クラスでアンビシャスターゲットツリーを使ってみました 2014-TOCfEシンポジウム_07

クラスでアンビシャスターゲット
ツリーを使ってみました
学級経営とTOCfE

謝辞
井上さんをはじめとするTOC/TOCfE関西分科会の皆様
一緒の時間を過ごしたクラスの皆さん
講師を務めた日に、対話していただいた皆様
教育について、京都で白熱の議論を交わした松山様
この場を借りて、お礼を申し上げます

まだぎこちない関係性の中で

できあがり～～！！
おや？！
4月当初入学してまもない頃

イケメンと事実のジレンマ
事実の通りに先
生を描く
かっこよく先生を
描く
嘘をつかずに
1年を過ごす
絵だけでも、
イケメンであって
ほしい
このクラスで目標
にむかってよりよく
過ごす

かざっているだけで、
ちゃんと考えていない
ではないか？！
目標に対して

目標
最高の絆をもち、団結し、
安心・信頼でき、笑顔の
絶えないクラス・・・・
どのように行動するの？
って言うけど・・・

求められている教育
主体性リーダー
育成
コミニケー
ション力
考え、表現
する力

たしかに、そうだけど・・。
具体的な手立てがないよな・・・。
そんなとき・・・

TOCfE使ったらええやん！！
教育のためのTOCはリー
ダーシップ教育である！！
関西分科会井上さん
京都大学経営管理大学院教
授若林靖永先生

本時のねらい
クラスのリーダー育成を目的とし、
班長会議でアンビシャスターゲット
ツリーを使ってみた事例を紹介
授業風
に・・。

班長会議
週一回実施（昼か放課後）
課題意識の共有と、具体的な
行動を考える場
短時間で、教師が介入せず、
考えさせたい

２・６・２
集団（組織）といえば

アンビシャスターゲットツリーの登場

障害を考えて来る
ポストイットに表現
中間目標を考える
できる行動を考え
る
クラスで発表
初めてのATTは丁寧に！！

障害中間目標行動
掃除をさぼって
いる人がいる
教師の見てい
ないところで努
力していない
○○くんがちゃ
んと挨拶しない
○○くんが自分
勝手
みんなで一人
を責めすぎ
自分ができてい
ないのに注意
する
掃除をさぼって
いる人がいない
教師の見てい
ないところでも
頑張る
○○くんがちゃ
んと挨拶する
○○くんが自分
勝手じゃない
みんなで一人
を責めない
自分の身の回
りのことができ
てから注意でき
る
声かけ
見ていないと
ころでも注意し
あう
みんなが静か
にする優しく注意するお互い気をつ
ける
一人一人が自
覚をする

行動方針決定
行動方針の見える化
班長会議で
ATT

リーダー育成で
見られる事実

授業にて
学び合う関係性の率先

体育大会にて
対話しながら、種目を決定する

合唱コンにて
３週間で、７５回の自主練習

生徒の決定に基
づいた行動と発
言を記録
通信を通して
仲間の見方を
学ぶ
褒め合う文化
変容を
見える化

わかったこと(生徒側)
生徒が作る
目標設定の
曖昧さの課題
頑張り方が
わかる
主体的思考力
の育成
チームでやる
必要性
ツール単体で
はない
組織（クラス）
をみる力

わかったこと(教師側)
子どもの行動
を見る
“視点”の獲得
行動方針と
ほめることを
セットで
出会いの日の
“語り”が重要
障害に対して、
教師も提案
日常に落とし
込む必要性
時間の制約
をクリア

今後
• 中学校という現場（発達段階）に応じた教材の
開発（日常関わり続けるという利点を生かして）
• いろいろな場面で試してみる
• 大人がやっていることを生徒に適応した場合の
つまづきの蓄積（障害や中間目標という言葉）
• 外のノウハウと内のノウハウの融合

「TOCfEは
教師と子ども子どもと子ども
をつなぐスパイスである」

ひろがり（個人的な）
小中連携（先生同士）
をATT
クラブの来年度目標
をATT
１年の抱負をATT
学年班長会議
でATT

ご静聴ありがとうございました

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