2. プロジェクトマネジメント勉強会
（PMBOK概要）
@take3000
Takehara.Masashi
調達兼マーケティング
#DevLOVE、#FxUG、#SilverlightUG、#redajp

3. http://www.everystockphoto.com/photo.php?imageId=22643

4. ①この勉強会には新しい知識はありません
②集中してください
③わからない単語はその場で質問してください
④私はウソをつきます

5. はじめに

6. プロジェクト
マネジメント
って何？

7. っていう漠然としたテー
マではじめるとドツボに
はまるので、今日は
PMBOKに沿ってお話し
します。

8. ＰＭＢＯＫ
って何?

9. Project
Management
Book
Of
Knowledge

10. ウィキペディアによると
http://blogs.toonboom.com/professional/wp-content/uploads/2008/05/wikipedia-logo.png

11. PMBOK
──────────────────────
PMBOK（ぴんぼっく、Project Management Body of Knowledge、プロ
ジェクトマネジメント知識体系）とは、プロジェクトマネジメント協会が提供
する、プロジェクトマネジメントの知識体系である。
目次 [非表示]
概要
──────────────────────
PMBOKは、国際的に標準とされているプロジェクトマネジメントの知識体
系（ガイド、手法、メソドロジー、ベストプラクティス）であり、建設、製造、ソ
フトウェア開発などを含む幅広いプロジェクトに適用できるプロジェクトマネ
ジメントの基盤を提供する[1]。
PMBOKはプロジェクトマネジメント協会（PM協会、Project Management
Institute、PMI）が、PMBOKガイド（A Guide to the Project Management
Body of Knowledge、PMBOK Guide）として提供しており、最新版は第4
版である。またPMI本部が認定するプロジェクトマネジメントの国際資格に、
PMP（プロジェクトマネジメントプロフェッショナル）がある。日本にはPMI日
本支部がある。

13. 多くのフォロアー?
が生まれた。

14. ・SWEBOK
(ソフトウェアエンジニアリング基礎知識体系)
・SQuBOK
(ソフトウェア品質知識体系)
・BABOK
(ビジネスアナリシス知識体系)
・SABOK
(システムアナリシスとの知識体系)
・REBOK
(要求工学知識体系)
・DMBOK
(データマネジメント知識体系)

15. http://www.everystockphoto.com/photo.php?imageId=22643

16. この知識体系に
専門知識はつい
ていません。
(※ 別売り)

17. ※用法用量は守ってお使い下さい。
(まずSWEBOKとの併用がお奨めです)
http://arara.ti-da.net/e1643627.html

18. PMBOKによる
プロジェクトの
定義(特性)

19. 1.有期性
2.独自性
3.段階的詳細化

20. 1.有期性
2.独自性
3.段階的詳細化

21. 始まりがあって、
終わりがある。
http://www.shinrankai.or.jp/jinsei/jin01.htm

22. 1.有期性
2.独自性
3.段階的詳細化

23. 同じ物はない。
http://jp.makezine.com/blog/2008/01/post_173.html

24. 1.有期性
2.独自性
3.段階的詳細化

25. 細かいこと
(本当のこと)は、
後から少しずつ
わかる。。。

26. プロジェクトとは、ある
一定の期間において、
唯一の成果物(モノ
/サービス)を生み出す
ための活動である。

27. プロジェクト
マネジメント
って何？

28. あえて

29. 一言で表すと

30. フォース
に調和を
もたらす
こと
http://www.mystarwarsposter.com/star-wars-poster/

31. 説明しよう

32. ウィキペディアによると
http://blogs.toonboom.com/professional/wp-content/uploads/2008/05/wikipedia-logo.png

33. プロジェクトマネジメント
（プロジェクト管理）とはプ
ロジェクトを成功裏に完了
させることを目指して行わ
れる活動のことである。

34. プロジェクトマネジメント（プロジェクト管理）
とはプロジェクトを成功裏に完了させること
を目指して行われる活動のことである。これ
にはプロジェクトを構成する各活動の計画
立案、日程表の作成、および進捗管理が含
まれる。

