2015/02/21 JAWS-UG広島 の資料

1. AWSはどういうところから
使いはじめられているのか？
JAWS-UG広島
2015.02.21

2. 金春利幸（Toshiyuki Konparu）
R3 institute Ltd.
Manager, Solution Architect
JAWS-UG Osaka Core Member
Work
Community
Official kintone Evangelist
Social
Facebook: t.konparu
Twitter: t_konparu
JOIN US!
kintone Café Osaka Core Member

3. R3 instituteのご紹介
2000年創業のシステムによる問題解決会社
2012年からAWSのパートナー
2014年からサイボウズ(kintone)のパートナー
業務設計 仕様検討 設計 開発 教育 運用
すべてをワンストップで提供
http://www.r3it.com/
アールスリー 検索

4. ほりうちんぐって
ご存じですか？

5. ほりうちんぐ：
勉強会で遠出するときに奥さん
を連れていくこと

6. 今日は息子（双子のうち1人）
を連れてきています

7. これを
こんぱりんぐ
と呼ぶことにします

8. 弊社が経験してきた、AWSを最初
に入れるときの事例をご紹介します

9. • AWSは使ってみたいけど、どういうところからど
ういう風に使っていけばいいかわからない
• 社内にメリットをどう説明すればいいかわからない
• よくわかっていないので色々不安
（特にセキュリティ）
AWS導入のハードル

10. • クリックでサーバ起動するってほんま？信じられへん！
• クラウドにしたらサーバ落ちへんねやんな？
• 日本企業ちゃうから何かあっても、冷たいんちゃうん？
• データセンターに行かんくても運用できるってどういう
ことなん？
• 社長が、データを外に置いたらあかん言うてる・・・
• つきあいのあるベンダーがクラウドはあかん言うてる
実際にあった声

11. 事例と言えば・・・
そんな派手な事例うちにはないわ

12. 事例1: ずっと動かす必要のないシステム
毎月協力会社から送られてくるCSVやエクセルの請求データ
を一括して読み込み・集計し基幹システムへ送るシステム

13. システムの特徴
• システムを利用するのは請求データが届く月末・月初の数
日間のみ
• 締日までに処理しないといけないため、利用する期間には、
システムが止まっては困る
• 集計のやり直し等で通常期間以外にも利用することがある
• 課金されるのは起動している間だけ
• サーバ障害時も再起動すれば新しいサーバに移る
• サーバの起動もすべてプログラムから制御できる
AWSの特徴を積極的に利用

14. 実際に構築したシステム
• 利用期間以外はサーバを停止
• 夜間もサーバを停止
• 稼働中は死活監視を行い、サーバ異常
時には自動的にサーバを復旧
• サーバ停止時にすべてをバックアップ
• 手動でシステム一式を起動する仕組み
も準備
Oracle、Windowsのライセンス込みで
12,000円/月

15. システム導入後の変化
• サーバ起動のスケジュールはお客様に自由に設定していただける
ようにした
• お客様自身が起動スケジュールの最適化を行われ、月額費用が
7∼8,000円程度にまで削減された
常に動かす必要のないシステム（意外と多い）は
AWSを活用すると劇的に安く利用できます

16. 事例2: クラウドのセキュリティの高さを利用
既存システム(弊社開発)に外部からモバイル経由でアクセスしたいが、
自社内に外部から入れるVPNの仕組みを持ちたくない

17. AWSで実施するメリット
・既存のネットワークにあまり手を入れたくない（AWSへの固定のVPNのみ）
・当初は実験の意味もありAWSであればダメだったとして止めればよい
・細かなアクセス制御もAWS側で簡単に行える
・VPNユーザ管理も含めて弊社で管理できる
・将来的に各種サーバをAWS化した時にもそのままVPNの仕組みは利用できる
まず試す、ダメならやめる。
AWSならコストも手間もかけずにできます

18. 事例3: IoTとクラウド
FTPサーバ DBサーバ
全国に設置された機器から
大量にデータが送られてくる

19. AWSのマネージドサービスを活用
Kinesis Lambda DynamoDB ELB
EC2

20. クラウド×クラウドで実現できる新しいIT

21. R3がクラウドを組合せて実現できる新しいIT
kintoneを単体で使うだけでなく、
AWSと組み合わせることによって、
AWSの強力なインフラを使った機能や、
既存システムとの柔軟な連携を実現できる。
しかも、それをハイスピードで実現できる。
ハイスピードSIの実現

22. クラウド × クラウド
基幹システム
（弊社開発）
周辺業務
弊社で開発した基幹システムを改良す
るよりも、kintoneで構築して連携させ
る方が開発費を抑えられる
周辺業務は変化も激しいため変更が容
易なkintoneが向いている

23. AWSを経由して基幹システムと連携
AS/400
連携
プログ
ラム
kintone
App
VPN Internet

24. Save The Date!
3月22日 新宿でJAWS-UGの全国イベントがあります。
私、実行委員長なので来てください。お願いします。
現
在
参
加
申
込
者
1100人
Over

25. Thank you