「研究室紹介」 高久雅生（筑波大学図書館情報メディア系） 2017年11月7日（火） 第19回図書館総合展「研究室100連発」（ARG社ブース企画）

1. 研究室紹介
2017年11月7日（土）
高久 雅生
筑波大学・図書館情報メディア系
masao@slis.tsukuba.ac.jp
http://www.slis.tsukuba.ac.jp/takaku-lab/
1

2. 自己紹介
• 高久雅生（たかく まさお）
– 図書館情報メディア系 准教授
• 情報循環分野
– 2013年度に着任（4年目）
• 前職: 物質・材料研究機構 エンジニア
• 前々職: 国立情報学研究所 研究員
– 図書館情報大学卒業，筑波大学修了
• 講義担当
– 「デジタルドキュメント」 （大学院）
– 「デジタルライブラリ」 （大学院）
– 「ディジタルドキュメント」（学類（学部））
– 「統計」（学類（学部））
2

3. 研究室のメンバー：8名
• 大学院生7名 （うち4名は留学生）
– 研究生：1名
– 修士1年：2名
– 修士2年：2名
– 博士後期：2名
• 卒研生2名
3

4. 研究テーマ
• 図書館情報学と情報学の融合領域の真ん中を
扱う研究室
• 以下のような研究分野において、「ひとの知
的活動をアクティブに支援すること」を目標
に、システム的アプローチによる研究を行い
ます
– 情報検索，検索評価
– 情報探索行動
– 電子図書館
– 学術情報提供、情報共有
– 専門図書館
4

5. 最初にまとめから…
• 情報探索行動研究
– 情報探索行動の過程を包括的にとらえる
– タスクベースの情報探索行動
– 探索過程の分析に有用な分析手法と評価手法
の開発
• 電子図書館, 情報検索
– 情報検索/電子図書館サービスシステムを構
築し, その手法を評価する
5

6. 現在の情報環境から
6
ひと
情報技術 情報資源

7. 現在の情報環境から
7
ひと
情報技術 情報資源
ニーズ
情報要求
問題解決
タスク
• どのような情報アクセス技術
を用いれば、効果的に探索で
きるか?
• どれくらい効率的に行えるか?
• 情報アクセスを支援
するための組織化の
方法は?

8. 研究手法 / 研究の範囲
• 情報探索行動
– 調査学習型探索＋認知的アプローチ
– コンセプトマップ
• 情報検索 / 電子図書館
– NTCIR
– ふわっと関連検索
• 情報共有システム
– 教科書LOD
– saveMLAKウィキコミュニティ
– 学術情報流通
– アーカイブズの活用
8

9. ウェブ情報探索行動
• 人による情報探索時の行動を記録、
モデル化して、探索支援に応用
– 探索過程の記録や探索記録からの
知識発見、探索者の知識変容の様子
を捉える方法論
9実験 分析 モデル化 探索支援
[Egusa::IIiX’14]
[Saito:CogSci’12]
[高久:JSIK’10]
[Miwa:IR’10]
[Egusa:IIiX’10]
[Saito:AIRS’10]
[Egusa:EVIA’08]
[Terai:IIiX’08]

10. FRBR, RDAに基づく
次世代目録システム
• 学術情報や典拠情報の標準化，オープン
化の調査検討
– Linked Open Data（LOD）への対応
– 典拠情報リンキングのための分析
10
[田辺:JSIK’16]
[田辺:JSIK’14]

11. 11
https://w3id.org/jp-textbook/
【LODチャレンジ2016テーマ賞受賞】

12. 震災情報まとめサイト:saveMLAK
• 震災の中間支援プロジェクトsaveMLAK
– 共同入力に基づくウィキ情報とLOD（Linked
Open Data）を通じた活用
12

13. 連絡先 (Contact)
高久 雅生（たかく まさお）
• メール: masao@slis.tsukuba.ac.jp
• Twitter: @tmasao
• 研究室ウェブサイト
– http://www.slis.tsukuba.ac.jp/takaku-
lab/
• 質問等もどうぞお気軽に。
13