プランニングポーカーを使って見積もろうの説明

1. 見積り
のむら としあき

2. 見積り値は不確実？
•プロジェクト開始前の見積り値はバラツ
ク（不確実性コーン）
•開始前の見積りでコミットしない
•徐々に精度があがるので、見直し必要
•見積りを行うことに価値がある
2017/11/8 1

3. アジャイルの見積り
•要件をユーザーストーリーで表現
•ストーリーポイントで規模を見積もる
•チームメンバー全員で見積もる
•相対的な値で見積もる
•実作業者が見積もる
2017/11/8 2

4. なぜ規模で見積もるのか？
2017/11/8 3
経験を積みスキルアップ
作業量は変わらない
作業時間は少なくなる

5. なぜ規模で見積もるのか？
2017/11/8 4
経験を積みスキルアップ
作業量は変わらない
作業時間は少なくなる
経験を積むと
作業時間は短くなるけど
作業量は変わらない

6. なぜ規模で見積もるのか？
2017/11/8 5
新人 ベテラン
作業量は変わらない
作業時間は少なくなる

7. なぜ規模で見積もるのか？
2017/11/8 6
新人 ベテラン
作業量は変わらない
作業時間は少なくなる
新人とベテランだと
作業時間に差がでるけど
作業量は変わらない

8. なぜ相対で見積もるのか？
2017/11/8 7
新人
ベテラン

9. なぜ相対で見積もるのか？
2017/11/8 8
新人
ベテラン
相対値はみな同じ
作業量 ２：１
新人の作業時間 ２：１
ベテランの作業時間 ２：１

10. 人は絶対値で見積もるのが苦手
2017/11/8 9
A B
AとBは、
それぞれ
何ml?
BはAの何倍?

11. 規模を相対値で見積もると
2017/11/8 10
新人からベテランまで
同じような値に落ち着いていく
チーム全員で見積もれる

12. プランニングポーカー
•チームで見積りをおこなう時に使う手法
•フィボナッチ数列で見積もる
2017/11/8 11

13. ルール
• 基準の作業をチームで決める（２、３、５くらいになるように）
• 見積もる作業を決める
• いっせいに見積もった値のカードを出す
• 数字がバラバラになったら一番小さい数字と一番大きな数字を出した人から、その値に
した理由を聞く
• 再度、いっせいに見積もった値のカードを出す
• 値が違っても、ずれが少なければ大きな方を選択する
• 2回目も値に差があったらもう一度理由を聞いて見積もる
• 3回目でもばらつきがあったらストーリーが見積もれるものだったかの確認する
2017/11/8 12

14. プランニングポーカーの練習
• 大掃除
• トイレ掃除
• 自分の部屋の掃除
• 風呂掃除
• リビングの掃除
• キッチンの掃除
• 庭の手入れ
• 子供部屋の掃除
2017/11/8 13

15. 意識すること
•数字の差が何に起因しているかチームで
話し合う
•認識合わせ
• 前提
• 完成の定義
•コミュニケーションツール
2017/11/8 14

16. 大事なこと
見積もった値よりも
見積もる過程が大事
2017/11/8 15

17. おまけ
2017/11/8 16

18. ユーザーストーリー
•システムについてユーザーや顧客の視点
からフィーチャーの概要を記述したもの
•テンプレート
•＜ユーザ＞として、＜機能や性能＞がほしい。
それは＜価値＞のためだ
2017/11/8 17

19. よいユーザーストーリー
• INVEST
• Independent
• 独立している
• Negotiable
• 交渉が可能
• Valuable
• 価値がある
• Estimable
• 見積もりが可能
• Sized (Small) Right
• 適切な大きさ、小さい
• Testable
• テストが可能
2017/11/8 18

20. ストーリーポイントの記録
•各スプリント毎に消化したストーリーポ
イントを記録する（ベロシティの計測）
•次スプリントの見積り時に、チームがど
のくらいのストーリーを消化できるかの
基準とする
2017/11/8 19

21. タスクの見積り
•タスクならストーリーポイントよりも理
想時間の方が見積り易い
•バッファを積まない
•理想時間で見積もった場合は予実管理を
してチームの状況を判断するのに使う
2017/11/8 20