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A2.
A3.
学びの主人公
同じ側に立つ
未来への広がり
A. 学びたい心を見つけ、育てる
B1.
B2.
B3.
学び方を学ぶ
疑問をもつ力
達成への粘り
B. 一段上へ引き上げる
C1.
C2.
C3.
学び続ける教師
世界への接点
自分なりの哲学
C. ともに高めあい、変わり続ける
Active Learning Patterns for Teachers
アクティブ・ラーニングのためのパターン・ランゲージ《 教師編》
おしゃべりの関係
なじみのチーム
自然な動き
心が動くこと
好きの深掘り
考えの可視化
グッド&ベター
視点のアップグレード
つながる感動
全体のなかの位置づけ
意図の共有
夢への対話
A4.
A5.
A6.
A7.
A8.
A9.
A10.
A11.
A12.
A13.
A14.
A15.
B4.
B5.
B6.
B7.
B8.
B9.
B10.
B11.
B12.
B13.
B14.
B15.
楽しい入口
とっつきやすい課題
いろんな参加
探究の道具
概念の体験
ポジティブなもやもや
挑戦への着火
晴れ舞台をつくる
超えるべきライン
自分で決める経験
成長への糧
リフレクション・ダイアローグ
C4.
C5.
C6.
C7.
C8.
C9.
C10.
C11.
C12.
C13.
C14.
C15.
余裕をつくる
自分のワクワク
まずやってみる
その場でのアレンジ
技のストック
一緒に改善
場を変える
想定外の取り込み
学びの編集者
ケーススタディ・カフェ
教科間コラボ
個性の集まり
13. C. Alexander, S. Ishikawa, M. Silverstein,
A Pattern Language: Towns, Buildings,
Construction, Oxford University Press, 1977
40年前に生まれた「パターン・ランゲージ」
Christopher Alexander,
The Timeless Way of Building,
Oxford University Press, 1979
クリストファー・アレグザンダー,
『時を超えた建設の道』 , 鹿島出版会, 1993
クリストファー・アレグザンダー 他,
『パタン・ランゲージ:環境設計の手引』,
鹿島出版会, 1984
14. Kent Beck & Ward Cunningham,
“Using Pattern Languages for Object-Oriented Program”,
OOPSLA '87, 1987
ソフトウェア分野の「デザイン・パターン」
Erich Gamma, Richard Helm, Ralph Johnson,
John M. Vlissides,
Design Patterns: Elements of Reusable
Object-Oriented Software, Addison-Wesley
Professional, 1994
Erich Gamma, Ralph Johnson, Richard Helm,
John Vlissides,
『オブジェクト指向における再利用のための
デザインパターン』 (改訂版),
ソフトバンククリエイティブ, 1999
15. James O. Coplien, Neil B. Harrison,
Organizational Patterns of Agile Software
Development, Prentice Hall, 2004
その後、組織や教育に応用された
James O. Coplien, Neil B. Harrison,
『組織パターン:チームの成長によりアジャイル
ソフトウェア開発の変革を促す』, 翔泳社, 2013
16. Pedagogical Patterns Editorial Board,
Pedagogical Patterns: Advice For Educators,
Createspace., 2012
その後、組織や教育に応用された
Mary Lynn Manns, Linda Rising,
Fearless Change: Patterns for Introducing
New Ideas, Addison-Wesley, 2005
Mary Lynn Manns, Linda Rising,
『Fearless Change:アジャイルに効く アイ
デアを組織に広めるための48のパターン』,
丸善出版, 2014
17. 井庭研でも日常的な活動のパターン・ランゲージを作成
ラーニング・パターン
創造的な学びのパターン・ランゲージ
(2009)
Ver. 0.50
Presentation Patterns Project
創造的プレゼンテーションのパターン・ランゲージ
プレゼンテーション・パターン
A Pattern Language for Creative Presentations
プレゼンテーション・パターン
創造的プレゼンテーションのパターン・
ランゲージ(2011)
Ver. 0.60
Collaboration Patterns Project
創造的コラボレーションのパターン・ランゲージ
コラボレーション・パターン
コラボレーション・パターン
