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IIR フォーラム
数字が教えてくれないこと
-特許/論文データベース分析入門-
2015.01.28
イノベーション研究センター
原泰史
hara@iir.hit-u.ac.jp
Twitter: @harayasushi
4/20/2015 1
はじめに
• 今日の内容は90分では終わらないので, 今後も勉強会を実施したいと考えています
• 目的
• 特許や論文のデータを使うことで解析できる範囲を知るために、まず分析手法を学ぶ
• 手法
• パソコンを用いたハンズオンセミナー方式 (手を動かして覚える!)
• 時間:
• 平日(金曜日)の夜 または 土曜日の夕方に90分程度
• 一ヶ月に一回程度 (第一期; 5-6回) を予定
• 場所(仮):
• 国立 (一橋大学イノベーション研究センター) または
• 六本木 (政策研究大学院大学科学技術イノベーション政策研究センター)
• 参加希望の方は, hara@iir.hit-u.ac.jp または @harayasushi (twitter) までご連絡ください.
4/20/2015 2
研究会(仮)のスケジュール (案)
• [2015/1月] 第0回: 「数字が教えてくれないこと」
• [2015/3月] 第1回: 「数字が教えてくれること」
• 特許や論文データはなぜイノベーション指標として活用されているのだろう
• [2015/4月]第2回: 「巨人の上に立つ」
• 論文データベース (Web of Knowledge, Scopus, Scival etc…) を用いた分析
• [2015/5月] 第3回: 「select() すると幸せになれる理由」
• IIP データベース/patR データベースを用いた日本特許分析
• [2015/6月] 第4回: 「科学とイノベーションの関係」
• サイエンスリンケージデータベースを用いた特許/論文の連結分析
• [2015/7月]第5回: 「行間を読むっていろいろと大切」
• 書誌テキスト分析 (KHcoder) を使って分析できること
• [2015/8月] 第6回 : 「まとめ」
• 科学とイノベーションのあれこれは書誌情報からどこまでわかるのだろう
4/20/2015 3
今日取り上げる内容
1. はじめに
2. 論文データベースの利用方法
• Web of Knowledge
• Scopus
3. 特許データベースの利用方法
• 米国特許のデータベース
• Thomson Innovation
• Ultra Patent
• USPTO database
• 日本特許のデータベース
• MySQL の導入
• Access の導入
• 基本的なコマンド
4. サイエンスリンケージデータベースの利用方法
5. 数字ではわからないこと (今日のまとめ)
4/20/2015 4
論文 特許
サイエンス
リンケージ
1. はじめに
イノベーションを測るとは何か?
4/20/2015 5
Framework of Innovation Indicators
(Pakes and Griliches 1984)
Other
Economic
Factors
Non-Knowledge Factors
of Production Output:
Productivity
Firm’s Value
Patent
Patenting
Propensity
Inputs to Innovation
R&D, designing,
marketing research etc…
Knowhow and
First Mover Advantage
4/20/2015 6
Framework of Innovation Indicators [modified.]
(Pakes and Griliches 1984)
Other
Economic
Factors
Non-Knowledge Factors
of Production Output:
Productivity
Firm’s Value
Patent
Patenting
Propensity
Inputs to Innovation
R&D, designing,
marketing research etc…
Knowhow and
First Mover Advantage
Paper
4/20/2015 7
Framework of Innovation Indicators [modified. 2]
(Pakes and Griliches 1984)
Other
Economic
Factors
Non-Knowledge Factors
of Production Output:
Productivity
Firm’s Value
Patent
Patenting
Propensity
Inputs to Innovation
R&D, designing,
marketing research etc…
Knowhow and
First Mover Advantage
Paper
In-tangible
knowledge
4/20/2015 8
イノベーションのプロセスを明らかにする方法
• 定性的なアプローチ
• なにかしらの理論モデルにもとづき、文献調査や実地調査、
インタビューなどを使って証拠を集める。集まった証拠にも
とづきロジックを組み立てて、結果を観察する
• データソース
• 誰かが書いた文章 (論文や特許や報告書や白書 etc…)
• 誰かの頭のなか (をインタビューを使って収集する)
• 定量的なアプローチ
• なにかしらの理論モデルにもとづき、統計データベースを
使ってデータを集める。それを回帰分析 etc… などの統計
的な処理をして、結果を観察する
• データソース
• 統計データベースを使う
• サーベイ調査をする
• 政府統計を使う
結論
インプリケーション
(ex. 政策的な含意)
問い
(リサーチクエスチョン)
Literature Review
(先行研究の調査)
Hypothesis
(問いに対する仮説の提示)
4/20/2015 9
イノベーションプロセスを知る方法
1. ひとにきく
1. 発明したひと (=発明者) にきく
1. インタビューをする
2. サーベイ調査をする (アンケートを
とる)
2. 発明に関与したひとにきく
1. インタビューをする
2. サーベイ調査をする (アンケートを
とる)
2. 測ってみる
1. 特許ではかってみる
1. だれとだれが特許を書いたかでは
かってみる
2. だれがだれの特許を引用している
かではかってみる
2. 論文ではかってみる
1. だれとだれが論文を書いたかでは
かってみる
2. だれとだれの論文を引用している
かではかってみる
3. 特許と論文のつながりではかって
みる
1. どの特許が、どの論文を引用して
いるかで測ってみる
2. どの論文が、どの特許を引用して
いるかで測ってみる
4/20/2015 10
はかってみる
=論文や特許のデータベースを使い、
論文や特許の数や流れを調べてみる。
4/20/2015 11
特許や論文とはなにか?
4/20/2015 12
特許: “特許は、有用な発明をなした発明者またはその
承継人に対し、その発明の公開の代償として、一定期間、
その発明を独占的に使用しうる権利(特許権)を国が付
与するものである。特許権は、無体物(物ではない、形
のないもの)である発明に排他的支配権を設定すること
から、知的財産権のひとつとされる。(Wikipedia) ”
論文: “論文(ろんぶん、英: paper)とは、学問の研究
成果などのあるテーマについて論理的な手法で書き
記した文章。 (Wikipedia)”
知的財産制度
• 知識の公開を条件に、知識の商業的な利用の占有権を知
識の創造者に与える仕組み
• 特許
• 実用新案
• 意匠
• 著作権
• 商標
4/20/2015 13
知的財産の種類と日本の知的財産保護制度
特許 実用新案 意匠 著作権 商標
保護対象 発明 考案 (特許ほど高
度でない発明)
意匠(商品のデザ
インなど)
著作物等 商品の商標
主たる保護要件 ・新規性
・進歩性
・産業上の有用性
・新規性
・進歩性
・産業上の有用性
・新規性
・創作非容易性
・工業上利用可能
性
・創作 ・誤認を生じさせ
ないこと
保護期間 出願日から20年 出願日から10年 登録日から15年 著者者の死後50
年
登録日から10年
(更新可能)
ディスクロー
ジャー
出願・公開 出願・公開 3年内の秘密意匠
制度あり
頒布 出願公告
保護内容 発明の実施の専
有
考案の実施の専
有
意匠の実施の専
有
複製権の専有な
ど
商標の利用の専
有
年間出願件数 345000 (2010年) 9000 (2010年) 32000 (2010年) 出願不要 114000 (2010年)
4/20/2015 14
知的財産権と技術の公開への誘因
• 知的財産制度の目的のひとつ
は、企業が研究開発の成果を
公開するような誘因を整備する
こと
• 保護期間の後は、公開された発
明をだれでも自由に利用するこ
とができる
• 技術公開の効果
• 技術の公開によって、研究の重
複の危険性が小さくなる
• 公開された技術は新たな研究開
発の種を供給する
• 技術開発は累積的なプロセスで
あり(Merges and Nelson 1990)、
すべての技術が企業秘密となっ
た場合このようなプロセスが成
立しにくくなる
4/20/2015 15
知的財産権の役割
• 1. 研究開発への誘因を高めること
• 知的財産権による保護がなければ、研究開発への誘因が低下してしまう危険性が
ある
• 2. 研究開発の公開を促すこと
• 知的財産権が弱いと、企業は開発した技術をできるだけ隠そうとする
• 研究開発の内容も企業秘密として維持可能な技術に偏る傾向が生じる
• 結果、産業全体として研究開発に利用可能な知識ストックが減少し、研究開発の効
率が低下する危険性がある
• 商業的成功に強く結びついた技術革新を推進するための制度
• 企業の私的な情報と私的なインセンティブを活用して、技術革新を促進さ
せる
4/20/2015 16
特許のプロセスは結構めんどう
出所: (永田 2004)4/20/2015 17
公開された特許や論文の情報は
どうやって調べればいいのか?
4/20/2015 18
もしかして:
ググる
4/20/2015 19
しかし:
単純にgoogle や bing で検索しても
わからない場合がある
→
データベース、専用のデータベース
を使う
4/20/2015 20
今日取り上げる内容
1. はじめに
2. 論文データベースの利用方法
• Web of Knowledge
• Scopus
3. 特許データベースの利用方法
• 米国特許のデータベース
• Thomson Innovation
• Ultra Patent
• USPTO database
• 日本特許のデータベース
• MySQL の導入
• Access の導入
• 基本的なコマンド
4. サイエンスリンケージデータベースの利用方法
5. 数字ではわからないこと (今日のまとめ)
4/20/2015 21
2. 論文データベース
4/20/2015 22
論文データベース
• 何がわかるのか
• だれが、いつ、どこで、どんな論文を書いたのかがわかる
• だれが、いつ、どこで、どんな論文を引用したかがわかる
• メリット
• 先行研究を知ることができる
• みんなが読んでいる論文がわかる!
• インパクトファクターの高い論文がわかる!(就職に有利な!)
• どんな研究が世の中で行われているかがわかる!
4/20/2015 23
前方引用と後方引用: Schumpeter 1947 の場合
時点 : t
"An Approach to the Study of
Entrepreneurship," THE TASKS OF
ECONOMIC HISTORY (Supplemental
Issue of THE JOURNAL OF
ECONoMIc HISTORY), VI (1946), 1-15
Oscar Lange, "A Note on
Innovations," Review of Economic
Statistics, XXV (1943), 19-25
F. W. Taussig, Inventors and
Money-Makers (New York: The
Macmillan Company, 1915).
Fritz Redlich, The Molding of American
Banking—Men and Ideas (New York: Hafner
Publishing Company, 1947).
Robert A. Gordon, Business
Leadership in the Large Corporation
(Washington, D.C.: The Brookings
Institution, 1945).
F. J. Marquis and S. J. Chapman on the
managerial stratum ,of the Lancashire cotton
industry in the Journal of the Royal Statistical
Society, LXXV, Pt. III (1912). 293-306.
前方引用後方引用
4/20/2015 24
Schumpeter 1947 の後方引用数推移(Web
of knowledge)
4/20/2015 25
前方引用と後方引用:
時点 : t
"An Approach to the Study of
Entrepreneurship," THE TASKS OF
ECONOMIC HISTORY (Supplemental
Issue of THE JOURNAL OF
ECONoMIc HISTORY), VI (1946), 1-15
Oscar Lange, "A Note on
Innovations," Review of Economic
Statistics, XXV (1943), 19-25
F. W. Taussig, Inventors and
Money-Makers (New York: The
Macmillan Company, 1915).
Fritz Redlich, The Molding of American
Banking—Men and Ideas (New York: Hafner
Publishing Company, 1947).
Robert A. Gordon, Business
Leadership in the Large Corporation
(Washington, D.C.: The Brookings
Institution, 1945).
F. J. Marquis and S. J. Chapman on the
managerial stratum ,of the Lancashire cotton
industry in the Journal of the Royal Statistical
Society, LXXV, Pt. III (1912). 293-306.
前方引用後方引用
・後方引用からわかること
-- どのような先行研究が活用されたのか
-- いつ公開された先行研究を活用したのか
-- 論文を執筆するにあたり、「科学的源泉」は
いったいなんだったのか
・後方引用からわからないこと
-- 引用されていないけど、重要だった「科学的源
泉」
-- 引用されていないけど、参照された先行研究
(in context.)
・前方引用からわかること
-- 論文自体の重要性
-- 「巨人の肩の上に立つ (Standing on the
shoulders of the giants) 」
-- 知識の伝播過程
-- 論文自体が「古くなっていない」か
・前方引用からわからないこと
-- ほんとうにその論文は重要な論文なのか (引
用されること自体が, 論文の重要性を示している
のか)
-- 後発の論文にとって重要な科学的源泉が, 直
接的には引用されていない場合も
4/20/2015 26
(英文)論文データベース
名前 Web of Knowledge Scopus
作っている会社 トムソン・ロイター エルゼビア
カバー範囲 ・社会科学文献の書誌および引用情報
(1898年-2015年)
・自然科学文献の書誌および引用情報
(1900年-2015年)
・5000以上の出版社の21,000誌以上の学術
ジャーナル
・20000タイトル以上の査読ジャーナル
・370タイトルのブックシリーズ
・550万件以上の会議録
メリット ・過去データが豊富
・社会科学のカバー率が高い
・他のデータベースとリンクさせることが比較的容
易
・分野分類が (Web of Knowledge) に比べて明
確
・自然科学のカバー率は Web of Knowledge に
比べ高い
・企業名および著者名の名寄せの精度が高い
デメリット ・1945年以前のデータはカバー範囲が限られてい
る
・カテゴリ分類が不明確
・現在カバー範囲が(Web of Knowledge に比べ)
狭い [引用情報は1996年以降のみカバー]
(2016年に向け拡大される予定)
価格 すごく高い! すごく高い!
気をつけること ・一橋大学では利用可能
・大学によってカバーしているデータ範囲が違う
一橋大学では利用不能 (部局によっては契約し
ている場合あり)4/20/2015 27
1. Web of Knowledge
• 一橋の学内からはどこからでも
利用可能
• 一橋大学図書館の My Library
からリモートログインで利用可
能
4/20/2015 28
http://ip-science.thomsonreuters.jp/products/web-of-
science/yokuwakaru/
ケース1: Web of Knowledge のインターフェー
ス ; シュンペーターの論文を探してみよう
1. www.webofknowledge.com を開き, 「著者名検索」を選択. 「姓」 と 「イニシャル」 を入力する.
4/20/2015 29
Web of Knowledge のインターフェース
例: シュンペーターの論文を探してみよう
2. 「研究領域」から, (とりあえず)すべての研究領域を選択し, 「著者所属を選択」をクリック
4/20/2015 30
Web of Knowledge のインターフェース
例: シュンペーターの論文を探してみよう
3. 「著者所属名短縮形」から, (とりあえず)すべての所属を選択. また, 「著者所属情報を含まないレコードを含める」
チェックボックスをクリックし, 「選択した文献で検索」をクリックする.
4/20/2015 31
Web of Knowledge のインターフェース
例: シュンペーターの論文を探してみよう
4. “著者名検索結果: 49レコード” が表示されるので, “並び替え” より “被引用数 – 多い順” を選択し並べ替える.
4/20/2015 32
Web of Knowledge のインターフェース
例: シュンペーターの論文を探してみよう
5. 一番引用数の多い “The Creative Response in Economic History” をクリックする.
わかること
・著者名
・ジャーナル名
・発行年月日
・被引用数
・引用文献
・インパクトファクター
・ドキュメントタイプ
・言語
・発行者
・研究分野
・Web of Knowledge Category
・最終引用
4/20/2015 33
引用分析
• 後方引用をたどることで, 発明に至る知識の流れを明らかにする
• JST プロジェクトの Feasibility Study
• Shuji Nakamura Patent に至るまでの Main Path
• 特許と、特許に引用された論文について調査
• ソース: Web of Knowledge / Thomson Innovation
4/20/2015 34
Network 全体 (属性付き)
赤色は Main Path に選択さ
れた Node を示す.
1930s 1960s 1970s 1990s 2000s
1910-2007 (1次引用すべて導入; 上位12社明記)
1980s
2. Scopus
• エルゼビアが提供する論文データ
ベース
• “Scopus has twice as many titles
and over 30% more publishers
listed than any other A&I
database”
• Journals や Book, Conference
Papers や Patents もカバー
• Scival を用いることで, 研究機関ご
とのパフォーマンスを知ることも可
能
• なお、一橋では現時点 (2015年) で
は契約していないので使えません
4/20/2015 37
Scopus のインターフェース
例: シュンペーターの論文を探してみよう
1. www.scopus.com を開き, 「著者検索」に Last Name と First Name を入力する.
4/20/2015 38
Scopus のインターフェース
例: シュンペーターの論文を探してみよう
2. 著者名の候補が表示されるので, 該当する著者をクリックする
4/20/2015 39
Scopus のインターフェース
例: シュンペーターの論文を探してみよう
3. 論文の一覧が表示される
4/20/2015 40
Scival
• Scopus 論文データベースを用いた研究パフォーマンス自動分析ツール
• 名寄せが完了したデータで最初から分析を行うことができる
4/20/2015 41
Scival 分析例:
Hitotsubashi University のパフォーマンス
Scival 分析例 (RU11 のパフォーマンス評価)
• Outputs in Top percentiles (1%) x
Publication Year
• Academic-Corporate
Collaboration(%) * Publication
Year
4/20/2015 43
http://www.elsevier.com/jp/press-releases/2014/201403274/20/2015 44
今日取り上げる内容
1. はじめに
2. 論文データベースの利用方法
• Web of Knowledge
• Scopus
3. 特許データベースの利用方法
• 米国特許のデータベース
• Thomson Innovation
• Ultra Patent
• USPTO database
• 日本特許のデータベース
• MySQL の導入
• Access の導入
• 基本的なコマンド
4. サイエンスリンケージデータベースの利用方法
5. 数字ではわからないこと (今日のまとめ)
4/20/2015 45
論文 特許
サイエンス
リンケージ
3. 特許データベース
4/20/2015 46
特許データベース
• 何がわかるのか
• だれが、いつ、どこで、どんな特許を書いたのかがわかる
• だれが、いつ、どこで、どんな特許を引用したかがわかる
• メリット
• みんなが読んでいる特許がわかる!
• インパクトファクターの高い特許がわかる!
• どんな研究開発が世の中で行われているかがわかる!
