SlideShare a Scribd company logo
1 of 35
課程認定科目「情報と職業」における
体系的な問題解決手法の提案
(株)インフォスクリュー 佐藤 克己
東京学芸大学 櫨山 淳雄 / 東京学芸大学 宮寺 庸造
2013/6/29Info screw Inc. / JAEIS2013 全国大会1
 平成22年度の学習指導要領の改訂
 「問題を解決する資質や能力を育成する」 [1] [2]
 教科「情報」
 「情報活用の実践力の確実な定着」を特に重視する [3]
 科目「情報の科学」
 「問題解決とコンピュータの活用」「情報の管理と問題解決」
 科目「社会と情報」
 「情報社会における問題解決」
 ICTを活用した問題解決について学習する
背景 (学習指導要領の観点から)
1. はじめに
2013/6/29Info screw Inc. / JAEIS2013 全国大会2
 高等学校における教科「情報」の
教員職員一種免許状取得に必要な
「教科に関する科目」 [4] [5]
 「一般的包括的な内容」となっており、
内容が定められていない
 教員を目指す学生は、
幅広い業種・職種の問題解決を
体系的に理解している必要がある
 問題解決が重視されているにも関わらず,
問題解決能力を修得する機会が少ない
背景 (教員養成の観点から)
1. はじめに
2013/6/29Info screw Inc. / JAEIS2013 全国大会3
 問題点
 「教科に関する科目」の内容が定められていない
 問題解決能力が重要とされているが、
問題解決能力を修得する機会が少ない
 目的
 「教科に関する科目」の中で
問題解決能力を修得する内容を
含めることを検討する
問題点と目的
1. はじめに
2013/6/29Info screw Inc. / JAEIS2013 全国大会4
 論点1:
問題解決を体系的に扱う手法として
何が考えられるか?
→ 2章で議論
 論点2:
教職課程で扱うなら、どの教科が該当するか?
→ 3,4章で議論
 論点3:
具体的にどのように指導するか?
→ 5章で議論
論点
1. はじめに
2. 体系的な問題解決と
プロジェクト管理
論点1:問題解決を体系的に扱う手法として
何が考えられるか?
について考察する
教科「情報」で扱う問題解決
2013/6/29Info screw Inc. / JAEIS2013 全国大会6
 科目「情報の科学」
 (2) 問題解決とコンピュータの活用
 ア 問題解決の基本的な考え方
 イ 問題の解決と処理手順の自動化
 ウ モデル化とシミュレーション
 (3) 情報の管理と問題解決
 ア 情報通信ネットワークと問題解決
 イ 情報の蓄積・管理とデータベース
 ウ 問題解決の評価と改善
 科目「社会と情報」
 (4) 望ましい情報社会の構築
 ウ 情報社会における問題の解決
高等学校学習指導要領解説 情報編[3]
期限があり、
主にICTを活用して
解決できる問題を扱う
2. 体系的な問題解決とプロジェクト管理
2013/6/29Info screw Inc. / JAEIS2013 全国大会7
扱う「問題」の範囲
問題全体の集合
期限がある問題
高校の教科「情報」で扱っている問題
問題解決の手段として挙げている
• 問題の解決と処理手順の自動化 (アルゴリズムとプログラミング)
• モデル化とシミュレーション
• データベースと情報検索
2. 体系的な問題解決とプロジェクト管理
2013/6/29Info screw Inc. / JAEIS2013 全国大会8
扱う「問題」の範囲
問題全体の集合
期限がある問題 = プロジェクトとして扱える問題
高校の教科「情報」で扱っている問題
問題解決の手段として挙げている
• 問題の解決と処理手順の自動化 (アルゴリズムとプログラミング)
• モデル化とシミュレーション
• データベースと情報検索
2. 体系的な問題解決とプロジェクト管理
2013/6/29Info screw Inc. / JAEIS2013 全国大会9
扱う「問題」の範囲
問題全体の集合
期限がある問題 = プロジェクトとして扱える問題
高校の教科「情報」で扱っている問題
問題解決の手段として挙げている
• 問題の解決と処理手順の自動化 (アルゴリズムとプログラミング)
• モデル化とシミュレーション
• データベースと情報検索
2. 体系的な問題解決とプロジェクト管理
プロジェクトとは、
独自の製品、サービス、所産を創造する
ために実施される有期性の業務である。
所産: 結果、成果、産み出されるもの
プロジェクトの定義
PMBOK 日本語版 より
2013/6/29Info screw Inc. / JAEIS2013 全国大会10
扱う「問題」の範囲
問題全体の集合
期限がある問題 = プロジェクトとして扱える問題
様々な業種・職種における問題が含まれる
教員を目指す学生が理解している必要があると考えられる範囲
高校の教科「情報」で扱っている問題
問題解決の手段として挙げている
• 問題の解決と処理手順の自動化 (アルゴリズムとプログラミング)
• モデル化とシミュレーション
• データベースと情報検索
2. 体系的な問題解決とプロジェクト管理
教科「情報」の教員を目指す学生は、
教科「情報」で扱っている問題を理解しているだけでなく、
様々な業種・職種における問題解決を
理解している必要があると考えられる
問題解決をプロジェクトとして捉える
2013/6/29Info screw Inc. / JAEIS2013 全国大会11
 プロジェクト
 有期性
 独自性
 段階的詳細化
が必要
 問題解決
 期間が決まっている
 成果物が独自
 継続して着実に
内容を追加する必要あり
 注意深く詳細に練り上げ
完全に作りこむ必要あり
2. 体系的な問題解決とプロジェクト管理
問題解決は
プロジェクトとして捉えることができる
2013/6/29Info screw Inc. / JAEIS2013 全国大会12
 体系的、段階的に指導することが可能
 プロセスが明確で一貫している
 (例:立ち上げ、計画、実行、終結、監視・コントロール)
 管理する観点が明確
 (例: スケジュール、品質、コスト など)
 成果物がイメージしやすい
問題解決をプロジェクトとして扱うメリット
2013/6/29Info screw Inc. / JAEIS2013 全国大会13
 論点1:
 問題解決を体系的に扱う手法として
何が考えられるか?
 結論
問題解決をプロジェクトとして捉える
問題解決を体系的に扱う手法として
プロジェクト管理手法を適用
2. 体系的な問題解決とプロジェクト管理
3. 「教科に関する科目」と
「情報と職業」の位置づけ
論点2:教職課程で扱うなら、どの教科が該当するか?
について考察する
法制度に関する調査
授業科目に関する調査
「情報と職業」の内容に関する調査
2013/6/29Info screw Inc. / JAEIS2013 全国大会15
 高等学校における教科「情報」の
教員職員一種免許状取得に必要な
「教科に関する科目」 [4] [5]
 「一般的包括的な内容を含むこと」
 その科目の学問領域をおおまかに網羅するものであること
 特定の領域に偏っていないもの
 教科「情報」の「教科に関する科目」
① 情報社会及び情報倫理
② コンピュータ及び情報処理(実習を含む。)
③ 情報システム(実習を含む。)
④ 情報通信ネットワーク(実習を含む。)
⑤ マルチメディア表現及び技術(実習を含む。)
⑥ 情報と職業
法制度に関する調査
3. 「教科に関する科目」と「情報と職業」の位置づけ
対応する授業科目を履修する必要がある
2013/6/29Info screw Inc. / JAEIS2013 全国大会16
 「教科に関する科目」の内容を把握したい
 国公私立大学 30校を対象に「教科に関する科目」に
対応する授業科目の内容調査を行った
 シラバスを収集し、内容を確認した
 教科「情報」の「教科に関する科目」
① 情報社会及び情報倫理
② コンピュータ及び情報処理(実習を含む。)
③ 情報システム(実習を含む。)
④ 情報通信ネットワーク(実習を含む。)
⑤ マルチメディア表現及び技術(実習を含む。)
⑥ 情報と職業
授業科目に関する調査
3. 「教科に関する科目」と「情報と職業」の位置づけ
2013/6/29Info screw Inc. / JAEIS2013 全国大会17
 教科「情報」の「教科に関する科目」
① 情報社会及び情報倫理
② コンピュータ及び情報処理(実習を含む。)
③ 情報システム(実習を含む。)
④ 情報通信ネットワーク(実習を含む。)
⑤ マルチメディア表現及び技術(実習を含む。)
⑥ 情報と職業
授業科目に関する調査
3. 「教科に関する科目」と「情報と職業」の位置づけ
基本的な知識・技術を習得する内容
大学間で大きな差が見られなかった
システム開発などに特化した事例は扱いやすい
幅広い業種・職種の事例を扱うことは難しい
教員を目指す学生は幅広い業種・職種の問題解決を体系的に理解している必要がある
2013/6/29Info screw Inc. / JAEIS2013 全国大会18
 教科「情報」の「教科に関する科目」
① 情報社会及び情報倫理
② コンピュータ及び情報処理(実習を含む。)
③ 情報システム(実習を含む。)
④ 情報通信ネットワーク(実習を含む。)
⑤ マルチメディア表現及び技術(実習を含む。)