創造的コラボレーションのパターン・
ランゲージ(2012)
Takashi Iba with Iba Laboratory
Collaboration Patterns
A Pattern Language for Creative Collaboration
“井庭研3部作”
27. 6.パターン・ライティング
各グループを、本格的なパターン形式で詳細に
記述する。
「種」を参照しつつも、全体像の中での位置づけを
踏まえながら、Context, Problem, Force,
Solution, Action, Consequence をつくっていく。
No.42(A5- 1:大きく伸ばす、広げるー夢と今をつなぐ)
「夢とつなぐ/夢へのはしご/夢への道具」
やりたいことが見つかれば、学ぶことが喜びに変わる。/夢への手段だと思うと、学びたくなる
Context【パターンの適応範囲の設定】
自発的に学ぶ意欲を引き出したい。
▼その状況において
Problem【顕在化されたジレンマ・拮抗】 注意:「わからない」「むずかしい」はジレンマではない
学んでいても、それが自分にどう役立つかがわかっていないと、ただ通り過ぎるだけになりがちで、さら
に深めたり広げたり、もっとやりたいという意欲が生まれない。
Force【拮抗している力の分解】
自分にどう役立つかを考えずに知識を増やしていっても、実際に得た知識を役立てることはできな
い。すると、学んだら自分の生活や考えが変わっていくという学びの効力感を感じられず、意味がわ
からないままにやらされている感覚になってしまう。また、浅く満遍なく知識に触れ、知の面白みを感
じることがなかったり、苦手克服ばかりに目がいってしまうと、やはり学ぶ意欲が引き出されにくい。
▼そこで
Solution【ジレンマを飛び越え解消する秘策】
夢ややりたいこと、目指したい未来を聞き、それを実現するために必要な力・知識として勉強を提示
する。
Action【具体例】
- 生徒の興味を軸として知りたい・わかりたいと思える課題を見つけてもらい、探究テーマに設定する。
- 将来の夢ややりたいことを実現するためには、教科の知識がどのように役立つのかや、大学でどのよ
うな専攻分野に触れることが必要かを提示する。(漫画家になるなら、心理学)
- 生徒のなかで、夢がまだはっきりしていないときは、質問をして選択肢をつくってあげながら一緒に見
つけていく。
Consequence【Forceが解消された結果】
- 自分の夢やよりよい未来を実現するために必要な勉強であると思えると、もっと学びたいという気持
ちをもつことができる。すると、正しい情報を取りまとめている教科書への感謝が生まれたり、知りたい
最新の情報を知ることができるための英語を学びたいと思えるようになったりする。
- そのようなサイクルが生まれると、学んだ結果が夢に近づく実感が持てるため、より積極的に学びを
続けることになる。(学べる環境に感謝できる。勉強はやらされるものではなく、自分のためにするもの
だと理解できるようになる)
Label:学ぶ意味に気づく(ための機会をつくる)
46. シャッフル
1人5枚配る
トランプのようにシャッフルする
人の前に1枚ずつ置いていき、最終的に1人5枚になるように配る。
手持ちのカードを見て、経験があるもの・普段やっているものを選ぶ。
経験のあるカードを選ぶ
パターンと自分の経験談の紹介
順番に、自分の選んだパターンを紹介し、その経験談を話す。
経験談を聞き終わったら、話してくれた人へ感謝の気持ちを込めて、
拍手を送る。
パターン・カードを用いた対話ワークショップ
Table Dialogue with Pattern Cards
▼
そ
の
状
況
に
お
い
て
▼
そ
こ
で
生
徒
が
授
業
の
進
め
方
や
目
的
に
疑
問
を
感
じ
て
い
る
と
、
授
業
に
対
す
る
積
極
性
が
低
下
し
、
主
体
的
な
学
び
に
は
つ
な
が
ら
な
い
。
授
業
中
に
、
生
徒
か
ら
薄
い
反
応
し
か
返
っ
て
こ
な
い
。
一
緒
に
改
善
自
分
だ
け
が
授
業
を
つ
く
っ
て
い
る
の
で
は
な
い
。
そ
の
場
に
関
す
る
自
分
の
気
持
ち
や
迷
い
を
素
直
に
口
に
出
し
て
み
て
、
生
徒
の
意
見
を
聞
き
、
対
話
を
し
な
が
ら
一
緒
に
よ
り
よ
い
授
業
に
つ
く
り
直
し
て
い
く
。
と
も
に
高
め
あ
い
、
変
わ
り
続
け
る
ー
生
徒
と
と
も
に
つ
く
る
C9
▼
そ
の
状
況
に
お
い
て
▼
そ
こ
で
生
徒
が
授
業
の
進
め
方
や
目
的
に
疑
問
を
感
じ
て
い
る
と
、
授
業
に
対
す
る
積
極
性
が
低
下
し
、
主
体
的
な
学
び
に
は
つ
な
が
ら
な
い
。
授
業
中
に
、
生
徒
か
ら
薄
い
反
応
し
か
返
っ
て
こ
な
い
。
一
緒
に
改
善
自
分
だ
け
が
授
業
を
つ
く
っ
て
い
る
の
で
は
な
い
。
そ
の
場
に
関
す
る
自
分
の
気
持
ち
や
迷
い
を
素
直
に
口
に
出
し
て
み
て
、
生
徒
の
意
見
を
聞
き
、
対
話
を
し
な
が
ら
一
緒
