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JST未来社会創造事業(探索加速型)「持続可能な社会の実現」領域
応募重点公募テーマ 労働人口減少を克服する“社会活動寿命”の延伸と人の
生産性を高める「知」の拡張の実現
研究開発課題名
「知」の循環と拡張を加速する
対話空間のメカニズムデザイン
2018年5月5日 for SlideShare
立命館大学 情報理工学部・教授 *谷口忠大
大阪府立大学 工学研究科・助教 中川智皓
*研究代表者,_グループリーダー
メカニズムデザイン
=制度設計
「知」をカラフルな色で表現し、色を回転させる事で知の融合を表
しました。四方の丸は人であり、人と人とを繋ぐラインは知を共有
するための「場」になります。人々の知識がコミュニケーションを
通じて、新しい発想が生まれてくる様子をロゴにしました。
――デザイナー 峰岸桃
研究背景本研究開発課題のPOC を設定した理由
✓ 日本では適切なディベート文化が育っておらず,個々人が持つ知識や意見が,適
切に意思決定に活用されない傾向(上意下達と過剰な忖度,強い同調圧力,「ど
んな意見か」より「誰の意見か」の重視,ファクトより印象・感情の重視など)
があり,これが社会や産業の生産性を著しく毀損している.
✓ 日本の「ものづくり」の強さも,意思決定の不在による,政治的失敗,経営的失
敗のために成果が毀損されている.
✓ SNS 上でのデマやマスメディアへの不信などが増している(ポスト・トゥルース
の時代).
対話空間のメカニズムデザイン
参加者の集合知を活かすためには分散した「知」を表出し
議論するディベート・ディスカッションにより「知」の循
環・共有と創発的な拡張を行うことは極めて重要
ディベート&発話権取引&etc. etc. + コミュニケーション場のメカニズムデザイン(CMD)
分散した「知」
「知」の循環
表出化,共同化
「知」の拡張
内面化,連結化
「集合知」
研究目的と計画
本研究開発課題で達成するPOC
① コミュニケーション場のメカニズムの設計論構築
② 対話空間のメカニズムの構築
③ 「知」の循環と拡張を加速するWEBサービス
「知」の循環と拡張を加速する対話空間のメカニズムの設計論
およびサービスを構築する.ディベートやビブリオバトル,発
話権取引,ブレインストーミング,ワールドカフェ等といった
従来のコミュニケーション場のメカニズムを分析しその設計原
理を抽出することで,人々の持つ潜在的かつ分散的な「知」を
引き出し顕在化(可視化)させ,集合知を生み出すコミュニ
ケーション場のメカニズムデザインの原理と開発手法を明らか
にする.応用事例として,デジタルデモクラシーに向けた対話
空間を創出する.
POC達成のために解決すべき課題
コミュニケーション場のメカニズムデザイン
(CMD)[谷口+ 2011]
✓メカニズムデザイン=制度設計
✓コミュニケーションの場を運営するための制度(メカ
ニズム)を設計対象とし「そのルールさえ守れば有益
なコミュニケーションの場が生まれる」というメカニ
ズムの設計を目指す.
従来1:「空間を作る」
例)
喫煙所,コミュニケーションスペース,
TV会議システム,社内Wiki,公民館
例)
ツール群(マインドマップ,SWOT分析),
ソフトシステムズ方法論,会議の司会
従来2:ファシリテーション
コミュニケーション場の
メカニズムデザイン
ルールやゴール,インセンティブ等により
表現されるメカニズムを設計対象とする.
例)
ビブリオバトル,
発話権取引,OST,予測市場
谷口忠大, 須藤秀紹. コミュニケーションのメカニズムデザイン~ビブリオバトルと発話権取引
を事例として. システム・制御・情報, Vol. 55, No. 8, pp.339-344, 2011.
