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関係フレーム理論
関係フレーム理論概論
関係フレーム理論とは
 複数の刺激間の関係を一方向にしか学習しなくても、
双方向的な学習ができることを説明する理論
 A-B間の関係とB-C間の関係を学習すると、直接学習し
ていないA-C間の関係を理解できるというもの(ベクトル
計算的)
言語行動
 聞き手の行動が媒介することで効果を獲得する行動で、
刺激または出来事を特定の方法で関係づける行動
 他者のふるまいによって、間接的に言語行動が強化さ
れる
 言語行動=社会的能力
 例:タクト、マンド
タクト
 事実に基づいた言語・発現 )例:イスを見て「イス」と言う
 私的出来事(思考・記憶・身体の内部感覚・情動)をタクトすることを
学ぶ方法
=タクトされる事柄と並行して起こる現象を他者も観察できるとき
例:子どもの皮膚が腫れているのを観察
1. 子どもが痛みを経験していると想定できる
2. その子が「痛いよー」と泣く⇒親は、想定された痛みをタクトして
いる言語行動を強化(痛いと泣く=想定している痛みを言語化し
ている、と繋がる)
 観察可能な行動が、私的出来事に対応して変わる
マンド
 特定の強化子によって制御され、その同じ強化子を指
定する言語行動
 自身の発言により、相手の行動が生起されるという“期
待”が存在している
⇔その行動により、自身の発言が“強化”されている
 例:「あっち行け」、「新聞とって」
ルール支配行動
1. 発言=先行事象 例:「外に行ってくれ」
2. それにより聞き手が行動 例:(外に行く)
3. その結果、部屋で1人になりリラックス
 この時、1)は行動2)と結果3)を特定している⇒ルールによって支
配されている「ルール支配行動」
※随伴性形成行動=実際に起きた結果を直接経験することによって
支配されている行動
※行動随伴性=オペラント行動とその直後の状況の変化との関係
随伴性形成行動とルール支配行動
 野球の外野フライキャッチ:随伴性形成行動
 人工衛星を回収する際の船長の行動:ルール支配行動
例:船長が人工衛星を回収する経験を多く積むと・・・ルー
ルから離れた行動をとることが可能になる(慣れ・経験等)
⇒随伴性形成行動に近づく
 ルール支配行動の利点:個人的な経験を必要としない点
派生的刺激関係
 特別な学習や訓練がなくても現れる刺激感の関係
1. 「EならD」を学習⇒別の関係である「D→E」の関係が
確立:刺激感に一つの関係「E→D」を訓練すると、別
の関係(D→E)が内包される
2. 「D→E」「D→Z」が訓練されると「D→Z」が派生:複合
的相互的内包
例)D:実物のクッキー、E:「クッキー」、Z:“おいしい”という
感覚
「クッキー」と実物のクッキーの関係性を学び(これが
「クッキー」か)、実物のクッキーを食べて“おいしい”と
感じる⇒「クッキー」は“おいしい”と分かる
例)言語訓練における、相互的内包と複合的
相互的内包
1. 英語しか知らない人に、「chair」という単語を見せた後
に,silla,travelなどの5単語を提示
2. もし「travel」を選択すると「間違い反応」
3. もし「silla(スペイン語で椅子)」を選択すると「正解反応」⇒
この反応が強化される⇒「chair→silla」と学習が成立
4. 同時に「silla→chair」関係(相互的内包)も派生
5. 同様に「silla」が提示された時「stol」を選ぶように訓練する
と、「stol→silla」(相互的内包)の関係も派生
6. 同時に、「stol」が提示されたときに「chair」を選択する(複
合的相互的内包)見込みも高くなる
派生的刺激反応
1. セッション1:3つの刺激{B,C,D}が見本合わせに用い
られ、互いに相互的内包、複合的相互的内包を通じ
ての関係しかもたないと提示
2. セッション2:1とは別のグループ{E,F,G}が互いに派
生的関係しか持たないように同様に関係付けられた
3. Bにのみ電気ショック⇒Bが提示された時に皮膚伝導
度の高まりを引き起こすように訓練
4. CとDが提示された時も何故か、皮膚伝導度が高まる
(Bとの物理的性質に基づいて関連付けは全くされて
いないのに)
派生的刺激反応の消去
1. {B,C,D}の各刺激すべてに派生的関係を確立
2. {B,C,D}の各刺激すべてに、提示⇒電気ショック延々
の訓練
3. Bが提示⇒電気ショックなし延々
4. Bが画面に表示された時、皮膚伝導度は低下すること
を確認(レスポンデント機能の消去の結果として期待)
5. 3の消去が、相互的内包、複合的相互的内包を通じ
てBと関係付けられていた{CとD}についても生じた
6. 派生的関係がないと、CやDに消去は起こらない
機能の変換
 刺激機能が派生的関係に基づいて変容されることを機
能の変換とよぶ
 先述の弁別という刺激機能以外でも、気分や性的機能
といった刺激機能でも同様の変換が確認されている