4/20/2015 47
特許データベース
• アメリカ特許のデータベース
• Google Patent
• USPTO Patents
• Ultra Patents
• Thomson Innovation
• ヨーロッパ特許のデータベース
• espacenet
• 日本の特許データベース
• 特許図書館
• IIP データベース
• 研究用特許データベース (patR)
4/20/2015 48
ケース2: 溶融還元法に関連する特許をFIコード
を使って抽出する
• 概要
• 1. パテントマップガイダンスから関連するFI コードを抽出する
• http://www5.ipdl.inpit.go.jp/pmgs1/pmgs1/pmgs
• 2. 「溶融還元法」のFIコード C21C5/28@F をピックアップ
• 3. 特許図書館の「特許分類検索」から検索→164件ヒット
• 4. 特許図書館の「公報テキスト検索」から検索→10件ヒット
• Google Patent から検索
FI コードの探索
FI ドット 説明 補足説明 関連分野 テーマコード
C21B11/
00
0 溶鉱炉に
よらない銑
鉄の製造
ex.)鉄
浴式溶融還
元法(DI
OS)
溶融還元法
によるCr・
Ni合金鋼
の製造
C21C5/28
4K012
C21C5/2
8@F
1 溶融還元
法
4K070
F27B17/
00@A
0 加熱溶融,
溶融還元
炉
灰溶融炉
F23J
4K049
C21B11/00 の場合
FI ドット 説明 補足説明 関連分野 テーマコード
C21B11/00 0溶鉱炉によらない
銑鉄の製造
ex.)鉄浴式溶融
還元法(DIOS)
溶融還元法によるCr・
Ni合金鋼の製造
C21C5/28
4K012
C21B11/02 1低シャフト炉による
もの
コークス充填層を形成
した炉内に鉄鋼石.ス
クラップを装入するもの.
キュポラ等
4K012
C21B11/06 1ロータリーキルン
によるもの
4K012
C21B11/08 1炉床式炉によるも
の
4K012
C21B11/10 1電気炉によるもの 4K012
C21C5/28@F の場合
FI ドット 説明 補足説明 関連分野 テーマコード
C21C5/00 0炭素鋼,例.普通軟鋼,中
炭素鋼または鋳鋼,の製
造
4K070
C21C5/02 1るつぼ炉法 るつぼ炉F27B14/00 4K014
C21C5/04 1炉床炉鋼,例.シーメンス
マルチン鋼,の製造
炉床型炉F27B3/22 4K014
C21C5/06 2特殊な成分組成のスラグ
をつくる方法
スラグの水滓化,造粒,冷却,
黄水防止,再生
特殊な成分組成のスラグをつく
る方法C21C5/36,C21C5/54
4K014
C21C5/28 1転炉による鋼の製造 4K070
C21C5/28@A 0主原料 4K070
C21C5/28@B 0フオ-ミングの鎮静 4K070
C21C5/28@C 0転炉滓の化学的処理 4K070
C21C5/28@D 0転炉滓の物理的処理 4K070
C21C5/28@E 0Cr・Ni合金鋼の製造 4K070
C21C5/28@F 1溶融還元法 4K070
C21C5/28@G 0原料の予熱 4K070
C21C5/28@H 0ダブルスラグ法 4K070
C21C5/28@Z 0その他のもの 4K070
C21C5/30 2吹錬の調整または制御 4K070
C21C5/30@A 0二次燃焼,増熱,増CO 4K070
C21C5/30@Z 0その他のもの 4K070
C21C5/32 3上からの吹錬(C21C5/
35が優先)[5]
4K070
C21C5/34 3浴を通す吹錬(C21C5/
35が優先)[5]
4K070
C21C5/34@A 0吹錬ガスの切替え,流量・
圧力制御
4K070
C21C5/34@Z 0その他のもの 4K070
C21C5/35 3上からおよび浴を通して
の吹錬[5]
4K070
C21C5/36 2特殊な成分組成のスラグ
をつくる方法
4K070
C21C5/38 2廃ガスまたは粉じんの除
去
4K070
C21C5/38@A 0廃ガス流量、炉口圧等の
調整または制御
4K070
C21C5/38@B 0廃ガス冷却水の循環 4K070
C21C5/38@Z 0その他のもの 4K070
C21C5/40 3転炉廃ガスまたは粉じん
の除去または分離装置
4K070
C21C5/40@A 0転炉吹錬時における廃ガ
ス、粉じんの捕集〔フ-ド、
スカ-ト等〕
4K070
C21C5/40@B 0転炉傾動時における廃ガ
ス、粉じんの捕集〔フ-ド
等〕
4K070
C21C5/40@C 0廃ガス、粉じんまたは輻射
熱の外部環境への逸出防
止〔囲壁、扉等〕
4K070
C21C5/40@Z 0その他のもの 4K070
C21C5/42 2転炉の構造的特徴 4K070
C21C5/44 3耐火物ライニング 4K070
C21C5/44@A 0転炉内の煉瓦積装置また
は方法
4K070
C21C5/44@B 0煉瓦積構造 4K070
C21C5/44@Z 0その他のもの 4K070
C21C5/46 3細部構造または付属物 4K070
C21C5/46@A 0計測 4K070
C21C5/46@B 1湯面・スラグ面の検出,ス
ロツピング予知
4K070
C21C5/46@C 1内張り・底吹ノズルの溶存
量・残存量の測定
4K070
C21C5/46@D 1サブランス,プロ-ブ 4K070
C21C5/46@E 0原料装入 4K070
C21C5/46@F 0保熱装置 4K070
C21C5/46@Z 0その他のもの 4K070
C21C5/46,101 4酸素ランス 4K070
C21C5/46,102 4酸素ランスの付属物 4K070
C21C5/46,102@A 0ランスへの付着防止,付
着物除去
4K070
C21C5/46,102@Z 0その他のもの 4K070
C21C5/46,103 4溶湯,溶滓の排出 4K070
C21C5/46,103@A 0出鋼口の構造,補修 4K070
C21C5/46,103@B 1スライデイングゲ-ト 4K070
C21C5/46,103@C 1開閉蓋 4K070
C21C5/46,103@D 0ストツパ-,栓,その操作 4K070
C21C5/46,103@E 0溶湯鍋,鍋への出鋼,鍋
への添加剤投入
4K070
C21C5/46,103@Z 0その他のもの 4K070
C21C5/46,104 4炉口部およびその付属物 4K070
C21C5/46,104@A 0冷却 4K070
C21C5/46,104@Z 0その他のもの 4K070
C21C5/46,105 4流体,例.冷却水,底吹用
ガスまたは液体,の炉体
への供給
4K070
C21C5/48 4転炉炉底または羽口 4K070
C21C5/48@A 0取替え,補修 4K070
C21C5/48@B 0単管又は多重管羽口及び
その使用
4K070
C21C5/48@C 0多細管又は多孔管羽口及
びその使用
4K070
C21C5/48@D 0ポ-ラス羽口及びその使
用
4K070
C21C5/48@E 0羽口の配置、羽口周りの
煉瓦積
4K070
C21C5/48@Z 0その他のもの 4K070
C21C5/50 4転炉の傾動機構 4K070
C21C5/50@A 0トラニオン軸,軸受,軸受
台
4K070
C21C5/50@B 0傾動駆動装置 4K070
C21C5/50@C 0トラニオンリング,炉体懸
垂
4K070
C21C5/50@D 0傾動制御 4K070
C21C5/50@Z 0その他のもの 4K070
C21C5/52 1電気炉による鋼の製造 電気アーク炉F27B3/00電気炉に
よる銑鉄溶鉄の製造
C21B11/10C21B13/12
4K014
C21C5/54 2特殊な成分組成のスラグ
をつくる方法
スラグの水滓化,造粒,冷却,
黄水防止,再生
特殊な成分組成のスラグをつく
る方法C21C5/06,C21C5/26
4K014
C21C5/56 1他の方法による鋼の製造
(直接法による溶鋼の製
造C21B13/00)
例)直接製綱,ロータリーキルン
による製綱法,溝型炉による製
錬
直接法による溶鋼の製造
C21B13/00
4K014
F27B17/00@AFI ドット 説明 補足説明 関連分野 テーマコード
F27B17/00 0グループF27B1/00~F2
7B15/00のいずれのグ
ループにも包含されない種類
の炉(炉を構造的に組み合
わせたものF27B19/02)
乾燥炉F26Bタンマン(管状)炉 4K049
F27B17/00@A 0加熱溶融,溶融還元炉 灰溶融炉F23J 4K049
F27B17/00@B 0炉室型炉 4K049
F27B17/00@C 1セラミツク焼成,焼結用 陶器、瓦用炉C04B33/32 4K049
F27B17/00@D 0管状炉 4K049
F27B17/00@E 0イメ-ジ炉 赤外線加熱等 赤外線乾燥F26B3/30 4K049
F27B17/00@F 0ホツトプレス炉 粉末冶金B22F3/14@Aプレス一般
B30B11/02@A
4K049
F27B17/00@Z 0その他 4K049
F27B17/00,301 1熱間静水圧加圧装置 HIP 粉末冶金B22F3/14@Eプレス一般
B30B11/00@Eセラミックの焼結
C04B35/64@N,C04B35/64,302
4K049
F27B17/00,301@A 0圧力容器〔プラグ,容器内部
の構成〕
4K049
F27B17/00,301@B 1ガス流路・弁〔容器内部のガ
ス流路,通気弁〕
4K049
F27B17/00,301@C 1断熱構造〔断熱層の材料,構
造〕
4K049
F27B17/00,301@D 1加熱要素〔電極プラグ,ヒ-
タ-支持筒を含む〕
4K049
F27B17/00,301@E 0被処理物 4K049
F27B17/00,301@F 0装入・排出,搬送 4K049
F27B17/00,301@G 0プレスフレ-ム・防護壁 4K049
F27B17/00,301@H 0ガス供給・排出〔HIP装置へ
のガス濃度測定を含む〕
4K049
F27B17/00,301@J 0予熱,冷却ステ-シヨンを有
するもの
4K049
F27B17/00,301@K 0計測・制御 4K049
F27B17/00,301@L 0液体あるいは固体圧力媒体
を用いるもの
4K049
F27B17/00,301@Z 0その他 4K049
F27B17/02 1実験室で使用するために特
別に設計されたもの
浮揚溶融装置H05B6/32 4K049
特許図書館の特許分類検索からFIコード
(C21C5/28@F) の特許を抽出
溶融還元法のリスト (1)
項番 文献番号 発明の名称
1特開2013-151747 溶融還元製錬方法 26特開2001-342509 金属鉄の製造方法および装置
2特開2013-133541 溶鉄の昇熱方法 27特開2001-294927 製鋼方法
3特開2012-153921 溶融還元方法 28特開2001-279310 鉄浴型溶融還元炉の操業方法
4特開2012-067370 クロム鉱石の溶融還元方法 29特開2001-271107 竪型溶融炉による製鉄ダストの処理方法
5特開2011-006745 溶融還元方法 30特開2001-247920 溶融還元方法および溶融還元装置
6特開2010-215983 溶融還元方法 31特開2001-152258 製錬炉ダストの回収再利用方法および装置
7特開2010-156025
溶融還元炉の粉粒物装入用バーナーランスおよび溶融還
元による金属溶湯の製造方法
32特開2001-115207 クロム酸化物含有廃物質の処理方法
8特開2010-100926 溶融還元方法 33特開2001-073019 直接製錬方法
9特開2010-077522 溶鉄の精錬方法 34特開2001-059111
ガス吹きランスおよびそれを用いた上底吹き転炉の
操業方法
10特開2009-139081
溶融還元炉の粉粒物装入用バーナーランスおよび溶融還
元による金属溶湯の製造方法
35特開2001-011515 金属鉱石の溶融還元製錬方法及び装置
11再表2009/028416 鉄浴式溶融還元炉 36特開2000-345227 ステンレス粗溶鋼の精錬方法
12特開2008-179876 溶融還元方法 37特表2002-524656 直接製錬法
13特開2007-239074 複合還元剤 38特開平11-106823 極低炭素及び極低窒素ステンレス鋼の溶製方法
14特開2007-138207 溶融還元方法 39特開平11-080823 クロム鉱石の溶融還元製錬法
15特開2006-283164 含クロム溶銑の脱硫処理方法 40特開平11-061220 金属酸化物の溶融還元精錬方法
16特表2007-538156 冶金スラグのクロム還元方法 41特開平11-036007
ステンレス鋼製造時に発生するスラグの排滓方法及
び排滓スラグの再利用方法
17特開2005-281749 金属酸化物含有鉱石の溶融還元方法 42特開平11-021610 ガス吹き用ランス及び転炉型精錬炉の操業方法
18特開2005-272920 クロム鉱石の溶融還元製錬方法 43特開平11-006005 金属鉱石の溶融還元方法
19特表2007-506857 溶融合金金属の製造方法及び関連する製造プラント 44特開平10-317041
ダスト発生の少ないクロム鉱石の溶融還元精錬方
法
20特開2004-143544 溶銑の脱硫方法 45特開平10-317032 クロム鉱石の溶融還元方法
21特開2004-143492 極低燐ステンレス鋼の溶製方法 46特開平10-310810 溶融還元製錬方法
22特開2003-155509 溶融還元方法および溶融還元装置 47特開平10-265821 金属酸化物の溶融還元方法
23特開2002-317220
ステンレス溶湯の処理方法及びそれに用いる溶湯保持容
器
48特開平10-251729 クロム鉱石の溶融還元方法
24特開2002-161306 含クロム溶融鉄合金の脱炭精錬方法 49特開平10-219330 ステンレス鋼の精錬方法
25特開2002-003922 金属鉱石の溶融還元方法 50特開平10-158712
精製反応器中でニッケル合金化鉄浴を製造する方
法
溶融還元法 (2)
51特開平10-025507 ステンレス鋼の溶製方法 76特開平05-086412 製鋼方法
52特開平09-302405 ステンレス鋼の溶製方法 77特開平04-214812 ステンレス鋼の溶製方法
53特開平09-227919 クロム鉱石の溶融還元方法 78特開平04-107206 含クロム溶鋼の製造プロセス
54特開平09-227918 ステンレス鋼溶製方法 79特開平03-271314 ステンレス鋼の溶製方法
55特開平09-194958 マグネシア系耐火物損耗抑制方法 80特開平03-247717
ステンレス粗溶湯の脱燐、脱硫方法及びそ
れに使用するフラックス
56特開平09-087722 ステンレス粗溶鋼の精錬方法 81特開平03-193812 冶金用炉の炉壁耐火物保護方法
57特表平09-506143
炭素含有微粒子を融解するための装置及び該装
置を使用して該微粒子を融解する方法
82特開平03-166312 溶鉄吹錬時の粉状クロム鉱石添加方法
58特開平08-041519 製鋼方法 83特開平03-082704
原料フェロクロム製造に電気炉を使用しない
製錬電力不要のステンレス鋼製錬法
59特開平08-035008 クロム酸化物含有原料の溶融還元法 84特開平03-056629 Ni含有合金の溶製方法
60特開平08-027512
クロムおよび/またはニッケルを含有する溶銑の
製造方法
85特開平02-232312 ステンレス鋼の溶製方法
61特開平08-003615 低炭素含クロム鋼の製造方法 86特開平01-252753
ステンレス鋼母溶湯の溶製方法並びに溶製
用の反応容器底部羽口配列及び底部羽口
62特開平07-238311 溶融還元によるステンレス溶鋼の製造方法 87特開平01-172504 Cr原鉱石の溶融還元方法
63特開平07-166217
直接還元中のより少ない集合化を伴う還元性鉄含
有物質の製造方法及びその生成物
88特開平01-104709 溶融還元法
64特開平07-076752 含クロム鋼の溶製方法 89特開平01-104708
同一製錬炉にて溶鋼を連続して製造する方
法
65特開平07-062457 金属成分の回収率を高めた溶融還元方法 90特開平01-068415 溶融還元によるステンレス溶鋼の製造法
66特開平07-011321 溶融還元によるステンレス溶湯の製造方法 91特開昭62-228417 溶融還元炉の原料添加方法
67特開平07-011319 含Ni・Cr溶銑の製造法 92特開昭62-224618 溶融還元製錬方法
68特開平07-003318
転炉型溶融還元炉の操業方法及び酸素上吹きラ
ンス
93特開昭62-211347 溶融還元法
69特開平06-322426 ステンレス製造法 94特開昭62-211346 溶融還元法
70特開平06-299219 クロム鉱石の溶融還元方法 95特開昭62-211343 鉱石の複合添加還元法
71特開平06-287620 鉱石の溶融還元方法 96特開昭62-205207 溶融還元方法および装置
72特開平06-172839 転炉型溶融還元炉の操業方法 97特開昭62-205206 溶融還元法および装置
73特開平06-136423 ステンレス鋼製造法 98特開昭62-192513 溶融還元法及び装置
74特開平05-247555 クロム鉱石の溶融還元方法 99特開昭62-188714 溶鉄製造方法
75特開平05-125425 Ni含有合金の溶製方法 100特開昭62-188713 溶融還元製鋼法
溶融還元法 (3)
101特開昭62-188712 溶融還元法 126特開昭61-284512 クロム鉱石を用いた高クロム鋼の製造方法
102特開昭62-188711 溶融還元製鋼法 127特開昭61-279609 溶融還元による高クロム合金製造装置
103特開昭62-188710 溶融還元法 128特開昭61-279608 溶融還元による高クロム合金の製造方法
104特開昭62-185812 溶融還元製鉄法 129特開昭61-272346 高マンガン鉄合金の溶融還元精錬方法
105特開昭62-185811 溶融還元製鉄法 130特開昭61-272345
溶融還元製錬による高マンガン鉄合金の製
造方法
106特開昭62-182214 鉄系合金溶湯の製造装置 131特開昭61-253311 クロム鉱石の溶融還元法
107特開昭62-170410 製錬反応炉 132特開昭61-223117 溶融スラグ内金属酸化物の還元回収方法
108特開昭62-167811 溶融還元製鋼法 133特開昭61-217511 溶融還元製鉄法
109特開昭62-142713 製錬炉炉体 134特開昭61-213310 鉄系合金溶湯の製造方法
110特開昭62-142712 転炉又は溶融還元炉における製鋼・製鉄方法 135特開昭61-199010 溶融還元製鉄法
111特開昭62-133012 含クロム溶鉄の製造方法 136特開昭61-199009 溶融還元製鉄法
112特開昭62-116712 スプラツシユランスを有する溶解・製錬容器 137特開昭61-186412 溶融還元製鉄法
113特開昭62-109917
転炉製鋼法又は溶融還元法における二次燃焼方
法
138特開昭61-166910 クロム含有合金の製造方法
114特開昭62-099414 製鉄用精錬炉における燃焼ガス顕熱の伝熱方法 139特開昭61-149418 含クロム溶鉄の製造方法
115特開昭62-099413 製鉄用精錬炉における燃焼ガス顕熱の伝熱方法 140特開昭61-139614 製鋼法
116特開昭62-099412 製鉄用精錬炉における燃焼ガス顕熱の伝熱方法 141特開昭61-110709 含クロム溶鉄の製造方法
117特開昭62-099411 製鉄用精錬炉における燃焼ガス顕熱の伝熱方法 142特開昭61-067708 鉄合金の精錬方法
118特開昭62-099410 製鉄用精錬炉における燃焼ガス顕熱の伝熱方法 143特開昭61-026752
溶融還元による低りん高マンガン鉄合金の
製造方法
119特開昭62-099409 製鉄用精錬炉における燃焼ガス顕熱の伝熱方法 144特開昭61-003816 炭素不飽和高マンガン鉄合金の製造方法
120特開昭62-080214 クロム含有溶鉄の製造方法 145特開昭60-251212 高マンガン鉄合金の製造方法
121特開昭62-060806 鉱石の溶融還元法 146特開昭60-208409 溶融還元による金属溶湯の製造方法
122特開昭62-060805 鉱石の溶融還元法 147特開昭60-125311 含Mn溶鋼の転炉吹錬法
123特開昭62-004810 溶融還元製鉄用精錬炉 148特開昭60-009815 溶融還元による高クロム合金製造方法
124特開昭61-288006 含クロム溶鉄の製造方法 149特開昭60-009814
溶融還元による炭素不飽和の高クロム合金
の製造方法
125特開昭61-284513 高クロム鋼の溶製方法 150特開昭60-002614 鉄系合金の溶融還元製錬方法
溶融還元法 (4)
151特開昭60-002613 鉄系合金の溶融還元製錬法
152特開昭60-002612 鉄系合金の溶融還元法
153特開昭59-232207
クロム鉱石の溶融還元によるステンレス鋼母溶
湯の溶製方法
154特開昭59-232205 炭素不飽和の高クロム溶湯の製造方法
155特開昭59-153863
予備還元クロム鉱石粉を用いたステンレス鋼溶
製方法
156特開昭59-150061
クロム鉱石の溶融還元によるステンレス鋼の溶