⑥ 情報と職業
授業科目に関する調査
3. 「教科に関する科目」と「情報と職業」の位置づけ
内容の重複あり
• 著作権、モラル、プライバシ、セキュリティ 等
「情報社会及び情報倫理」で扱うべき内容[9][10]
幅広い業種・職種の事例を扱いやすい
2013/6/29Info screw Inc. / JAEIS2013 全国大会19
 教育職員要請審議総会 (第40回) 議事録 [11]
「情報と職業」の内容に関する調査
3. 「教科に関する科目」と「情報と職業」の位置づけ
情報は一般社会における組織体の運営,マネジメント等と密接に関係し,
あらゆる場面において情報に関する職業領域が成立してくることを踏まえ,
従来型の職業指導ではなく,
『情報と職業』として多少幅広い内容を盛り込む形にしたもの
想定されている職業指導は,
情報に関する職業,
情報プロフェッショナルとはどういうものかを
生徒に理解してもらうことである
• あらゆる業種,職種において情報に関する職業が存在
• 情報に関する職業,情報プロフェッショナルにおいては,
特にICTを活用した問題解決能力が求められる
問題解決は「情報と職業」と親和性が高い
2013/6/29Info screw Inc. / JAEIS2013 全国大会20
 国公私立大学30校を対象に「情報と職業」の内容調査を行った
 シラバスを収集し、内容を確認した
「情報と職業」の内容に関する調査
 内容
 社会・企業における
ICTの活用事例
 ビジネスモデル
 起業
 就職企業の選択
 生徒への就職指導 など
 推奨する受講学年
 2年次~4年次後期まで
 授業形態
 通常講義
 集中講義
 単一講師
 外部の非常勤講師のオムニバス形式 など
大学ごとに差異が見られた
3. 「教科に関する科目」と「情報と職業」の位置づけ
特定の業種に偏らず
広く一般的な職種・業種のICT活用事例を扱っている
問題解決は「情報と職業」と親和性が高い
教員を目指す学生は幅広い業種・職種の問題解決を体系的に理解している必要がある
2013/6/29Info screw Inc. / JAEIS2013 全国大会21
 論点2:
教職課程で扱うなら、
どの教科が該当するか?
 結論
調査のまとめ
問題解決は「情報と職業」で扱う
3. 「教科に関する科目」と「情報と職業」の位置づけ
4. プロジェクト管理を
「情報と職業」で扱う
妥当性・適合性
体系的な問題解決手法として「プロジェクト管理手法」を
問題解決と親和性の高い「情報と職業」で扱う
妥当性・適合性について検討する
2013/6/29Info screw Inc. / JAEIS2013 全国大会23
 「情報と職業」では
社会・企業におけるICTの活用事例を交えて,職業観を養う
 社会・企業におけるICTの活用事例
= ICTを活用した問題解決事例
妥当性・適合性
4. プロジェクト管理を「情報と職業」で扱う妥当性・適合性
 実際の「情報と職業」に対応する授業科目でも、幅広い業種・職種の事例を扱っている
 製造業
 サービス業
 コンビニエンスストア
 宅配業者
 タクシー
 不動産業
 宗教法人 (檀家)
 医療
 政府機関
 学校・教育機関
 広告・宣伝
 インフラ
 道路交通網
 情報通信網
 企業内での活用
 基幹システム
 電子決済
 会計
 販売管理
 購買管理
 在庫管理
 人事
 社員教育 など
2013/6/29Info screw Inc. / JAEIS2013 全国大会24
 抽象的な問題解決プロセスと
具体的な問題解決プロセスの重ねあわせ
 ICTの活用事例を含む「情報と職業」で実践することが可能
 他の「教科に関する科目」では実践することが難しい
プロジェクト管理を「情報と職業」で扱う妥当性
体系的な問題解決手法としてプロジェクト管理手法を
「情報と職業」で扱うことは妥当・適合
4. プロジェクト管理を「情報と職業」で扱う妥当性・適合性
モデル (プロジェクト管理手法のプロセス) 事例 (具体的な問題解決プロセス)
5. 手法の提案
論点3: 具体的にどのように指導するか?
について検討する
2013/6/29Info screw Inc. / JAEIS2013 全国大会26
プロジェクト管理手法を概説
事例を交えた問題解決のロールプレイ
プロジェクト管理手法に沿った問題解決
プロジェクトの評価
指導手順の例 (概要)
①
②
③
④
5. 手法の提案
指導手順の例 (① プロジェクト管理の概説)
2013/6/29Info screw Inc. / JAEIS2013 全国大会27
 プロジェクトのプロセス
 立ち上げ
 計画
 実行
 監視・コントロール
 終結
 各プロセスと
知識エリアごとの成果物
 知識エリア
 範囲
 時間
 費用
 品質
 人的資源
 情報伝達
 リスク
 調達
 統合
 利害関係者
プロジェクト管理
概説
事例とロールプ
レイ
問題解決
実践
評価
体系的な問題解決手法として、
PMBOK [6]に沿ってプロジェクト管理の基礎を学ぶ
5. 手法の提案
2013/6/29Info screw Inc. / JAEIS2013 全国大会28
 プロジェクト管理のプロセス,知識エリアに沿って
プロジェクトを疑似体験
 プロジェクト管理のプロセスと
問題解決事例のプロセスとを重ねあわせる
指導手順の例(② 事例を交えたロールプレイ)
プロジェクト管理
概説
事例とロールプ
レイ
問題解決
実践
評価
「抽象的な問題解決モデル」と
「具体的な問題解決事例」の
重ねあわせによる理解・疑似体験
5. 手法の提案
モデル (プロジェクト管理手法のプロセス)
事例 (具体的な問題解決プロセス)
2013/6/29Info screw Inc. / JAEIS2013 全国大会29
 プロジェクト管理プロセスに沿って,
問題解決をグループワークとして実施
 実際に体験、経験することで
プロジェクト固有の問題が体験できる
指導手順の例 (③プロジェクト管理手法に沿った問題解決)
プロジェクト管理
概説
事例とロールプ
レイ
問題解決
実践
評価
疑似体験から「体験」へ
活かせる問題解決能力の修得
5. 手法の提案
2013/6/29Info screw Inc. / JAEIS2013 全国大会30
 プロジェクト管理のプロセス、知識エリア、成果物から,
プロジェクトの評価と自己評価を行う
 評価の観点 (例)
指導手順の例 (④ 評価)
プロジェクト管理
概説
事例とロールプ
レイ
問題解決
実践
評価
プロジェクト管理プロセスの再確認
より良い問題解決プロセスの模索
5. 手法の提案
 プロジェクトのプロセス
 立ち上げ
 計画
 実行
 監視・コントロール
 終結
 各プロセスと知識エリアごとの成果物
 知識エリア
 範囲
 時間
 費用
 品質
 人的資源
 情報伝達
 リスク
 調達
 統合
 利害関係者
2013/6/29Info screw Inc. / JAEIS2013 全国大会31
 教員を目指す学生は、問題解決手法が身につく
 大学教員は、手法が体系的,段階的で指導しやすい
 手法(PMBOK)に歴史と実績がある
 PMBOKの第1版は1987年に出版
 現在最新の第5版は2013年1月に発行
 PMP資格取得者数は世界に53万人、日本に3万人
 成果物の内容が具体的
 指導の際に成果物がイメージしやすい
 テンプレートが豊富
 問題解決を体系的に教育できる教員を輩出
 教員は、生徒への問題解決能力の育成指導が容易になる
指導手順の例 (期待される効果)
5. 手法の提案
6. おわりに
2013/6/29Info screw Inc. / JAEIS2013 全国大会33
 まとめ
 本研究では,
大学の教職課程における教科に関する科目「情報と職業」で
プロジェクト管理手法に則った問題解決を含めることを提案した
 今後の課題
 具体的なカリキュラムの提案と評価
 カリキュラムに沿った教育の実践と評価
おわりに
2013/6/29Info screw Inc. / JAEIS2013 全国大会34
[1] 文部科学省, 高等学校学習指導要領, 2009.
[2] 文部科学省, 高等学校学習指導要領解説 総則編, 2009.
[3] 文部科学省, 高等学校学習指導要領解説 情報編, 2010.
[4] 文部科学省, 教育職員免許法.
[5] 文部科学省, 教育職員免許法施行規則, 2010.
[6] Project Management Institute, A Guide to the Project Management Body of Knowledge.
[7] 文部科学省, 教職課程認定申請の手引き (平成25年度 改訂版), 2013.
[8] 佐々木 隆,「教科に関する科目」と学習指導要領, http://ssk.econfn.com/kyousyoku/ssk5.pdf
[9] 北海道情報大学, 教職課程 - 教科に関する科目・通信教育部
http://www.do-johodai.ac.jp/teachingprofession/requiredsubject/distancelearning.php.
[10] 木暮 仁, 高校の情報教科教員免許,
http://www.kogures.com/hitoshi/webtext/jinzai-koukou-menkyo/.
[11] 文部科学省, 教育職員要請審議総会 (第40回) 議事要旨, 2000.
参考文献

