座談会資料(メモ付き) 20151003

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2015年10月3日
クラウドで実現するIoT・IoE
第18回八子クラウド座談会第18回八子クラウド座談会

2
【本日のアジェンダ】
本座談会では ”だいたい” 以下のアジェンダに従って進めていきます。
■座談会の趣旨説明／今回のテーマの説明
シスココンサルティングサービス八子知礼（13:00 ～13:20）
■第一部インプット（各社20分のプレゼン：13:20 ～16:10）
1)基調講演ネットコマース株式会社
2)シスコシステムズ合同会社
3)Photosynth Inc.
4)ヤフー株式会社
【休憩】14:40〜14:50 （10分）
5)日本システムウェア株式会社
6)NTTコミュニケーションズ株式会社
7)株式会社ソラコム
8)株式会社セールスフォース・ドットコム
■第2部パネルディスカッション40分（16:10～16:50）
テーマ：「IoTの難しさとクラウドで実現する簡単さとは」
■第3部ワークショップ (グループに分かれて30分討議+10分発表)
1）アイスブレーキング（自己紹介と参加目的の相互説明（16:50～17:00）
2）「IoT (Internet of Things) で何が出来るんだろう」（17:00～17:30討議、17:30～発表）
3）「（クラウドで）IoTをどうやって実現すればよいだろう」（17:40～18:00討議、18:00～発表）
■第4部ライトニングトーク（18:00～18:30）各社5分×5社
1)M-SOLUTIONS株式会社
2)イシン株式会社代表取締役
3)株式会社モバイルAブリッジ
4)株式会社 Zendesk
5)株式会社ＮＴＴドコモ

3
0.開催趣旨
～八子クラウド座談会とは～

4
• 企画内容の詳細化、登壇者折衝、会・宴会場所調整、出席確認などの
主要ワークは下記の幹事グループ10名によって支えられています。
• それ以外にも、当日の「お手伝い」として、「八子クラウドコミュニティ」から有志の方々に誘導、会議室
設営、受付などをお手伝い頂いています。
• 本日は日本のデータセンターの未来を拓く「株式会社IDCフロンティア」に会場提供でご支援頂いてい
ます。
主催幹事グループのご紹介
増田さん
@aomassan
佐藤さん
@jrpj2010
冨田さん
@pentagonjp
茂野さん
@tesoro054
八子
@tomokyun85
Special Thanks!!
三村さん
@k_mimura
落合さん
@eimy_o
中山さん
@mickycloud
窪田さん
@Kat_Kubota
大谷さん

5
本「座談会」のねらい
• 誰かが一方的に講義するのではなく、参加者一人ひとりが意見交換できる場です。
（だから、規模が大きくなっても「座談会」という名前にしています）
• 知らない事や疑問も率直に場で発言する事で周りの人にも気付きが与えられます。
• クラウドの様々な「なぜ？」が「なるほど！」に変わる事をねらっています。
• 知識ある人と知識がない人のGAPが埋まる事をねらっています。
• 参加者同士が交流してビジネスの可能性を見つけて頂く場をねらっています。
• 常識ある範囲であれば商材のプロモーション、営業活動を行ってもらってかまいません。

6
八子クラウド座談会の基本運営方針
基本方針基本方針
• クラウドを理解してビジネスや
ライフスタイルをどう新しくす
るのか、考える場
• 技術的な話をする場、宣伝す
る場でなく、ざっくばらんに
語り合う場
• クラウドベンダー、ユーザー
双方のGapを埋める場を
ベンダーフリーで提供す
る事
実現イメージ実現イメージ
• クラウドベンダーやクラウドに
関係する方々達の
「梁山泊」
（プラットフォーム）
（ココで人脈がうまれ、ココでアイ
デアが出た、ココに居た人が成功
した、と言われる会）
• 一方的なプレゼンだけでなく、
少人数のグループに分かれ、
ワークショップ形式で
参加者が双方の意見を述べあ
うことができる
参加者の皆様のメリット参加者の皆様のメリット
• クラウドベンダー：
• 様々な課題とニーズを拾うこと
ができ、クラウド初心者の攻略の
仕方を体験できる
• 競合する企業のクラウド
担当者とも関係作りができ
共通の課題が共有できる
• ベンダー以外：
• 最新のクラウド動向、Evangelistの
考え方、事例に触れられる
• 一緒になって新しいITの使い方、
クラウドビジネスを盛り上
げる一員に