 「どのように言語行動が人間の行動全体と相互作用す
るのか?」
 ⇒派生的関係反応が人間行動全体に対して及ぼす効
果は、派生的刺激関係が確立された時に刺激機能が
変容されるという事実の結果=刺激機能の変換
恣意的・非恣意的関係
 恣意的関係:社会的文脈の中で合意された恣意的な刺
激に確立された派生的関係
 例:お金の価値(10円<50円<100円)
 非恣意的関係:刺激感の随伴性、または(般化のよう
に)関係づけられる刺激の形態的または物理的性質に
基づく関係
 例:時間的関係、等位、比較、因果関係
ルール支配行動と問題提起
 先行事象は、どのようにして、一見すると将来経験する
ような何かから(未経験の出来事から)、刺激機能を獲
得できるのだろうか
 先行事象は、それが存在したその時点では行動に対す
る影響力を有していなかったのに、どのようにして、ずっ
と後―あるいは何年後になってから起こる行動に影響を
与えることができるのだろうか
刺激機能の獲得
 従来の考え:先行事象は、直接の随伴性経験により、刺激機能を
獲得する
 例)イヌがボタン押し⇒エサ⇒ボタン押し=エサの刺激機能
 関係フレーム付け:直接経験は必要ない
 誰かが、恣意的に合意された、一連の音を発するだけ
 例)「この店のチキンは食べたらお腹壊す」(ルール)という一連の音
⇒<チキンを食べる>と<嫌悪的なこと>の等位関係が成立
 例)「大阪に行ったらタコ焼きを食べて」(ルール)⇒タコ焼きを食べ
た:一度でも大阪とタコ焼きを関係づけた経験があったから・・・一
定の刺激機能を有していた
 このためには、聴き手側に『時間的・因果的関係付け』『等位関係
付け』といったスキルが必要となる
様々なルール支配行動
 プライアンス:「行動と先行言語刺激(関係ネットワークま
たはルール)の一致に対して、社会的に媒介された強
化(ルールと行動間の等位のフレームに基づく)の履歴
のコントロール下にあるルール支配行動」
 トラッキング:「ルールと、そのルールとは独立した環境
の仕組みとの一致の履歴のコントロール下にあるルー
ル支配行動」(ここから100m先を右折したらコンビニだ)
 オーグメンティング:「様々な事象の結果としての機能の
程度を変える、関係ネットワークによるルール支配行動」
 プライアンス:ルールを出した人が「その手の中に持っ
ている」ものを得ようと努力する
 トラッキング:「何であれ、地図に載っているもの」を得よ
うと努力する
 オーグメンティング:あなた自身がそれに与える価値に
基づいて、結果を得ようと努力する
と言いかえることが可能
自己ルール
 自分自身に向けられたルールで、自分の行為に影響を
与える。ルールへの従命能力と自己の側面に沿った自
己の経験の両方を要する。
 例)「急げばバスに間に合う」~「この不安さえなんとか
払拭できれば、人生やり直すことができる」
ルール支配行動と問題解決
1. 私たちは事象のすべてを、比較・因果・時間・視覚取り
等のフレームを用いて関係付ける
2. 私たちは関係フレーム付けのもとで、利用可能となった
様々な選択肢に基づいて行動を起こす
3. 関係フレーム付けを通して変数を操作する時に、私た
ちは関係フレーム付けを、自己ルール形成のために用
いることができる
4. この形成されたルールが、行動に対してさらに影響力を
持つ
精神病理につながる「体験の回避」
 人間にとって、私的出来事は、関係フレーム付けを通じ
て、たやすく嫌悪性の刺激機能を獲得⇒体験回避の対
象となる
 嫌悪的な私的出来事に関するルールが、オーグメンタ
ルとして機能した場合、そのオーグメンタルはこれらの
私的出来事をコントロールすることに向けられる⇒体験
の回避確立
 しかし、思考や感情、身体感覚と言った私的出来事は
意思のコントロール外にあることが多い⇒私的出来事の
コントロールを指示するルールがそれらに対して効果的
に作用することは不可能⇒強い葛藤状態へ
臨床行動分析
機能分析と体験の回避
 体験の回避:短期的には望まない事象を取り除く効果
がある(負の強化)・・・“嫌悪によるコントロール下にある
状態”
 例:「自分は何かおかしいんじゃないか」という考え(内
的現象)を排除・制御しようと試行錯誤している状態
 別の人なら、「気を紛らわす」等、他の行動をとるかもし
れない:トポグラフィー的には区別される行動でも「不快
な体験の排除」が目的という意味では“機能的に類似し
ている”
機能分析とセラピー
 機能分析では、CPとCLは、CLの行動とそれに影響を与える
文脈要因間の関係性について、共にタクトし合う
 自分自身の行動とそれに影響する随伴性をタクトすることで、
人はそこでタクトした行動を、後に自らによって変容することが
可能となる
:言語行動は、相互的内包と複合的内包を通じて、他の出来
事が持つ刺激機能を変容する
 例)“飛び込む”という行動
以前:解決策を見出すための行動
対話後:気付きにより、「状況を悪化させる」という機能を獲得
セラピーの2つのゴール