More Related Content

Viewers also liked

委託訓練講座改善提案20130204
委託訓練講座改善提案20130204委託訓練講座改善提案20130204
委託訓練講座改善提案20130204Tooru Kamaishi
 
世界の児童売春問題解決へ向けて ~子ども達の未来を守る~
世界の児童売春問題解決へ向けて ~子ども達の未来を守る~世界の児童売春問題解決へ向けて ~子ども達の未来を守る~
世界の児童売春問題解決へ向けて ~子ども達の未来を守る~Living in Peace
 
ETロボコン活動 改善のヒント
ETロボコン活動 改善のヒントETロボコン活動 改善のヒント
ETロボコン活動 改善のヒントYukinobu Nishikawa
 
改善チームの取り組み
改善チームの取り組み改善チームの取り組み
改善チームの取り組みTakeharu Baba
 
2014-07-19 日本情報科教育学会 第7回全国大会 プロジェクト管理手法を活用した問題解決指導法開発のための予備実践
2014-07-19 日本情報科教育学会 第7回全国大会 プロジェクト管理手法を活用した問題解決指導法開発のための予備実践2014-07-19 日本情報科教育学会 第7回全国大会 プロジェクト管理手法を活用した問題解決指導法開発のための予備実践
2014-07-19 日本情報科教育学会 第7回全国大会 プロジェクト管理手法を活用した問題解決指導法開発のための予備実践Yoshiki Sato
 
問題分析・解決
問題分析・解決問題分析・解決
問題分析・解決h.yano
 
問題解決プロセスの紹介
問題解決プロセスの紹介問題解決プロセスの紹介
問題解決プロセスの紹介Hironori Hoshiai
 
問題解決力ワークショップ(解説編)
問題解決力ワークショップ(解説編)問題解決力ワークショップ(解説編)
問題解決力ワークショップ(解説編)ashizawa1 Ashizawa
 
問題をビジュアルに考え解決に導くフレームワーク
問題をビジュアルに考え解決に導くフレームワーク問題をビジュアルに考え解決に導くフレームワーク
問題をビジュアルに考え解決に導くフレームワークTakeshi Kakeda
 
問題解決プロセス
問題解決プロセス問題解決プロセス
問題解決プロセスKenichi Nagaoka
 
2015-06-28 日本情報科教育学会 第8回全国大会 プロジェクト管理手法を活用した問題解決指導の予備実践と評価
2015-06-28 日本情報科教育学会 第8回全国大会 プロジェクト管理手法を活用した問題解決指導の予備実践と評価2015-06-28 日本情報科教育学会 第8回全国大会 プロジェクト管理手法を活用した問題解決指導の予備実践と評価
2015-06-28 日本情報科教育学会 第8回全国大会 プロジェクト管理手法を活用した問題解決指導の予備実践と評価Yoshiki Sato
 
ツール利用でTOC思考プロセスを楽々実践 問題解決入門
ツール利用でTOC思考プロセスを楽々実践 問題解決入門ツール利用でTOC思考プロセスを楽々実践 問題解決入門
ツール利用でTOC思考プロセスを楽々実践 問題解決入門Hisashi Nakatsuyama
 
AiとIoTによる産業最適化と社会問題解決
AiとIoTによる産業最適化と社会問題解決AiとIoTによる産業最適化と社会問題解決
AiとIoTによる産業最適化と社会問題解決Osaka University
 
"仮説思考 BCG流 問題発見・解決の発想法"で仕事の早い人になる
"仮説思考 BCG流 問題発見・解決の発想法"で仕事の早い人になる"仮説思考 BCG流 問題発見・解決の発想法"で仕事の早い人になる
"仮説思考 BCG流 問題発見・解決の発想法"で仕事の早い人になるbijikin
 
実践的なUXデザインとインタラクションデザインの考え方
実践的なUXデザインとインタラクションデザインの考え方実践的なUXデザインとインタラクションデザインの考え方
実践的なUXデザインとインタラクションデザインの考え方Takahiro Ishiyama
 
“1人でもできる”チームワークレスキュー(サイボウズ)
“1人でもできる”チームワークレスキュー(サイボウズ)“1人でもできる”チームワークレスキュー(サイボウズ)
“1人でもできる”チームワークレスキュー(サイボウズ)Makoto Aono
 
“経営”と“人事”はなぜ分断されてしまうのか 問題提起と解決方法
“経営”と“人事”はなぜ分断されてしまうのか問題提起と解決方法“経営”と“人事”はなぜ分断されてしまうのか問題提起と解決方法
“経営”と“人事”はなぜ分断されてしまうのか 問題提起と解決方法Yoshiaki Shinji
 
現在のDNNにおける未解決問題
現在のDNNにおける未解決問題現在のDNNにおける未解決問題
現在のDNNにおける未解決問題Daisuke Okanohara
 

Viewers also liked (18)

