Azureサーバーレス＆LINE API フル活用のシステム事例紹介！
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2020/5/28 クラウドが得意なLINE API Expert集合!サーバレス×LINEでアプリ開発してみたLT https://linedevelopercommunity.connpass.com/event/175636/
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Azureサーバーレス＆LINE API フル活用のシステム事例紹介！
- 1. Azureサーバーレス＆LINE API フル活用のシステム事例紹介！ 平林 拓将（ひらりん） himarin269 / himanago クラウドが得意なLINE API Expert集合!サーバレス×LINEでアプリ開発してみたLT 2020/5/28
- 2. About me • name： 平林 拓将（ひらりん） • work： テクニカルトレーナー＆開発 • award/title: - Microsoft MVP for Azure（2019.11～） - LINE API Expert（2020.3～） • like: - C# / serverless / cross-platform • social: - Twitter：@himarin269 - GitHub：himanago - Blog：http://himanago.hatenablog.com/
- 4. Pickup • Azure Functions • Azure Cosmos DB • Azure SignalR Service
- 5. Azure Functions • サーバーレスなコード実行環境 • さまざまな言語に対応 ＆ カスタムハンドラー • 豊富なトリガーと入出力バインディング
- 6. Azure Cosmos DB • 惑星規模のアプリケーションにも対応 • Free Tier 登場で小規模向けにも使 いやすく • サーバーレスへの対応
- 7. Azure SignalR Service • クライアントをリアルタイム更新する WebSocket のためのサービス • 出力バインディングでFunctions と簡単に統合できる
- 9. システム（バックエンド） 各種スキル （自動応答） システム概要 ～２つの応答モードをもつ LINE Bot ～ Bot LIFF skill skill skill NLU ユーザー 管理・運営側 個別トーク エンド ポイント 管理画面 （ブラウザ） 自動応答と担当者との 個別トークをユーザーが 切り替えて利用 自然言語処理により 適切な Bot スキルを 呼び出し、対話フローを開始 Botユーザーとの リアルタイムなチャット 自動応答の対話フローと LIFF画面を併用 ＆ icon / nickname switch
- 10. 応答モード？ • LINE Official Account Manager から設定できるけど… Bot 全体で動作が 切り替わってしまう！ ユーザーごとに 応答モードを 変えたい！
- 11. システム（バックエンド） 各種スキル （自動応答） Bot LIFF skill skill skill NLU ユーザー エンド ポイント 自動応答と担当者との 個別トークをユーザーが 切り替えて利用 管理・運営側 個別トーク 管理画面 （ブラウザ） Botユーザーとの リアルタイムなチャット 応答モードの切り替えと 個別トーク画面を実装！ ① LINE とチャットできる“リアルタイムWeb”
- 13. データの更新をリアルタイムに反映 出典： Azure Functions で SignalR Service バインドを使用したリアルタイムのサーバーレス アプリケーション https://azure.microsoft.com/ja-jp/blog/real-time-serverless-applications-with-the-signalr-service-bindings-in-azure-functions/
- 15. Bot エンド ポイント 個別トーク 管理画面 （ブラウザ） LINE とチャットできる“リアルタイムWeb” メッセージを保存 Change Feed （Cosmos DB Trigger） 出力バインディング SignalR Service HTTPトリガー Cosmos DB Functions リアルタイム更新
- 16. Bot エンド ポイント 個別トーク 管理画面 （ブラウザ） Web → LINE も同じしくみ Push Message メッセージ保存 メッセージ送信 icon / nickname switch により 運営側ユーザーのアイコンと表示名で送信
- 17. システム（バックエンド） 各種スキル （自動応答） Bot LIFF ユーザー 管理・運営側 個別トーク エンド ポイント 管理画面 （ブラウザ） 自然言語処理により 適切な Bot スキルを 呼び出し、対話フローを開始 ② 自然言語処理＆自動応答 skill skill skill NLU
- 18. Bot エンド ポイント skill skill skill NLU 「スキル」という単位で 自動応答の機能を実装 https://github.com/nkjm/bot-express 複数回の対話フローでスキルを実行 （割り込みによる中断・再開も可） ※ イメージはAzure Functions（C#）版 bot-express 自然言語処理は 好きなものを
- 19. システム（バックエンド） 各種スキル （自動応答） Bot LIFF skill skill skill NLU ユーザー 管理・運営側 個別トーク エンド ポイント 管理画面 （ブラウザ） 自動応答の対話フローと LIFF画面を併用 ③ Messaging API と LIFF の連携
- 20. Durable Functions • ３種の関数を組み合わせてステートフルな処理を 実現する Azure Functions の拡張機能 スターター関数 オーケストレーター関数 アクティビティ関数 • HTTPトリガーなど通常の関数 • オーケストレーターを起動する • ステートフルな処理をとりまとめる 関数オーケストレーションを担当 • 裏で何度も再実行され、持続的な 処理としてふるまう • オーケストレーターからの実行指 示で起動する関数 • アプリケーションの機能を担当 アクティビティ関数 アクティビティ関数 履歴などの実行情報をストレージに書き込んで勝手に管理してくれる！
- 22. Bot LIFF エンド ポイント Messaging API と LIFF の連携 HTTPトリガー オーケストレーター LIFFのURLを返却 イベント待機 WaitForExternalEvent アクティビティ インスタンスID（LINEユーザーID） とイベント名を指定 LIFFの入力を 前提とした処理 何らかの処理 ＋ RaiseEventAsync LINEユーザーIDを インスタンスIDとして起動 LIFFの入力データ イベント発火
- 24. エンティティ関数（Durable Entities） • Durable Functions の新機能（2.0～） • サーバーレスな関数でありながら、一意なIDを持って 単独で状態を保持できる
- 27. システム（バックエンド） 各種スキル （自動応答） システム概要 ～２つの応答モードをもつ LINE Bot ～ Bot LIFF skill skill skill NLU ユーザー 管理・運営側 個別トーク エンド ポイント 管理画面 （ブラウザ） 自動応答と担当者との 個別トークをユーザーが 切り替えて利用 自然言語処理により 適切な Bot スキルを 呼び出し、対話フローを開始 Botユーザーとの リアルタイムなチャット 自動応答の対話フローと LIFF画面を併用 ＆ icon / nickname switch
- 28. まとめ • Azure Functionsを軸に イベント駆動でサービスが簡単につながる • ステートフルな Durable Functions は LINE API と相性抜群 • Azure サーバーレス × LINE API はいいぞ