製方法
157特開昭59-140319 フエロクロム溶融還元製錬法
158特開昭59-107013 溶融還元を利用した溶鋼製造法
159特開昭59-059818 製鋼法
160特開昭58-136709 製鋼法
161特開昭58-081909 製鋼法
162特開昭58-058215 製鋼法
163特開昭56-044705 転炉等反応炉における鉱石直接還元方法
164特開昭54-158320 高クロム鋼の溶製方法
特開昭54-158320
高クロム鋼の溶製方法
特許図書館の公報テキスト検索からFIコード
(C21C5/28) の特許を抽出
抽出リスト
項番 公報番号 発明の名称
出願人(登録公報・
US和抄は権利者を
表示)
1特開2007-224402
Fe-Ni基合金板およびその製造方法、並びにそれを用いた燃料電池セ
パレータの製造方法および燃料電池
凸版印刷株式会社
2特開2004-100028 着熱効率の優れた冷鉄源溶解方法
新日本製鐵株式会
社
3特開2000-256731 溶鉄精錬用カルシウムフェライトの製造方法 日本鋼管株式会社
4特開2000-248309 溶鉄精錬用カルシウムフェライトの製造方法 日本鋼管株式会社
5特開平08-311520 鋼スクラップの溶解方法
新日本製鐵株式会
社
6特開平06-212225 冶金反応容器での反応を強化する方法
テクノロジカル リ
ソーセス プロプラ
イアタリー リミティ
ド
7特開平05-306407 鋼スクラップ溶解時の不純物除去方法
新日本製鐵株式会
社
8特許3806385 着熱効率の優れた冷鉄源溶解方法
新日本製鐵株式会
社
9特公平06-102808 溶融還元法 日本鋼管株式会社
10特公平06-102807 溶融還元法 日本鋼管株式会社
同様に, FI コードを用いてGoogle Patent から検
索
検索の結果 3140件抽出
多すぎるので、新日鐵が assignee になって
いるものを抽出→18件
研究用特許データベース
• (1)整理標準化データ (patR データベース)
• 特許庁での特許の出願、審査請求、拒絶、権利維持、最終処分まで、手続
きを記録したもの
• 提供時期は1964年以降2010年3月まで
• データ量が多いため、研究に必要な項目を限定してデータベースに格納
• (2)公報データ (td_5 データベース)
• 特許の明細書および書誌情報を年別・公報種別によって記録したもの
• 発行時期は公開公報:1993年から2012年まで
• 特許公報:1994年から2012年まで
• 公表公報:1996年から2012年まで
• 再公表公報:1996年から2012年まで。すべてのデータを格納。
4/20/2015 67
(1)patR (ER図; 抜粋)
4/20/2015 68
・特許庁の手続きデータを工業所
有権情報・研修館が提供している
整理標準化データが元データ。
・app_info が中心にデータが構成さ
れるリレーショナル・データベース
方式
リレーショナル・データベース
• Excel のようにひとつのテーブルですべてのデータを管理するのでは
なく, キーを介して複数のテーブルから構成されるデータベース
4/20/2015 69
中間試験の成績
・学籍番号
・問1の得点
・問nの得点
期末試験の成績
・学籍番号
・問1の得点
・問nの得点
平常点の成績
・学籍番号
・出席点
・小テストの得点
総合成績
・学籍番号
・総合得点(=中間試験+
期末試験+平常点)
・最終成績
(1) patR
• app_info 出願経過 テーブル
4/20/2015 70
フィールド
名
型 インデックス
内容(カッコ内はコー
ド表インデックス)
1 app_num varchar(20) 出願番号:すべて半角(B0010)
2 count int(11) ワーク用カウンタ
3 title varchar(255) 発明の名称
4 app_date date 出願日
5 renewal_date date 更新日付:出願マスタ
6 id bigint(20) 元処理番号
7 pat_app_num varchar(10) 原出願記事番号(B0010)
8 app_type varchar(4) 原出願記事関連種別(B0310,C0025)
9 pub_num varchar(10) 公開番号
10 pub_date date 公開日
11
exam_pub_nu
m
varchar(10) 公告番号
12
exam_pub_da
te
date 公告日
13 intl_app_num varchar(12) 国際出願番号
14 pry_cnty char(2) 筆頭優先権主張国
15
num_claim_a
pp
int(11) 請求項の数:出願時
16
num_claim_e
xamed
int(11) 請求項の数:公告決定時
17
num_claim_re
g
int(11) 請求項の数:登録査定時
18 reg_num varchar(19) 特許番号または登録番号
19 reg_date date 登録日
20 rej_rsn char(2) 拒絶理由条文コード(C0710)
21 cnln_cl char(2) 本権利抹消識別(C0780)
22
term_dat
e
date 本権利消滅年月日
23
pry_claim
_date
date 優先権主張日
24
dspn_exa
m_date
date 審査最終処分日
25
dspn_exa
m_code
char(3) 審査最終処分種別コード(C0360)
26 apnum
varchar(1
3)
MUL ‘JPP’をapp_numの先頭につけた文字列
27 fin_decn char(1) 査定種別コード(C0350)
28
fin_decn_
date
date 査定発送日
29
trans_sub
m_date
date 翻訳文提出日
30
trans_pub
_num
varchar(1
0)
公表番号
31 idp int(11) PRI 本テーブルの固有行番号
32
num_clai
m_reg_in
fo
int(11) 請求項の数(登録情報)
33 udate date ワーク用日付フィールド
34 IPC8
varchar(2
55)
国際特許分類第8版
35
acc_exam
_mark
char(1) 早期審査マーク(C0240)
(1) patR
• citation 引用情報 テーブル
4/20/2015 71
フィールド
名
型
インデック
ス
内容(カッ
コ内はコー
ド表イン
デックス)
1 citing varchar(10) MUL
引用特許
出願番号
(B0010)
2 cited varchar(10) MUL
被引用特
許出願番
号(B0010)
3 type int(11) MUL
種別(1:審
査官引用
2:特許公
報に記載さ
れた引用
3:上記両
方に記載
の引用)
フィールド名
型 インデックス
内容(カッコ内
はコード表イン
デックス)
1 ids int(11) PRI 固有行番号
2 name text 氏名
3 addr text 住所
4 prefecture char(2)
住所の国県
コード(C0050)
5 id_num varchar(9)
出願人コード
(B0070)
6 req_type char(1)
個法官別コー
ド(C0070)
7 type int(11) ワーク用
8 name1024 varchar(1024) MUL
氏名のインデッ
クス文字列
9 addr1024 varchar(1024) MUL
住所のインデッ
クス文字列
• applicant 出願人
right_holder 権利者テーブル
(1) patR
• inventor 発明者テーブル
4/20/2015 72
フィールド名
型 インデックス
内容(カッコ内
はコード表イン
デックス)
1 name text 氏名
2 addr text 住所
3 req_type char(1)
個法官別コー
ド(C0070)
4 organization Varchar(255)
所属する組織
の名称
5 ids int(11) PRI 固有行番号
6 name1024 varchar(1024) MUL
氏名のイン
デックス文字
列
7 addr1024 varchar(1024) MUL
住所のイン
デックス文字
列
フィールド名 型 インデックス
内容(カッコ内は
コード表インデック
ス)
1 apnum varchar(13) MUL
‘JPP’+出願番号
(B0010)
2 app_num varchar(10) MUL 出願番号(B0010)
3 pub_num varchar(10) MUL 公開番号
4 intl_app_num varchar(12) MUL 国際出願番号
5 intl_pub_num varchar(12) MUL 国際公開番号
6 trans_pub_num varchar(10) MUL 公表番号
7 exam_pub_num varchar(10) MUL 公告番号
8 reg_num varchar(10) MUL 特許番号または登
録番号
9 ref_pub_num varchar(13) MUL 文献公開番号
10
ref_trans_pub_nu
m
varchar(13) MUL 文献公表番号
11
ref_examd_pub_n
um
varchar(13) MUL 文献公告番号
12 ref_reg_num varchar(13) MUL 文献登録番号
13 ref_intl_pub_num varchar(13) MUL 文献国際公開番
号
• numbers 番号表テーブル
ケース3: patR データベースをmysql クライア
ントを使って分析してみる
• 0. mysql クライアントを http://dev.mysql.com/downloads/mysql/ より
ダウンロードする
• Linux と Mac, Windows の場合で異なる
4/20/2015 73
ケース3: patR データベースをmysql クライア
ントを使って分析してみる
• 0-1. mysql クライアントをインストールする
• 注意点その1: 文字コードに utf8 を利用すること
4/20/2015 74
ケース3: patR データベースをmysql クライア
ントを使って分析してみる
• 0-1. mysql クライアントをインストールする
• 注意点その2: クライアントPC 上でmysql サービスが動作していることを確認
すること
4/20/2015 75
ケース3: patR データベースをmysql クライア
ントを使って分析してみる
• 1. mysql データベースにアクセスする
• mysql –h (データベースサーバ名) –u (ユーザ名) –p とタイプし, パスワードを
入力する
4/20/2015 76
ケース3 (つづき)
• 2. parR データベースの中身を
チェックする
• “show tables from patr5_1123;”
とタイプし, part5_1123 テーブル
の中身をチェックする.
• mysql コマンドの末尾には, セミ
コロン “;” を明記すること
• app_info や inventor など, どの
ようなデータが格納されている
かチェックできる
4/20/2015 77
ケース3 (つづき)
• 3. テーブルの構造をチェックして
みる
• “desc (チェックするデータベース).(
テーブル名)” で, フィールド名, デー
タの格納タイプ (文字列なのか, 日
時なのか etc),主キー (格納された
データ情報が一意なものであるか)
なのかチェックできる.
4/20/2015 78
ケース3 (つづき)
• 4. 実際にデータを取得してみ
る
• 2011年に出願された特許のう
ち, 1. 審査官引用件数の合計 2.
特許公報に記載された引用の
件数の合計をそれぞれ抽出し
てみる
• クエリをなげると, それぞれ合
計数を取得することができる
4/20/2015 79
ケース3 (つづき)
• 4. 実際にデータを取得してみる (大まかなコ
マンドの説明)
• Select : 「データをデータベースから引っ張って
きますよ」という宣言
• Count(*) : 「ひっぱってきたデータを数え上げて
みますよ」という説明
• from patr5_1123.citation : 「patr5_1123 という
データベースのなかの, citation テーブルから
データを引っ張りますよ」 という宣言
• Where : 「ただし, 以下の条件でね」という宣言
• where citing like : 「citing のデータがこんな感じの
がほしいです」
• ‘2011%’ : 先頭が2011 ではじまるデータ
• and : かつ
• (type = 1 or type = 3) : (1:審査官引用 3:上記両
方に記載の引用)
• (type = 2) : (2:特許公報に記載された引用 )
4/20/2015 80
まとめてみると、「patr5_1123 データベースの中の citation テーブルのうち, citing フィールドのデータの
先頭が 2011 ではじまり、かつ “1. 審査官引用または 3. 上記両方記載に引用” にカテゴライズされてい
るデータの数を数えてね」になります
ケース3 (つづき)
• 5. IPCデータを抽出してみる
• Patr5_1123 データベースの
pub_IPC より, IPC_CLASS と合計
数を, CLASS ごとにもとめ, カウン
ト数で並べ直す.
• count(*) as count ; 合計数を count
と名付ける
• group by IPC_class ; IPC_class でま
とめる
• order by count ; count 数でソート
する
4/20/2015 81
列1 IPC_Class 詳細 カウント数
1H01L 半導体装置 固体装置 それらの部品の製造 処理に特に適用される方法 2567401
2G06F データ処理装置 1863464
3H04N データ転送, テレビジョン装置 1363731
4A61K 医薬品製剤 1298939
5A61P 化合物または医薬製剤の特殊な治療活性 971151
6G03G 光,熱,電子を照射して原画像の記録を行なうための記録材料 841739
7G11B
機械的カッティング,変形 プレスによる,例.溝 ピットの,記録 機械的感知によ
る再生 そのための記録担体
829606
8B41J タイプライタの種類または選択的プリンティング機構の種類 723902
9G01N 材料の調査分析, サンプリング 調査用標本の調製 693957
10G02B
使用物質によって特徴づけられた光学要素 光学要素のための光学的コーティ
ング
619495
ケース3 (つづき)
• 6. 特定の発明者のデータを抽出してみる
• アクテムラの開発者である大杉先生の特許一覧データを探してみる
• 実行するコマンド
• 公開日, 公開番号, 特許名, 発明者名の情報を抽出
4/20/2015 82
select app_info.pub_date, app_info.pub_num, app_info.title, inventor.name
from inventor
inner join inventor_corr_last
on inventor.ids=inventor_corr_last.ids
inner join app_info
on inventor_corr_last.idp=app_info.idp
where inventor.name='大杉 義征';
ケース3 (つづき)
• 実行するコマンドの説明 (1)
4/20/2015 83
select app_info.app_date, app_info.pub_date, app_info.pub_num,
app_info.title, inventor.name
from inventor
inner join inventor_corr_last
on inventor.ids=inventor_corr_last.ids
inner join app_info
on inventor_corr_last.idp=app_info.idp
where inventor.name='大杉 義征';
App_info テーブルより、
・特許の出願日 (app_date)
・特許の公開日 (pub_date)
・特許のタイトル (title)
・特許の公開番号 (pub_num)
Inventor テーブルより、
・特許の発明者名 (inventor)
を取得 (select) する
Inventor テーブルよりデータをもってくる
inventor. テーブルの name フィールドが
“大杉 義征” なデータをもってくる
select app_info.app_date, app_info.pub_date, app_info.pub_num,
app_info.title, inventor.name
from inventor
inner join inventor_corr_last
on inventor.ids=inventor_corr_last.ids
inner join app_info
on inventor_corr_last.idp=app_info.idp
where inventor.name='大杉 義征';
ケース3 (つづき)
• 実行するコマンドの説明 (2)
4/20/2015 84
Inventor_corr_last テーブルの ids キーを介して, inventor テー
ブルと app_info テーブルの情報を接続する (inner join)
ケース3 (つづき)
• 実行結果
• 大杉先生の特許一覧が出力される
4/20/2015 85
app_date pub_date pub_num title name
1976/4/12 1977/1/29 1977012141新規アミノ安息香酸誘導体、その製法及び医薬組成物 大杉 義征
1977/11/2 1979/5/29 1979066645安息香酸誘導体 大杉 義征
1978/6/9 1979/12/26 1979163540テレフタル酸アミド誘導体及びその塩 大杉 義征
1978/12/5 1980/6/10 1980076853テレフタル酸アミド誘導体の製法 大杉 義征
1986/1/22 1986/11/27 1986267515腎炎治療剤 大杉 義征
1986/1/24 1986/11/27 1986267516気管支拡張剤 大杉 義征
1986/5/22 1987/3/9 1987053966新規ピリジン誘導体 大杉 義征
1987/11/20 1988/10/5 1988239217抗アレルギー剤 大杉 義征
1989/6/30 1991/2/14 1991034932糸球体腎疾患治療剤 大杉 義征
1990/4/9 1991/12/20 1991291236感作T細胞関与疾患の治療剤 大杉 義征
1990/8/17 1992/3/31 1992099800組換えマウスIL―6レセプターの製造方法 大杉 義征
1995/10/6 1996/8/13 1996208514IL−6アンタゴニストを有効成分とする慢性関節リウマチ治療剤 大杉 義征
1998/8/14 1999/5/25 1999139988抗IL−6レセプター抗体を有効成分として含有する全身性エリテマトーデスの予防および/または治療剤 大杉 義征
2002/9/25NULL NULL ウイルムス腫瘍遺伝子に対する新規なアンチセンスオリゴヌクレオチド誘導体 大杉 義征
2003/9/18NULL NULL 癌抑制遺伝子WT1の産物に基づく癌抗原とカチオン性リポソームとを含んで成る癌ワクチン 大杉 義征
2003/11/7NULL NULL C型肝炎ウイルスに対する新規なアンチセンスオリゴヌクレオチド誘導体 大杉 義征
2005/5/30 2005/9/15 2005247872抗IL−6レセプター抗体を有効成分として含有する全身性エリテマトーデスの予防および/または治療剤 大杉 義征
2006/11/15NULL NULL 細胞傷害性T細胞の誘導抑制剤 大杉 義征
2008/10/3 2009/4/16 2009079054癌抑制遺伝子WT1の産物に基づく癌抗原とカチオン性リポソームとを含んで成る癌ワクチン 大杉 義征
2009/5/25 2009/8/20 2009185073抗IL-6レセプター抗体を有効成分として含有する全身性エリテマトーデスの予防および/または治療剤 大杉 義征
特許データベースの詳細
• http://enq.iir.hit-u.ac.jp
• http://www.alife-lab.co.jp
4/20/2015 86
今日取り上げる内容
1. はじめに
2. 論文データベースの利用方法
• Web of Knowledge
• Scopus
3. 特許データベースの利用方法
• 米国特許のデータベース
• Thomson Innovation
• Ultra Patent
• USPTO database
• 日本特許のデータベース
• MySQL の導入
• Access の導入
• 基本的なコマンド
4. サイエンスリンケージデータベースの利用方法
5. 数字ではわからないこと (今日のまとめ)
4/20/2015 87
論文 特許
サイエンス
リンケージ
4. サイエンスリンケージデータ
ベース
4/20/2015 88
サイエンスリンケージデータベース
• 特許と論文との引用関係を明らかにする
• 論文による科学的知見の集積が, どのように特許で活用されている
のか?