委託訓練講座改善提案20130204
委託訓練講座改善提案20130204委託訓練講座改善提案20130204
委託訓練講座改善提案20130204
 
世界の児童売春問題解決へ向けて ~子ども達の未来を守る~
世界の児童売春問題解決へ向けて ~子ども達の未来を守る~世界の児童売春問題解決へ向けて ~子ども達の未来を守る~
世界の児童売春問題解決へ向けて ~子ども達の未来を守る~
 
ETロボコン活動 改善のヒント
ETロボコン活動 改善のヒントETロボコン活動 改善のヒント
ETロボコン活動 改善のヒント
 
改善チームの取り組み
改善チームの取り組み改善チームの取り組み
改善チームの取り組み
 
2014-07-19 日本情報科教育学会 第7回全国大会 プロジェクト管理手法を活用した問題解決指導法開発のための予備実践
2014-07-19 日本情報科教育学会 第7回全国大会 プロジェクト管理手法を活用した問題解決指導法開発のための予備実践2014-07-19 日本情報科教育学会 第7回全国大会 プロジェクト管理手法を活用した問題解決指導法開発のための予備実践
2014-07-19 日本情報科教育学会 第7回全国大会 プロジェクト管理手法を活用した問題解決指導法開発のための予備実践
 
問題分析・解決
問題分析・解決問題分析・解決
問題分析・解決
 
問題解決プロセスの紹介
問題解決プロセスの紹介問題解決プロセスの紹介
問題解決プロセスの紹介
 
問題解決力ワークショップ(解説編)
問題解決力ワークショップ(解説編)問題解決力ワークショップ(解説編)
問題解決力ワークショップ(解説編)
 
問題をビジュアルに考え解決に導くフレームワーク
問題をビジュアルに考え解決に導くフレームワーク問題をビジュアルに考え解決に導くフレームワーク
問題をビジュアルに考え解決に導くフレームワーク
 
問題解決プロセス
問題解決プロセス問題解決プロセス
問題解決プロセス
 
2015-06-28 日本情報科教育学会 第8回全国大会 プロジェクト管理手法を活用した問題解決指導の予備実践と評価
2015-06-28 日本情報科教育学会 第8回全国大会 プロジェクト管理手法を活用した問題解決指導の予備実践と評価2015-06-28 日本情報科教育学会 第8回全国大会 プロジェクト管理手法を活用した問題解決指導の予備実践と評価
2015-06-28 日本情報科教育学会 第8回全国大会 プロジェクト管理手法を活用した問題解決指導の予備実践と評価
 
ツール利用でTOC思考プロセスを楽々実践 問題解決入門
ツール利用でTOC思考プロセスを楽々実践 問題解決入門ツール利用でTOC思考プロセスを楽々実践 問題解決入門
ツール利用でTOC思考プロセスを楽々実践 問題解決入門
 
AiとIoTによる産業最適化と社会問題解決
AiとIoTによる産業最適化と社会問題解決AiとIoTによる産業最適化と社会問題解決
AiとIoTによる産業最適化と社会問題解決
 
"仮説思考 BCG流 問題発見・解決の発想法"で仕事の早い人になる
"仮説思考 BCG流 問題発見・解決の発想法"で仕事の早い人になる"仮説思考 BCG流 問題発見・解決の発想法"で仕事の早い人になる
"仮説思考 BCG流 問題発見・解決の発想法"で仕事の早い人になる
 
実践的なUXデザインとインタラクションデザインの考え方
実践的なUXデザインとインタラクションデザインの考え方実践的なUXデザインとインタラクションデザインの考え方
実践的なUXデザインとインタラクションデザインの考え方
 
“1人でもできる”チームワークレスキュー(サイボウズ)
“1人でもできる”チームワークレスキュー(サイボウズ)“1人でもできる”チームワークレスキュー(サイボウズ)
“1人でもできる”チームワークレスキュー(サイボウズ)
 
“経営”と“人事”はなぜ分断されてしまうのか 問題提起と解決方法
“経営”と“人事”はなぜ分断されてしまうのか問題提起と解決方法“経営”と“人事”はなぜ分断されてしまうのか問題提起と解決方法
“経営”と“人事”はなぜ分断されてしまうのか 問題提起と解決方法
 
現在のDNNにおける未解決問題
現在のDNNにおける未解決問題現在のDNNにおける未解決問題
現在のDNNにおける未解決問題
 

Similar to 2013-06-29 日本情報科教育学会 第6回全国大会 課程認定科目「情報と職業」における体系的な問題解決手法の提案

Syokugyou2016 01
Syokugyou2016 01Syokugyou2016 01
Syokugyou2016 01Akao Koichi
 
教育領域への人工知能活用の現状と、それを支えるデータ環境について
教育領域への人工知能活用の現状と、それを支えるデータ環境について教育領域への人工知能活用の現状と、それを支えるデータ環境について
教育領域への人工知能活用の現状と、それを支えるデータ環境について静厳 萩原
 
20140913インフォーマルなSTEM教育の一環としてのサマーキャンプにおける理論とその実践
20140913インフォーマルなSTEM教育の一環としてのサマーキャンプにおける理論とその実践20140913インフォーマルなSTEM教育の一環としてのサマーキャンプにおける理論とその実践
20140913インフォーマルなSTEM教育の一環としてのサマーキャンプにおける理論とその実践TomokiSaito6
 
Higashi 20120825
Higashi 20120825Higashi 20120825
Higashi 20120825nextedujimu
 
2017年日本図書館情報学会発表スライド
2017年日本図書館情報学会発表スライド2017年日本図書館情報学会発表スライド
2017年日本図書館情報学会発表スライドIioKen
 
日本教育学会第71回全国大会 キャリア教育web発表資料(小池)
日本教育学会第71回全国大会 キャリア教育web発表資料(小池)日本教育学会第71回全国大会 キャリア教育web発表資料(小池)
日本教育学会第71回全国大会 キャリア教育web発表資料(小池)Shota Koike
 
システム論に基づく情報教育の授業計画と教育実践
システム論に基づく情報教育の授業計画と教育実践システム論に基づく情報教育の授業計画と教育実践
システム論に基づく情報教育の授業計画と教育実践saireya _
 
第7回 情報教育研究フォーラム20131221
第7回 情報教育研究フォーラム20131221第7回 情報教育研究フォーラム20131221
第7回 情報教育研究フォーラム20131221義広 河野
 
「情報活用能力」とつながるために: 『現在を語る』~GIGAスクールと学校 図書館~
「情報活用能力」とつながるために: 『現在を語る』~GIGAスクールと学校 図書館~「情報活用能力」とつながるために: 『現在を語る』~GIGAスクールと学校 図書館~
「情報活用能力」とつながるために: 『現在を語る』~GIGAスクールと学校 図書館~Fukuji Imai
 
2017 nee tokyo(chokyubok)0603
2017 nee tokyo(chokyubok)06032017 nee tokyo(chokyubok)0603
2017 nee tokyo(chokyubok)0603Kyubok Cho
 
Dr. Katsurai's slide
Dr. Katsurai's slideDr. Katsurai's slide
Dr. Katsurai's slidemiraikenkyu
 
20170624情報メディア学会
20170624情報メディア学会20170624情報メディア学会
20170624情報メディア学会良和 日向
 
20120428_Gakutoken_Tokyo
20120428_Gakutoken_Tokyo20120428_Gakutoken_Tokyo
20120428_Gakutoken_TokyoFukuji Imai
 
Peirceの探究段階論に基づく「情報I, II」における単元間の構造分析
Peirceの探究段階論に基づく「情報I, II」における単元間の構造分析Peirceの探究段階論に基づく「情報I, II」における単元間の構造分析
Peirceの探究段階論に基づく「情報I, II」における単元間の構造分析saireya _
 