 CPは、CLが機能していないルールへ追従することを
弱める。またCLが脱フュージョンできるように支援する
⇒CLは間接的な刺激機能との関係性においてより柔
軟に行動できるようになる
 CPは、CLが自ら価値を置き達成できるよう支援する。
CL自身にとって望ましい結果を見定め、それを達成で
きる可能性がより高まる方法で行動できるよう支援する
ACT(Acceptance and
Commitment Therapy)
ACTとは
 従来の心理療法:苦しいものを取り除くということに主眼
を置いている
 ACTの治療法の目的=”症状との関係性”を根本的に
変えること
心理的非柔軟性
1. 言語活動により、個人は特定の文脈化で無益な行動
を意味なく繰り返すようになる
2. この無益な行動の持続が、結果的に他の行動(建設
的な活動など)を抑圧⇒個人の活動の幅を狭める=
「心理的な非柔軟性」
 「心理的な非柔軟性」状態=精神病理
心理的非柔軟性=FEAR(恐怖)
 Fusion(フュージョン):認知的フュージョン
 Evaluation(評価):言語プロセスのもっている評価機能
のこと
 Avoidance(体験の回避)
 Reason Giving(理由づけ):言語行動の最大の問題が
言語的正統化プロセスである。個人の実体験に言語的
評価を加え、体験の回避を持続させる
認知的フュージョン
 言語事象(認知、感情、記憶、身体反応)mp不適切な
「行動調節機能」のこと
 認知的フュージョン文脈下では:行動の結果ではなく、
言語ルールに従い行動する傾向が強まる⇒不適切な行
動でも執拗に繰り返される
体験の回避
1. 認知的フュージョンにより、人は私的出来事を致命的なも
のとして受け止める
2. 私的出来事を取り除こうと様々な対処策を試みる(私的出
来事を制御しようとするルール支配行動)=体験の回避
 体験の回避=心理的非柔軟性を促進する問題プロセス(①
抑圧、②状況の逃避・回避)
 体験の回避は、負の強化随伴性により維持されている
心理的柔軟性=ACT
 Accept(受容):制御することで悪化する、或いは制御
できないような、望まない私的体験を受容する
 Choose(選択):目的や意味を拡大するような、価値づ
けられた人生の方向性のいくつかを選択する
 Take Action(行為に移す):価値に沿った行為のパ
ターンを可能な限り拡大していく
ACTの治療における6つのコア・プロセス
1. アクセプタンス:「私的出来事の制御や体験の回避」を行わ
ないで、判断を介さず受け取ること
2. 脱フュージョン:思考によるとらわれを軽減するプロセス
3. 「今、ここ」との接触:生じつつある体験の流れに対し、より十
分に接触しながら今を生きる
4. 文脈としての自己:「概念化された自己」との区別を体験
5. 価値:回避している心理的バリアと対決するのを援護してくれ
るような、生きる上での価値観を明確にする
6. コミットされた行為:価値づけられた人生の目的に合致した、
コミットされた行為のパターンを拡大していく
アクセプタンス
1. 既存の問題解決法へのチャレンジ
「思考・感情などを制御できれば行動問題は解決できるだろ
う」という考え方を気付かせ。それがいかに不機能か(袋小
路に至るか)を自覚してもらう
2. コントロールこそ問題
思考・感情などを制御しようとすればするほど、事態をより悪
化してしまうということを焦点化する:短期的には効果があっ
ても、長期的には単なる悪循環しか生み出さない
脱フュージョン
1. 言語が持つ限界を教える:言語が体験そのものを記述
できず、また言語は意味表象と発話機能の2側面を有
していることを示す
2. 記号と表象の区別を教える:複数の脱フュージョンの
手続きを教示し、問題となっている言葉の脱意味化を
実際に体験させる
3. ルールへの無自覚な遵守を頻発していることを教え
る:理由づけという習慣を自覚させ、記述と評価の区
別を示す
文脈としての自己
1. 「概念としての自己」に対する固執を軽減:自己に関する
「正しい/正しくない」という評価にいかに固執しているかの
自覚を促す
2. 「文脈としての自己」に対する自覚を促す:意識と意識内容
を区別する/“意識内容は変化するが、視点としての意識
は変化しない”ということを区別する
3. 「概念としての自己」と「文脈としての自己」と対比させる:自
己分析による「新たな自己に関する気付きや発見」を鵜呑
みにしない/自己に関する概念や意味内容が恣意的なも
のであることを示す
コア・プロセスにおけるテクニック
 メタファー
 パラドクス
 エクササイズ
 他
文献
 武藤編 『ACT(アクセプタンス&コミットメント・セラピー)
ハンドブック』 2011 星和書店
 ニコラス・トールネケ (著), 山本 淳一 (監修) 『関係フ
レーム理論(RFT)をまなぶ 』 2013 星和書店

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