端末へのデータ保存を制限可能 ➢ 端末の盗難・紛失による情報漏えいリスクを軽減 ➢ BYOD の推進にも寄与 • Office 365 とのシームレスな連携 ➢ 在宅 PC やタブレットからでも Office フル機能を利用可能 ➢ Skype for Business をサポート ➢ Azure と Office 365 間はMicrosoft バックボーン経由で通信するため高速 VPNに代わる、安全で快適なモバイルワーク・在宅ワークを実現 On-premises Office 365 Azure VPN または ExpressRoute Blast/ PCoIP VNET Microsoft Azure LTE Horizon Cloud
- 56. クライアントサーバー型システムの提供 • クライアントアプリケーションを RDS ホスト上で公開 ➢ 端末を汚すことなくアプリケーションを提供可能 ➢ 非 Windows 端末 (iOS/Android など) からでも Win32 アプリケーション (Excel マクロなど) を利用可能 • Azure 内で完結するクラサバも実装可能 ➢ クライアントサーバーシステムのサーバー側を、 同一ネットワーク (VNET) 上の仮想マシンとして構築 ➢ 同一ネットワーク上のため、高速な処理が可能 ➢ ネットワークセキュリティグループ (NSG) などの VNET レベルでのセキュリティ確保が可能 ➢ 将来的な PaaS 活用 (SQL Database など) も容易に Azure 仮想ネットワークに閉じた クライアントサーバー型システム VNET Microsoft Azure 仮想マシン (DB サーバー) or SQL Database 仮想マシン (ファイルサーバー) 任意の Win32 クライアントアプリ Blast/ PCoIP Horizon Cloud
- 57. 海外からの社内システムアクセス改善 ✓ 世界中に DaaS 環境を展開可能 (管理ポータルからシンプル操作で！) ✓ Microsoft のグローバル WAN を活用 MSの持つグローバルデータセンターおよび 高速バックボーンを活用した生産性の向上 On-premises (日本) 米国東部DC 北米 欧州 西欧州DC 東日本 DC ExpressRoute + Premium アドオン GW MS バックボーン ➢ インターネット VPN やWAN 越しで 行っていた遠隔地からのアクセスを改善(*) ➢ 出張社員の一時的な登録などにより、 コストの最小化も可能 (*) ExpressRoute Premium アドオン機能により、国外の Azure データセンターから発生する トラフィックも、Microsoft の高速バックボーンを通すことができるようになります。 Blast/ PCoIP
- 58. Horizon Cloud on Microsoft Azure を 強化する VMware ソリューション
- 59. Horizon Cloud on Microsoft Azure with NSX Cloud セキュリティポリシー IT 管理者 VNET 2VNET 1オンプレミス DC Private Cloud Microsoft Azure NSX 実績ある NSX 技術を用いて、HoA を含む Azure 環境まで一元管理 ■ HoA との連携シナリオ • Horizon Cloud で、Azure 上に部門・用途ごとの 仮想デスクトッププールを作成 • VMware NSX® Cloud によって、各プールから アクセス可能なオンプレミスリソースを制御 営業支援 システム HR 専用 システム 営業部 人事部 営業部用 仮想デスクトップ 人事部用 仮想デスクトップ ◎ × × ◎ オンプレミス データセンター
- 60. YouTube でデモ動画公開中！ [VMware 社 NSX チーム作成] Micro-segmentation of Horizon Cloud on Azure Desktops using NSX Cloud : https://youtu.be/FlTtflqZYo4
- 61. Horizon Cloud on Microsoft Azure with App Volumes App Volumes による柔軟なアプリケーション管理を HoA に完全統合 開発者 Horizon Cloud 仮想デスクトップ プール 編集者 営業 Acrobat DC Visual Studio MS Office ■ App Volumes との連携シナリオ • Horizon Cloud では、単一のマスター イメージとプールでシンプルな構成に • App Volumes でアプリケーションを パッケージ化 • ユーザーログオン時に App Volumes パッケージを動的アサイン • アプリケーションのアップデートも容易に • Azure ネイティブのサービス (Azure Files) を活用したソリューション App Volumes パッケージ 本ソリューションは現在開発中です
- 62. まとめ
- 63. Horizon Cloud on Microsoft Azure の特長 スピード わずか数時間で セットアップ完了 シンプル 複雑な基盤の保守や アップデートは おまかせ フレキシブル スケールアウトも スケールインも 自由自在 セキュア アプリケーションと データにどこからでも 安全にアクセス × VDI 業界での大規模実績を持つ クライアント仮想化技術 世界最大規模の クラウドが持つ弾力性や安全性
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