35. ちょっと足らない

37. プロジェクトマネジメント（プロジェクト管理）
とはプロジェクトを成功裏に完了させること
を目指して行われる活動のことである。これ
にはプロジェクトを構成する各活動の計画
立案、日程表の作成、および進捗管理が含
まれる。
また、利害が相反する関係者の意見を集約
し、制約を利用しつつ、プロジェクトにおける
共通目的を達成するために行うあらゆる活
動。

38. だから

39. フォース
に調和を
もたらす
こと
http://www.mystarwarsposter.com/star-wars-poster/

40. じゃ、何をするの？

41. プロセス順に説明

42. でも
「プロセス」
っていうと

43. こういうのとか

44. こういうのとか
http://www.thegeofactor.com/wordpress/wp-content/uploads/2008/01/rugby%20scrum.jpg

45. こういうイメージが
あると思うんです。
http://www.marine-marine.com/costco_list_plastic_wrap.html

46. PMBOKのプロセス
はもうちょっと汎用
性のある(抽象的)
なものです。

47. http://jibun.atmarkit.co.jp/lskill01/special/pmbok3rd/pmbok01.html

48. 確かに抽象的だけど、どん
なプロジェクトであってもこ
の5つは共通して必要。

49. プロセスの偏重は罠

50. 身近な例

51. ガンプラ

52. 1.頭
2.胴体
3.手
4.足
5.ｼｰﾙﾄﾞ
6.ﾗｲﾌﾙ

53. 1.頭
2.胴体
3.手
4.足?
5.ｼｰﾙﾄﾞ?
6.ﾗｲﾌﾙ?

54. プロジェクトは「独自性」の特
性を備えていることに注意し、
プロセスを盲信しないこと。
アジャイルだから上手くいく、
ウォーターフォールだから失敗
するわけではないこと。

55. （～略）
これにより、本書で述べる知識、スキル、プロ
セスを常にすべてのプロジェクトへ画一的に
適用すべきであるといっているわけではない。
プロジェクト・マネジャーは常に、プロジェクト・
チームと協力して、当該プロジェクトでは、ど
のプロセスが適切であり、各プロセスをどの程
度の厳密さで実施すべきかを決定する責任
がある。
（略～）
－PMBOKより(3版か4版のどっちか)

56. 何をやるのか？
やらないのか？

57. 曇りなき眼で見定めてプロ
ジェクトを計画すること。
http://ameblo.jp/caqsule/image-10485874410-10457918270.html

58. 「計画？」

59. http://jibun.atmarkit.co.jp/lskill01/special/pmbok3rd/pmbok01.html

60. 何をどう計画する？

61. PMBOKにはほとんどの
プロジェクトで共通する
知識領域が9つ用意さ
れている。

62. 1. 統合
2. スコープ
3. タイム
4. コスト
5. 品質
6. 人的資源
7. コミュニケーション
8. リスク
9. 調達

63. プロジェクト
スコープマネジメント
• スコープ計画
• スコープ定義
• WBS作成スコープ
• 検証スコープ・コントロール

64. プロジェクト
タイムマネジメント
•アクティビティ定義
•アクティビティ順序設定
•アクティビティ資源見積り
•アクティビティ所要期間見積り
•スケジュール作成
•スケジュール・コントロール

65. プロジェクト人的資源
(ﾘｿｰｽ)マネジメント
• 人的資源計画
• プロジェクト・チーム編成
• プロジェクト・チーム育成
• プロジェクト・チームのマネジメント

66. プロジェクトコストマネジメント
• コスト見積もり
• コストの予算化
• コスト・コントロール

67. プロジェクト品質マネジメント
•品質計画
•品質保証
•品質管理

68. プロジェクトコミュニケーション
マネジメント
• コミュニケーション計画
• 情報配布
• 実績報告
• ステークホルダー・マネジメント

69. プロジェクトリスクマネジメント
• リスク・マネジメント計画
• リスク識別
• 定性的リスク分析
• 定量的リスク分析
• リスク対応計画
• リスクの監視コントロール