4/20/2015 89
Science Linkage
• References Cited in Patent
• “Other Publications”
• Proceeding in Academic
Conference
• Scientific Paper
• “Patents”
• US Patents
• Foreign Patents
904/20/2015
Science Linkage Example:
(Imaginary?) STAP Cell Patent, and cited iPS Cell Paper
• Patent (Vacanti Kojima Obokata… 2013)
91
・Paper (Takahashi and Yamanaka 2006)
7 years
4/20/2015
サイエンスリンケージデータベースのデータセット
• サイエンスリンケージデータベース: 特許と文献の引用関係に基づくリレーショナル・データベース
• データソース:Derwent Patent Index Database、DIIおよびWeb of Science (SCIE, SSCI)
• 特許発行年が1992年から2011年で3極(JP,US,EP)をパテントファミリーの中に含む特許
情報を同定
• 上記条件を満たす特許レコードに引用されている文献を同定
• 特許と文献引用リンクテーブル: 2011年時点
• 特許に引用されたWoS文献データ: 1981年以降
• データ項目
• 特許公報番号(Patent Publication Number)、特許出願年、特許発行年、IPCサブクラス
(例:A01B)、特許出願国、特許出願人の居住国
• WoS論文ユニーク番号(UT)、論文発行年、WoS250分野、ESI22分野、全著者所属機関の国
• 特許番号、その特許が引用しているWoS論文ユニーク番号
924/20/2015
ER図
Web of Knowledge
Thomson Innovation
DWPI (LinkTable)
Table Info (Patent)
カラム名 カラム定義名 データ型 BYTE
公開番号 PAT CHAR 16
出願年 AppYear CHAR 4
公報発行年 PubYear CHAR 4
• DWPI_INFO
• DWPI_IPC
カラム名 カラム定義名 データ型 BYT
E
公開番号 PAT CHAR 16
IPCサブクラス IPC Varchar 4
カラム名 カラム定義名 データ型 BYTE
公開番号 PAT CHAR 16
特許出願国 AppCountry Varchar 2
• DWPI_AppCountry
• DWPI_AssCountry
カラム名 カラム定義名 データ型 BYTE
公開番号 PAT CHAR 16
居住国 AssCountry Varchar 30
Table Info (LinkageTable+Family)
• LinkTable
• FamilyTable
カラム名 カラム定義名 データ型 BYT
E
公開番号 PAT CHAR 16
WoS論文ユニーク番号 UT Varchar 15
カラム名 カラム定義名 データ型 BYT
E
アクセッション番号 AccNo CHAR 10
公開番号(PAT) PAT CHAR 16
Table Info (Paper)
• WOS_INFO
• WOS_CATEGORY
カラム名 カラム定義名 データ型 BY
TE
WoS論文ユニーク番
号
UT CHAR 15
論文発行年 UTYear CHAR 4
ESI22分野 ESI Varcha
r
30
カラム名 カラム定義名 データ型 BY
TE
WoS論文ユニーク番
号
UT CHAR 15
WoSカテゴリ Category Varchar 50
• WOS_Country
カラム名 カラム定義名 データ型 BYTE
WoS論文ユニーク番
号
UT CHAR 15
著者所属機関国 UTCountry Varchar 20
特許論文検索ツールの導入
1. Access 2013 のインストール
2. ODBC Connector のインストール
3. 論文特許検索ツールの使い方
1. Access 2013 のインストール
• Thomson Reuters 提供の論文特許検索ツールを利用するには必要
• Office 2013 Academic Version がオススメ
• IIR で利用できるPC
• IMPP 用PC
• 注意
• 旧バージョンと並行して導入される
• 32bit バージョンの方が安定している模様
2. ODBC Connector のインストール
• 2-1. MySQL Web site からダウンロードする
• http://dev.mysql.com/get/Downloads/Connector-ODBC/5.2/mysql-
connector-odbc-5.2.5-win32.msi/from/http://cdn.mysql.com/
• (URL は変わる可能性)
• 32bit 版を導入すること
2. ODBC Connector のインストール
• 2-2. コントロールパネル -> 管理ツールを開く
2. ODBC Connector のインストール
• 2-3.管理ツール -> ODBC を開く
2. ODBC Connector のインストール
• 2-4.ユーザーDSN タブ -> 追加 をクリック
2. ODBC Connector のインストール
• 2-5.MySQL ODBC 5.2 Unicode Driver -> 完了 をクリック
2. ODBC Connector のインストール
• 2-6. Connection Parameter に以下の項
目を入力する
• 2-7. “Test” をクリックする
• データベースに接続できることを確認
• 2-8. OK をクリックする
Data Source Name 特許論文検索
TCP/IP Server {ip_address} (port 3306)
User user
Password password
Database sciencelinkage
3. 特許論文検索ツール
• 3-1. “クエリ”より 10_ク
エリ①実行
(NumberOfPatent) をク
リックする
• 3-2. メッセージが表示
されるので、“はい” を
クリックする
3. 特許論文検索ツール
• 3-3. “クエリ” から
“11_クエリ①結果確
認”をクリックする
• 年毎に、IPC分類ご
との特許数が出力
される
• 3-4. “20_クエリ②実行
(NumberOfPatentByCitedP
ublication)” をクリックする
3. 特許論文検索ツール
3. 特許論文検索ツール
• 3-5. “はい” をクリックする
• 3-6. 検索するIPC サブクラスを指
定する
• 3-7. 特許の出願年を指定する
• 指定されたIPCサブクラスおよび
年について、特許から引用されて
いる論文の分野が出力される
3. 特許論文検索ツール
• 3-8. “21_クエリ②結果確認
(NumberOfPatentByCitedPu
blication)” をクリックする
3. 特許論文検索ツール
• 3-9. “30_クエリ③実行
(LinkTable)” をクリックす
る
3. 特許論文検索ツール
• 3-10. “はい” をクリックする
• 3-11. 検索するIPC サブクラスを
指定する
• 3-12. 特許の出願年を指定する
• 3-13.ESI 分野を指定する
• 3-14. 論文の発表年を指定する
3. 特許論文検索ツール
• “03_LinkTable” をクリッ
クする
• 特許 (PAT) と論文 (UT)
のペアが表示される
4-2. サイエンスリンケージデータ
ベースを用いた解析結果
(preliminary)
採録特許数と論文数の推移
0
10000
20000
30000
40000
50000
60000
70000
80000
90000
1900
1904
1908
1912
1916
1920
1924
1928
1932
1936
1940
1944
1948
1952
1956
1960
1964
1968
1972
1976
1980
1984
1988
1992
1996
2000
2004
2008
2012
appyear pubyear wos_year
Patent Application Country
AT
0%
AU
0%
BE
0%
CA
0%
CH
0%
CN
0%
CS
0%
DE
2%
DK
0%
EP
27%
ES
0%
FI
0%
FR
2%
GB
1%
GC
0%
IE
0%
JP
0%
KR
0%
LU
0%
NL
0%
NO
0%
NZ
0%
PL
0%
RU
0%
SE
0%
US
40%
WO
28%
ZA
0%
ESI Category
ESI Category Number Percent
Clinical Medicine 224940 19.5%
Biology & Biochemistry 182544 15.9%
Chemistry 175132 15.2%
Molecular Biology & Genetics 81736 7.1%
Engineering 74388 6.5%
Physics 73309 6.4%
Immunology 54835 4.8%
Pharmacology & Toxicology 50955 4.4%
Microbiology 44728 3.9%
Neuroscience & Behavior 43761 3.8%
Materials Science 38522 3.3%
Plant & Animal Science 33938 2.9%
Computer Science 31547 2.7%
Agricultural Sciences 17935 1.6%
Environment/Ecology 5175 0.4%
Geosciences 4341 0.4%
Psychiatry/Psychology 4084 0.4%
Multidisciplinary 3522 0.3%
Social Sciences, general 3183 0.3%
Economics & Business 1389 0.1%
Mathematics 1163 0.1%
Space Science 309 0.0%
Total 1151436
Clinical Medicine Biology & Biochemistry
Chemistry Molecular Biology & Genetics
Engineering Physics
Immunology Pharmacology & Toxicology
Microbiology Neuroscience & Behavior
Materials Science Plant & Animal Science
Computer Science Agricultural Sciences
Environment/Ecology Geosciences
Psychiatry/Psychology Multidisciplinary
Social Sciences, general Economics & Business
Mathematics Space Science
論文公刊から特許出願/公開までの年数を
求めて, 特許出願年順に並べる
• クエリ構文
select distinct linktable.pat, linktable.ut, wos_info.UTYear, dwpi_info.AppYear, dwpi_info.PubYear,
dwpi_info.PubYear - wos_info.UTYear, dwpi_info.AppYear - wos_info.UTYear
from linktable
Inner Join wos_info
ON linktable.ut=wos_info.ut
Inner Join dwpi_info
ON linktable.pat=dwpi_info.pat
where ESI = "Physics"
order by linktable.pat
;
論文公刊から特許出願/公開までの年数を
求めて, 特許出願年順に並べる
• クエリ構文
select distinct linktable.pat, linktable.ut, wos_info.UTYear, dwpi_info.AppYear, dwpi_info.PubYear,
dwpi_info.PubYear - wos_info.UTYear, dwpi_info.AppYear - wos_info.UTYear
from linktable
Inner Join wos_info
ON linktable.ut=wos_info.ut
Inner Join dwpi_info
ON linktable.pat=dwpi_info.pat
where ESI = "Physics"
order by linktable.pat
;
Select : 特許番号, 論文番号, 論文の公刊年, 特許の
出願年, 特許の公開年, 特許の公開年-論文の公刊
年, 特許の出願年 – 論文の公刊年 を表示する
from : linktable からデータを持ってくる
Inner Join : linktable に wos_info を接続する. このと
き, linktable.ut をキーとして wos_info.ut と対応する
ように接続する
Inner Join : linktable に dwpi_info を接続する. このと
き, linktable.pat をキーとして dwpi_info.pat と対応す
るように接続する
where : ESI が”Physics” なデータのみを抽出する
order by : linktable.pat の順番に並べる
ER図で取得したデータの内容を確認する
Web of Knowledge
Thomson Innovation
DWPI (LinkTable)
Physics
0
5000
10000
15000
20000
25000
30000
0
2
4
6
8
10
12
14
# of patents 平均 / dwpi_info.AppYear - wos_info.UTYear 平均 / dwpi_info.PubYear - wos_info.UTYear
他のデータベースとの接続
• 特許データベースとは
pub_number
• 論文データベースとは wos 番号
を用いることで, どのような組織が
サイエンスリンケージを活用してい
るのか分析を拡張することができ
る
4/20/2015 121
5. 数字ではわからないこと:
今日のまとめ
4/20/2015 122
特許や論文の情報ではわからない知識
• たとえば
• (研究者や発明者が)こっそり使っていた技術/技法
• 企業秘密
• 研究や実験手法
• 研究設備
• 競合する企業による特許や論文
• JST/RISTEX 長岡PJ
• 知識フロー分析 (特許や論文で測れる科学的源泉と, 特許や論文で測れな
い科学的源泉を調査)
4/20/2015 123
コンパクチンの基本特許の一次の(前方)引用関係、間接引
用を含む)
Compactin
(US3983140;
1976)
Atorvastatin
(US4681893;
1987)
Lovastatin
(US4231938;
1980)
Simvastatin
(US4444784;
1984)
fluvastatin
(US5354772;
1993)
pitavastatin
(US5753675;
1990)
cerivastatin
(US5177080;
1991)
rosuvastatin
(US RE37314;
1998)
Paravastatin
(US4346227;
1981)
1980s 1990s
Compactin
derivatives
(US4137322;
1977)
Atorvastatin
derivatives
(US4868185;
1987)
Atorvastatin
(US4761419
; 1987)
Pitavastatin
derivatives
(US5026708;
1988)
基本特許間の引用関係
基本特許<->関連特許間
の引用関係
[大日本製薬]
(US4017622[1975])
[Riker Laboratories]
(US3883522[1974])
[住友化学工業]
(US3849421[1971])
シプロフロキサシン
[バイエル薬品]
(US4670444[1984])
第一世代ニューキノロン薬
ロメフロキサシン
[北陸製薬]
(US4572827[1984])
[大日本製薬]
(US4292317[1978])
フレロキサシン
[杏林製薬]
(US4398029[1981])
トスフロキサシン
[アボット]
(US4616019[1985])
[杏林製薬]
(US4448962[1981])
スパルフロキサシン
[大日本製薬]
(US4795751[1986])
オフロキサシン
[第一製薬]
(US4382892[1981])
プルリフロキサシン
[日本新薬]
(US5086049[1991])
[カネボウ]
(US4455310[1982])
レボフロキサシン
[第一製薬]
(US5053407[1986])
[Bayer]
(US4563459[1983])
レボフロキサシン
[第一製薬]
(US5142046[1991])
[Pfizer]
(US4636506[1985])
レボフロキサシン
[第一製薬]
(US4985557[1989])
レボフロキサシン
[第一製薬]
(US5545737[1994])
第二世代ニューキノロン薬
エノキシサン
[大日本製薬]
(US4359578[1979])
エノキシサン
[大日本製薬]
(US4352803[1981])
ノルフロキサシン
[杏林製薬]
(US4146719[1978])
基本特許間の直接引用
基本特許間の関連特許を
介した引用関係
ニューキノロン薬基本特許の引用関係
In 1990, finally Ro-Actemra has been
synthesized as Anti-Human IL-6 Receptor
Monoclonal Antibody with the collaboration
of MRC (Medical Research Council) in United
Kingdom. And the contribution of MRC could
be traced by bibliographic co-author data.
Total number of issued paper has been
increased rapidly in this window as pre-
clinical study of Ro-Actemra has been started.
Co-authorship with several university and
hospitals could be observed in the graph.
And, there are 2 papers which MRC and
Osaka University has been involved.
Co-authorship analysis with key scientist of Actemra (3)
2nd AIEA-NBER Conference on Innovation and
Entrepreneurship, KAIST, KOREA, 17-20 August 2014
126
Co-author graph of Dr.
Ohsugi from 1991-1995.
Source: Web of Knowledge,
Virtualization: Vantage Point
2015/4/20
該当する論文 コンパクチンの基本論文での引用状況 コンパクチンの基本米国特許(フロン
トページおよび発明本文)における引
用
コンパクチンの基本日本特許(フロン
トページおよび発明本文)における引
用
1. 人間の場合には体内のコ
レステロール合成がコレス
テロールの主な供給源であ
るという発見
Dietschy and
Wilson; 1970
-コンパクチンの発見を最初に報告した遠藤博士の
二つの基本論文(Endo, Kuroda and Tanzawa 1976),
(Endo, Kuroda and Tsujita 1976) では引用せず
-翌年の論文(ENDO, TSUJITA, KURODA,
and TANZAWA;1977)及び3年後の(Yamamoto, Sudo
and Endo; 1980)では引用
- US3983140 – 引用および言及なし
- US4137322 – 引用および言及なし
昭50-155690 – 直接的な引用はなし.
ただし, “動脈硬化、 高脂血症などは
体内におけるコレステロールの蓄積
が原因のひとつであることが知られ
ている”が明記(p.513).
昭53-56314 – 引用および言及なし
2. HMG-CoA還元酵素が律
速酵素であるという科学的
な発見
(Siperstein
and
Fagan;1966a,b
)
-コンパクチンの発見を最初に報告した遠藤博士の
二つの基本論文(Endo, Kuroda and Tanzawa 1976),
(Endo, Kuroda and Tsujita 1976)では引用せず
- 関連する論文(Siperstain; 1970)が翌年の論文
(ENDO, TSUJITA, KURODA, and TANZAWA;1977)に
よって引用されている
- US3983140 – 引用および言及なし
- US4137322 – 引用なし. ただし, 当該
論文を引用する別論文 (Shapiro,
Imblum and Rodwell 1969) を (1)
Inhibition activity of cholesterol
synthesis 項 にて書誌情報とともに言
及
昭50-155690 – 引用および言及なし
昭53-56314 – 引用なし.ただし, 当該
論文を引用する別論文 (Shapiro,
Imblum and Rodwell 1969) を書誌情
報とともに言及
3.ラットを用いたコレステ
ロール合成に関する実験方
法
(KNAUSSH ,
PORTER and
Wasson; 1959)
コンパクチンに係る遠藤の基本論文(Endo, Kuroda
and Tanzawa 1976), (Endo, Kuroda and Tsujita 1976)
内で複数回引用
- US3983140 – 引用および言及なし
- US4137322 – 引用なし, ただし, (1)
Inhibition activity of cholesterol
synthesis 項 にて書誌情報とともに言
及
昭50-155690 – 直接的な引用および言
及なし. ただし, (Bucher 1972) は本文
中に明記
昭53-56314 – 引用有り.
4. コレステロール合成メカ
ニズムにかかるBlochの研
究成果
(Bloch; 1954) どの基本論文でも引用されていない - US3983140 – 引用および言及なし
- US4137322 – 引用および言及なし
昭50-155690 – 引用および言及なし
昭53-56314 – 引用および言及なし
[関連論文]
(ENDO, TSUJITA, KURODA, and TANZAWA;1977) - "Inhibition of Cholesterol Synthesis in vitro and in vivo by ML-236A and
ML-236B, Competitive Inhibitors of 3-Hydroxy-3-methylglutaryl-Coenzyme A Reductase"
(Yamamoto, Sudo and Endo; 1980) - "Therapeutic Effects of ML-236B in Primary Hypercholesterolemia"
コンパクチンの研究開発の4つの重要な科学的源泉
アリセプトの研究開発における主な科学的源泉
科学的源泉 該当する論文/特許 アリセプトの基本論文
(Sugimoto et al. 1992) お
よび総説論文 (Sugimoto
et al. 1996) での引用状況
アリセプト基本米国特許
(US4895841/US5100901; フロン
トページおよび発明本文)にお
ける引用
アリセプト基本日本特許 (フロ
ントページおよび発明本文) に
おける引用
コリン仮説 (脳内アセ
チルコリンとアルツ
ハイマーの関係性)
(Bowen 1976)
(Davis 1976)
(Perry 1976, 1977)
・(Sugimoto et al. 1992) –
引用なし
・(Sugimoto et al. 1996) –
(Perry 1986) の引用あり
US4895841 (フロントページ) –
引用なし
US4895841 (発明本文) –アセチ
ルコリン仮説に係る言及あり
US5100901 (フロントページ) –
引用なし
US5100901 (発明本文) –アセチル
コリン仮説に係る言及あり
昭64-79151 – (発明本文) アセチ
ルコリン仮説に係る言及あり
アルツハイマー病の
病理解析
(Whitehouse et al.