学校の情報通信環境整備事業における進捗
学校の情報通信環境整備事業における進捗学校の情報通信環境整備事業における進捗
学校の情報通信環境整備事業における進捗Kotatsu RIN
 
教育システム情報学会(JSiSE) 2018年度第6回研究会_20190316
教育システム情報学会(JSiSE) 2018年度第6回研究会_20190316教育システム情報学会(JSiSE) 2018年度第6回研究会_20190316
教育システム情報学会(JSiSE) 2018年度第6回研究会_20190316義広 河野
 
20130810 情報モラル指導
20130810 情報モラル指導20130810 情報モラル指導
20130810 情報モラル指導YOX INS
 

Similar to 2013-06-29 日本情報科教育学会 第6回全国大会 課程認定科目「情報と職業」における体系的な問題解決手法の提案 (20)

Syokugyou2016 01
Syokugyou2016 01Syokugyou2016 01
Syokugyou2016 01
 
教育領域への人工知能活用の現状と、それを支えるデータ環境について
教育領域への人工知能活用の現状と、それを支えるデータ環境について教育領域への人工知能活用の現状と、それを支えるデータ環境について
教育領域への人工知能活用の現状と、それを支えるデータ環境について
 
20140913インフォーマルなSTEM教育の一環としてのサマーキャンプにおける理論とその実践
20140913インフォーマルなSTEM教育の一環としてのサマーキャンプにおける理論とその実践20140913インフォーマルなSTEM教育の一環としてのサマーキャンプにおける理論とその実践
20140913インフォーマルなSTEM教育の一環としてのサマーキャンプにおける理論とその実践
 
Higashi 20120825
Higashi 20120825Higashi 20120825
Higashi 20120825
 
2017年日本図書館情報学会発表スライド
2017年日本図書館情報学会発表スライド2017年日本図書館情報学会発表スライド
2017年日本図書館情報学会発表スライド
 
日本教育学会第71回全国大会 キャリア教育web発表資料(小池)
日本教育学会第71回全国大会 キャリア教育web発表資料(小池)日本教育学会第71回全国大会 キャリア教育web発表資料(小池)
日本教育学会第71回全国大会 キャリア教育web発表資料(小池)
 
システム論に基づく情報教育の授業計画と教育実践
システム論に基づく情報教育の授業計画と教育実践システム論に基づく情報教育の授業計画と教育実践
システム論に基づく情報教育の授業計画と教育実践
 
第7回 情報教育研究フォーラム20131221
第7回 情報教育研究フォーラム20131221第7回 情報教育研究フォーラム20131221
第7回 情報教育研究フォーラム20131221
 
「情報活用能力」とつながるために: 『現在を語る』~GIGAスクールと学校 図書館~
「情報活用能力」とつながるために: 『現在を語る』~GIGAスクールと学校 図書館~「情報活用能力」とつながるために: 『現在を語る』~GIGAスクールと学校 図書館~
「情報活用能力」とつながるために: 『現在を語る』~GIGAスクールと学校 図書館~
 
2017 nee tokyo(chokyubok)0603
2017 nee tokyo(chokyubok)06032017 nee tokyo(chokyubok)0603
2017 nee tokyo(chokyubok)0603
 
Dr. Katsurai's slide
Dr. Katsurai's slideDr. Katsurai's slide
Dr. Katsurai's slide
 
20170624情報メディア学会
20170624情報メディア学会20170624情報メディア学会
20170624情報メディア学会
 
20120428_Gakutoken_Tokyo
20120428_Gakutoken_Tokyo20120428_Gakutoken_Tokyo
20120428_Gakutoken_Tokyo
 
Peirceの探究段階論に基づく「情報I, II」における単元間の構造分析
Peirceの探究段階論に基づく「情報I, II」における単元間の構造分析Peirceの探究段階論に基づく「情報I, II」における単元間の構造分析
Peirceの探究段階論に基づく「情報I, II」における単元間の構造分析
 
学校の情報通信環境整備事業における進捗
学校の情報通信環境整備事業における進捗学校の情報通信環境整備事業における進捗
学校の情報通信環境整備事業における進捗
 
教育システム情報学会(JSiSE) 2018年度第6回研究会_20190316
教育システム情報学会(JSiSE) 2018年度第6回研究会_20190316教育システム情報学会(JSiSE) 2018年度第6回研究会_20190316
教育システム情報学会(JSiSE) 2018年度第6回研究会_20190316
 
2013tokyo0615
2013tokyo06152013tokyo0615
2013tokyo0615
 
20130810 情報モラル指導
20130810 情報モラル指導20130810 情報モラル指導
20130810 情報モラル指導
 
mlabforum2012_okanohara
mlabforum2012_okanoharamlabforum2012_okanohara
mlabforum2012_okanohara
 
2013年度カリキュラムガイダンスver1.0
2013年度カリキュラムガイダンスver1.02013年度カリキュラムガイダンスver1.0
2013年度カリキュラムガイダンスver1.0
 

Recently uploaded

UniProject Workshop Make a Discord Bot with JavaScript
UniProject Workshop Make a Discord Bot with JavaScriptUniProject Workshop Make a Discord Bot with JavaScript
UniProject Workshop Make a Discord Bot with JavaScriptyuitoakatsukijp
 
リアル戦国探究in米沢 事前講座1スライド(スタッフ共有用)『川中島の謎』についてのスライド
リアル戦国探究in米沢 事前講座1スライド(スタッフ共有用)『川中島の謎』についてのスライドリアル戦国探究in米沢 事前講座1スライド(スタッフ共有用)『川中島の謎』についてのスライド
リアル戦国探究in米沢 事前講座1スライド(スタッフ共有用)『川中島の謎』についてのスライドKen Fukui
 
リアル戦国探究in米沢 事前講座2スライド(スタッフ共有用)『両雄の強さの秘密』についてのスライド
リアル戦国探究in米沢 事前講座2スライド(スタッフ共有用)『両雄の強さの秘密』についてのスライドリアル戦国探究in米沢 事前講座2スライド(スタッフ共有用)『両雄の強さの秘密』についてのスライド
リアル戦国探究in米沢 事前講座2スライド(スタッフ共有用)『両雄の強さの秘密』についてのスライドKen Fukui
 
ゲーム理論 BASIC 演習105 -n人囚人のジレンマモデル- #ゲーム理論 #gametheory #数学
ゲーム理論 BASIC 演習105 -n人囚人のジレンマモデル- #ゲーム理論 #gametheory #数学ゲーム理論 BASIC 演習105 -n人囚人のジレンマモデル- #ゲーム理論 #gametheory #数学
ゲーム理論 BASIC 演習105 -n人囚人のジレンマモデル- #ゲーム理論 #gametheory #数学ssusere0a682
 
TEAMIN Service overview for customer_20240422.pdf
TEAMIN Service overview for customer_20240422.pdfTEAMIN Service overview for customer_20240422.pdf
TEAMIN Service overview for customer_20240422.pdfyukisuga3
 
リアル戦国探究in米沢 当日講座1(スタッフ共有用)『兵は詐をもって立つ』についてのスライド
リアル戦国探究in米沢 当日講座1(スタッフ共有用)『兵は詐をもって立つ』についてのスライドリアル戦国探究in米沢 当日講座1(スタッフ共有用)『兵は詐をもって立つ』についてのスライド
リアル戦国探究in米沢 当日講座1(スタッフ共有用)『兵は詐をもって立つ』についてのスライドKen Fukui
 
リアル戦国探究in米沢 当日講座3スライド(スタッフ共有用)『糧は三度はさいせず』についてのスライド
リアル戦国探究in米沢 当日講座3スライド(スタッフ共有用)『糧は三度はさいせず』についてのスライドリアル戦国探究in米沢 当日講座3スライド(スタッフ共有用)『糧は三度はさいせず』についてのスライド
リアル戦国探究in米沢 当日講座3スライド(スタッフ共有用)『糧は三度はさいせず』についてのスライドKen Fukui
 
