Editor's Notes
- 発表者ノート
- 話題について:
サブスリーあるいは、サブ3.5、サブ4といったレベルを目指している方が多いこともあって、八木サンから講師のオファーがあったが、
ランニングの正しいトレーニングについては八木さんがすでに話しているはず。
SNSを見る限り、みなさんの方が練習しているはず。
すでにトレイル、ウルトラ、トライアスロンの経験がある人も多数。
レースの経験もトレーニング知識も豊富。
今更自分が話すことがあるのか?
逆の発想で自分がやってきたことではなくて、やめたことについて話す。
もし何か違いがあるとすれば、やっていないことにあるかもしれない。なにかヒントになれば。
- 超長距離練習:
マラソンなので42km以上走れる必要はない。3時間以上身体を動かし続けられる必要もない。これ以上のトレーニングは無駄。
・ながらの練習
音楽を聴きながら、とか、通勤ランとか。何事も集中することが肝心。走るときは走ることに集中する。音楽を聴くときは音楽を聴くことに集中する。通勤するときは(ry
・過剰なレースエントリー
目標がぶれる。モチベーションが保てない。身体を壊す。
・過剰な食事
レース太り。そもそも痩せるために始めたのに、走るために余分なエネルギーを摂るのは本末転倒。脂肪を使える走りがしたい。
・ジム通い
間接的に効果はあったが、走る時間を取りたい。ランニングはランニングでしか鍛えられない。
・サプリメント
効果がよくわからない。正しい用法を守れば良いのかもしれないが、面倒臭い。
・高機能
こういったものを追求するときりがない。
- いたった結論は、
無理せず、シンプルに。
ランニングはシンプルなスポーツだが、複雑にしようとすればいくらでも複雑にできる。やれることは限られている。シンプルさを追求していきたい。むしろシンプルに取り組むことによって可能性が開かれるのではないかと漠然と思っている
- ジョグ:
橋を挟んだ周回コース。片側は凸凹のある砂利交じりの路面。
バランス感覚と、フラットな着地と蹴らない走り方を養う。
- ロング走:
いたって普通のロング走。基本フラットなコースだが、自転車道へのアップダウンがある。
湘南で後半に難所となるところなので、しっかり走る。
- レースペース走:
なかなか1人で行うのが難しい練習。1人で取り組むとギブする率が高いので、シーズン中はレースで代用している。
湘南では10月の荒川30k、いわきでは12月のはだの(21km)をこれにあてる。
- 山道走:
夏場の日差しが厳しいときにやる。いわゆるトレイルランのような練習ではなくて、山道をダッシュする。
心拍や筋肉を追い込む。
- 湘南平走:
片道1.5km湘南平へのアプローチを走る。登りで心拍を追い込み、下りでスピードを追い込む。
シーズン中に月1~2回の頻度でおこなう。負担が大きいが、スピード持久力が増した。
- LSD:
一人でやるのがつらいので、仲間の力を借りる。
- シューズ(練習用):
軽くてクッションがないこと、フラットなことにこだわっている。
シューズがおもいと、ストライドが伸びない感覚がある。
フラットだとかかとを使いづらいので、蹴らない走りができる。
あと、クッションのあるシューズは変え時がわからない。クッションにどうしても癖がついてしまう。
癖がついたまま走ると、よけい癖がひどくなる。ランニング人生で唯一の怪我といえる足底筋膜炎をおこした。
うす底にしてから快調。
- シューズ(レース用):
軽い点は練習用と一緒。セパレートでかかととグリップがあるので蹴れる。レースの場合は蹴りの封印を解き放つ。
- GPS時計:
練習時運動強度の評価やペースの把握やランニングログの収集に不可欠なアイテム。
トレーニングメニューを設定できるので、メニューに対応した設定をつくっている。
レースでも使える。