発話権取引件の宣言(演劇WS) ワールドカフェビブリオバトル
D-CMD
対話空間のための
コミュニケーション場の
メカニズムデザイン
公開討論会
支援サービス
中高・大学
ディベート教育 会議支援
(意思決定支援)
コミュニティ
まちづくり活動支援
WEB議論
集合知サービス
デジタル・デモクラシー
コミュニケーション場のメカニズム設計原理の抽出
パーラメンタリーディベート
ビブリオバトルのメカニズム
1. 発表参加者が読んで面白い
と思った本を持って集まる.
2. 順番に一人5分間で本を紹
介する.
3. それぞれの発表の後に参加
者全員でその発表に関する
ディスカッションを2~3
分行う.
4. 全ての発表が終了した後に
「どの本が一番読みたく
なったか?」を基準とした
投票を参加者全員一票で行
い,最多票を集めたものを
『チャンプ本』とする.
谷口忠大,川上浩司,片井修, 「ビブリオバトル:書評により媒介される社会的相
互作用場の設計」, ヒューマンインタフェース学会誌, Vol.12 (4), pp.93-
104 .(2010) / 谷口忠大. "ビブリオバトル." 文芸春秋 (2013) / ビブリオバトル普及
委員会:ビブリオバトルハンドブック, 子どもの未来社 (2015)
✓ 図書館総合展においてLibrary of the
Year 2012 大賞受賞(2012)
✓ 文部科学省「第三次子どもの読書活動の
推進に関する基本的な計画」(2013)
✓ 中学国語教科書への掲載(2016)
✓ 全国に300名以上のビブリオバトル普及
委員会会員
✓ 247大学,公立図書館280館以上で開催実
績,メディア掲載回数累積1500回以上
代表者の実績
(コミュニケーション場のメカニズムデザイン成功事例)
ビブリオバトル [谷口+2010]
2010年頃より全国へ普及
「人を通して本を知る,本を通して人を知る」
パーラメンタリーディベート(PD)
[中川 2017]
✓一つの論題に対し、肯定と否定チームに分かれ、各々のチームに
第三者を説得させるパブリックスピーチ型の即興ディベート.
✓世界中で、教育現場にて広く導入されている.
✓発信力,論理的思考力,プレゼンテーション力,コミュニケー
ション力が身につくと言われている.
中川智皓,授業でできる即興型英語ディベート,ネリーズ出版,(2017)
日本語でのディベートは「対立」に過度の拒否反応が生まれ
適切な文化を形成できていない,
発話権取引 [古賀’14]
話し合いの場における時間配分のメカニズムデザイン
8
古賀裕之,谷口忠大,発話権取引:話し合いの場における時間配分のメカニズムデザイン,日
本経営工学会論文誌, Vol.65 (3), pp. 144-156 .(2014)
所有権の付与
(発話権)
権利行使の
場の設計
自由な取引(
市場設計)
Decentralized
Resource allocation
「神の見えざる手」は地球
温暖化(CO2排出)を止めら
れるのか?⇒排出権取引
「神の見えざる手」は会議
冗長化(発話不均衡)を止め
られるのか?⇒発話権取引
件の宣言 [蓮行]
• 直接民主制による意思決定を体験するワークショ
ップ.参加者は与えられたポリシーを、自分がも
ともと持っている価値観とは関係なく演じて,議
論して.主張する.
• その後,議論の終了後,一個人に戻って,無記名
投票によりそのコミュニティにおける「宣言」を
採択する.
科研費基盤A 「交渉教育のための要素理論の研究-よりよき実践に向けて」
(代表者:野村美明(大阪大学教授))蓮行・分担研究成果
ワークショップ運営手法群
✓ワールドカフェ [Brown & Isaccs ‘95]
✓カフェのようにリラックスした雰囲気の中で、テ
ーマに集中した対話を行う.