リアル戦国探究in米沢 当日講座2スライド(スタッフ共有用)『人を致すも人に致されず』についてのスライド
リアル戦国探究in米沢 当日講座2スライド(スタッフ共有用)『人を致すも人に致されず』についてのスライドリアル戦国探究in米沢 当日講座2スライド(スタッフ共有用)『人を致すも人に致されず』についてのスライド
リアル戦国探究in米沢 当日講座2スライド(スタッフ共有用)『人を致すも人に致されず』についてのスライドKen Fukui
 

Recently uploaded (8)

UniProject Workshop Make a Discord Bot with JavaScript
UniProject Workshop Make a Discord Bot with JavaScriptUniProject Workshop Make a Discord Bot with JavaScript
UniProject Workshop Make a Discord Bot with JavaScript
 
リアル戦国探究in米沢 事前講座1スライド(スタッフ共有用)『川中島の謎』についてのスライド
リアル戦国探究in米沢 事前講座1スライド(スタッフ共有用)『川中島の謎』についてのスライドリアル戦国探究in米沢 事前講座1スライド(スタッフ共有用)『川中島の謎』についてのスライド
リアル戦国探究in米沢 事前講座1スライド(スタッフ共有用)『川中島の謎』についてのスライド
 
リアル戦国探究in米沢 事前講座2スライド(スタッフ共有用)『両雄の強さの秘密』についてのスライド
リアル戦国探究in米沢 事前講座2スライド(スタッフ共有用)『両雄の強さの秘密』についてのスライドリアル戦国探究in米沢 事前講座2スライド(スタッフ共有用)『両雄の強さの秘密』についてのスライド
リアル戦国探究in米沢 事前講座2スライド(スタッフ共有用)『両雄の強さの秘密』についてのスライド
 
ゲーム理論 BASIC 演習105 -n人囚人のジレンマモデル- #ゲーム理論 #gametheory #数学
ゲーム理論 BASIC 演習105 -n人囚人のジレンマモデル- #ゲーム理論 #gametheory #数学ゲーム理論 BASIC 演習105 -n人囚人のジレンマモデル- #ゲーム理論 #gametheory #数学
ゲーム理論 BASIC 演習105 -n人囚人のジレンマモデル- #ゲーム理論 #gametheory #数学
 
TEAMIN Service overview for customer_20240422.pdf
TEAMIN Service overview for customer_20240422.pdfTEAMIN Service overview for customer_20240422.pdf
TEAMIN Service overview for customer_20240422.pdf
 
リアル戦国探究in米沢 当日講座1(スタッフ共有用)『兵は詐をもって立つ』についてのスライド
リアル戦国探究in米沢 当日講座1(スタッフ共有用)『兵は詐をもって立つ』についてのスライドリアル戦国探究in米沢 当日講座1(スタッフ共有用)『兵は詐をもって立つ』についてのスライド
リアル戦国探究in米沢 当日講座1(スタッフ共有用)『兵は詐をもって立つ』についてのスライド
 
リアル戦国探究in米沢 当日講座3スライド(スタッフ共有用)『糧は三度はさいせず』についてのスライド
リアル戦国探究in米沢 当日講座3スライド(スタッフ共有用)『糧は三度はさいせず』についてのスライドリアル戦国探究in米沢 当日講座3スライド(スタッフ共有用)『糧は三度はさいせず』についてのスライド
リアル戦国探究in米沢 当日講座3スライド(スタッフ共有用)『糧は三度はさいせず』についてのスライド
 
リアル戦国探究in米沢 当日講座2スライド(スタッフ共有用)『人を致すも人に致されず』についてのスライド
リアル戦国探究in米沢 当日講座2スライド(スタッフ共有用)『人を致すも人に致されず』についてのスライドリアル戦国探究in米沢 当日講座2スライド(スタッフ共有用)『人を致すも人に致されず』についてのスライド
リアル戦国探究in米沢 当日講座2スライド(スタッフ共有用)『人を致すも人に致されず』についてのスライド
 

