Companion presentation for NILFS report done at TokyoDebian meetup (2010/11/20). Report itself is at: http://www.slideshare.net/tyamadajp/nilfs-usagereportandcomparisonattokyodebian Full report, including report of other filesystem done by other people is at: http://tokyodebian.alioth.debian.org/pdf/debianmeetingresume201011.pdf

1. @tyamadajp
NILFS
… を Debian で活用してみる
（ TokyoDebian 勉強会レポート・補足資料）

2. Why NILFS?
http://www.waza.jp/nilfs/
こんなサイト (waza) を NTT が立ててるなんて、
今日の 13:00 …
まで知りませんでしたよ
こっちの nilfs.org は
開発者向けサイト

3. Features
実は「この機能がない！」がむしろ特徴（！？）
しかし実現されている「連続スナップショット」が
非常に安定＆使える機能
１．連続スナップショット
２．ログ構造型（書き込みが
追記中心になる）
３．ユーザーランド GC
４．その他（ 8EB ファイル対応、
チェックサム機能）

4. 連続スナップショット
checkpoint
#1
利用者の世界
ファイルシステムの世界
cp#1 cp#1 checkpoint #3
checkpoint #2
cp#1 checkpoint #4 cp#1 checkpoint #5
write
write
delete modify
write

5. NILFS の構造

6. BTRFS の構造（比較用、でもチョト未把握…）
Item
#0
Item
#1
data
#1
data
#0
chunk #0
block group
#0
#1
#1
data block
metadata
header
key
key
leaf
key
leaf leaf
左の CoW-able B+-tree 構造が FILE/INODE/
EXTENT(data, journal 両方 )/... と共通になる

7. ガーベージコレクション
１．古くなった CP を開放
２．その CP からしか参照して
いなかった領域を開放
３．空き領域を詰めなおす
これをユーザーランド側（ nilfs_cleanerd ）で
行っているのが特徴（なので停めると 100% ）
これが微妙にネック
裁量幅が大きいという利点も

8. 使用例 : 管理組合の資料保管
要求＆要件
・管理組合資料を保管・共有
・普通の人が利用者＝
・でも予算は 4000 円／年
→ ジャンク PC を供出して、
それを USB-on-nilfs+aufs/ext2 化。
これを USB バックアップ付で稼動
間違って編集ミスしても、誤削除しても、
30 日前までいつにでも戻れます (by nilfs)

9. ただし、ない機能も
こういった機能は、まだありません。
nilfs の現在の強みは「できている部分の
機能」＋「その部分がきちんと使える」です
１．リサイズ
２．フォルダ構造の B-tree 化
３． fsck
４．クォータ
５． POSIX ACL