中途採用説明会 『うぇぶはち会』#13　登壇資料 https://cloudpack.jp/event/web8.html エンジニアの方への要求はクラウドの発展により変化を続けています。 業務範囲は曖昧になり、高い専門性が要求されるようになってきています。 今回、セキュリティエンジニアの業務内容や将来性についてお話したいと思います。 インフラエンジニアなどとは違う、セキュリティエンジニアの仕事について、興味を持っていただけましたら幸いです。

1. 新しいジョブに挑戦してみませんか？
アイレット株式会社 CI 事業部 中村昌登

2. 目次
■ 自己紹介
■ エンジニアのお仕事
■ セキュリティエンジニアについて
■ 新しいジョブのすゝめ
■ まとめ
本日の LT 内容

3. 自己紹介
なかむら まさと
中村 昌登
アイレット株式会社
クラウドインテグレーション事業部
セキュリティ特命セクション
セキュリティエンジニア リーダー
座右の銘
好きこそものの上手なれ
好きなサービス
Prisma Cloud オンデマンド ( cloudpack )
AWS Backup / Config ( AWS )
reCAPTCHA ( Google Cloud )

4. エンジニアのお仕事
NW・HW
OS
MW
FW
App
【インフラエンジニア】
OSの設定や、ウイルス対策ソフトの導入などを実施。
システム監視を行い、安定稼働を実現。
【開発エンジニア】
お客様の要求に合わせて、システムを開発する。
お客様アプリケーション

5. エンジニアのお仕事
NW・HW
OS
MW
FW
App
【インフラエンジニア】
OSの設定や、ウイルス対策ソフトの導入などを実施。
システム監視を行い、安定稼働を実現。
【開発エンジニア】
お客様の要求に合わせて、システムを開発する。
求められるエンジニア像は、既に しています。
お客様アプリケーション
変化

6. 新・エンジニアのお仕事 (v2.0)(最新)
【インフラエンジニア】
・視認性の高いインフラ
・自動スケール
・自動回復
・自動アップデート
【開発エンジニア】
・自動化された構築
・Kubernetes
・保守性の高いアプリ開発
IaC, 自動回復
K8s, CI/CD
SRE
エンジニア
データ分析
エンジニア
AI/ML
エンジニア
Security
エンジニア
etc.
お客様アプリケーション

7. 従来型からのジョブチェンジ
【従来型のジョブ】 【クラウドネイティブにシフト】
【専門職にシフト】
開発エンジニア
インフラエンジニア
ネットワークエンジニア
クラウドインフラエンジニア
クラウド開発エンジニア
セキュリティエンジニア
データ分析エンジニア
AI/ML エンジニア

8. セキュリティエンジニアについて
■ セクションの体制
■ セキュリティエンジニアとは
■ セキュリティエンジニアの需要
■ セキュリティエンジニアの種別
■ 具体的なお仕事例
■ セキュリティエンジニアに必要なスキル
セキュリティ
エンジニアについて

9. セクションの体制
セキュリティセクション
東京第一グループ 特命グループ
4名体制 (リーダー + 3名)
・securitypack の販売・運用
4名体制 (リーダー + 3名)
・お客さまに合わせた
セキュリティ提供
・Prisma Cloud オンデマンド提供
・新規プロダクト検討

10. セキュリティエンジニアとは
セキュリティエンジニアは、お客様が安心してクラウドをご利用いただくための専門家です。
※ 諸説あります
お客様の機微情報を預かるので、システムを安全に構築したい。
インシデントが発生したので、安全な構成を検討したい。
🍛
Webアプリケーションを安全に提供できるようにしたい。

11. セキュリティエンジニアの需要
出典: JUAS 『企業IT動向調査報告書 2021』
一般社団法人 日本情報システムユーザー協会の企業IT動向調査報告書 2021 では、
すべての情報セキュリティの役割において人材の不足状況が悪化していると分析しています。
個人情報保護や、インシデント対応などで今後もセキュリティ人材は不足が続くと考えられます。

12. セキュリティエンジニアの種別
コンサルタント
脆弱性診断
ソリューション
エンジニア
導入サポート
エンジニア
お客さまの課題に対して、ヒアリングや調査を行う。
経営上の課題に対して、優先的に対応を行う事象のアドバイスを実施する。
お客さまのリリースするアプリケーションに対する調査を行う。
既知の攻撃手法に対する脆弱性を確認し、検出される脆弱性を報告する。
お客さまに提供するセキュリティソリューションを検討する。
外部パートナーとの協業、ソリューション検討、実装を実施する。
セキュリティサービスをお客さまに提供する。
環境への組み込みや、トラブル時の対応などを実施する。

13. 具体的なお仕事例
セキュリティコンサル お客さまのクラウド利用上の課題に対してコンサルティングを提供。
脆弱性診断 お客さまのアプリケーションに対する脆弱性診断を提供。
Prisma Cloud クラウド・コンテナ環境に対するセキュリティ機能を提供。
WafCharm クラウド環境の WAF 運用を提供。
AWS環境診断 AWS環境の簡易診断サービスの提供
DeepSecuirty コンピュート環境に対するセキュリティ機能を提供。
※ ほかにも、セキュリティに関する事は積極的に実施しています。

14. セキュリティエンジニアに必要なスキル
課題1
課題2
標準1
要求1
要求2
リスク1
課題解決力
ソリューション
・要求・課題の整理
・合理的な解決策の提示
・標準への準拠
学習力
新たな知見の獲得
・日々進化する攻撃への対応
・新たなベストプラクティスの理解
・パートナー製品の理解

15. 新しいジョブのすゝめ
【従来型のエンジニアは、現在のスピードに追いつけません】
・インフラエンジニア・開発エンジニアの垣根は低くなり、互いの業務が密に関連し始めています。
・高い専門性を有する分野は関連技術が高度化し、エンジニアのスキルが特化し始めています。
あなたの選択は？
【現状維持】
現状のスキルセットで
活躍する。
【スキルアップ】
自身のスキルセットを
クラウドネイティブに
スキルアップ
【高度専門化】
自身のスキルセットから
高度な専門スキルへシフト

16. まとめ
エンジニアに対する要求は、クラウドの発展とともに変化しています。
従来型の、インフラ・開発という区分けは曖昧になり、協調した運用が必要になっています。
また、特定の技術分野は専門化が進み、エンジニアリング分野として専門化が進んでいます。
セキュリティエンジニアは、今後も成長が見込める分野の一つです。
お客さまと一緒に課題解決を行うため、経営層の課題から理解することが可能となり、
幅広い分野、幅広い業界、幅広い技術に対する知見が深まります。
アイレットのセキュリティエンジニアでは、お客さまのクラウドに対するニーズの理解や、
AWS, Google Cloud のセキュリティに関する深い理解が身につきます。
新たな挑戦として、セキュリティエンジニアへ挑戦してみませんか？