2018年11月3日 Home 365 で登壇した資料です。

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松山 祥子
MATSUYAMA SHOKO
Cloud Solution Sales Export
SIer にて Microsoft 365 製品営業担当。
技術や効率の良い働き方を模索するのが好き。
ポケモンGOはもっと好き
略歴
SNS / Blog
Blog : http://matsuko365.hatenablog.com/
SlideShare : https://www.slideshare.net/ssuserb60b4a/edit_my_uploads
Community
人財開発機関フロンティアカレッジ ：http://frocolle.dip.jp/
NoOps Japan Community ：https://noops.connpass.com/
他、O365UG、セキュリティ勉強会などに出没

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本講座のゴール
目的・ゴール
• Office 365 のセキュリティで最低限気にしたいこと
• 家庭用なのでお金をかけずにテナントを守る
Office 365 のセキュリティ機能を把握して運用に役立てていただく

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Agenda
• 最近、Office 365 にまつわるセキュリティニュース
• 家庭用 Office 365 でセキュリティ事故を起こすとどうなる？
• Office 365 のセキュリティ機能

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モチーフの「スマホを落としただけなのに」とは？
2018年11月2日（金）より上映！
彼氏が落としたスマホを拾った男性からスマホを返却してもらった日を境に不可解な出来事が起こる。
身に覚えのないカードの請求、SNSでつながっている男からのネットストーキング、セキュリティ対策をした
のに見られたくなかった写真がアップされてしまう…。時を同じくして、若い女性の遺体が次々発見される。

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文科省が Office 365 の偽メールに注意喚起
（赤枠要約）
国公私立大学がフィッシングメールの被害に遭い合計約1万
2,000人分の個人情報が流出した。
いずれも「Office 365」を利用しており、フィッシングメー
ルのURLをクリックし、Office 365 のログイン画面と同じ
見た目の偽サイトに誘導、入手したID/PWで不正ログイン、
メールを外部転送するよう設定していた。
2018年6月29日 日経クロステック

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明治大学で1,147人の個人情報漏洩、同じ手口で2度目
（赤枠要約）
同大学の教職員など3人のメールアカウントが第三者に乗っ
取られ、メール送受信データから合計1,147人の個人情報が
漏洩、加えて6,972件のスパムメールが送信された。
2018年7月26日にも、同様の不正アクセスを受けていたこ
とを公表していた。再発防止対策を進めている中で今回の
漏洩が発覚した。
2018年10月24日 日経クロステック

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家庭用で漏洩が起きたらどんな事態になるだろう？

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家庭用で漏洩が起きたらどんな事態になるだろう？
きちんとセキュリティ設定を行いましょう

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Office 365 で最低限行いたい設定
MFA
パスワードスプレー攻撃などの ID/PW が盗まれたとしても
もう一要素本人確認ができないとログインをさせない仕組み。
MDM for Office 365
Office 365 組み込みの MDM 機能があるので
万が一落としてしまった場合にも対処ができるようにしておく
Office 365 のライセンスのみで使用が可能

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Office 365 で最低限行いたい設定
MFA
パスワードスプレー攻撃などの ID/PW が盗まれたとしても
もう一要素本人確認ができないとログインをさせない仕組み。
MDM for Office 365
Office 365 組み込みの MDM 機能があるので
万が一落としてしまった場合にも対処ができるようにしておく

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Azure AD 管理センターから MFA 管理画面を開く

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MFA (多要素認証) 設定管理画面

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MFA 設定管理画面にてユーザーを選択し、

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MFA を有効にします

16. MFA が有効になったのが確認できました

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MFA 設定の際の注意点
Office 365 ライセンスのみではゲストに MFA 強制ができない
→ゲストに MFA させる時には
Azure AD Premium P1 以上が必須
ゲストに MFA をかける場合には、Azure AD の「条件付きアクセス」扱い
保有しているライセンス × 5 まで強制させることが出来る。
参考：https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/active-directory/b2b/b2b-tutorial-require-mfa

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Office 365 で最低限行いたい設定
MFA
パスワードスプレー攻撃などの ID/PW が盗まれたとしても
もう一要素本人確認ができないとログインをさせない仕組み。
MDM for Office 365
Office 365 組み込みの MDM 機能があるので
万が一落としてしまった場合にも対処ができるようにしておく

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無料で使えるのは何ができるの？
MDM for Office 365
Office 365 ライセンスには Microsoft Intune のサブセット版がついてくる。
※OS により出来る事が異なるので要注意。
日本語ドキュメントにて確認ができます。
【OS 共通機能】
PW 要求、PW の長さ、ワイプするまでのサインイン失敗回数、
デバイスロックするまでのアイドル時間、PW 有効期限、PW の履歴を記憶して再利用防止
MDM for Office 365 と Microsoft Intune の差異
https://support.office.com/ja-jp/article/office-365-%E3%81%AE-mdm-%E3%81%A8-microsoft-intune-%E3%82%92%E9%81%B8%E3%81%B6-c93d9ab9-efb2-4349-9b93-30c30562ee22

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（注意）本スライドでは iOS で実施しています
検証したところ、Android の登録については証明書 DL の箇所が省かれるような手順でした。
Android の方が簡単！

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セキュリティ/コンプライアンス管理画面よりデバイス管理を選択

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デバイス登録を行います

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Apple の証明書を発行します

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必要情報を入れると端末にワンタイムパスコードが届きます

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MDM 用の証明書が発行されたので DL します

26. Admin Center に戻って証明書を Uplode

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デバイス側の設定
アプリストアで
Intune ポータルを DL
※「Intune」で検索すると出ます

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Intune ポータルからテナント指定し順に設定

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デバイス側の設定
これで端末側の
設定は完了です

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デバイス登録がされました！

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デバイスポリシーを作成します

32. デバイスポリシーを作成します

33. 適応させたい条件を選び、適応させる。

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Office 365 Business で最低限行いたい設定
MDM for Office 365
登録しておくと何がいいって・・・
リモートワイプが可能！
フルワイプ：デバイス出荷時の状態にもどす
選択的ワイプ：Office 365 の情報のみ削除、アプリ、写真、個人情報は残る
※どちらのワイプでも実行すると、管理デバイスから消えるので再登録が必要です

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万が一の時は、ここからワイプ

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Office 365 で最低限行いたい設定
MFA
パスワードスプレー攻撃などの ID/PW が盗まれたとしても
もう一要素本人確認ができないとログインをさせない仕組み。
MDM for Office 365
Office 365 組み込みの MDM 機能があるので
万が一落としてしまった場合にも対処ができるようにしておく
Office 365 のライセンスのみで使用が可能

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費用をかけなくても
Office 365 に備わっている機能でセキュリティを強化することができる
映画のようにならないためにも、設定をいま一度見直しませんか？
まとめ