✓オープンスペーステクノロジー [Owen]
✓利害関係者の全員参加で実施されるホールシステ
ムアプローチの一種.自律分散的な議論グループの
形成がポイント
✓ブレインストーミング [Osborn ‘53]
✓否定を行わない発散型のアイデア出し.
✓など
対話空間メカニズムデザインにむけて,
既存手法の相互比較や体系化もおこなっていく.
対話空間サービス群を支える
メカニズムのデザイン
公開討論会
支援サービス
中高・大学
ディベート教育
会議支援
(意思決定支援)
WEB議論
集合知サービス
デジタル
デモクラシー
実空間 ネット空間
小規模 大規模
教育 実用+教育
D-CMD
対話空間のためのコミュニケーション場のメカニズムデザイン
コミュニケーション場のメカニズムデザインの階層性
発現するコミュニケーション(トラジェクトリ)
現場で生じる参加者間のコミュニケーションそのもの
コミュニケーション場の設計
より細かなその場その場の参加者やテーマ、場所に応じた適応のための設計
コミュニケーション場のメカニズム
ビブリオバトル、発話権取引、パーラメンタリーディベート、ブレインストーミ
ングなどの個別ルール
コミュニケーション場のメカニズムの設計原理
「コミュニケーション場のメカニズム」を生み出すための
テーマ「夏」、論題「同性婚」
机の配置、発話権の配分量
ファシリテータ
審査員・資源投入
具体的にどのような問題を解くのか
解決すれば何が嬉しいか?
1. コミュニケーション場のメカニズム(CM)の設計論が
存在していない問題。
1. 既存のCMの振る舞いを説明出来る。
2. 新たなCMの振る舞いを予測できる。
3. 新たなCMの設計の指針を与える。
2. 様々なコミュニケーション場において参加者の分散
した知の利用の非効率性がある。
1. 上意下達と過剰な忖度,強い同調圧力,「どんな意見か」
より「誰の意見か」の重視,ファクトより印象・感情の重
視、発話機会の不均等、非論理的な結論導出などを無くす
(低減する)。
2. 知識共有や意思決定の効率を高めて組織の、国家の生産性
を高める。
具体的アプリケーション
組織内の会議
政治的・社会的問題を問うディベート
新しいパネルディスカッション
(タウンミーティング&党首討論などに利用)
小規模から大規模まで
人間の対話の性質,現実的制約を活用し
より多くの参加者の「知」を活用できるメカニズム
研究開発代表者グループ
「対話空間のメカニズムデザイン」
代表者 谷口忠大/立命館大学
1. 【コミュニケーション場のメカニズム設計原理の抽出】
2. 【対話空間のプロトタイプ作成】
3. 【対話空間ITサービス開発】
4. 【デジタルデモクラシーに向けた対話空間の検討】
共同研究グループA
「議論の可視化手法」
共同研究者A 中川智
皓/大阪府立大学
1. 【コミュ~】
4. 【デジタル~】
代表者G
谷口忠大(立命館)
共同研究グループA
中川智皓(大阪府大)
研究体制
須藤 秀紹(室工大)
システムデザイン論
水山元(青学)
集合知
蓮行(阪大)
演劇WS
常川真央(千葉大)
図書館情報学
石川竜一郎(早稲田)
ゲーム理論
他多数,合計21名
発話権取引件の宣言(演劇WS) ワールドカフェビブリオバトル
D-CMD
対話空間のための
コミュニケーション場の
メカニズムデザイン
公開討論会
支援サービス
中高・大学
ディベート教育 会議支援
(意思決定支援)
コミュニティ
まちづくり活動支援
WEB議論
集合知サービス
コミュニケーション場のメカニズム設計原理の抽出
パーラメンタリーディベート
既存メカニズムの観察、実験、検討、論理的考察を経て、コ
ミュニケーション場のメカニズムの設計原理を抽出する。そ
の一歩として、設計変数の抽出と整理を行う。
設計変数
設計原理 設計変数
コミュニケーション場のメカニズムの
設計原理・変数とは何か?