7
これまでの開催場所とテーマの一覧
回開催日人数場所テーマ
1 2010年3月8日 15 中経出版クラウド本に書ききれなかった内容
2 2010年8月28日 44 中経出版なぜクラウドは使われないのか
3 2010年12月12日 66 Google 1年間、クラウド業界で起こったこと
4 2011年4月2日 42 ﾃﾞﾛｲﾄﾄｰﾏﾂｺﾝｻﾙﾃｨﾝｸﾞ震災復興にクラウドがどう役に立つか
5 2011年9月10日 80 Microsoft IaaSプレイヤーがちバトル
6 2011年12月11日 50 IDCフロンティア 1年の〆とクラウドのインテグレーション
7 2012年5月12日 42 IDCフロンティアソーシャルクラウドの潮流
8 2012年9月10日 48 ダイワボウ情報システム「徹底的にSaaS」
9 2012年12月8日 70 パイプドビッツ PaaSでモバイルクラウド
10 2013年5月11日 58 ｷﾊﾞﾝｲﾝﾀｰﾅｼｮﾅﾙクラウドの広がり～日本の頑張りを知ろう
11 2013年9月14日 64 SAPジャパン最新動向「BaaS」とはなんぞや？
12 2013年12月14日 54 IDCフロンティア 2013年トレンド総括&未来予測今年開始＆話題になったクラウド
13 2014年5月18日 63 株式会社HDE クラウドビジネスの更なる多様化と再成長
14 2014年10月25日 64 M-SOLUTIONS クラウドの変質化〜変わり始めたクラウド〜
15 2014年12月13日 69 シスコシステムズ「毎年恒例一年の振り返りと近未来予測＆大忘年会」
16 2015年3月21日 70 セールスフォースドットコム 5周年記念「あれから5年！」
17 2015年6月6日 55 フォルシア株式会社 IoT・IoE時代のデータ利用
関西1 2013年5月25日 40 NTTテレパークビルクラウドでICT業界はどう変わる！？
関西2 2013年11月30日 68 Microsoft関西支店注目の関西発クラウドやったるで～！！
関西3 2014年10月25日 93 エムオーテックス大阪本社「クラウドファースト時代のIaaS祭り（関西編）」
仙台1 2013年4月27日 25 コワーキングスペースクラウドとモバイルで変わる企業と私たちの働き方

8
登壇頂いた企業の一覧と回数
全60社
登壇・プレゼン頂いた企業のうち
複数登壇の企業と全体に占める比率
いつもご協力ご登壇頂き、大変ありがとうございま
す。皆様に情報面で支えらえてここまで来ました。
6
5
5
4
3
3
2
3
2
57
Micorosoft
八子自身
IDCフロンティア
セールスフォースドットコム
AWS
NTTコミュニケーションズ
Zohoジャパン
ServerWorks
ニフティ
その他
開催回 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17合計
Micorosoft 1 1 1 1 1 1 6
八子自身 1 1 1 1 1 5
IDCフロンティア 1 1 1 1 1 5
セールスフォースドットコム 1 1 1 1 4
AWS 1 1 1 3
NTTコミュニケーションズ 1 1 1 3
Zohoジャパン 1 1 2
ServerWorks 1 1 1 3
ニフティ 1 1 2
Google 1 1
助け合いジャパン 1 1
Softbank Telecom 1 1
Biglobe 1 1
GMOクラウド 1 1
インフォテリア 1 1
SCSK 1 1
PayPal 1 1
ASPIC 1 1
RightScale 1 1
IIJ-GIO 1 1
ASG 1 1
デジタルコースト 1 1
ChatWork 1 1
コンカー 1 1
シャノン 1 1
パイプドビッツ 1 1
マジックソフトウェア 1 1
ABEJA 1 1
eBASE 1 1
富士ソフト 1 1
サイボウズ 1 1
キバンインターナショナル 1 1
アイキューブドシステムズ 1 1
PCフェーズ 1 1
SafeNET 1 1
SAPジャパン 1 1
ロケーションバリュー 1 1
ジェナ 1 1
パイプドビッツ 1 1
ディメンションデータジャパン 1 1
ランサーズ 1 1
スタディスト 1 1
freee 1 1
テラスカイ 1 1
Treasure Data 1 1
イシン 1 1
アピアリーズ 1 1
クレイジーワークス 1 1
ビズグラウンド 1 1
サイボウズ 1 1
M-SOLUTIONS 1 1
産業技術総合研究所 1 1
日本アイビーエム 1 1
クラスメソッド 1 1
ソニックス 1 1
AgileCat 1 1
アプレッソ 1 1
２BC 1 1
ビットアイル 1 1
アカウンティングサースジャパン 1 1
Yellowfin Japan 1 1
マクニカネットワークス 1 1
ウフル 1 1
データビークル 1 1
ウイングアーク1st 1 1
フォルシア 1 1