に
よ
り
よ
い
授
業
に
つ
く
り
直
し
て
い
く
。
と
も
に
高
め
あ
い
、
変
わ
り
続
け
る
ー
生
徒
と
と
も
に
つ
く
る
C9
▼その状況において
▼そこで
生徒が授業の進め方や目的に疑問を感じていると、
授業に対する積極性が低下し、主体的な学びにはつ
ながらない。
授業中に、生徒から薄い反応しか返ってこない。
一緒に改善
自分だけが授業をつくっている
のではない。
その場に関する自分の気持ちや迷いを素直に口に出
してみて、生徒の意見を聞き、対話をしながら一緒
によりよい授業につくり直していく。
ともに高めあい、変わり続ける
ー
生徒とともにつくる
C9
▼その状況において
▼そこで
苦手なことをつぶしていき、まんべんなくできるよ
うにするということを重視すると、学ぶことは苦し
いことだという印象が強くなる。
学ぶ楽しさを感じてほしい。
好きの深掘り
知りたい、わかりたいという欲求に素直になる。
「知りたい」「わかりたい」という欲求を呼び起こし、
学ぶことの楽しさを味わう経験をもてるように、好
きなテーマを徹底的に掘り下げる機会をつくる。
学びたい心を見つけ、育てる ー 興味の原石を見つける
A8
▼その状況において
▼そこで
授業で知った概念を単純に覚えることを続けていて
も、なかなか使える知識として定着させることはで
きない。
新しい考え方や概念を教えている。
概念の体験
学んだ知識を使ってみると、
自分事になる。
学ぶべき概念を知ったあと、それを体現する機会を
つくる。
一段上へ引き上げる ー いまの自分の世界を広げる
B8
47. 手持ちのカードを見て、他の人から経験談や秘訣を聞いてみたいカー
ドを選ぶ。
他の人の経験談や秘訣を聞いてみたいカードを選ぶ
パターンの紹介と質問
自分の選んだパターンを紹介し、その経験者がいるかどうかを聞く。
経験者がいたら経験談や秘訣を話してもらい、終わったら拍手を送る。
パターン・カードを用いた対話ワークショップ
Table Dialogue with Pattern Cards
▼
そ
の
状
況
に
お
い
て
▼
そ
こ
で
生
徒
が
授
業
の
進
め
方
や
目
的
に
疑
問
を
感
じ
て
い
る
と
、
授
業
に
対
す
る
積
極
性
が
低
下
し
、
主
体
的
な
学
び
に
は
つ
な
が
ら
な
い
。
授
業
中
に
、
生
徒
か
ら
薄
い
反
応
し
か
返
っ
て
こ
な
い
。
一
緒
に
改
善
自
分
だ
け
が
授
業
を
つ
く
っ
て
い
る
の
で
は
な
い
。
そ
の
場
に
関
す
る
自
分
の
気
持
ち
や
迷
い
を
素
直
に
口
に
出
し
て
み
て
、
生
徒
の
意
見
を
聞
き
、
対
話
を
し
な
が
ら
一
緒
に
よ
り
よ
い
授
業
に
つ
く
り
直
し
て
い
く
。
と
も
に
高
め
あ
い
、
変
わ
り
続
け
る
ー
生
徒
と
と
も
に
つ
く
る
C9
▼
そ
の
状
況
に
お
い
て
▼
そ
こ
で
生
徒
が
授
業
の
進
め
方
や
目
的
に
疑
問
を
感
じ
て
い
る
と
、
授
業
に
対
す
る
積
極
性
が
低
下
し
、
主
体
的
な
学
び
に
は
つ
な
が
ら
な
い
。
授
業
中
に
、
生
徒
か
ら
薄
い
反
応
し
か
返
っ
て
こ
な
い
。
一
緒
に
改
善
自
分
だ
け
が
授
業
を
つ
く
っ
て
い
る
の
で
は
な
い
。
そ
の
場
に
関
す
る
自
分
の
気
持
ち
や
迷
い
を
素
直
に
口
に
出
し
て
み
て
、
生
徒
の
意
見
を
聞
き
、
対
話
を
し
な
が
ら
一
緒
に
よ
り
よ
い
授
業
に
つ
く
り
直
し
て
い
く
。
と
も
に
高
め
あ
い
、
変
わ
り
続
け
る
ー
生
徒
と
と
も
に
つ
く
る
C9
▼その状況において
▼そこで
生徒が授業の進め方や目的に疑問を感じていると、
授業に対する積極性が低下し、主体的な学びにはつ
ながらない。
授業中に、生徒から薄い反応しか返ってこない。
一緒に改善
自分だけが授業をつくっている
のではない。
その場に関する自分の気持ちや迷いを素直に口に出
してみて、生徒の意見を聞き、対話をしながら一緒
によりよい授業につくり直していく。
ともに高めあい、変わり続ける
ー
生徒とともにつくる
C9
▼その状況において
▼そこで
苦手なことをつぶしていき、まんべんなくできるよ
うにするということを重視すると、学ぶことは苦し
いことだという印象が強くなる。
学ぶ楽しさを感じてほしい。
好きの深掘り
知りたい、わかりたいという欲求に素直になる。
「知りたい」「わかりたい」という欲求を呼び起こし、
学ぶことの楽しさを味わう経験をもてるように、好
きなテーマを徹底的に掘り下げる機会をつくる。
学びたい心を見つけ、育てる ー 興味の原石を見つける
A8
▼その状況において
▼そこで
授業で知った概念を単純に覚えることを続けていて
も、なかなか使える知識として定着させることはで
きない。
新しい考え方や概念を教えている。
概念の体験
学んだ知識を使ってみると、
自分事になる。
学ぶべき概念を知ったあと、それを体現する機会を
つくる。
一段上へ引き上げる ー いまの自分の世界を広げる
B8