2013-06-29 日本情報科教育学会 第6回全国大会 課程認定科目「情報と職業」における体系的な問題解決手法の提案

  • 2. 2013/6/29Info screw Inc. / JAEIS2013 全国大会1  平成22年度の学習指導要領の改訂  「問題を解決する資質や能力を育成する」 [1] [2]  教科「情報」  「情報活用の実践力の確実な定着」を特に重視する [3]  科目「情報の科学」  「問題解決とコンピュータの活用」「情報の管理と問題解決」  科目「社会と情報」  「情報社会における問題解決」  ICTを活用した問題解決について学習する 背景 (学習指導要領の観点から) 1. はじめに
  • 3. 2013/6/29Info screw Inc. / JAEIS2013 全国大会2  高等学校における教科「情報」の 教員職員一種免許状取得に必要な 「教科に関する科目」 [4] [5]  「一般的包括的な内容」となっており、 内容が定められていない  教員を目指す学生は、 幅広い業種・職種の問題解決を 体系的に理解している必要がある  問題解決が重視されているにも関わらず, 問題解決能力を修得する機会が少ない 背景 (教員養成の観点から) 1. はじめに
  • 4. 2013/6/29Info screw Inc. / JAEIS2013 全国大会3  問題点  「教科に関する科目」の内容が定められていない  問題解決能力が重要とされているが、 問題解決能力を修得する機会が少ない  目的  「教科に関する科目」の中で 問題解決能力を修得する内容を 含めることを検討する 問題点と目的 1. はじめに
  • 5. 2013/6/29Info screw Inc. / JAEIS2013 全国大会4  論点1: 問題解決を体系的に扱う手法として 何が考えられるか? → 2章で議論  論点2: 教職課程で扱うなら、どの教科が該当するか? → 3,4章で議論  論点3: 具体的にどのように指導するか? → 5章で議論 論点 1. はじめに
  • 7. 教科「情報」で扱う問題解決 2013/6/29Info screw Inc. / JAEIS2013 全国大会6  科目「情報の科学」  (2) 問題解決とコンピュータの活用  ア 問題解決の基本的な考え方  イ 問題の解決と処理手順の自動化  ウ モデル化とシミュレーション  (3) 情報の管理と問題解決  ア 情報通信ネットワークと問題解決  イ 情報の蓄積・管理とデータベース  ウ 問題解決の評価と改善  科目「社会と情報」  (4) 望ましい情報社会の構築  ウ 情報社会における問題の解決 高等学校学習指導要領解説 情報編[3] 期限があり、 主にICTを活用して 解決できる問題を扱う 2. 体系的な問題解決とプロジェクト管理
  • 8. 2013/6/29Info screw Inc. / JAEIS2013 全国大会7 扱う「問題」の範囲 問題全体の集合 期限がある問題 高校の教科「情報」で扱っている問題 問題解決の手段として挙げている • 問題の解決と処理手順の自動化 (アルゴリズムとプログラミング) • モデル化とシミュレーション • データベースと情報検索 2. 体系的な問題解決とプロジェクト管理
  • 9. 2013/6/29Info screw Inc. / JAEIS2013 全国大会8 扱う「問題」の範囲 問題全体の集合 期限がある問題 = プロジェクトとして扱える問題 高校の教科「情報」で扱っている問題 問題解決の手段として挙げている • 問題の解決と処理手順の自動化 (アルゴリズムとプログラミング) • モデル化とシミュレーション • データベースと情報検索 2. 体系的な問題解決とプロジェクト管理
  • 10. 2013/6/29Info screw Inc. / JAEIS2013 全国大会9 扱う「問題」の範囲 問題全体の集合 期限がある問題 = プロジェクトとして扱える問題 高校の教科「情報」で扱っている問題 問題解決の手段として挙げている • 問題の解決と処理手順の自動化 (アルゴリズムとプログラミング) • モデル化とシミュレーション • データベースと情報検索 2. 体系的な問題解決とプロジェクト管理 プロジェクトとは、 独自の製品、サービス、所産を創造する ために実施される有期性の業務である。 所産: 結果、成果、産み出されるもの プロジェクトの定義 PMBOK 日本語版 より
  • 11. 2013/6/29Info screw Inc. / JAEIS2013 全国大会10 扱う「問題」の範囲 問題全体の集合 期限がある問題 = プロジェクトとして扱える問題 様々な業種・職種における問題が含まれる 教員を目指す学生が理解している必要があると考えられる範囲 高校の教科「情報」で扱っている問題 問題解決の手段として挙げている • 問題の解決と処理手順の自動化 (アルゴリズムとプログラミング) • モデル化とシミュレーション • データベースと情報検索 2. 体系的な問題解決とプロジェクト管理 教科「情報」の教員を目指す学生は、 教科「情報」で扱っている問題を理解しているだけでなく、 様々な業種・職種における問題解決を 理解している必要があると考えられる
  • 12. 問題解決をプロジェクトとして捉える 2013/6/29Info screw Inc. / JAEIS2013 全国大会11  プロジェクト  有期性  独自性  段階的詳細化 が必要  問題解決  期間が決まっている  成果物が独自  継続して着実に 内容を追加する必要あり  注意深く詳細に練り上げ 完全に作りこむ必要あり 2. 体系的な問題解決とプロジェクト管理 問題解決は プロジェクトとして捉えることができる
  • 13. 2013/6/29Info screw Inc. / JAEIS2013 全国大会12  体系的、段階的に指導することが可能  プロセスが明確で一貫している  (例:立ち上げ、計画、実行、終結、監視・コントロール)  管理する観点が明確  (例: スケジュール、品質、コスト など)  成果物がイメージしやすい 問題解決をプロジェクトとして扱うメリット
  • 14. 2013/6/29Info screw Inc. / JAEIS2013 全国大会13  論点1:  問題解決を体系的に扱う手法として 何が考えられるか?  結論 問題解決をプロジェクトとして捉える 問題解決を体系的に扱う手法として プロジェクト管理手法を適用 2. 体系的な問題解決とプロジェクト管理
  • 16. 2013/6/29Info screw Inc. / JAEIS2013 全国大会15  高等学校における教科「情報」の 教員職員一種免許状取得に必要な 「教科に関する科目」 [4] [5]  「一般的包括的な内容を含むこと」  その科目の学問領域をおおまかに網羅するものであること  特定の領域に偏っていないもの  教科「情報」の「教科に関する科目」 ① 情報社会及び情報倫理 ② コンピュータ及び情報処理(実習を含む。) ③ 情報システム(実習を含む。) ④ 情報通信ネットワーク(実習を含む。) ⑤ マルチメディア表現及び技術(実習を含む。) ⑥ 情報と職業 法制度に関する調査 3. 「教科に関する科目」と「情報と職業」の位置づけ 対応する授業科目を履修する必要がある
  • 17. 2013/6/29Info screw Inc. / JAEIS2013 全国大会16  「教科に関する科目」の内容を把握したい  国公私立大学 30校を対象に「教科に関する科目」に 対応する授業科目の内容調査を行った  シラバスを収集し、内容を確認した  教科「情報」の「教科に関する科目」 ① 情報社会及び情報倫理 ② コンピュータ及び情報処理(実習を含む。) ③ 情報システム(実習を含む。) ④ 情報通信ネットワーク(実習を含む。) ⑤ マルチメディア表現及び技術(実習を含む。) ⑥ 情報と職業 授業科目に関する調査 3. 「教科に関する科目」と「情報と職業」の位置づけ
  • 18. 2013/6/29Info screw Inc. / JAEIS2013 全国大会17  教科「情報」の「教科に関する科目」 ① 情報社会及び情報倫理 ② コンピュータ及び情報処理(実習を含む。) ③ 情報システム(実習を含む。) ④ 情報通信ネットワーク(実習を含む。) ⑤ マルチメディア表現及び技術(実習を含む。) ⑥ 情報と職業 授業科目に関する調査 3. 「教科に関する科目」と「情報と職業」の位置づけ 基本的な知識・技術を習得する内容 大学間で大きな差が見られなかった システム開発などに特化した事例は扱いやすい 幅広い業種・職種の事例を扱うことは難しい 教員を目指す学生は幅広い業種・職種の問題解決を体系的に理解している必要がある
  • 19. 2013/6/29Info screw Inc. / JAEIS2013 全国大会18  教科「情報」の「教科に関する科目」 ① 情報社会及び情報倫理 ② コンピュータ及び情報処理(実習を含む。) ③ 情報システム(実習を含む。) ④ 情報通信ネットワーク(実習を含む。) ⑤ マルチメディア表現及び技術(実習を含む。) ⑥ 情報と職業 授業科目に関する調査 3. 「教科に関する科目」と「情報と職業」の位置づけ 内容の重複あり • 著作権、モラル、プライバシ、セキュリティ 等 「情報社会及び情報倫理」で扱うべき内容[9][10] 幅広い業種・職種の事例を扱いやすい
  • 20. 2013/6/29Info screw Inc. / JAEIS2013 全国大会19  教育職員要請審議総会 (第40回) 議事録 [11] 「情報と職業」の内容に関する調査 3. 「教科に関する科目」と「情報と職業」の位置づけ 情報は一般社会における組織体の運営,マネジメント等と密接に関係し, あらゆる場面において情報に関する職業領域が成立してくることを踏まえ, 従来型の職業指導ではなく, 『情報と職業』として多少幅広い内容を盛り込む形にしたもの 想定されている職業指導は, 情報に関する職業, 情報プロフェッショナルとはどういうものかを 生徒に理解してもらうことである • あらゆる業種,職種において情報に関する職業が存在 • 情報に関する職業,情報プロフェッショナルにおいては, 特にICTを活用した問題解決能力が求められる 問題解決は「情報と職業」と親和性が高い
  • 21. 2013/6/29Info screw Inc. / JAEIS2013 全国大会20  国公私立大学30校を対象に「情報と職業」の内容調査を行った  シラバスを収集し、内容を確認した 「情報と職業」の内容に関する調査  内容  社会・企業における ICTの活用事例  ビジネスモデル  起業  就職企業の選択  生徒への就職指導 など  推奨する受講学年  2年次~4年次後期まで  授業形態  通常講義  集中講義  単一講師  外部の非常勤講師のオムニバス形式 など 大学ごとに差異が見られた 3. 「教科に関する科目」と「情報と職業」の位置づけ 特定の業種に偏らず 広く一般的な職種・業種のICT活用事例を扱っている 問題解決は「情報と職業」と親和性が高い 教員を目指す学生は幅広い業種・職種の問題解決を体系的に理解している必要がある
  • 22. 2013/6/29Info screw Inc. / JAEIS2013 全国大会21  論点2: 教職課程で扱うなら、 どの教科が該当するか?  結論 調査のまとめ 問題解決は「情報と職業」で扱う 3. 「教科に関する科目」と「情報と職業」の位置づけ
  • 24. 2013/6/29Info screw Inc. / JAEIS2013 全国大会23  「情報と職業」では 社会・企業におけるICTの活用事例を交えて,職業観を養う  社会・企業におけるICTの活用事例 = ICTを活用した問題解決事例 妥当性・適合性 4. プロジェクト管理を「情報と職業」で扱う妥当性・適合性  実際の「情報と職業」に対応する授業科目でも、幅広い業種・職種の事例を扱っている  製造業  サービス業  コンビニエンスストア  宅配業者  タクシー  不動産業  宗教法人 (檀家)  医療  政府機関  学校・教育機関  広告・宣伝  インフラ  道路交通網  情報通信網  企業内での活用  基幹システム  電子決済  会計  販売管理  購買管理  在庫管理  人事  社員教育 など
  • 25. 2013/6/29Info screw Inc. / JAEIS2013 全国大会24  抽象的な問題解決プロセスと 具体的な問題解決プロセスの重ねあわせ  ICTの活用事例を含む「情報と職業」で実践することが可能  他の「教科に関する科目」では実践することが難しい プロジェクト管理を「情報と職業」で扱う妥当性 体系的な問題解決手法としてプロジェクト管理手法を 「情報と職業」で扱うことは妥当・適合 4. プロジェクト管理を「情報と職業」で扱う妥当性・適合性 モデル (プロジェクト管理手法のプロセス) 事例 (具体的な問題解決プロセス)
  • 27. 2013/6/29Info screw Inc. / JAEIS2013 全国大会26 プロジェクト管理手法を概説 事例を交えた問題解決のロールプレイ プロジェクト管理手法に沿った問題解決 プロジェクトの評価 指導手順の例 (概要) ① ② ③ ④ 5. 手法の提案
  • 28. 指導手順の例 (① プロジェクト管理の概説) 2013/6/29Info screw Inc. / JAEIS2013 全国大会27  プロジェクトのプロセス  立ち上げ  計画  実行  監視・コントロール  終結  各プロセスと 知識エリアごとの成果物  知識エリア  範囲  時間  費用  品質  人的資源  情報伝達  リスク  調達  統合  利害関係者 プロジェクト管理 概説 事例とロールプ レイ 問題解決 実践 評価 体系的な問題解決手法として、 PMBOK [6]に沿ってプロジェクト管理の基礎を学ぶ 5. 手法の提案
  • 29. 2013/6/29Info screw Inc. / JAEIS2013 全国大会28  プロジェクト管理のプロセス,知識エリアに沿って プロジェクトを疑似体験  プロジェクト管理のプロセスと 問題解決事例のプロセスとを重ねあわせる 指導手順の例(② 事例を交えたロールプレイ) プロジェクト管理 概説 事例とロールプ レイ 問題解決 実践 評価 「抽象的な問題解決モデル」と 「具体的な問題解決事例」の 重ねあわせによる理解・疑似体験 5. 手法の提案 モデル (プロジェクト管理手法のプロセス) 事例 (具体的な問題解決プロセス)
  • 30. 2013/6/29Info screw Inc. / JAEIS2013 全国大会29  プロジェクト管理プロセスに沿って, 問題解決をグループワークとして実施  実際に体験、経験することで プロジェクト固有の問題が体験できる 指導手順の例 (③プロジェクト管理手法に沿った問題解決) プロジェクト管理 概説 事例とロールプ レイ 問題解決 実践 評価 疑似体験から「体験」へ 活かせる問題解決能力の修得 5. 手法の提案
  • 31. 2013/6/29Info screw Inc. / JAEIS2013 全国大会30  プロジェクト管理のプロセス、知識エリア、成果物から, プロジェクトの評価と自己評価を行う  評価の観点 (例) 指導手順の例 (④ 評価) プロジェクト管理 概説 事例とロールプ レイ 問題解決 実践 評価 プロジェクト管理プロセスの再確認 より良い問題解決プロセスの模索 5. 手法の提案  プロジェクトのプロセス  立ち上げ  計画  実行  監視・コントロール  終結  各プロセスと知識エリアごとの成果物  知識エリア  範囲  時間  費用  品質  人的資源  情報伝達  リスク  調達  統合  利害関係者
  • 32. 2013/6/29Info screw Inc. / JAEIS2013 全国大会31  教員を目指す学生は、問題解決手法が身につく  大学教員は、手法が体系的,段階的で指導しやすい  手法(PMBOK)に歴史と実績がある  PMBOKの第1版は1987年に出版  現在最新の第5版は2013年1月に発行  PMP資格取得者数は世界に53万人、日本に3万人  成果物の内容が具体的  指導の際に成果物がイメージしやすい  テンプレートが豊富  問題解決を体系的に教育できる教員を輩出  教員は、生徒への問題解決能力の育成指導が容易になる 指導手順の例 (期待される効果) 5. 手法の提案
  • 34. 2013/6/29Info screw Inc. / JAEIS2013 全国大会33  まとめ  本研究では, 大学の教職課程における教科に関する科目「情報と職業」で プロジェクト管理手法に則った問題解決を含めることを提案した  今後の課題  具体的なカリキュラムの提案と評価  カリキュラムに沿った教育の実践と評価 おわりに
  • 35. 2013/6/29Info screw Inc. / JAEIS2013 全国大会34 [1] 文部科学省, 高等学校学習指導要領, 2009. [2] 文部科学省, 高等学校学習指導要領解説 総則編, 2009. [3] 文部科学省, 高等学校学習指導要領解説 情報編, 2010. [4] 文部科学省, 教育職員免許法. [5] 文部科学省, 教育職員免許法施行規則, 2010. [6] Project Management Institute, A Guide to the Project Management Body of Knowledge. [7] 文部科学省, 教職課程認定申請の手引き (平成25年度 改訂版), 2013. [8] 佐々木 隆,「教科に関する科目」と学習指導要領, http://ssk.econfn.com/kyousyoku/ssk5.pdf [9] 北海道情報大学, 教職課程 - 教科に関する科目・通信教育部 http://www.do-johodai.ac.jp/teachingprofession/requiredsubject/distancelearning.php. [10] 木暮 仁, 高校の情報教科教員免許, http://www.kogures.com/hitoshi/webtext/jinzai-koukou-menkyo/. [11] 文部科学省, 教育職員要請審議総会 (第40回) 議事要旨, 2000. 参考文献