ワークショップの実施と観察・体験
2017/12/3 キックオフWS@京都KAIKA
2018/3/2 CMD WS@立命館大学東京C
2017/10/9 PD交流大会@京都日吉ヶ丘高校
2018/1/19-21 PDA世界交流大会
集合知/コミュニケーション場
のメカニズムとは?
メカニズム
人: X={xj}
スキル
{Sj}
知識
{Kj}
制約条件
(ルール)
インセンティブ
(ゴール)
スキル
{S’j}
知識
{K’j}
議決
アイデア
Y
人: X’={x’j}
フィードバック
コミュニケーション場のメカニズムの設計変数
参加者xjは自らの利得(インセンティブ)を最大化するように制約条件
の下でアイデアを出し,発言する.
時間
「ゲーム」の持つ力の活用
Alternate Reality Game/ゲーミフィケーション
• ゲームの持てる力を他の領域に応用すること.
-ジェイン・マクゴニガル
ゲームの4要素
1. ルール
2. ゴール(目的)
3. フィードバック
4. 自発的な参加
ビブリオバトルはゲームの4要素を満たすことで
ゲームの楽しさ,機能を書籍紹介のコミュニケーションの場
に導入している.書評のゲーミフィケーション.
コミュニケーション場のメカニズムもゲームである.
ロジェ・カイヨワ
「遊びと人間」
• アゴン(競争)
• 運動や格闘技、子供のかけっこ、ほ
か。
• アレア(偶然)
• くじ(宝くじなど)、じゃんけん、
賭博(競馬など)、ほか。
• ミミクリ(模倣)
• 演劇、物真似、ごっこ遊び(ままご
となど)、ほか。
• イリンクス(めまい)
• メリーゴーランド、ブランコ、ほか
。
Wikipedia 「遊び」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%81
%8A%E3%81%B3
ビブリオバトルの中の「遊び」
はこの視点から須藤によって議
論されている.
「集合知」の定義
人々のいわゆる「衆知」,とくにインターネットを利用
して見ず知らずの他人同士が知恵を出し合って構築する
知のことを意味する.
(西垣通「集合知とは何か」中公新書)
多くの人の知識が蓄積したもの。また、その膨大な知識
を分析したり体系化したりして、活用できる形にまとめ
たもの。(デジタル大辞泉)
多くの人による大量の情報の寄せ集めの集計のこと。
Collective Intelligence。(コトバンク)
このように知識を蓄積し、何らかの価値ある情報に体系
付けしたものが、いわゆる「集合知」と呼ばれるもので
す。(日立総合計画研究所 北郷孝次)
みんなの意見・知識をキチンと引き出して和(sum)をとる.
