1. お魚を食べよ
う！

7. なぜ魚は健康にいいと言われているの？
EPADHADF
→血液をサラサラにする
→動脈硬化を予防

9. 細胞成分
血漿成分
赤血球
血小板
白血球
リポタンパク
（脂質＆コレステロール
蛋白
血糖

10. 細胞成分の正常値
赤血球
/μL
４００〜５００万
血小板
１６〜３６万/μL
白血球
３〜９千/μL

11. なぜ魚は健康にいいと言われているの？
EPADHADF

→血液をサラサラにする
→動脈硬化を予防

13. 赤血球
膜が硬くなる→柔軟性がなくなる
血小板
凝集性が高まる→毛細血管が詰まる
白血球
まる
様々な要因によって惹起される酸化ストレスにより、粘着性が高
脂質
上記の要因全てに関連！

17. 不飽和脂肪酸は飽和脂肪酸よりも融点が低い！
牛の体温
３９℃
豚の体温
３８℃
鶏の体温
４１℃
魚
水温とほぼ同じ
DHA
−７５℃
DPA
−５４℃
アラキドン酸
−５０℃
αリノレン酸 −１１℃
リノール酸 −５℃
ごま油
−５℃
バター
３０℃
鶏油
３０〜４０℃
豚油
３０〜５０℃
牛脂
３５〜５０℃

18. 赤血球
膜が硬くなる
血小板
凝集性が高まる
白血球
まる
様々な要因によって惹起される酸化ストレスにより、粘着性が高
脂質
上記の要因全てに関連！

19. 融点が高いということは相互結合作用が強いということ
→柔軟性が低い
赤血球の直径は７μｍ、厚さ２μｍ
直径１μｍの毛細血管も通常なら変形して通過できるが、
飽和脂肪酸が多いと、細胞膜の柔軟性が低下し、硬くなる
←牛脂

20. 赤血球
膜が硬くなる
血小板
凝集性が高まる
白血球
まる
様々な要因によって惹起される酸化ストレスにより、粘着性が高
脂質
上記の要因全てに関連！

22. 細胞膜の脂質は、細胞の構造を保つためだけでなく
各種生理活性物質の材料の貯蔵庫でもある！

26. トロンボキサンA2とトロンボキサンA３
トロンボキサンA２は血小板凝集作用が強い！
トロンボキサンA３は弱い！
→抗血小板薬はトロンボキサンA３の合成や作用を阻害する
血管内ステント留置手術をした患者さんは一生のみ続ける
代表薬 アスピリン

27. 赤血球
膜が硬くなる
血小板
凝集性が高まる
白血球
まる
様々な要因によって惹起される酸化ストレスにより、粘着性が高
脂質
上記の要因全てに関連！

28. 血液がどろどろになると・・・・
毛細血管（直径１mm)がつまる！
赤血球 → 柔軟性を失い毛細血管を通過できなくなる
血小板 →
毛細血管に詰まる
白血球 →
同上

29. なぜ魚は健康にいいと言われているの？
EPADHADF

→血液をサラサラにする
→動脈硬化を予防

31. 血管収縮と血管拡張のバランスは
トロンボキサンA2とPGI2で成り立っている！
DHAやEPAをたくさん取ると
TXA3の割合が増え、血管緊張性が低下
エスキモーの人々は血液が固まりにくく、
高血圧や心血管疾患、脳血管系疾患の
割合が有意に低いことが統計的に
わかっています。
※グリーンランドに住む。イヌイットとも。
血中EPA、DHA濃度が高い。

32. 動脈硬化のメカニズム

34. EPAが主成分。鰯や鯖に含まれる不飽和脂肪酸と同じ成分
作用１
血小板の作用を抑える。血行障害による手足のしびれに
作用２
血中の中性脂肪を減らし、動脈硬化のリスクを減らす

35. まとめ
魚には融点の低い不飽和脂肪酸が豊富に含まれる
→弾力のある細胞膜に（中性脂肪も少ない）
魚に多く含まれるω−3脂肪酸（EPA、DHA）は赤血球凝集作用
血管収縮作用の弱い、トロンボキサンA３の材料となる。
→血液がサラサラに
→血管緊張性が低下
→
毛細血管の閉塞
動脈硬化防ぐ

36. 松阪牛の特徴と脂肪融点
松阪牛の美味しい訳は…。脂肪融点
まろやかな口当たりは脂肪が溶ける温度で決まり
○松阪牛の脂肪は低い温度で溶ける
不飽和脂肪酸は融点が低いので、これを多く含む牛肉
を口に入れるとすぐに溶けてまろやかな感じになりま
す。
（松阪牛の特徴）
松阪牛は不飽和脂肪酸の比率が高いので、乳用種や交雑
種はもちろん、同じ和牛と比べてもさらに融点が低く、
非常に舌ざわりが良くなって美味しさが強調されます。
※ 松阪牛の脂肪融点は、現在の研究では１７度前後。中
には１３～１４度くらいのものもあり、手のひらに乗せ
ただけで溶け出すほどです。
○牛の品種と脂肪融点
品 種組
織 融点（℃）
松阪牛 皮下脂肪 １７．４
和 牛 皮下脂肪 ２５．９
交雑種 皮下脂肪 ２９．９
乳用種 皮下脂肪 ３０．２