1. 探検ドリランドを成功に導いた
3倍の秘密
株式会社マイネット・ジャパン
西村
柳谷
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2. 概要
探検ドリランドの核を見つけるための4つのカテゴリ
世界観 ゲームシステム
「ビックリマン」
単純化したダンジョン画面で、
×
軽快な攻略
「モンスターハンター」
課金ポイント オリジナリティ
格上のボスの攻略 デフォルメされたキャラクター
× ×
レアカードの入手 Raidバトル
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3. 世界観
【モンハン】 ✖ 【ビックリマン】
■世界観
主人公は、未知の世界を探検するトレジャーハンターとして、ユーザーはダンジョンを
攻略する。途中、行く手を阻むモンスター達を勇者の宿りしハンターカードを駆使して
勝利をつかむ！
謎だらけの世界を探検し、財宝とハンターカードを手に入れることを目的としている。
「ビックリマンシール」をハンターカードに見立て、格上のボスを倒すために仲間を
集めて闘う「モンハン」のレイドバトル要素を用いる世界観。
■ストーリー
トレジャーハンターとなったユーザーはゲームの世界で様々なダンジョンを探検する。
各ダンジョンにはボスが待ち構えており、そのボスを倒さなければ報酬を得ることが
できない。同じ世界の仲間と共に力を合わせ、すべてのダンジョンを制覇せよ！
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4. オリジナリティ
｢デフォルメされたキャラクター｣ ✖ ｢Raidバトル｣
外観 中身
デフォルメされたキャラクター Raidバトル
登場するキャラクターのビジュアルは、 ボス/モンスターとの対戦は一人プレイ
ビックリマンを意識した内容になって でも可能だが、仲間とともに強敵を倒
いる。 す事がゲームを進める鍵になっている。
これらを組み合わせるまことで“探検ドリランド”が成り立っている
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5. オリジナリティ
ドリランドが意識するビックリマンの成功と特色
ビックリマン 探検ドリランド
■成功 •月間販売数１３００万個 •月間消費コイン20億コイン
•出荷金額は１０００億円超 •オークションを通じて月間
１億3000万円以上も現金化
■特色
•キャラクターの個性が豊富 •キャラクターの個性が豊富
•形状が正方形 •形状が正方形
•色使いが鮮やか •色使いが鮮やか
•ギャク要素がある •デフォルメ化されたキャラ
•コレクション性が高い •コレクション性が高い
•カード→漫画→アニメ •ゲーム→漫画→アニメ
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6. ペルソナ像
仕事において実は頼られたい
趣味でコレクションを楽しむ
■属性
・30代
・男性
・子供時代にビックリマンシールの収集をしていた
（もしくは興味をもっていた）
・自分の趣味にある程度の資金投資ができる余裕を
持っている
■行動特性
・他者とのつながりをネット上で楽しめる
・コレクションをすることに楽しみを持っている
・周りから頼られたいという思いがある
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7. ゲームシステム
探検をしてボスを倒すことでダンジョンを進めていく
探検
継続させる仕組み
ステージクリア ●コレクション、強化 ボス戦
●毎日ガチャ
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8. ゲームシステム２
単純化したダンジョン画面で、軽快な攻略
ダンジョンを進めていると多くの
アイテムを手に入れる事ができる
が、そのアイテムを持ち帰るには
各フロアのボスを倒す必要がある。
ダンジョン中に出てくる情報は
単組にまとめられており、その
ダンジョン中に手に入れたアイ
テムの数が表記されているだけ。
スタミナの数値が大きく設定され
ている。
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9. ゲームシステムの特徴分析
[仮説①]
簡素な動きで構成されていたり世界観を掴みにくいゲームであるため、
初めてゲームをプレイする人を世界観にのめり込ませることが必要となる。
そのため、スタミナの数値が大きく設定されているのではないか
■課金までの到達クリック数
140
120
100
80
スタミナ数値：
他のゲームに比べ約3倍の数値
60
(クリック数)に設定されている
40
20
0
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10. ゲーム要素から見る企画者の狙い
ゲームの要素
「ビックリマンの収集性を意識し、レイドバトル要素を取り入れる」
“探検ドリランド“企画者の狙い
1. 新しいコレクションと仲間との協力でゲームの進行を飽きさせない
2. “通勤時間”の中では消費しきれないスタミナ数値を設定することで、
｢やり残した感｣を感じさせ継続率を上げる
3. かつてビックリマンシールのコレクションに没頭した世代が30代に
なり、趣味への投資金額が増えたことで課金のハードルが下がっている
4.「またあの頃のような」コレクションをする興奮と楽しさをユーザー
に感じてもらうことでゲームに夢中になる感覚を再提供させる
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