Editor's Notes

  1. 「情報と職業」では,社会・企業におけるICT活用の事例を交えて,職業観を養う.ICT活用の事例においては,現在どのような業種・職種でどのように活用されているか,つまり問題解決をしているかを解説する.また,ICTを用いた活用事例を,問題解決の事例として捉えることで,モデル化された問題解決手法と具体的な問題解決プロセスを重ね合わせることができる. この手法は,ICTの活用事例を含んでいる「情報と職業」で実践することが可能であり,他の「教科に関する科目」では実践することが難しい. また,実際に「情報と職業」に対応する科目の内容として,特定の業種に偏らず,広く一般的な職種・業種のICT活用事例を扱っており,問題解決を扱う科目として親和性が高いと考える. よって,体系的な問題解決手法として,プロジェクト管理を「情報と職業」で扱うことは妥当であり,適合していると考える.
  2. 「情報と職業」では,社会・企業におけるICT活用の事例を交えて,職業観を養う.ICT活用の事例においては,現在どのような業種・職種でどのように活用されているか,つまり問題解決をしているかを解説する.また,ICTを用いた活用事例を,問題解決の事例として捉えることで,モデル化された問題解決手法と具体的な問題解決プロセスを重ね合わせることができる. この手法は,ICTの活用事例を含んでいる「情報と職業」で実践することが可能であり,他の「教科に関する科目」では実践することが難しい. また,実際に「情報と職業」に対応する科目の内容として,特定の業種に偏らず,広く一般的な職種・業種のICT活用事例を扱っており,問題解決を扱う科目として親和性が高いと考える. よって,体系的な問題解決手法として,プロジェクト管理を「情報と職業」で扱うことは妥当であり,適合していると考える.