1982)
・(Sugimoto et al. 1992) –
引用なし
・(Sugimoto et al. 1996) –
引用なし
US4895841 (フロントページ) –
引用なし
US4895841 (発明本文) –言及な
し
US5100901 (フロントページ) –
引用なし
US5100901 (発明本文) – 言及な
し
昭64-79151 – (発明本文) 言及な
し
アルツハイマー症治
療薬タクリンの開発
(Summers et al. 1981)
(Summers et al. 1986)
US4816456
・(Sugimoto et al. 1992) –
引用なし
・(Sugimoto et al. 1996) –
(Summers et al. 1989) の引
US4895841 (フロントページ) –
引用なしUS4895841 (発明本文)
– 言及なし
US5100901 (フロントページ) –
昭64-79151 – (発明本文) 言及あ
り
今日のまとめ (1)
• 特許や論文のデータを調べることで、知識の流れ (トラジェクトリ) や
知識の生成過程 (社会的な構築プロセス) がわかるかもしれない
• でも、特許や論文の書誌情報からわからない情報もたくさんある
• イノベーションプロセスを理解して有益な含意を導き出すには、いろ
いろな分析手法を組み合わせる必要がある
4/20/2015 129
今日のまとめ (2)
• (1) サイエンスリンケージデータベースが使いたいひと
• (2) patR (特許)データベースが使いたいひと
• 一橋イノベーション研究センターに関係している学生や研究員は利用するこ
とができます
• (2) については, 販売されています.
• まずは、hara@iir.hit-u.ac.jp または @harayasushi (Twitter) までご連絡くださ
い。
4/20/2015 130
Acknowledgement
• 「政策のための科学」基盤的研究・人材育成拠点事業(領域開拓拠
点)イノベーションマネジメント・政策プログラム(Innovation
Management and Policy Program:IMPP)
• 独立行政法人科学技術振興機構社会技術研究開発センターによる
「科学技術イノベーション政策のための科学研究開発プログラム」:
• 「イノベーションの科学的源泉とその経済効果」
• 「科学技術イノベーション政策の経済成長分析評価プロジェクト」
1314/20/2015
References
• 長岡 貞男, 平尾 由紀子 (2013) 『産
業組織の経済学 第二版: 基礎と応
用』, 日本評論社
• 永田晃也 (2004) 『知的財産マネジメ
ント – 戦略と組織構造』, 中央経済社
• Nagaoka, Sadao., Motohashi,
Kazuyuki., Goto, Akira. (2010) “Patent
Statistics as an Innovation Indicator” ,
In Bronwyn H. Hall and Nathan
Rosenberg (2010) Economics of
Innovation, North-Holland
• Wikipedia
• データソース
• Web of Knowledge
• Scopus
• Thomson Innovation
4/20/2015 132
Thanks.
hara@iir.hit-u.ac.jp
ya-hara@grips.ac.jp
1334/20/2015

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IIRフォーラム 1/28 数字が教えてくれないこと -特許データベース分析入門- (公開用)

  • 2. はじめに • 今日の内容は90分では終わらないので, 今後も勉強会を実施したいと考えています • 目的 • 特許や論文のデータを使うことで解析できる範囲を知るために、まず分析手法を学ぶ • 手法 • パソコンを用いたハンズオンセミナー方式 (手を動かして覚える!) • 時間: • 平日(金曜日)の夜 または 土曜日の夕方に90分程度 • 一ヶ月に一回程度 (第一期; 5-6回) を予定 • 場所(仮): • 国立 (一橋大学イノベーション研究センター) または • 六本木 (政策研究大学院大学科学技術イノベーション政策研究センター) • 参加希望の方は, hara@iir.hit-u.ac.jp または @harayasushi (twitter) までご連絡ください. 4/20/2015 2
  • 3. 研究会(仮)のスケジュール (案) • [2015/1月] 第0回: 「数字が教えてくれないこと」 • [2015/3月] 第1回: 「数字が教えてくれること」 • 特許や論文データはなぜイノベーション指標として活用されているのだろう • [2015/4月]第2回: 「巨人の上に立つ」 • 論文データベース (Web of Knowledge, Scopus, Scival etc…) を用いた分析 • [2015/5月] 第3回: 「select() すると幸せになれる理由」 • IIP データベース/patR データベースを用いた日本特許分析 • [2015/6月] 第4回: 「科学とイノベーションの関係」 • サイエンスリンケージデータベースを用いた特許/論文の連結分析 • [2015/7月]第5回: 「行間を読むっていろいろと大切」 • 書誌テキスト分析 (KHcoder) を使って分析できること • [2015/8月] 第6回 : 「まとめ」 • 科学とイノベーションのあれこれは書誌情報からどこまでわかるのだろう 4/20/2015 3
  • 4. 今日取り上げる内容 1. はじめに 2. 論文データベースの利用方法 • Web of Knowledge • Scopus 3. 特許データベースの利用方法 • 米国特許のデータベース • Thomson Innovation • Ultra Patent • USPTO database • 日本特許のデータベース • MySQL の導入 • Access の導入 • 基本的なコマンド 4. サイエンスリンケージデータベースの利用方法 5. 数字ではわからないこと (今日のまとめ) 4/20/2015 4 論文 特許 サイエンス リンケージ
  • 6. Framework of Innovation Indicators (Pakes and Griliches 1984) Other Economic Factors Non-Knowledge Factors of Production Output: Productivity Firm’s Value Patent Patenting Propensity Inputs to Innovation R&D, designing, marketing research etc… Knowhow and First Mover Advantage 4/20/2015 6
  • 7. Framework of Innovation Indicators [modified.] (Pakes and Griliches 1984) Other Economic Factors Non-Knowledge Factors of Production Output: Productivity Firm’s Value Patent Patenting Propensity Inputs to Innovation R&D, designing, marketing research etc… Knowhow and First Mover Advantage Paper 4/20/2015 7
  • 8. Framework of Innovation Indicators [modified. 2] (Pakes and Griliches 1984) Other Economic Factors Non-Knowledge Factors of Production Output: Productivity Firm’s Value Patent Patenting Propensity Inputs to Innovation R&D, designing, marketing research etc… Knowhow and First Mover Advantage Paper In-tangible knowledge 4/20/2015 8
  • 9. イノベーションのプロセスを明らかにする方法 • 定性的なアプローチ • なにかしらの理論モデルにもとづき、文献調査や実地調査、 インタビューなどを使って証拠を集める。集まった証拠にも とづきロジックを組み立てて、結果を観察する • データソース • 誰かが書いた文章 (論文や特許や報告書や白書 etc…) • 誰かの頭のなか (をインタビューを使って収集する) • 定量的なアプローチ • なにかしらの理論モデルにもとづき、統計データベースを 使ってデータを集める。それを回帰分析 etc… などの統計 的な処理をして、結果を観察する • データソース • 統計データベースを使う • サーベイ調査をする • 政府統計を使う 結論 インプリケーション (ex. 政策的な含意) 問い (リサーチクエスチョン) Literature Review (先行研究の調査) Hypothesis (問いに対する仮説の提示) 4/20/2015 9
  • 10. イノベーションプロセスを知る方法 1. ひとにきく 1. 発明したひと (=発明者) にきく 1. インタビューをする 2. サーベイ調査をする (アンケートを とる) 2. 発明に関与したひとにきく 1. インタビューをする 2. サーベイ調査をする (アンケートを とる) 2. 測ってみる 1. 特許ではかってみる 1. だれとだれが特許を書いたかでは かってみる 2. だれがだれの特許を引用している かではかってみる 2. 論文ではかってみる 1. だれとだれが論文を書いたかでは かってみる 2. だれとだれの論文を引用している かではかってみる 3. 特許と論文のつながりではかって みる 1. どの特許が、どの論文を引用して いるかで測ってみる 2. どの論文が、どの特許を引用して いるかで測ってみる 4/20/2015 10
  • 14. 知的財産の種類と日本の知的財産保護制度 特許 実用新案 意匠 著作権 商標 保護対象 発明 考案 (特許ほど高 度でない発明) 意匠(商品のデザ インなど) 著作物等 商品の商標 主たる保護要件 ・新規性 ・進歩性 ・産業上の有用性 ・新規性 ・進歩性 ・産業上の有用性 ・新規性 ・創作非容易性 ・工業上利用可能 性 ・創作 ・誤認を生じさせ ないこと 保護期間 出願日から20年 出願日から10年 登録日から15年 著者者の死後50 年 登録日から10年 (更新可能) ディスクロー ジャー 出願・公開 出願・公開 3年内の秘密意匠 制度あり 頒布 出願公告 保護内容 発明の実施の専 有 考案の実施の専 有 意匠の実施の専 有 複製権の専有な ど 商標の利用の専 有 年間出願件数 345000 (2010年) 9000 (2010年) 32000 (2010年) 出願不要 114000 (2010年) 4/20/2015 14
  • 15. 知的財産権と技術の公開への誘因 • 知的財産制度の目的のひとつ は、企業が研究開発の成果を 公開するような誘因を整備する こと • 保護期間の後は、公開された発 明をだれでも自由に利用するこ とができる • 技術公開の効果 • 技術の公開によって、研究の重 複の危険性が小さくなる • 公開された技術は新たな研究開 発の種を供給する • 技術開発は累積的なプロセスで あり(Merges and Nelson 1990)、 すべての技術が企業秘密となっ た場合このようなプロセスが成 立しにくくなる 4/20/2015 15
  • 16. 知的財産権の役割 • 1. 研究開発への誘因を高めること • 知的財産権による保護がなければ、研究開発への誘因が低下してしまう危険性が ある • 2. 研究開発の公開を促すこと • 知的財産権が弱いと、企業は開発した技術をできるだけ隠そうとする • 研究開発の内容も企業秘密として維持可能な技術に偏る傾向が生じる • 結果、産業全体として研究開発に利用可能な知識ストックが減少し、研究開発の効 率が低下する危険性がある • 商業的成功に強く結びついた技術革新を推進するための制度 • 企業の私的な情報と私的なインセンティブを活用して、技術革新を促進さ せる 4/20/2015 16
  • 20. しかし: 単純にgoogle や bing で検索しても わからない場合がある → データベース、専用のデータベース を使う 4/20/2015 20
  • 21. 今日取り上げる内容 1. はじめに 2. 論文データベースの利用方法 • Web of Knowledge • Scopus 3. 特許データベースの利用方法 • 米国特許のデータベース • Thomson Innovation • Ultra Patent • USPTO database • 日本特許のデータベース • MySQL の導入 • Access の導入 • 基本的なコマンド 4. サイエンスリンケージデータベースの利用方法 5. 数字ではわからないこと (今日のまとめ) 4/20/2015 21
  • 23. 論文データベース • 何がわかるのか • だれが、いつ、どこで、どんな論文を書いたのかがわかる • だれが、いつ、どこで、どんな論文を引用したかがわかる • メリット • 先行研究を知ることができる • みんなが読んでいる論文がわかる! • インパクトファクターの高い論文がわかる!(就職に有利な!) • どんな研究が世の中で行われているかがわかる! 4/20/2015 23
  • 24. 前方引用と後方引用: Schumpeter 1947 の場合 時点 : t "An Approach to the Study of Entrepreneurship," THE TASKS OF ECONOMIC HISTORY (Supplemental Issue of THE JOURNAL OF ECONoMIc HISTORY), VI (1946), 1-15 Oscar Lange, "A Note on Innovations," Review of Economic Statistics, XXV (1943), 19-25 F. W. Taussig, Inventors and Money-Makers (New York: The Macmillan Company, 1915). Fritz Redlich, The Molding of American Banking—Men and Ideas (New York: Hafner Publishing Company, 1947). Robert A. Gordon, Business Leadership in the Large Corporation (Washington, D.C.: The Brookings Institution, 1945). F. J. Marquis and S. J. Chapman on the managerial stratum ,of the Lancashire cotton industry in the Journal of the Royal Statistical Society, LXXV, Pt. III (1912). 293-306. 前方引用後方引用 4/20/2015 24
  • 26. 前方引用と後方引用: 時点 : t "An Approach to the Study of Entrepreneurship," THE TASKS OF ECONOMIC HISTORY (Supplemental Issue of THE JOURNAL OF ECONoMIc HISTORY), VI (1946), 1-15 Oscar Lange, "A Note on Innovations," Review of Economic Statistics, XXV (1943), 19-25 F. W. Taussig, Inventors and Money-Makers (New York: The Macmillan Company, 1915). Fritz Redlich, The Molding of American Banking—Men and Ideas (New York: Hafner Publishing Company, 1947). Robert A. Gordon, Business Leadership in the Large Corporation (Washington, D.C.: The Brookings Institution, 1945). F. J. Marquis and S. J. Chapman on the managerial stratum ,of the Lancashire cotton industry in the Journal of the Royal Statistical Society, LXXV, Pt. III (1912). 293-306. 前方引用後方引用 ・後方引用からわかること -- どのような先行研究が活用されたのか -- いつ公開された先行研究を活用したのか -- 論文を執筆するにあたり、「科学的源泉」は いったいなんだったのか ・後方引用からわからないこと -- 引用されていないけど、重要だった「科学的源 泉」 -- 引用されていないけど、参照された先行研究 (in context.) ・前方引用からわかること -- 論文自体の重要性 -- 「巨人の肩の上に立つ (Standing on the shoulders of the giants) 」 -- 知識の伝播過程 -- 論文自体が「古くなっていない」か ・前方引用からわからないこと -- ほんとうにその論文は重要な論文なのか (引 用されること自体が, 論文の重要性を示している のか) -- 後発の論文にとって重要な科学的源泉が, 直 接的には引用されていない場合も 4/20/2015 26
  • 27. (英文)論文データベース 名前 Web of Knowledge Scopus 作っている会社 トムソン・ロイター エルゼビア カバー範囲 ・社会科学文献の書誌および引用情報 (1898年-2015年) ・自然科学文献の書誌および引用情報 (1900年-2015年) ・5000以上の出版社の21,000誌以上の学術 ジャーナル ・20000タイトル以上の査読ジャーナル ・370タイトルのブックシリーズ ・550万件以上の会議録 メリット ・過去データが豊富 ・社会科学のカバー率が高い ・他のデータベースとリンクさせることが比較的容 易 ・分野分類が (Web of Knowledge) に比べて明 確 ・自然科学のカバー率は Web of Knowledge に 比べ高い ・企業名および著者名の名寄せの精度が高い デメリット ・1945年以前のデータはカバー範囲が限られてい る ・カテゴリ分類が不明確 ・現在カバー範囲が(Web of Knowledge に比べ) 狭い [引用情報は1996年以降のみカバー] (2016年に向け拡大される予定) 価格 すごく高い! すごく高い! 気をつけること ・一橋大学では利用可能 ・大学によってカバーしているデータ範囲が違う 一橋大学では利用不能 (部局によっては契約し ている場合あり)4/20/2015 27
  • 28. 1. Web of Knowledge • 一橋の学内からはどこからでも 利用可能 • 一橋大学図書館の My Library からリモートログインで利用可 能 4/20/2015 28 http://ip-science.thomsonreuters.jp/products/web-of- science/yokuwakaru/
  • 29. ケース1: Web of Knowledge のインターフェー ス ; シュンペーターの論文を探してみよう 1. www.webofknowledge.com を開き, 「著者名検索」を選択. 「姓」 と 「イニシャル」 を入力する. 4/20/2015 29
  • 30. Web of Knowledge のインターフェース 例: シュンペーターの論文を探してみよう 2. 「研究領域」から, (とりあえず)すべての研究領域を選択し, 「著者所属を選択」をクリック 4/20/2015 30
  • 31. Web of Knowledge のインターフェース 例: シュンペーターの論文を探してみよう 3. 「著者所属名短縮形」から, (とりあえず)すべての所属を選択. また, 「著者所属情報を含まないレコードを含める」 チェックボックスをクリックし, 「選択した文献で検索」をクリックする. 4/20/2015 31
  • 32. Web of Knowledge のインターフェース 例: シュンペーターの論文を探してみよう 4. “著者名検索結果: 49レコード” が表示されるので, “並び替え” より “被引用数 – 多い順” を選択し並べ替える. 4/20/2015 32
  • 33. Web of Knowledge のインターフェース 例: シュンペーターの論文を探してみよう 5. 一番引用数の多い “The Creative Response in Economic History” をクリックする. わかること ・著者名 ・ジャーナル名 ・発行年月日 ・被引用数 ・引用文献 ・インパクトファクター ・ドキュメントタイプ ・言語 ・発行者 ・研究分野 ・Web of Knowledge Category ・最終引用 4/20/2015 33
  • 34. 引用分析 • 後方引用をたどることで, 発明に至る知識の流れを明らかにする • JST プロジェクトの Feasibility Study • Shuji Nakamura Patent に至るまでの Main Path • 特許と、特許に引用された論文について調査 • ソース: Web of Knowledge / Thomson Innovation 4/20/2015 34
  • 35. Network 全体 (属性付き) 赤色は Main Path に選択さ れた Node を示す.