9
八子クラウド座談会参加者数の推移
第1回, 15
第2回, 44
第3回, 66
第4回, 42
第5回, 80
第6回, 50
第7回, 42
第8回, 48
第9回, 70
第10回, 58
仙台1回, 25
関西1回, 40
第11回
64
関西2回
68
第12回
54
第13回
63
第14回
64
第15回
69
関西3回
96
第16回
70
第17回
55
第18回
106
0
20
40
60
80
100
[人]
平均参加者数56.5人、のべ参加者数 1,130人平均参加者数56.5人、のべ参加者数 1,130人
本日、過去最
大の参加者数
を記録！

10
自分のマーケットでのオピニオン形成のために始めたWeb連載が書籍出版に繋がり、それが座談会を行う流れに進展していきまし
た。
なぜ「八子クラウド座談会」が始まったのか？？
2009年6月より13ヶ月間
ITProにて「八子・モバイルクラウド研究所」連載
当時月間平均ページビュー8,000～15,000
2010年2月1日
中経出版より「図解クラウド早わかり」出版
（発売半年で4増刷13000部、現在8刷20000部超）
この連載を見た中経出版の担当編集者藤田氏（現在はダイヤモンド
社にご栄転）が持ち込んだ企画が「図解クラウド早わかり」
この連載がきっかけでフジテレビの「めざましテレビ」にも出させて頂
くことに。
本に書ききれなかったことをご紹介するという建て付けで初回実施。
集まったのは実に15名のみだったが、熱い議論が続いた。
まだまだクラウドのことがわからないという方々とよく知っていて使い
倒している人との差を埋めたいという思いから座談会を継続。

11
関西での活動も定着化
■登壇企業
①オムロン株式会社
②ヤンマー株式会社
③ムラテックシステム株式会社
④ヤフー株式会社
⑤株式会社データビークル
⑥（現在登壇者調整中）
⑦（現在登壇者調整中）
■LTもやりまっせー
１）凸版印刷株式会社
2）ＮＴＴコミュニケーションズ
3）cloudpack(iret株式会社) 大阪オフィス比企宏之様
4）（現在登壇者調整中）
次回は約1年ぶり、2015年11月14日、4回目の大阪開催が決定！！次回は約1年ぶり、2015年11月14日、4回目の大阪開催が決定！！
前回はそれまでの過去最大96人の登録！今回再奪還なるか？？前回はそれまでの過去最大96人の登録！今回再奪還なるか？？

12
Facebookやブログでコミュニティを形成！
Facebookコミュニティ
参加者数280名超
Facebookコミュニティ
参加者数280名超
八子クラウドブログもよろしく！
http://85cloud.com
八子クラウドブログもよろしく！
http://85cloud.com
★原則この会に１度は参加した事がある人が加入可
座談会に参加頂いた方はコミュニティ参加可能です！（座談会参加が前提）座談会に参加頂いた方はコミュニティ参加可能です！（座談会参加が前提）

13
多大にお世話になっているメディア： AgileCat
• クラウド系で多数のアクセスを誇るニュース翻訳サイト、「Agile Cat」「Cloud News Asia」には資料、文献
参照、基調講演などで多大にお世話になっています。

14
本日フォーカスするテーマ「クラウドで実現するIoT/IoE」
• IoT/IoEとはInternet of Things / Everythingの略でこれまで人が利用してきたインターネットから、様々な
モノが繋がってくる「モノのインターネット」の世界のことをいうビジネスコンセプトです。
様々なモノ、事をネットワークに繋げ
ることで収集できるデータを活用して
新たなイノベーションを生み出すこと
IoT/IoE
Data
Analyze Intelligence
Action
Innovation
生活・行動
人
業務プロセス
デバイス／モノ
ネットワーク
クラウド
（アプリケーション／データ）
製
造
業
小
売
流
通
業
農
林
水
産
業
・・
・・・
公
共
・政
府