集合知:「衆知」の総和と価値化
フィードバック
※メカニズムにおける
インセンティブを形成
✓ 的確な立論
✓ 豊かな表現
✓ 明確な論理
✓ 新たな発見
✓ 集合知創出
メカニズムに
基づく対話の
自己組織的改善
0
1
2
3
4
5
Clear
Smile
Fair
Logical
Agreeable
Honest
✓ 視聴者からの意見
メカニズムに
基づく対話の
自己組織的改善
対話空間のためのITツール
探索研究で作るツール
小規模・実空間
本格研究で作るツール
大規模・インターネット
コミュニケーション場の
メカニズムデザイン研究
理論
(構造)
実践
(現象)
分析
(理学/理解)
設計
(工学/問題解決)
X* = argmax U(x, a)
St+1 = F(St,At)
コミュニケーション場の
メカニズムデザイン研究の心得
理論
(構造)
実践
(現象)
分析
(理学/理解)
設計
(工学/問題解決)
X* = argmax U(x, a)
St+1 = F(St,At)
もしあなたが実践家ならば、私は言うだろう「現場ばかりを
見ていてはいけない。その中に普遍的な構造を見い出すべし」
と。
もしあなたが理論家であれば、私は言うだろう「あなたの理
論が現場の現象から乖離すれば、あなたの理論に現実的な意味
はない。実践を通し、現場の現象を第一にすべし」と。
もしあなたが現象の分析ばかりをしているならば、私は言う
だろう「今あるものの分析をしていても問題は解決できない。
未来を創造するためには設計のための思考をすべし」と。
もしあなたが手法の設計ばかりをしているならば、私は言う
だろう「場当たり的に設計ばかりをしていても問題は解決はで
きない。コミュニケーション場をつぶさに観察し分析的思考を
持つべし」と。
2018/3/2 JST未来社会創造事業「「知」の循環と拡張を加速する対話空間のメカニズムデザイン」代表 谷口忠大
Towards our future democratic and
productive society based-on CMD principle
WEBサイト
対話空間PJ WEBサイト http://taiwa-kukan.tanichu.com/
ビブリオバトル
参考資料
ビブリオバトル
人を通して本を知る,本を通して人を知る,コミュニケ
ーション場のメカニズムデザイン
 谷口忠大,川上浩司,片井修, ビブリオバトル:書評により媒介される社会的相互作
用場の設計, ヒューマンインタフェース学会誌, Vol.12 (4), pp. 93-104 .(2010)
 赤池勇磨,谷口忠大, ビブリオバトルにおける発表制限時間のデザイン, 日本経営工
学会論文誌, Vol.65 (3), pp. 157-167 .(2014)
 奥健太,赤池勇磨,谷口忠大, 推薦システムとしてのビブリオバトルの評価, ヒュー
マンインタフェース学会論文誌, Vol.15 (1), pp. 95-106 .(2013)
 [単著] 谷口忠大, ビブリオバトル 本を知り人を知る書評ゲーム, 文春新書 .(2013)
 [解説記事] 谷口忠大,須藤秀紹, コミュニケーションのメカニズムデザイン : ビブリ
オバトルと発話権取引を事例として, システム制御情報学会誌 55(8)339-344 .(2011)
 ほか多数
主たる研究業績
28
知的書評合戦ビブリオバトル
紹介ムービー
ビブリオバトルの紹介 https://www.youtube.com/watch?v=uKmO5SziWdE
情報共有の場のメカニズムデザイン
としてのビブリオバトル
問題意識
 情報工学におけるデータ共有という意味での情報共有と,組織にお
ける情報共有の意味はプラグマティックには違うはず.
 情報共有の枠組みに情報機器(コンピュータ)は必ずしも必要ない
.人間のアクティビティとそれを活性化するメカニズムこそ必要.
谷口忠大,川上浩司,片井修, 「ビブリオバトル:書評により媒介される社会的相互作
用場の設計」, ヒューマンインタフェース学会誌, Vol.12 (4), pp.93-104 .(2010)
30
ビブリオバトル公式ルール
1. 発表参加者が読んで面白いと思った本を持って集まる
.
2. 順番に一人5分間で本を紹介する.
3. それぞれの発表の後に参加者全員でその発表に関する
ディスカッションを2~3分行う.
4. 全ての発表が終了した後に「どの本が一番読みたくな
ったか?」を基準とした投票を参加者全員一票で行い,
最多票を集めたものを『チャンプ本』とする
ビブリオバトル公式サイト http://www.bibliobattle.jp/ 31
人を通して本を知る,本を通して人を知る
引用元:「やるぜ!ビブリオバトル」鈴木出版
筆者のメッセージに読者(発表者)の解釈が重なり合って
自然とメディアの二重性が生まれる.