  • 36. 1930s 1960s 1970s 1990s 2000s 1910-2007 (1次引用すべて導入; 上位12社明記) 1980s
  • 37. 2. Scopus • エルゼビアが提供する論文データ ベース • “Scopus has twice as many titles and over 30% more publishers listed than any other A&I database” • Journals や Book, Conference Papers や Patents もカバー • Scival を用いることで, 研究機関ご とのパフォーマンスを知ることも可 能 • なお、一橋では現時点 (2015年) で は契約していないので使えません 4/20/2015 37
  • 38. Scopus のインターフェース 例: シュンペーターの論文を探してみよう 1. www.scopus.com を開き, 「著者検索」に Last Name と First Name を入力する. 4/20/2015 38
  • 39. Scopus のインターフェース 例: シュンペーターの論文を探してみよう 2. 著者名の候補が表示されるので, 該当する著者をクリックする 4/20/2015 39
  • 41. Scival • Scopus 論文データベースを用いた研究パフォーマンス自動分析ツール • 名寄せが完了したデータで最初から分析を行うことができる 4/20/2015 41
  • 42. Scival 分析例: Hitotsubashi University のパフォーマンス
  • 43. Scival 分析例 (RU11 のパフォーマンス評価) • Outputs in Top percentiles (1%) x Publication Year • Academic-Corporate Collaboration(%) * Publication Year 4/20/2015 43
  • 45. 今日取り上げる内容 1. はじめに 2. 論文データベースの利用方法 • Web of Knowledge • Scopus 3. 特許データベースの利用方法 • 米国特許のデータベース • Thomson Innovation • Ultra Patent • USPTO database • 日本特許のデータベース • MySQL の導入 • Access の導入 • 基本的なコマンド 4. サイエンスリンケージデータベースの利用方法 5. 数字ではわからないこと (今日のまとめ) 4/20/2015 45 論文 特許 サイエンス リンケージ
  • 47. 特許データベース • 何がわかるのか • だれが、いつ、どこで、どんな特許を書いたのかがわかる • だれが、いつ、どこで、どんな特許を引用したかがわかる • メリット • みんなが読んでいる特許がわかる! • インパクトファクターの高い特許がわかる! • どんな研究開発が世の中で行われているかがわかる! 4/20/2015 47
  • 48. 特許データベース • アメリカ特許のデータベース • Google Patent • USPTO Patents • Ultra Patents • Thomson Innovation • ヨーロッパ特許のデータベース • espacenet • 日本の特許データベース • 特許図書館 • IIP データベース • 研究用特許データベース (patR) 4/20/2015 48
  • 49. ケース2: 溶融還元法に関連する特許をFIコード を使って抽出する • 概要 • 1. パテントマップガイダンスから関連するFI コードを抽出する • http://www5.ipdl.inpit.go.jp/pmgs1/pmgs1/pmgs • 2. 「溶融還元法」のFIコード C21C5/28@F をピックアップ • 3. 特許図書館の「特許分類検索」から検索→164件ヒット • 4. 特許図書館の「公報テキスト検索」から検索→10件ヒット • Google Patent から検索
  • 50. FI コードの探索 FI ドット 説明 補足説明 関連分野 テーマコード C21B11/ 00 0 溶鉱炉に よらない銑 鉄の製造 ex.)鉄 浴式溶融還 元法(DI OS) 溶融還元法 によるCr・ Ni合金鋼 の製造 C21C5/28 4K012 C21C5/2 8@F 1 溶融還元 法 4K070 F27B17/ 00@A 0 加熱溶融, 溶融還元 炉 灰溶融炉 F23J 4K049
  • 51. C21B11/00 の場合 FI ドット 説明 補足説明 関連分野 テーマコード C21B11/00 0溶鉱炉によらない 銑鉄の製造 ex.)鉄浴式溶融 還元法(DIOS) 溶融還元法によるCr・ Ni合金鋼の製造 C21C5/28 4K012 C21B11/02 1低シャフト炉による もの コークス充填層を形成 した炉内に鉄鋼石.ス クラップを装入するもの. キュポラ等 4K012 C21B11/06 1ロータリーキルン によるもの 4K012 C21B11/08 1炉床式炉によるも の 4K012 C21B11/10 1電気炉によるもの 4K012
  • 52. C21C5/28@F の場合 FI ドット 説明 補足説明 関連分野 テーマコード C21C5/00 0炭素鋼,例.普通軟鋼,中 炭素鋼または鋳鋼,の製 造 4K070 C21C5/02 1るつぼ炉法 るつぼ炉F27B14/00 4K014 C21C5/04 1炉床炉鋼,例.シーメンス マルチン鋼,の製造 炉床型炉F27B3/22 4K014 C21C5/06 2特殊な成分組成のスラグ をつくる方法 スラグの水滓化,造粒,冷却, 黄水防止,再生 特殊な成分組成のスラグをつく る方法C21C5/36,C21C5/54 4K014 C21C5/28 1転炉による鋼の製造 4K070 C21C5/28@A 0主原料 4K070 C21C5/28@B 0フオ-ミングの鎮静 4K070 C21C5/28@C 0転炉滓の化学的処理 4K070 C21C5/28@D 0転炉滓の物理的処理 4K070 C21C5/28@E 0Cr・Ni合金鋼の製造 4K070 C21C5/28@F 1溶融還元法 4K070 C21C5/28@G 0原料の予熱 4K070 C21C5/28@H 0ダブルスラグ法 4K070 C21C5/28@Z 0その他のもの 4K070 C21C5/30 2吹錬の調整または制御 4K070 C21C5/30@A 0二次燃焼,増熱,増CO 4K070 C21C5/30@Z 0その他のもの 4K070 C21C5/32 3上からの吹錬(C21C5/ 35が優先)[5] 4K070 C21C5/34 3浴を通す吹錬(C21C5/ 35が優先)[5] 4K070 C21C5/34@A 0吹錬ガスの切替え,流量・ 圧力制御 4K070 C21C5/34@Z 0その他のもの 4K070 C21C5/35 3上からおよび浴を通して の吹錬[5] 4K070
  • 53. C21C5/36 2特殊な成分組成のスラグ をつくる方法 4K070 C21C5/38 2廃ガスまたは粉じんの除 去 4K070 C21C5/38@A 0廃ガス流量、炉口圧等の 調整または制御 4K070 C21C5/38@B 0廃ガス冷却水の循環 4K070 C21C5/38@Z 0その他のもの 4K070 C21C5/40 3転炉廃ガスまたは粉じん の除去または分離装置 4K070 C21C5/40@A 0転炉吹錬時における廃ガ ス、粉じんの捕集〔フ-ド、 スカ-ト等〕 4K070 C21C5/40@B 0転炉傾動時における廃ガ ス、粉じんの捕集〔フ-ド 等〕 4K070 C21C5/40@C 0廃ガス、粉じんまたは輻射 熱の外部環境への逸出防 止〔囲壁、扉等〕 4K070 C21C5/40@Z 0その他のもの 4K070 C21C5/42 2転炉の構造的特徴 4K070 C21C5/44 3耐火物ライニング 4K070 C21C5/44@A 0転炉内の煉瓦積装置また は方法 4K070 C21C5/44@B 0煉瓦積構造 4K070 C21C5/44@Z 0その他のもの 4K070 C21C5/46 3細部構造または付属物 4K070 C21C5/46@A 0計測 4K070 C21C5/46@B 1湯面・スラグ面の検出,ス ロツピング予知 4K070 C21C5/46@C 1内張り・底吹ノズルの溶存 量・残存量の測定 4K070 C21C5/46@D 1サブランス,プロ-ブ 4K070 C21C5/46@E 0原料装入 4K070 C21C5/46@F 0保熱装置 4K070 C21C5/46@Z 0その他のもの 4K070 C21C5/46,101 4酸素ランス 4K070 C21C5/46,102 4酸素ランスの付属物 4K070 C21C5/46,102@A 0ランスへの付着防止,付 着物除去 4K070 C21C5/46,102@Z 0その他のもの 4K070
  • 54. C21C5/46,103 4溶湯,溶滓の排出 4K070 C21C5/46,103@A 0出鋼口の構造,補修 4K070 C21C5/46,103@B 1スライデイングゲ-ト 4K070 C21C5/46,103@C 1開閉蓋 4K070 C21C5/46,103@D 0ストツパ-,栓,その操作 4K070 C21C5/46,103@E 0溶湯鍋,鍋への出鋼,鍋 への添加剤投入 4K070 C21C5/46,103@Z 0その他のもの 4K070 C21C5/46,104 4炉口部およびその付属物 4K070 C21C5/46,104@A 0冷却 4K070 C21C5/46,104@Z 0その他のもの 4K070 C21C5/46,105 4流体,例.冷却水,底吹用 ガスまたは液体,の炉体 への供給 4K070 C21C5/48 4転炉炉底または羽口 4K070 C21C5/48@A 0取替え,補修 4K070 C21C5/48@B 0単管又は多重管羽口及び その使用 4K070 C21C5/48@C 0多細管又は多孔管羽口及 びその使用 4K070 C21C5/48@D 0ポ-ラス羽口及びその使 用 4K070 C21C5/48@E 0羽口の配置、羽口周りの 煉瓦積 4K070 C21C5/48@Z 0その他のもの 4K070 C21C5/50 4転炉の傾動機構 4K070 C21C5/50@A 0トラニオン軸,軸受,軸受 台 4K070 C21C5/50@B 0傾動駆動装置 4K070 C21C5/50@C 0トラニオンリング,炉体懸 垂 4K070 C21C5/50@D 0傾動制御 4K070 C21C5/50@Z 0その他のもの 4K070 C21C5/52 1電気炉による鋼の製造 電気アーク炉F27B3/00電気炉に よる銑鉄溶鉄の製造 C21B11/10C21B13/12 4K014 C21C5/54 2特殊な成分組成のスラグ をつくる方法 スラグの水滓化,造粒,冷却, 黄水防止,再生 特殊な成分組成のスラグをつく る方法C21C5/06,C21C5/26 4K014 C21C5/56 1他の方法による鋼の製造 (直接法による溶鋼の製 造C21B13/00) 例)直接製綱,ロータリーキルン による製綱法,溝型炉による製 錬 直接法による溶鋼の製造 C21B13/00 4K014
  • 55. F27B17/00@AFI ドット 説明 補足説明 関連分野 テーマコード F27B17/00 0グループF27B1/00~F2 7B15/00のいずれのグ ループにも包含されない種類 の炉(炉を構造的に組み合 わせたものF27B19/02) 乾燥炉F26Bタンマン(管状)炉 4K049 F27B17/00@A 0加熱溶融,溶融還元炉 灰溶融炉F23J 4K049 F27B17/00@B 0炉室型炉 4K049 F27B17/00@C 1セラミツク焼成,焼結用 陶器、瓦用炉C04B33/32 4K049 F27B17/00@D 0管状炉 4K049 F27B17/00@E 0イメ-ジ炉 赤外線加熱等 赤外線乾燥F26B3/30 4K049 F27B17/00@F 0ホツトプレス炉 粉末冶金B22F3/14@Aプレス一般 B30B11/02@A 4K049 F27B17/00@Z 0その他 4K049 F27B17/00,301 1熱間静水圧加圧装置 HIP 粉末冶金B22F3/14@Eプレス一般 B30B11/00@Eセラミックの焼結 C04B35/64@N,C04B35/64,302 4K049 F27B17/00,301@A 0圧力容器〔プラグ,容器内部 の構成〕 4K049 F27B17/00,301@B 1ガス流路・弁〔容器内部のガ ス流路,通気弁〕 4K049 F27B17/00,301@C 1断熱構造〔断熱層の材料,構 造〕 4K049 F27B17/00,301@D 1加熱要素〔電極プラグ,ヒ- タ-支持筒を含む〕 4K049 F27B17/00,301@E 0被処理物 4K049 F27B17/00,301@F 0装入・排出,搬送 4K049 F27B17/00,301@G 0プレスフレ-ム・防護壁 4K049 F27B17/00,301@H 0ガス供給・排出〔HIP装置へ のガス濃度測定を含む〕 4K049 F27B17/00,301@J 0予熱,冷却ステ-シヨンを有 するもの 4K049 F27B17/00,301@K 0計測・制御 4K049 F27B17/00,301@L 0液体あるいは固体圧力媒体 を用いるもの 4K049 F27B17/00,301@Z 0その他 4K049 F27B17/02 1実験室で使用するために特 別に設計されたもの 浮揚溶融装置H05B6/32 4K049
  • 57. 溶融還元法のリスト (1) 項番 文献番号 発明の名称 1特開2013-151747 溶融還元製錬方法 26特開2001-342509 金属鉄の製造方法および装置 2特開2013-133541 溶鉄の昇熱方法 27特開2001-294927 製鋼方法 3特開2012-153921 溶融還元方法 28特開2001-279310 鉄浴型溶融還元炉の操業方法 4特開2012-067370 クロム鉱石の溶融還元方法 29特開2001-271107 竪型溶融炉による製鉄ダストの処理方法 5特開2011-006745 溶融還元方法 30特開2001-247920 溶融還元方法および溶融還元装置 6特開2010-215983 溶融還元方法 31特開2001-152258 製錬炉ダストの回収再利用方法および装置 7特開2010-156025 溶融還元炉の粉粒物装入用バーナーランスおよび溶融還 元による金属溶湯の製造方法 32特開2001-115207 クロム酸化物含有廃物質の処理方法 8特開2010-100926 溶融還元方法 33特開2001-073019 直接製錬方法 9特開2010-077522 溶鉄の精錬方法 34特開2001-059111 ガス吹きランスおよびそれを用いた上底吹き転炉の 操業方法 10特開2009-139081 溶融還元炉の粉粒物装入用バーナーランスおよび溶融還 元による金属溶湯の製造方法 35特開2001-011515 金属鉱石の溶融還元製錬方法及び装置 11再表2009/028416 鉄浴式溶融還元炉 36特開2000-345227 ステンレス粗溶鋼の精錬方法 12特開2008-179876 溶融還元方法 37特表2002-524656 直接製錬法 13特開2007-239074 複合還元剤 38特開平11-106823 極低炭素及び極低窒素ステンレス鋼の溶製方法 14特開2007-138207 溶融還元方法 39特開平11-080823 クロム鉱石の溶融還元製錬法 15特開2006-283164 含クロム溶銑の脱硫処理方法 40特開平11-061220 金属酸化物の溶融還元精錬方法 16特表2007-538156 冶金スラグのクロム還元方法 41特開平11-036007 ステンレス鋼製造時に発生するスラグの排滓方法及 び排滓スラグの再利用方法 17特開2005-281749 金属酸化物含有鉱石の溶融還元方法 42特開平11-021610 ガス吹き用ランス及び転炉型精錬炉の操業方法 18特開2005-272920 クロム鉱石の溶融還元製錬方法 43特開平11-006005 金属鉱石の溶融還元方法 19特表2007-506857 溶融合金金属の製造方法及び関連する製造プラント 44特開平10-317041 ダスト発生の少ないクロム鉱石の溶融還元精錬方 法 20特開2004-143544 溶銑の脱硫方法 45特開平10-317032 クロム鉱石の溶融還元方法 21特開2004-143492 極低燐ステンレス鋼の溶製方法 46特開平10-310810 溶融還元製錬方法 22特開2003-155509 溶融還元方法および溶融還元装置 47特開平10-265821 金属酸化物の溶融還元方法 23特開2002-317220 ステンレス溶湯の処理方法及びそれに用いる溶湯保持容 器 48特開平10-251729 クロム鉱石の溶融還元方法 24特開2002-161306 含クロム溶融鉄合金の脱炭精錬方法 49特開平10-219330 ステンレス鋼の精錬方法 25特開2002-003922 金属鉱石の溶融還元方法 50特開平10-158712 精製反応器中でニッケル合金化鉄浴を製造する方 法
  • 58. 溶融還元法 (2) 51特開平10-025507 ステンレス鋼の溶製方法 76特開平05-086412 製鋼方法 52特開平09-302405 ステンレス鋼の溶製方法 77特開平04-214812 ステンレス鋼の溶製方法 53特開平09-227919 クロム鉱石の溶融還元方法 78特開平04-107206 含クロム溶鋼の製造プロセス 54特開平09-227918 ステンレス鋼溶製方法 79特開平03-271314 ステンレス鋼の溶製方法 55特開平09-194958 マグネシア系耐火物損耗抑制方法 80特開平03-247717 ステンレス粗溶湯の脱燐、脱硫方法及びそ れに使用するフラックス 56特開平09-087722 ステンレス粗溶鋼の精錬方法 81特開平03-193812 冶金用炉の炉壁耐火物保護方法 57特表平09-506143 炭素含有微粒子を融解するための装置及び該装 置を使用して該微粒子を融解する方法 82特開平03-166312 溶鉄吹錬時の粉状クロム鉱石添加方法 58特開平08-041519 製鋼方法 83特開平03-082704 原料フェロクロム製造に電気炉を使用しない 製錬電力不要のステンレス鋼製錬法 59特開平08-035008 クロム酸化物含有原料の溶融還元法 84特開平03-056629 Ni含有合金の溶製方法 60特開平08-027512 クロムおよび/またはニッケルを含有する溶銑の 製造方法 85特開平02-232312 ステンレス鋼の溶製方法 61特開平08-003615 低炭素含クロム鋼の製造方法 86特開平01-252753 ステンレス鋼母溶湯の溶製方法並びに溶製 用の反応容器底部羽口配列及び底部羽口 62特開平07-238311 溶融還元によるステンレス溶鋼の製造方法 87特開平01-172504 Cr原鉱石の溶融還元方法 63特開平07-166217 直接還元中のより少ない集合化を伴う還元性鉄含 有物質の製造方法及びその生成物 88特開平01-104709 溶融還元法 64特開平07-076752 含クロム鋼の溶製方法 89特開平01-104708 同一製錬炉にて溶鋼を連続して製造する方 法 65特開平07-062457 金属成分の回収率を高めた溶融還元方法 90特開平01-068415 溶融還元によるステンレス溶鋼の製造法 66特開平07-011321 溶融還元によるステンレス溶湯の製造方法 91特開昭62-228417 溶融還元炉の原料添加方法 67特開平07-011319 含Ni・Cr溶銑の製造法 92特開昭62-224618 溶融還元製錬方法 68特開平07-003318 転炉型溶融還元炉の操業方法及び酸素上吹きラ ンス 93特開昭62-211347 溶融還元法 69特開平06-322426 ステンレス製造法 94特開昭62-211346 溶融還元法 70特開平06-299219 クロム鉱石の溶融還元方法 95特開昭62-211343 鉱石の複合添加還元法 71特開平06-287620 鉱石の溶融還元方法 96特開昭62-205207 溶融還元方法および装置 72特開平06-172839 転炉型溶融還元炉の操業方法 97特開昭62-205206 溶融還元法および装置 73特開平06-136423 ステンレス鋼製造法 98特開昭62-192513 溶融還元法及び装置 74特開平05-247555 クロム鉱石の溶融還元方法 99特開昭62-188714 溶鉄製造方法 75特開平05-125425 Ni含有合金の溶製方法 100特開昭62-188713 溶融還元製鋼法
  • 59. 溶融還元法 (3) 101特開昭62-188712 溶融還元法 126特開昭61-284512 クロム鉱石を用いた高クロム鋼の製造方法 102特開昭62-188711 溶融還元製鋼法 127特開昭61-279609 溶融還元による高クロム合金製造装置 103特開昭62-188710 溶融還元法 128特開昭61-279608 溶融還元による高クロム合金の製造方法 104特開昭62-185812 溶融還元製鉄法 129特開昭61-272346 高マンガン鉄合金の溶融還元精錬方法 105特開昭62-185811 溶融還元製鉄法 130特開昭61-272345 溶融還元製錬による高マンガン鉄合金の製 造方法 106特開昭62-182214 鉄系合金溶湯の製造装置 131特開昭61-253311 クロム鉱石の溶融還元法 107特開昭62-170410 製錬反応炉 132特開昭61-223117 溶融スラグ内金属酸化物の還元回収方法 108特開昭62-167811 溶融還元製鋼法 133特開昭61-217511 溶融還元製鉄法 109特開昭62-142713 製錬炉炉体 134特開昭61-213310 鉄系合金溶湯の製造方法 110特開昭62-142712 転炉又は溶融還元炉における製鋼・製鉄方法 135特開昭61-199010 溶融還元製鉄法 111特開昭62-133012 含クロム溶鉄の製造方法 136特開昭61-199009 溶融還元製鉄法 112特開昭62-116712 スプラツシユランスを有する溶解・製錬容器 137特開昭61-186412 溶融還元製鉄法 113特開昭62-109917 転炉製鋼法又は溶融還元法における二次燃焼方 法 138特開昭61-166910 クロム含有合金の製造方法 114特開昭62-099414 製鉄用精錬炉における燃焼ガス顕熱の伝熱方法 139特開昭61-149418 含クロム溶鉄の製造方法 115特開昭62-099413 製鉄用精錬炉における燃焼ガス顕熱の伝熱方法 140特開昭61-139614 製鋼法 116特開昭62-099412 製鉄用精錬炉における燃焼ガス顕熱の伝熱方法 141特開昭61-110709 含クロム溶鉄の製造方法 117特開昭62-099411 製鉄用精錬炉における燃焼ガス顕熱の伝熱方法 142特開昭61-067708 鉄合金の精錬方法 118特開昭62-099410 製鉄用精錬炉における燃焼ガス顕熱の伝熱方法 143特開昭61-026752 溶融還元による低りん高マンガン鉄合金の 製造方法 119特開昭62-099409 製鉄用精錬炉における燃焼ガス顕熱の伝熱方法 144特開昭61-003816 炭素不飽和高マンガン鉄合金の製造方法 120特開昭62-080214 クロム含有溶鉄の製造方法 145特開昭60-251212 高マンガン鉄合金の製造方法 121特開昭62-060806 鉱石の溶融還元法 146特開昭60-208409 溶融還元による金属溶湯の製造方法 122特開昭62-060805 鉱石の溶融還元法 147特開昭60-125311 含Mn溶鋼の転炉吹錬法 123特開昭62-004810 溶融還元製鉄用精錬炉 148特開昭60-009815 溶融還元による高クロム合金製造方法 124特開昭61-288006 含クロム溶鉄の製造方法 149特開昭60-009814 溶融還元による炭素不飽和の高クロム合金 の製造方法 125特開昭61-284513 高クロム鋼の溶製方法 150特開昭60-002614 鉄系合金の溶融還元製錬方法