15
Internet of Thingsがビジネスの未来を牽引する！
SOURCE: BI Intelligence Statics 2015
X 10億台
IoTIoT
SmartphoneSmartphone
繋がるモノの台数

16
環境モニター
スマートファクトリー・
生産性向上
ヘルスケア
食糧生産・
水資源
省エネ・節電・
スマートグリッド
セーフティー・
セキュリティー
スマートホーム・
スマートコミュニティー
交通・輸送管理
スマート
ビルディング
予防保全・保守
IoT/IoEのビジネス実現例：皆さんの周りにも全部！
コネクテッドビークル／
トランスポーテーション

17
様々な用途のIoTデバイスが百花繚乱
KORNER
（窓のコーナーにつけて開閉を監視）
SENSORIA
（足の荷重状態をモニタリング）
AKERUN
（ドア錠をスマフォから開閉操作）
Health Patch
（体調モニタリングする貼付パッチ）
Netatmo JUNE
（紫外線量をアドバイスするブレスレット）
Misfit Shine
（行動記録・トラッキング）

18
【第1部】
インプットプレゼン
18

19
第1部インプットプレゼン
1）基調講演「コレ1枚でわかるIoTと最新のITトレンド」ネットコマース株式会社代表取締役斎藤昌義氏
http://www.netcommerce.co.jp/
2) 「IoE (Internet of Everything)によるバリューシフト」シスコシステムズ合同会社
www.cisco.com/jp/go/ccs シスココンサルティングサービスマネジャー林大介氏
3）「IoTの可能性と乗り越えるべき壁」 Akerun - Photosynth Inc. CEO 河瀬航大氏
http://photosynth.co.jp/
4) ｢Connect Everything ～モノとインターネットがつながる世界～」ヤフー株式会社スマートデバイス推進本部水田千惠氏
http://mythings.yahoo.co.jp/
【休憩】14:40〜14:50 （10分）
5) 「IoT導入のすすめ（IoTクラウドプラットフォームのご紹介）
～スモールスタートから本格展開、新技術応用まで～」日本システムウェア株式会社 ITソリューション事業本部
http://www.m2m-cloud.jp ビジネスイノベーション事業部事業部長竹村大助氏
6) ｢事例でみる NTTComのIoTソリューション」 NTTコミュニケーションズ株式会社
http://www.ntt.com/release/monthNEWS/detail/20150803_2.html 経営企画部 IoT推進室担当課長金丸一誠氏
7) ｢ソラコムが創る日本発次世代IoTアーキテクチャ」株式会社ソラコム片山暁雄氏（本日公開）
http://soracom.jp
8）「セールフォースの提供するIoT Cloudとは？事例を含めご紹介します」株式会社セールスフォース・ドットコムセールスエンジニアリング本部
http://www.salesforce.com プリンシパルソリューションエンジニア久保卓也氏

21
【第2部】パネルディスカッション
5年間の成功談つっこみまくり

22
パネル討議：
主要な論点（案）
• パネリストの皆さん＋参加者の皆さんで、発表された内容について以下のような視点で討議頂きま
す。
（というより、基本は会場からの質問攻めです（笑））
■討議の観点
16:10～16:50
16:30～17:00
「IoTの難しさとクラウドで実現する簡単さとは」