自律分散的な知識共有の場
✓ チャンプ本を決めることで,「参加者が『読みた
い』といってくれる本」を各自が持ってこようと
思うから,その場に参加者にとって面白い本が集
まってくる.(人を通して本を知る)
✓ 各自がオススメの本を持ってきて語ることで,そ
の本と語り自体が参加者の嗜好や考え方を伝える
記号となり,参加者の相互理解,コミュニティ形
成を促進する.(本を通して人を知る)
チャンプ本の
フィードバック
大量の書籍群
探索
個々の参加者の自律性(モチベーション)を高
め,それぞれの知識と思考を活かすことで知識
共有をすすめるコミュニケーション場のメカニ
ズムデザイン
主たる機能
1. 書籍情報共有機能
2. スピーチ能力向上機能
3. 良書探索機能
4. コミュニティ開発機能
33
ビブリオバトル開催方式の分類
1. コミュニティ型(少人数)
• 10人程度以下規模のコミュニティでの繰り返
し開催.
• コミュニティが何らかのテーマを持っている
ことが望ましい.
• ゲーム後や日常での相互交流が期待できる.
2. ワークショップ型(大人数)
• 大人数をグループにわけてパラレルでコミュ
ニティ型のビブリオバトルを模擬する.
• 自然な相互交流は期待できる.
類似メンバーでの繰り返し開催が出来ない.
3. イベント型(大人数)
• 少数の発表者と大多数の聴衆.
繰り返し開催が困難.
相互交流も期待できない.
➢ ビブリオバトルのお祭り的開催,イベント活
用としてのイレギュラー.
発話権取引
参考資料
発話権取引 [古賀’14]
話し合いの場における時間配分のメカニズムデザイン
「神の見えざる手」は地球温暖化(CO2排出)
を止められるのか?⇒排出権取引
「神の見えざる手」は会議冗長化(発話不均衡
)を止められるのか?⇒発話権取引
36
古賀裕之,谷口忠大,発話権取引:話し合いの場における時間配分のメカニズムデ
ザイン,日本経営工学会論文誌, Vol.65 (3), pp. 144-156 .(2014)
所有権の付与
(発話権)
権利行使の
場の設計
自由な取引(
市場設計)
Decentralized
Resource allocation
発話権取引のメカニズム
1. 全員に発話権(
発話振興券を含
む)を配る.
2. 一枚ずつ発話権
を使用し, 発言を
行う, もしくは他
の人に渡す.
3. 全ての発話権が
使用されれば終
了する.
発話時間に対する明確な所有権設定
所有者の自由な意思決定に基づく「発話権」のやりとり
経済システムとての分析
生産者
財の投入 消費者
消費者
消費者
商品の生産
発話権:
財をカードとして可視化
事前に分配→財の確保
よりよい生産者に,さらに生産
するための財が譲渡される
⇒発話時間のボトムアップな
分配
贈与
生産者
財の利用
消費者消費者
消費者商品の生産
権無
権有
発話権取引を市場的に考察する
財:時間
発話:財を消費して情報(商品)を
生産する生産活動
聞く:情報という商品の消費者
古賀裕之,谷口忠大,情報の非競合性に着目した発話権取引市場の分析
第39回 知能システムシンポジウム, .(2012)
発話権取引のディスコース分析
39
フリーディスカッション 発話権取引
発話対象へのターンの「距離」・順番後退発話 1.52 ・発話権取引 1.13
古賀裕之,谷口忠大,発話権取引:意思決定の場におけるコミュニケーション支援のためのメカ
ニズムデザイン,2011年度人工知能学会全国大会(第25回)JSAI2011, 3A1-OS11a-7 .(2011)
発話権取引は遠隔会議のWEB会議システム
[石川 ‘14]
発話権取引を用いた
Web会議システムの開発 発話権取引 参加者によって発話時
間の分配を行う仕組み
WebRTC ブラウザ間でビデオチャッ
トを容易に実装できるAPI
+
発話権取引+WebRTC
石川貴将,谷口忠大,発話権取引を用いたWeb 会議システムの開発,第58回システム制御情報学
会研究発表講演会, .(2014)

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