  • 60. 溶融還元法 (4) 151特開昭60-002613 鉄系合金の溶融還元製錬法 152特開昭60-002612 鉄系合金の溶融還元法 153特開昭59-232207 クロム鉱石の溶融還元によるステンレス鋼母溶 湯の溶製方法 154特開昭59-232205 炭素不飽和の高クロム溶湯の製造方法 155特開昭59-153863 予備還元クロム鉱石粉を用いたステンレス鋼溶 製方法 156特開昭59-150061 クロム鉱石の溶融還元によるステンレス鋼の溶 製方法 157特開昭59-140319 フエロクロム溶融還元製錬法 158特開昭59-107013 溶融還元を利用した溶鋼製造法 159特開昭59-059818 製鋼法 160特開昭58-136709 製鋼法 161特開昭58-081909 製鋼法 162特開昭58-058215 製鋼法 163特開昭56-044705 転炉等反応炉における鉱石直接還元方法 164特開昭54-158320 高クロム鋼の溶製方法
  • 63. 抽出リスト 項番 公報番号 発明の名称 出願人(登録公報・ US和抄は権利者を 表示) 1特開2007-224402 Fe-Ni基合金板およびその製造方法、並びにそれを用いた燃料電池セ パレータの製造方法および燃料電池 凸版印刷株式会社 2特開2004-100028 着熱効率の優れた冷鉄源溶解方法 新日本製鐵株式会 社 3特開2000-256731 溶鉄精錬用カルシウムフェライトの製造方法 日本鋼管株式会社 4特開2000-248309 溶鉄精錬用カルシウムフェライトの製造方法 日本鋼管株式会社 5特開平08-311520 鋼スクラップの溶解方法 新日本製鐵株式会 社 6特開平06-212225 冶金反応容器での反応を強化する方法 テクノロジカル リ ソーセス プロプラ イアタリー リミティ ド 7特開平05-306407 鋼スクラップ溶解時の不純物除去方法 新日本製鐵株式会 社 8特許3806385 着熱効率の優れた冷鉄源溶解方法 新日本製鐵株式会 社 9特公平06-102808 溶融還元法 日本鋼管株式会社 10特公平06-102807 溶融還元法 日本鋼管株式会社
  • 67. 研究用特許データベース • (1)整理標準化データ (patR データベース) • 特許庁での特許の出願、審査請求、拒絶、権利維持、最終処分まで、手続 きを記録したもの • 提供時期は1964年以降2010年3月まで • データ量が多いため、研究に必要な項目を限定してデータベースに格納 • (2)公報データ (td_5 データベース) • 特許の明細書および書誌情報を年別・公報種別によって記録したもの • 発行時期は公開公報:1993年から2012年まで • 特許公報:1994年から2012年まで • 公表公報:1996年から2012年まで • 再公表公報:1996年から2012年まで。すべてのデータを格納。 4/20/2015 67
  • 68. (1)patR (ER図; 抜粋) 4/20/2015 68 ・特許庁の手続きデータを工業所 有権情報・研修館が提供している 整理標準化データが元データ。 ・app_info が中心にデータが構成さ れるリレーショナル・データベース 方式
  • 69. リレーショナル・データベース • Excel のようにひとつのテーブルですべてのデータを管理するのでは なく, キーを介して複数のテーブルから構成されるデータベース 4/20/2015 69 中間試験の成績 ・学籍番号 ・問1の得点 ・問nの得点 期末試験の成績 ・学籍番号 ・問1の得点 ・問nの得点 平常点の成績 ・学籍番号 ・出席点 ・小テストの得点 総合成績 ・学籍番号 ・総合得点(=中間試験+ 期末試験+平常点) ・最終成績
  • 70. (1) patR • app_info 出願経過 テーブル 4/20/2015 70 フィールド 名 型 インデックス 内容(カッコ内はコー ド表インデックス) 1 app_num varchar(20) 出願番号:すべて半角(B0010) 2 count int(11) ワーク用カウンタ 3 title varchar(255) 発明の名称 4 app_date date 出願日 5 renewal_date date 更新日付:出願マスタ 6 id bigint(20) 元処理番号 7 pat_app_num varchar(10) 原出願記事番号(B0010) 8 app_type varchar(4) 原出願記事関連種別(B0310,C0025) 9 pub_num varchar(10) 公開番号 10 pub_date date 公開日 11 exam_pub_nu m varchar(10) 公告番号 12 exam_pub_da te date 公告日 13 intl_app_num varchar(12) 国際出願番号 14 pry_cnty char(2) 筆頭優先権主張国 15 num_claim_a pp int(11) 請求項の数:出願時 16 num_claim_e xamed int(11) 請求項の数:公告決定時 17 num_claim_re g int(11) 請求項の数:登録査定時 18 reg_num varchar(19) 特許番号または登録番号 19 reg_date date 登録日 20 rej_rsn char(2) 拒絶理由条文コード(C0710) 21 cnln_cl char(2) 本権利抹消識別(C0780) 22 term_dat e date 本権利消滅年月日 23 pry_claim _date date 優先権主張日 24 dspn_exa m_date date 審査最終処分日 25 dspn_exa m_code char(3) 審査最終処分種別コード(C0360) 26 apnum varchar(1 3) MUL ‘JPP’をapp_numの先頭につけた文字列 27 fin_decn char(1) 査定種別コード(C0350) 28 fin_decn_ date date 査定発送日 29 trans_sub m_date date 翻訳文提出日 30 trans_pub _num varchar(1 0) 公表番号 31 idp int(11) PRI 本テーブルの固有行番号 32 num_clai m_reg_in fo int(11) 請求項の数(登録情報) 33 udate date ワーク用日付フィールド 34 IPC8 varchar(2 55) 国際特許分類第8版 35 acc_exam _mark char(1) 早期審査マーク(C0240)
  • 71. (1) patR • citation 引用情報 テーブル 4/20/2015 71 フィールド 名 型 インデック ス 内容(カッ コ内はコー ド表イン デックス) 1 citing varchar(10) MUL 引用特許 出願番号 (B0010) 2 cited varchar(10) MUL 被引用特 許出願番 号(B0010) 3 type int(11) MUL 種別(1:審 査官引用 2:特許公 報に記載さ れた引用 3:上記両 方に記載 の引用) フィールド名 型 インデックス 内容(カッコ内 はコード表イン デックス) 1 ids int(11) PRI 固有行番号 2 name text 氏名 3 addr text 住所 4 prefecture char(2) 住所の国県 コード(C0050) 5 id_num varchar(9) 出願人コード (B0070) 6 req_type char(1) 個法官別コー ド(C0070) 7 type int(11) ワーク用 8 name1024 varchar(1024) MUL 氏名のインデッ クス文字列 9 addr1024 varchar(1024) MUL 住所のインデッ クス文字列 • applicant 出願人 right_holder 権利者テーブル
  • 72. (1) patR • inventor 発明者テーブル 4/20/2015 72 フィールド名 型 インデックス 内容(カッコ内 はコード表イン デックス) 1 name text 氏名 2 addr text 住所 3 req_type char(1) 個法官別コー ド(C0070) 4 organization Varchar(255) 所属する組織 の名称 5 ids int(11) PRI 固有行番号 6 name1024 varchar(1024) MUL 氏名のイン デックス文字 列 7 addr1024 varchar(1024) MUL 住所のイン デックス文字 列 フィールド名 型 インデックス 内容(カッコ内は コード表インデック ス) 1 apnum varchar(13) MUL ‘JPP’+出願番号 (B0010) 2 app_num varchar(10) MUL 出願番号(B0010) 3 pub_num varchar(10) MUL 公開番号 4 intl_app_num varchar(12) MUL 国際出願番号 5 intl_pub_num varchar(12) MUL 国際公開番号 6 trans_pub_num varchar(10) MUL 公表番号 7 exam_pub_num varchar(10) MUL 公告番号 8 reg_num varchar(10) MUL 特許番号または登 録番号 9 ref_pub_num varchar(13) MUL 文献公開番号 10 ref_trans_pub_nu m varchar(13) MUL 文献公表番号 11 ref_examd_pub_n um varchar(13) MUL 文献公告番号 12 ref_reg_num varchar(13) MUL 文献登録番号 13 ref_intl_pub_num varchar(13) MUL 文献国際公開番 号 • numbers 番号表テーブル
  • 73. ケース3: patR データベースをmysql クライア ントを使って分析してみる • 0. mysql クライアントを http://dev.mysql.com/downloads/mysql/ より ダウンロードする • Linux と Mac, Windows の場合で異なる 4/20/2015 73
  • 74. ケース3: patR データベースをmysql クライア ントを使って分析してみる • 0-1. mysql クライアントをインストールする • 注意点その1: 文字コードに utf8 を利用すること 4/20/2015 74
  • 75. ケース3: patR データベースをmysql クライア ントを使って分析してみる • 0-1. mysql クライアントをインストールする • 注意点その2: クライアントPC 上でmysql サービスが動作していることを確認 すること 4/20/2015 75
  • 76. ケース3: patR データベースをmysql クライア ントを使って分析してみる • 1. mysql データベースにアクセスする • mysql –h (データベースサーバ名) –u (ユーザ名) –p とタイプし, パスワードを 入力する 4/20/2015 76
  • 77. ケース3 (つづき) • 2. parR データベースの中身を チェックする • “show tables from patr5_1123;” とタイプし, part5_1123 テーブル の中身をチェックする. • mysql コマンドの末尾には, セミ コロン “;” を明記すること • app_info や inventor など, どの ようなデータが格納されている かチェックできる 4/20/2015 77
  • 78. ケース3 (つづき) • 3. テーブルの構造をチェックして みる • “desc (チェックするデータベース).( テーブル名)” で, フィールド名, デー タの格納タイプ (文字列なのか, 日 時なのか etc),主キー (格納された データ情報が一意なものであるか) なのかチェックできる. 4/20/2015 78
  • 79. ケース3 (つづき) • 4. 実際にデータを取得してみ る • 2011年に出願された特許のう ち, 1. 審査官引用件数の合計 2. 特許公報に記載された引用の 件数の合計をそれぞれ抽出し てみる • クエリをなげると, それぞれ合 計数を取得することができる 4/20/2015 79
  • 80. ケース3 (つづき) • 4. 実際にデータを取得してみる (大まかなコ マンドの説明) • Select : 「データをデータベースから引っ張って きますよ」という宣言 • Count(*) : 「ひっぱってきたデータを数え上げて みますよ」という説明 • from patr5_1123.citation : 「patr5_1123 という データベースのなかの, citation テーブルから データを引っ張りますよ」 という宣言 • Where : 「ただし, 以下の条件でね」という宣言 • where citing like : 「citing のデータがこんな感じの がほしいです」 • ‘2011%’ : 先頭が2011 ではじまるデータ • and : かつ • (type = 1 or type = 3) : (1:審査官引用 3:上記両 方に記載の引用) • (type = 2) : (2:特許公報に記載された引用 ) 4/20/2015 80 まとめてみると、「patr5_1123 データベースの中の citation テーブルのうち, citing フィールドのデータの 先頭が 2011 ではじまり、かつ “1. 審査官引用または 3. 上記両方記載に引用” にカテゴライズされてい るデータの数を数えてね」になります
  • 81. ケース3 (つづき) • 5. IPCデータを抽出してみる • Patr5_1123 データベースの pub_IPC より, IPC_CLASS と合計 数を, CLASS ごとにもとめ, カウン ト数で並べ直す. • count(*) as count ; 合計数を count と名付ける • group by IPC_class ; IPC_class でま とめる • order by count ; count 数でソート する 4/20/2015 81 列1 IPC_Class 詳細 カウント数 1H01L 半導体装置 固体装置 それらの部品の製造 処理に特に適用される方法 2567401 2G06F データ処理装置 1863464 3H04N データ転送, テレビジョン装置 1363731 4A61K 医薬品製剤 1298939 5A61P 化合物または医薬製剤の特殊な治療活性 971151 6G03G 光,熱,電子を照射して原画像の記録を行なうための記録材料 841739 7G11B 機械的カッティング,変形 プレスによる,例.溝 ピットの,記録 機械的感知によ る再生 そのための記録担体 829606 8B41J タイプライタの種類または選択的プリンティング機構の種類 723902 9G01N 材料の調査分析, サンプリング 調査用標本の調製 693957 10G02B 使用物質によって特徴づけられた光学要素 光学要素のための光学的コーティ ング 619495
  • 82. ケース3 (つづき) • 6. 特定の発明者のデータを抽出してみる • アクテムラの開発者である大杉先生の特許一覧データを探してみる • 実行するコマンド • 公開日, 公開番号, 特許名, 発明者名の情報を抽出 4/20/2015 82 select app_info.pub_date, app_info.pub_num, app_info.title, inventor.name from inventor inner join inventor_corr_last on inventor.ids=inventor_corr_last.ids inner join app_info on inventor_corr_last.idp=app_info.idp where inventor.name='大杉 義征';
  • 83. ケース3 (つづき) • 実行するコマンドの説明 (1) 4/20/2015 83 select app_info.app_date, app_info.pub_date, app_info.pub_num, app_info.title, inventor.name from inventor inner join inventor_corr_last on inventor.ids=inventor_corr_last.ids inner join app_info on inventor_corr_last.idp=app_info.idp where inventor.name='大杉 義征'; App_info テーブルより、 ・特許の出願日 (app_date) ・特許の公開日 (pub_date) ・特許のタイトル (title) ・特許の公開番号 (pub_num) Inventor テーブルより、 ・特許の発明者名 (inventor) を取得 (select) する Inventor テーブルよりデータをもってくる inventor. テーブルの name フィールドが “大杉 義征” なデータをもってくる
  • 84. select app_info.app_date, app_info.pub_date, app_info.pub_num, app_info.title, inventor.name from inventor inner join inventor_corr_last on inventor.ids=inventor_corr_last.ids inner join app_info on inventor_corr_last.idp=app_info.idp where inventor.name='大杉 義征'; ケース3 (つづき) • 実行するコマンドの説明 (2) 4/20/2015 84 Inventor_corr_last テーブルの ids キーを介して, inventor テー ブルと app_info テーブルの情報を接続する (inner join)
  • 85. ケース3 (つづき) • 実行結果 • 大杉先生の特許一覧が出力される 4/20/2015 85 app_date pub_date pub_num title name 1976/4/12 1977/1/29 1977012141新規アミノ安息香酸誘導体、その製法及び医薬組成物 大杉 義征 1977/11/2 1979/5/29 1979066645安息香酸誘導体 大杉 義征 1978/6/9 1979/12/26 1979163540テレフタル酸アミド誘導体及びその塩 大杉 義征 1978/12/5 1980/6/10 1980076853テレフタル酸アミド誘導体の製法 大杉 義征 1986/1/22 1986/11/27 1986267515腎炎治療剤 大杉 義征 1986/1/24 1986/11/27 1986267516気管支拡張剤 大杉 義征 1986/5/22 1987/3/9 1987053966新規ピリジン誘導体 大杉 義征 1987/11/20 1988/10/5 1988239217抗アレルギー剤 大杉 義征 1989/6/30 1991/2/14 1991034932糸球体腎疾患治療剤 大杉 義征 1990/4/9 1991/12/20 1991291236感作T細胞関与疾患の治療剤 大杉 義征 1990/8/17 1992/3/31 1992099800組換えマウスIL―6レセプターの製造方法 大杉 義征 1995/10/6 1996/8/13 1996208514IL−6アンタゴニストを有効成分とする慢性関節リウマチ治療剤 大杉 義征 1998/8/14 1999/5/25 1999139988抗IL−6レセプター抗体を有効成分として含有する全身性エリテマトーデスの予防および/または治療剤 大杉 義征 2002/9/25NULL NULL ウイルムス腫瘍遺伝子に対する新規なアンチセンスオリゴヌクレオチド誘導体 大杉 義征 2003/9/18NULL NULL 癌抑制遺伝子WT1の産物に基づく癌抗原とカチオン性リポソームとを含んで成る癌ワクチン 大杉 義征 2003/11/7NULL NULL C型肝炎ウイルスに対する新規なアンチセンスオリゴヌクレオチド誘導体 大杉 義征 2005/5/30 2005/9/15 2005247872抗IL−6レセプター抗体を有効成分として含有する全身性エリテマトーデスの予防および/または治療剤 大杉 義征 2006/11/15NULL NULL 細胞傷害性T細胞の誘導抑制剤 大杉 義征 2008/10/3 2009/4/16 2009079054癌抑制遺伝子WT1の産物に基づく癌抗原とカチオン性リポソームとを含んで成る癌ワクチン 大杉 義征 2009/5/25 2009/8/20 2009185073抗IL-6レセプター抗体を有効成分として含有する全身性エリテマトーデスの予防および/または治療剤 大杉 義征
  • 87. 今日取り上げる内容 1. はじめに 2. 論文データベースの利用方法 • Web of Knowledge • Scopus 3. 特許データベースの利用方法 • 米国特許のデータベース • Thomson Innovation • Ultra Patent • USPTO database • 日本特許のデータベース • MySQL の導入 • Access の導入 • 基本的なコマンド 4. サイエンスリンケージデータベースの利用方法 5. 数字ではわからないこと (今日のまとめ) 4/20/2015 87 論文 特許 サイエンス リンケージ
  • 90. Science Linkage • References Cited in Patent • “Other Publications” • Proceeding in Academic Conference • Scientific Paper • “Patents” • US Patents • Foreign Patents 904/20/2015
  • 91. Science Linkage Example: (Imaginary?) STAP Cell Patent, and cited iPS Cell Paper • Patent (Vacanti Kojima Obokata… 2013) 91 ・Paper (Takahashi and Yamanaka 2006) 7 years 4/20/2015
  • 92. サイエンスリンケージデータベースのデータセット • サイエンスリンケージデータベース: 特許と文献の引用関係に基づくリレーショナル・データベース • データソース:Derwent Patent Index Database、DIIおよびWeb of Science (SCIE, SSCI) • 特許発行年が1992年から2011年で3極(JP,US,EP)をパテントファミリーの中に含む特許 情報を同定 • 上記条件を満たす特許レコードに引用されている文献を同定 • 特許と文献引用リンクテーブル: 2011年時点 • 特許に引用されたWoS文献データ: 1981年以降 • データ項目 • 特許公報番号(Patent Publication Number)、特許出願年、特許発行年、IPCサブクラス (例:A01B)、特許出願国、特許出願人の居住国 • WoS論文ユニーク番号(UT)、論文発行年、WoS250分野、ESI22分野、全著者所属機関の国 • 特許番号、その特許が引用しているWoS論文ユニーク番号 924/20/2015
  • 93. ER図 Web of Knowledge Thomson Innovation DWPI (LinkTable)
  • 94. Table Info (Patent) カラム名 カラム定義名 データ型 BYTE 公開番号 PAT CHAR 16 出願年 AppYear CHAR 4 公報発行年 PubYear CHAR 4 • DWPI_INFO • DWPI_IPC カラム名 カラム定義名 データ型 BYT E 公開番号 PAT CHAR 16 IPCサブクラス IPC Varchar 4 カラム名 カラム定義名 データ型 BYTE 公開番号 PAT CHAR 16 特許出願国 AppCountry Varchar 2 • DWPI_AppCountry • DWPI_AssCountry カラム名 カラム定義名 データ型 BYTE 公開番号 PAT CHAR 16 居住国 AssCountry Varchar 30