23
パネル討議のメモ
お客さんのニーズが分かっていなかったらなかなか実装に至らないのがIoTの難しさ
IoTのサービスを考える上では、ネットにモノが繋がって何ができるのかをイメージしないといけないのではないか。
モノ（例：電球）等が標準化統一かされていない中で、それをどう繋げるのかは未だ悩ましい課題
あらかじめお客さんにはニーズを聞き回っていた。技術的な課題で様々なボトルネックを把握できていた。
クラウドであれば機能追加が簡単なので、AWSでの体験からも後から要望を聞きながらどんどん追加していこうとしている。
エンジニアの遊び心で身近なモノをハックすれば良いという考え方から。必ずしも課題を把握できたわけでもない。
既存機器からデータを取る末端部分は昔からまだかいけつできていないIoTの課題であり、難しさだと思っている。
また、既存デバイス中心の場合には古いレガシー機器に後付けせざるを得ない。
クラウドの場合はアプリケーションやデータを管理するプラットフォームは簡単にできる様になってきている。なので新規にIoT機器やビ
ジネスを立ち上げる際には楽になると思っている。
IoTビジネスが儲かりにくく儲かるかどうかは未だ社内では議論が分かれる。チャンスはあるがどこで儲かるのかが明確ではない。
新規市場だけではなく、既存市場の代替でも十分大きな市場があると考えている。
大きなハードウェアをIoTでサービス化して代替市場を生み出すことは可能だと思うし、これまでできなかったビジネスが出来る様になる
事で市場が広がって、利用者数が増えてプラットフォームビジネスが儲かる可能性もある。
ITよりも遠いところからビジネス機会があるため、プラットフォームで儲かるという話はなかなか実際のお客さんにはひびかないこととも
ある。なので、その方々のプロトコルにのせて上げる。
人がインターネットを使っている時間は一日のほんの数時間なので、その接点を増やそうと（Yahoo）としては考えた。なので儲けを考え
ると言うよりは先ずはやってみるという感覚でIoTビジネスを始めた。
ものづくり（OT）とソフトウェアづくり（IT）では簡単にやってみようとトライできるハードルの高さが異なる。
ものの価値そのものが失われる訳ではないが、デジタルと結合することによって価値や差別化は十分実現しうる。ハードに単純にソフ
トやサービスを載せるのではなく、ソフトやサービスで差別化させていくことに重みがおかれるようになってきた。
使い方や要求が業界別に似通ってきて、取得したいデータも修練されてきた。短期的に標準的なパッケージや実現パターンができあが
り、それで実験して経営陣に訴求できる環境が整った。それがクラウドでIoTを実現出来る魅力。
毎回通信して確認を取るデバイス仕様としているため、クラウドの利用はIoTni取って必須だと考える。
同一プラットフォーム上で繋がっていて、APIが即繋がったり、データ連携/蓄積できる環境の重要性はクラウドサイドで重要と考える。
発表された討議内容のメモ：
下記情報を参照する際には以下記述下さい
「第18回八子クラウド座談会討議メモより」

24
【第3部】ワークショップ
IoT/IoEに期待できるビッグデータ

25
参加者同士のアイスブレイクワークショップ
• だいたい10人×6チームに分かれます。
• 各自の自己紹介（10分）

26
【第2部】ワークショップ（1）
• お題①
• チームメンバーで以下のような視点でディスカッション後、発表して下さい。
■討議の観点
• どんな業界のどんなビジネスで役に立つか
• どんな生活の中のどんなシチュエーションで役に立つか
• 繋がらなくて困っていることを考えてみよう
• 繋がってうれしいことを考えてみよう
• 日本はすでに実現できてるんじゃないか
17:00～17:35討議
17:35～発表
IoT (Internet of Things) で何が出来るんだろう

27
ワークショップ１：
当日の討議メモ
• B2Bでは農林水産業、旅行会社。船にセンサを着けて漁獲高向上。バスにセンサ、登場客を把握など。
• B2Cでは少子高齢化、飲食業。着座センサで空席を店外にも知らせる。降雨センサで可視化。化粧品が無くなった時の自動発
注など。通知するだけでなく付加価値が必要。定期配送などに発展させる。
• IoTが既に存在しているかもしれないが、ユーザーのITリテラシーが高くないため、ニーズはあっても使うまで至らない。
• B2B、B2B、コンシューマ領域に入ったところ等に可能性。B2Cは米国ではサービスが出ているものの、日本では未だそこまで
普及していない。自動車損保業界では（テレマティクス保険などが）始まっている。ビル/設備メンテンスではニーズがあるが、標
準化が課題。そこにビジネスちゃんがあるのではないか。
• ハードウェアのファーム更新が出来ないという話がある。ニーズはあるが値段が合わない。金があるデバイスやビジネスは実
現可能。スマフォのように必須のデバイスがなくなるとトラッキングするなどにはニーズがあるがまとまらない。
• 紛失系、防災系にニーズあり。カギや携帯の紛失、雨風の激しさ感知してプッシュで近隣に連絡。
• 課題は取得したデータが誰のモノか分からない（所有権）。通史が来ても逃げない集団心理があるので＋アルファの工夫が必
要。集中処理するとクラウドがパンクする様な大量データをさばくためには、デバイス側のフォグコンピューティングなどが必
要。
• オリンピック向けインバウンド観光者対応をIoTで解決。外国人は日本人以上にスマフォ普及率が高い。センサネットワークを活
用して移動方法や飲食店のレコメンドが出来るのではないか。トラッキングされるのは気持ち悪いので懸念点として残るため、¥
個人を特定しない形での活用や、デジタルサイネージなどでのデータを見せる工夫をする。それで外国人にご満足頂く。
IoT (Internet of Things) で何が出来るんだろう

