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• The application of scientific
knowledge to legal
problems; especially :
scientific analysis of physical
evidence (as from a crime
scene) (by Webster)
•Forensic Medicine 「法医学」
•Forensic Chemistry 「法化学」
17. 証拠保全ガイドラインの内容
3 対象物の収集・取得・保全
3.1 対象物の状態の把握
3.2 収集・取得・保全するための
対象物の処置
3.3 その他、収集・取得・保全する
必要性がある対象物
4 証拠保全機器の準備
4.1 複製先(コピー先、以下同じ)に
用いる媒体(記憶装置)
4.2 証拠保全機器に求められる機能
4.3 証拠保全ツールに関する要件
4.4 その他、証拠保全に必要な機器・
機材・施策の準備
5 証拠保全作業中・証拠保全作業後
5.1 代替機・代替ツール・代替手段の準備
5.2 立会人等
5.3 同一性の検証
5.4 証拠保全の正確性を担保する作業内容の記録
5.5 複製先の取扱い
5.6 Webで提供されているサービスに係る収集
・取得・保全
5.7 ネットワークログからの証拠データ抽出
付録
1 チェックシート(デスクトップPCの場合)
2 証拠保全ガイドライン用語集(Glossary)
3 デジタル・フォレンジックに関連する我が国の
主な刑事法
4 関連資料紹介
5 Chain of Custody(CoC)シート例
6 刑事・民事におけるデータ収集と
解析フローイメージ図
7 参考資料
20. 3.2.1 対象物がコンピュータで、
電源がOFF の状態の場合
① 原則として電源をON にしてはならない。
• HDD/SSD 全体暗号化等、やむを得ず電源を
ON にしなければ証拠保全ができない場合を除く。
但 し、その場合も証拠保全作業の責任者の指揮
の下、電源をON にした時のリスク(ファイルの
タイムスタンプや内容の変更などの影響)を受容
して、証拠保全作業を実施する。
• ファームウェアのマルウェア感染や意図的な改ざ
んが行われる可能性がある場合は、電源をON
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