  • 95. Table Info (LinkageTable+Family) • LinkTable • FamilyTable カラム名 カラム定義名 データ型 BYT E 公開番号 PAT CHAR 16 WoS論文ユニーク番号 UT Varchar 15 カラム名 カラム定義名 データ型 BYT E アクセッション番号 AccNo CHAR 10 公開番号(PAT) PAT CHAR 16
  • 96. Table Info (Paper) • WOS_INFO • WOS_CATEGORY カラム名 カラム定義名 データ型 BY TE WoS論文ユニーク番 号 UT CHAR 15 論文発行年 UTYear CHAR 4 ESI22分野 ESI Varcha r 30 カラム名 カラム定義名 データ型 BY TE WoS論文ユニーク番 号 UT CHAR 15 WoSカテゴリ Category Varchar 50 • WOS_Country カラム名 カラム定義名 データ型 BYTE WoS論文ユニーク番 号 UT CHAR 15 著者所属機関国 UTCountry Varchar 20
  • 97. 特許論文検索ツールの導入 1. Access 2013 のインストール 2. ODBC Connector のインストール 3. 論文特許検索ツールの使い方
  • 98. 1. Access 2013 のインストール • Thomson Reuters 提供の論文特許検索ツールを利用するには必要 • Office 2013 Academic Version がオススメ • IIR で利用できるPC • IMPP 用PC • 注意 • 旧バージョンと並行して導入される • 32bit バージョンの方が安定している模様
  • 99. 2. ODBC Connector のインストール • 2-1. MySQL Web site からダウンロードする • http://dev.mysql.com/get/Downloads/Connector-ODBC/5.2/mysql- connector-odbc-5.2.5-win32.msi/from/http://cdn.mysql.com/ • (URL は変わる可能性) • 32bit 版を導入すること
  • 100. 2. ODBC Connector のインストール • 2-2. コントロールパネル -> 管理ツールを開く
  • 101. 2. ODBC Connector のインストール • 2-3.管理ツール -> ODBC を開く
  • 102. 2. ODBC Connector のインストール • 2-4.ユーザーDSN タブ -> 追加 をクリック
  • 103. 2. ODBC Connector のインストール • 2-5.MySQL ODBC 5.2 Unicode Driver -> 完了 をクリック
  • 104. 2. ODBC Connector のインストール • 2-6. Connection Parameter に以下の項 目を入力する • 2-7. “Test” をクリックする • データベースに接続できることを確認 • 2-8. OK をクリックする Data Source Name 特許論文検索 TCP/IP Server {ip_address} (port 3306) User user Password password Database sciencelinkage
  • 105. 3. 特許論文検索ツール • 3-1. “クエリ”より 10_ク エリ①実行 (NumberOfPatent) をク リックする • 3-2. メッセージが表示 されるので、“はい” を クリックする
  • 106. 3. 特許論文検索ツール • 3-3. “クエリ” から “11_クエリ①結果確 認”をクリックする • 年毎に、IPC分類ご との特許数が出力 される
  • 107. • 3-4. “20_クエリ②実行 (NumberOfPatentByCitedP ublication)” をクリックする 3. 特許論文検索ツール
  • 108. 3. 特許論文検索ツール • 3-5. “はい” をクリックする • 3-6. 検索するIPC サブクラスを指 定する • 3-7. 特許の出願年を指定する • 指定されたIPCサブクラスおよび 年について、特許から引用されて いる論文の分野が出力される
  • 109. 3. 特許論文検索ツール • 3-8. “21_クエリ②結果確認 (NumberOfPatentByCitedPu blication)” をクリックする
  • 110. 3. 特許論文検索ツール • 3-9. “30_クエリ③実行 (LinkTable)” をクリックす る
  • 111. 3. 特許論文検索ツール • 3-10. “はい” をクリックする • 3-11. 検索するIPC サブクラスを 指定する • 3-12. 特許の出願年を指定する • 3-13.ESI 分野を指定する • 3-14. 論文の発表年を指定する
  • 112. 3. 特許論文検索ツール • “03_LinkTable” をクリッ クする • 特許 (PAT) と論文 (UT) のペアが表示される
  • 116. ESI Category ESI Category Number Percent Clinical Medicine 224940 19.5% Biology & Biochemistry 182544 15.9% Chemistry 175132 15.2% Molecular Biology & Genetics 81736 7.1% Engineering 74388 6.5% Physics 73309 6.4% Immunology 54835 4.8% Pharmacology & Toxicology 50955 4.4% Microbiology 44728 3.9% Neuroscience & Behavior 43761 3.8% Materials Science 38522 3.3% Plant & Animal Science 33938 2.9% Computer Science 31547 2.7% Agricultural Sciences 17935 1.6% Environment/Ecology 5175 0.4% Geosciences 4341 0.4% Psychiatry/Psychology 4084 0.4% Multidisciplinary 3522 0.3% Social Sciences, general 3183 0.3% Economics & Business 1389 0.1% Mathematics 1163 0.1% Space Science 309 0.0% Total 1151436 Clinical Medicine Biology & Biochemistry Chemistry Molecular Biology & Genetics Engineering Physics Immunology Pharmacology & Toxicology Microbiology Neuroscience & Behavior Materials Science Plant & Animal Science Computer Science Agricultural Sciences Environment/Ecology Geosciences Psychiatry/Psychology Multidisciplinary Social Sciences, general Economics & Business Mathematics Space Science
  • 117. 論文公刊から特許出願/公開までの年数を 求めて, 特許出願年順に並べる • クエリ構文 select distinct linktable.pat, linktable.ut, wos_info.UTYear, dwpi_info.AppYear, dwpi_info.PubYear, dwpi_info.PubYear - wos_info.UTYear, dwpi_info.AppYear - wos_info.UTYear from linktable Inner Join wos_info ON linktable.ut=wos_info.ut Inner Join dwpi_info ON linktable.pat=dwpi_info.pat where ESI = "Physics" order by linktable.pat ;
  • 118. 論文公刊から特許出願/公開までの年数を 求めて, 特許出願年順に並べる • クエリ構文 select distinct linktable.pat, linktable.ut, wos_info.UTYear, dwpi_info.AppYear, dwpi_info.PubYear, dwpi_info.PubYear - wos_info.UTYear, dwpi_info.AppYear - wos_info.UTYear from linktable Inner Join wos_info ON linktable.ut=wos_info.ut Inner Join dwpi_info ON linktable.pat=dwpi_info.pat where ESI = "Physics" order by linktable.pat ; Select : 特許番号, 論文番号, 論文の公刊年, 特許の 出願年, 特許の公開年, 特許の公開年-論文の公刊 年, 特許の出願年 – 論文の公刊年 を表示する from : linktable からデータを持ってくる Inner Join : linktable に wos_info を接続する. このと き, linktable.ut をキーとして wos_info.ut と対応する ように接続する Inner Join : linktable に dwpi_info を接続する. このと き, linktable.pat をキーとして dwpi_info.pat と対応す るように接続する where : ESI が”Physics” なデータのみを抽出する order by : linktable.pat の順番に並べる
  • 120. Physics 0 5000 10000 15000 20000 25000 30000 0 2 4 6 8 10 12 14 # of patents 平均 / dwpi_info.AppYear - wos_info.UTYear 平均 / dwpi_info.PubYear - wos_info.UTYear
  • 121. 他のデータベースとの接続 • 特許データベースとは pub_number • 論文データベースとは wos 番号 を用いることで, どのような組織が サイエンスリンケージを活用してい るのか分析を拡張することができ る 4/20/2015 121
  • 123. 特許や論文の情報ではわからない知識 • たとえば • (研究者や発明者が)こっそり使っていた技術/技法 • 企業秘密 • 研究や実験手法 • 研究設備 • 競合する企業による特許や論文 • JST/RISTEX 長岡PJ • 知識フロー分析 (特許や論文で測れる科学的源泉と, 特許や論文で測れな い科学的源泉を調査) 4/20/2015 123
  • 125. [大日本製薬] (US4017622[1975]) [Riker Laboratories] (US3883522[1974]) [住友化学工業] (US3849421[1971]) シプロフロキサシン [バイエル薬品] (US4670444[1984]) 第一世代ニューキノロン薬 ロメフロキサシン [北陸製薬] (US4572827[1984]) [大日本製薬] (US4292317[1978]) フレロキサシン [杏林製薬] (US4398029[1981]) トスフロキサシン [アボット] (US4616019[1985]) [杏林製薬] (US4448962[1981]) スパルフロキサシン [大日本製薬] (US4795751[1986]) オフロキサシン [第一製薬] (US4382892[1981]) プルリフロキサシン [日本新薬] (US5086049[1991]) [カネボウ] (US4455310[1982]) レボフロキサシン [第一製薬] (US5053407[1986]) [Bayer] (US4563459[1983]) レボフロキサシン [第一製薬] (US5142046[1991]) [Pfizer] (US4636506[1985]) レボフロキサシン [第一製薬] (US4985557[1989]) レボフロキサシン [第一製薬] (US5545737[1994]) 第二世代ニューキノロン薬 エノキシサン [大日本製薬] (US4359578[1979]) エノキシサン [大日本製薬] (US4352803[1981]) ノルフロキサシン [杏林製薬] (US4146719[1978]) 基本特許間の直接引用 基本特許間の関連特許を 介した引用関係 ニューキノロン薬基本特許の引用関係
  • 126. In 1990, finally Ro-Actemra has been synthesized as Anti-Human IL-6 Receptor Monoclonal Antibody with the collaboration of MRC (Medical Research Council) in United Kingdom. And the contribution of MRC could be traced by bibliographic co-author data. Total number of issued paper has been increased rapidly in this window as pre- clinical study of Ro-Actemra has been started. Co-authorship with several university and hospitals could be observed in the graph. And, there are 2 papers which MRC and Osaka University has been involved. Co-authorship analysis with key scientist of Actemra (3) 2nd AIEA-NBER Conference on Innovation and Entrepreneurship, KAIST, KOREA, 17-20 August 2014 126 Co-author graph of Dr. Ohsugi from 1991-1995. Source: Web of Knowledge, Virtualization: Vantage Point 2015/4/20
  • 127. 該当する論文 コンパクチンの基本論文での引用状況 コンパクチンの基本米国特許(フロン トページおよび発明本文)における引 用 コンパクチンの基本日本特許(フロン トページおよび発明本文)における引 用 1. 人間の場合には体内のコ レステロール合成がコレス テロールの主な供給源であ るという発見 Dietschy and Wilson; 1970 -コンパクチンの発見を最初に報告した遠藤博士の 二つの基本論文(Endo, Kuroda and Tanzawa 1976), (Endo, Kuroda and Tsujita 1976) では引用せず -翌年の論文(ENDO, TSUJITA, KURODA, and TANZAWA;1977)及び3年後の(Yamamoto, Sudo and Endo; 1980)では引用 - US3983140 – 引用および言及なし - US4137322 – 引用および言及なし 昭50-155690 – 直接的な引用はなし. ただし, “動脈硬化、 高脂血症などは 体内におけるコレステロールの蓄積 が原因のひとつであることが知られ ている”が明記(p.513). 昭53-56314 – 引用および言及なし 2. HMG-CoA還元酵素が律 速酵素であるという科学的 な発見 (Siperstein and Fagan;1966a,b ) -コンパクチンの発見を最初に報告した遠藤博士の 二つの基本論文(Endo, Kuroda and Tanzawa 1976), (Endo, Kuroda and Tsujita 1976)では引用せず - 関連する論文(Siperstain; 1970)が翌年の論文 (ENDO, TSUJITA, KURODA, and TANZAWA;1977)に よって引用されている - US3983140 – 引用および言及なし - US4137322 – 引用なし. ただし, 当該 論文を引用する別論文 (Shapiro, Imblum and Rodwell 1969) を (1) Inhibition activity of cholesterol synthesis 項 にて書誌情報とともに言 及 昭50-155690 – 引用および言及なし 昭53-56314 – 引用なし.ただし, 当該 論文を引用する別論文 (Shapiro, Imblum and Rodwell 1969) を書誌情 報とともに言及 3.ラットを用いたコレステ ロール合成に関する実験方 法 (KNAUSSH , PORTER and Wasson; 1959) コンパクチンに係る遠藤の基本論文(Endo, Kuroda and Tanzawa 1976), (Endo, Kuroda and Tsujita 1976) 内で複数回引用 - US3983140 – 引用および言及なし - US4137322 – 引用なし, ただし, (1) Inhibition activity of cholesterol synthesis 項 にて書誌情報とともに言 及 昭50-155690 – 直接的な引用および言 及なし. ただし, (Bucher 1972) は本文 中に明記 昭53-56314 – 引用有り. 4. コレステロール合成メカ ニズムにかかるBlochの研 究成果 (Bloch; 1954) どの基本論文でも引用されていない - US3983140 – 引用および言及なし - US4137322 – 引用および言及なし 昭50-155690 – 引用および言及なし 昭53-56314 – 引用および言及なし [関連論文] (ENDO, TSUJITA, KURODA, and TANZAWA;1977) - "Inhibition of Cholesterol Synthesis in vitro and in vivo by ML-236A and ML-236B, Competitive Inhibitors of 3-Hydroxy-3-methylglutaryl-Coenzyme A Reductase" (Yamamoto, Sudo and Endo; 1980) - "Therapeutic Effects of ML-236B in Primary Hypercholesterolemia" コンパクチンの研究開発の4つの重要な科学的源泉
  • 128. アリセプトの研究開発における主な科学的源泉 科学的源泉 該当する論文/特許 アリセプトの基本論文 (Sugimoto et al. 1992) お よび総説論文 (Sugimoto et al. 1996) での引用状況 アリセプト基本米国特許 (US4895841/US5100901; フロン トページおよび発明本文)にお ける引用 アリセプト基本日本特許 (フロ ントページおよび発明本文) に おける引用 コリン仮説 (脳内アセ チルコリンとアルツ ハイマーの関係性) (Bowen 1976) (Davis 1976) (Perry 1976, 1977) ・(Sugimoto et al. 1992) – 引用なし ・(Sugimoto et al. 1996) – (Perry 1986) の引用あり US4895841 (フロントページ) – 引用なし US4895841 (発明本文) –アセチ ルコリン仮説に係る言及あり US5100901 (フロントページ) – 引用なし US5100901 (発明本文) –アセチル コリン仮説に係る言及あり 昭64-79151 – (発明本文) アセチ ルコリン仮説に係る言及あり アルツハイマー病の 病理解析 (Whitehouse et al. 1982) ・(Sugimoto et al. 1992) – 引用なし ・(Sugimoto et al. 1996) – 引用なし US4895841 (フロントページ) – 引用なし US4895841 (発明本文) –言及な し US5100901 (フロントページ) – 引用なし US5100901 (発明本文) – 言及な し 昭64-79151 – (発明本文) 言及な し アルツハイマー症治 療薬タクリンの開発 (Summers et al. 1981) (Summers et al. 1986) US4816456 ・(Sugimoto et al. 1992) – 引用なし ・(Sugimoto et al. 1996) – (Summers et al. 1989) の引 US4895841 (フロントページ) – 引用なしUS4895841 (発明本文) – 言及なし US5100901 (フロントページ) – 昭64-79151 – (発明本文) 言及あ り
  • 129. 今日のまとめ (1) • 特許や論文のデータを調べることで、知識の流れ (トラジェクトリ) や 知識の生成過程 (社会的な構築プロセス) がわかるかもしれない • でも、特許や論文の書誌情報からわからない情報もたくさんある • イノベーションプロセスを理解して有益な含意を導き出すには、いろ いろな分析手法を組み合わせる必要がある 4/20/2015 129
  • 130. 今日のまとめ (2) • (1) サイエンスリンケージデータベースが使いたいひと • (2) patR (特許)データベースが使いたいひと • 一橋イノベーション研究センターに関係している学生や研究員は利用するこ とができます • (2) については, 販売されています. • まずは、hara@iir.hit-u.ac.jp または @harayasushi (Twitter) までご連絡くださ い。 4/20/2015 130
  • 131. Acknowledgement • 「政策のための科学」基盤的研究・人材育成拠点事業(領域開拓拠 点)イノベーションマネジメント・政策プログラム(Innovation Management and Policy Program:IMPP) • 独立行政法人科学技術振興機構社会技術研究開発センターによる 「科学技術イノベーション政策のための科学研究開発プログラム」: • 「イノベーションの科学的源泉とその経済効果」 • 「科学技術イノベーション政策の経済成長分析評価プロジェクト」 1314/20/2015
  • 132. References • 長岡 貞男, 平尾 由紀子 (2013) 『産 業組織の経済学 第二版: 基礎と応 用』, 日本評論社 • 永田晃也 (2004) 『知的財産マネジメ ント – 戦略と組織構造』, 中央経済社 • Nagaoka, Sadao., Motohashi, Kazuyuki., Goto, Akira. (2010) “Patent Statistics as an Innovation Indicator” , In Bronwyn H. Hall and Nathan Rosenberg (2010) Economics of Innovation, North-Holland • Wikipedia • データソース • Web of Knowledge • Scopus • Thomson Innovation 4/20/2015 132