28
【第2部】ワークショップ（2）
• お題②
• チームメンバーで以下のような視点でディスカッション後、発表して下さい。
■討議の観点
• どうやってモノをつなげばよいのか？
• ネットワークにつなぐのか？センサーをつけるのか？
• これまでの仕組みでは実現できないか？
（スマフォがうまく使えないか？）
• 今何が障害になっているからモノをつなげることができないか？
• 今何が障害になっているからビジネスにならないか？
• 何があれば実現できるか？
17:45～18:10討議
18:10～発表
（クラウドで）IoTをどうやって実現すればよいだろう

29
ワークショップ2：
当日の討議メモ
• IoTの本質はインタージェンス（＝データ）。標準化を進めていかなければならない。世の中の標準を決めて何を組み合わせて
いくか競争が行われるべき。先行したモノが標準化をリードする。データ提供側と利用側の合意をどう取るのか。日本では規制
が厳しいので東南アジアで先に実績を作って輸入せよ。
• ハッキングの問題あり。たとえばAkerunはクラウド側でログを取っているので安全に利用できる。
• 家庭の電力使用量を見て生活者の生活スタイルが把握できて様々なマーケティングに活用できる、など。電力データ自体が
“センサー”になり得るのもクラウドならでは。
• 繋ぐのはセンサーと通信モジュール。通信料金とバッテリが課題だが、通信はSORACOMが解決したので、バッテリが課題。
例えば、高齢者の見守りなどの利用例があるが、センサなどを靴に入れると同時に歩くエネルギーで電力をまかなうなども。
• ボランティア的に実行されるOTTAという子供の見守りサービスもあるが、なかなか普及しない。要するにビジネスモデルが必
要。国に整備を期待したいが、難しい。各個人が持っているスマフォを基地局代わりに使ってネットワークをシェアするなども。
• 例として水資源（ダム）関連の業界ではデータをインターネット上に出すことが不安といった声が聴かれた。コンビニの配給弁当
の廃棄量などをどうにかしたいと考えている。
• 日本は個人情報にセンシティブすぎるのでクラウドを活用したIoTのデータ活用が進みにくい。スマートホームなどであれば家
庭内に閉じるので、個人の家の中で取れるデータで見返りのあるサービスを提供できないか。（きれいに使えていれば賃貸料
安く、等）
• 携帯電話のワイヤレス回線以外の通信規格も実務的に使えるネットワークとして。
（クラウドで）IoTをどうやって実現すればよいだろう

30
【第4部】
ライトトニングトーク

31
ライトニングトーク（18:20～18:45）各社5分×5社
1）「Pepperの話」
M-SOLUTIONS株式会社取締役植草学氏
2）「Jump to Asia」
イシン株式会社代表取締役大木豊成氏
3）「IoTセンサーを使ったリアル店舗分析・訪日外国人分析をお手軽に！ Walkinsights」
株式会社モバイルAブリッジ取締役CTO 森谷武浩氏
4）「ZendeskでIoT」
株式会社 Zendesk 原田豪氏
5) 「携帯キャリア網を活用したIoT事例」
株式会社ＮＴＴドコモ IoTビジネス部 IoT営業推進グローバル推進多田明希子氏

33
懇親会でアライアンスや仕事が生まれる！（マジです）
引き続き懇親会でっす！
懇親会 19:00 ～
HisGINTO新宿三丁目店
http://www.his-ginto.jp/
会費4500円（飲み放題付き）
東京都新宿区新宿3-4-1
東新宿ビル7F
IDCFさんを出て左方向徒歩10分
新宿三丁目交差点の一つ手前のビル

34
http://85cloud.com
We can find, use, exchange our cloud computing business knowledge and utilize cloud world.

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