70. プロジェクト調達マネジメント
• 購入・取得計画
• 契約計画
• 納入者回答依頼
• 納入者選定
• 契約管理
• 契約終結

71. プロジェクト統合マネジメント
• プロジェクト憲章作成
• プロジェクト・スコープ記述書暫定版作成
• プロジェクトマネジメント計画書作成
• プロジェクト実行の指揮・マネジメント
• プロジェクト作業の監視コントロール
• 統合変更管理
• プロジェクト終結

72. インプットとアウトプットに着目し、
シンプルに考えること。
全て下記のパターンでできてる。
1. ○○のインプット
2. ○○のツールと技法
3. ○○のアウトプット

73. いきなり全部細かに
かくのはしんどいから、
簡単なところから。

74. 顧客名
・プロジェクト名
・担当者名
・プロジェクト（システム）の目的、背景
－スコープ/SOW(Statement of work)
＊機能（ユースケース上）スコープ
＊システム構成上のスコープ
＊作業スコープ
＊成果物スコープ
－契約、支払いに関する特記事項
－予算
－時期
－技術における特記事項,制約
－開発時の体制/調達

75. このレベルでもしっか
り書く(把握する)だけ
で、プロジェクトの見
通しは随分違う。

76. http://www.everystockphoto.com/photo.php?imageId=22643

77. コミュニケーション

78. コミュニケーションパスを求める式
n(n-1)/2
n=メンバーの数
※コミュニケーションパスは指数的に増加します。

79. このパスは空間軸
(他人)だけでなく、
時間軸(未来の自
分)にも発生する。

80. 「計画」

81. 丌確実性のコーン
http://www.pmaj.or.jp/online/0901/message4.html

82. ブルックスの法則
http://perfdynamics.blogspot.com/2010/06/calculating-cost-of-elastic-capacity.html

83. PERT図

84. ガントチャート

85. バーンダウンチャート

86. SWEBOKから
一つだけ抜粋

87. 「瑕疵」

88. 1. エラー
2. フォールト
3. 故障
4. 間違い

89. そろそろまとめ

90. プロジェクトは
人が為すこと
http://s3.amazonaws.com/estock/nasas1/7/51/79/everystockphoto-nasa-space-75179-o.jpg

91. 知識も大事だけど、
相手の気持ちを推
し量ることも大事

92. メンバーに対する
プロジェクトマネジメント

93. 正しい管理の四つの本質
1. 適切な人材を雇用する。
2. その人材を適所にあてはめる。
3. 人びとの士気を保つ。
4. ﾁｰﾑの結束を強め、維持する。
(それ以外のことは全部管理ごっこ)
「デッドライン―ソフト開発を成功に導く101の法則」
トム デマルコ (著), 伊豆原 弓 (翻訳) 日経BP社

94. って、

95. こんなPMの人も
言ってましたよね。
http://unrealitymag.com/wp-content/uploads/2009/02/johnny-depp-jack-sparrow.jpg

96. お客さまに対する
プロジェクトマネジメント

97. “AgileConference2009”
というイベントで聞いた話
が元ネタ
※想い出補正付き

98. 質問者
「アジャイル型の開発プロ
セスを導入したいが、日本
では請負契約でウォーター
フォール型の開発が主流
となっている。どうすれば
良いか？」

99. 回答者

100. そういう問題は私たちも経
験している。契約書はテン
プレート化されており、現
場と接点の薄い調達部門
で処理される。よって変え
られない。

101. しかし、私たちが柔軟な開
発を望むように、顧客だっ
て柔軟な対応を望んでい
るのではないか？

102. そこで(アジャイルにある)、
ショートサイクルリリースを
行い、少しずつ顧客の信
頼を得ていくことを心掛け
ている。

103. 信頼関係の構築

104. 「１対１もオフェンスの選択肢の
一つにすぎねぇ
それが わからねぇうちは
おめーには負ける気がしねえ」
仙道彰（陵南バスケ部）
http://www.great-saying.com/w-slumdunk51.html

105. 「顧客要求の本質」
を掴むことが大事!

106. http://www.amazon.co.jp/gp/product/images/4822282686/ref=dp_image_0?ie=UTF8&n=465392&s=books

107. 次回
「要求開発」編

108. 乞うご期待