More Related Content
Similar to 三島teNet第9回ワークショップ アジャイルな開発とは(公開版) (20)
More from Yasui Tsutomu (20)
三島teNet第9回ワークショップ アジャイルな開発とは(公開版)
- 5. 安井 力 / やっとむ
twitter:@yattom
https://www.facebook.com/yattom
プログラマー
Java Python Ruby JavaScript
テスト駆動開発
アジャイルコーチ
ワークショップ 現場導入 技術支援
コンサルタント
モデリング ユーザーストーリー
Copyright (C) 2015 やっとむ Creative
Commons Attribution 4.0 International License
- 12. スケジュールのしわ寄せ
仕様 設計 開発 テスト
仕様 設計 開発 テスト
納期
Copyright (C) 2015 やっとむ Creative
Commons Attribution 4.0 International License
- 16. 部分ごとに完成する
仕様 設計 開発 テスト
納期
仕様 設計 開発 テスト
仕様 設計 開発 テスト
総合テスト
Copyright (C) 2015 やっとむ Creative
Commons Attribution 4.0 International License
- 24. Kent Beck
Mike Beedle
Arie van Bennekum
Alistair Cockburn
Ward Cunningham
Martin Fowler
James Grenning
Jim Highsmith
Andrew Hunt
Ron Jeffries
Jon Kern
Brian Marick
Robert C. Martin
Steve Mellor
Ken Schwaber
Jeff Sutherland
Dave Thomas
© 2001, 上記の著者たち
この宣言は、この注意書きも含めた形で全文を含めることを条件に自由にコピーしてよい。
Copyright (C) 2015 やっとむ Creative Commons
Attribution 4.0 International License
- 31. アジャイルとは
• 価値
• 動作するソフトウェア
• 期間へのコミット
• 改善する
• チームに任せる
Copyright (C) 2015 やっとむ Creative
Commons Attribution 4.0 International License
- 36. プラクティス
• 漸進的設計
• 多能工チーム
• 継続的結合(CI)、継続的デリバリー(CD)
• テスト駆動開発(TDD)
• 受入テスト駆動開発(ATDD)
• リグレッションテストの自動化
Copyright (C) 2015 やっとむ Creative
Commons Attribution 4.0 International License
- 44. プラクティス
• プロダクトバックログ
• 顧客同席
• イテレーション計画づくり
• リリース計画づくり、四半期計画づくり
• スタンドアップミーティング
• 幅による見積り
• リリーストレイン
Copyright (C) 2015 やっとむ Creative
Commons Attribution 4.0 International License
- 45. 改善する
• 問題を見つけて直す
1. 漏れを止める
2. 流れるようにする
3. 新たな流れを作る
“3 Faces of Kaizen”原田騎郎 http://www.slideshare.net/kiroh/3-faces-of-kaizen
• 全体最適を目指す
• 改善し続ける
• ふりかえりを定期的に実施(毎週~隔週)
Copyright (C) 2015 やっとむ Creative
Commons Attribution 4.0 International License
- 47. チームに任せる!?
• 成果はチームの能力に依存
• ベストを出す方法はチーム自身が創る
• 失敗は許容し、そこから学んで改善する
• 役割は自然発生する
• マネージャやリーダーも発生する ―― 必要なら
• 誰にでも向くやり方ではない
• 組織からの支援は必要
• マネジメントと呼んでもいい
• 一人ひとりが全体に寄与する
• 「ひとりは万人のために、
万人はひとりのために」(『三銃士』)
Copyright (C) 2015 やっとむ Creative
Commons Attribution 4.0 International License
- 51. 質問・疑問
• 「状況をチェック」ってどうやるの?
→ 見える化、情報ラジエータ
• サーバントリーダーは、管理部や総務の仕事?
→ 雑用を引き受けるのはサーバントリーダーの一部。
チームの様子を見て自覚してない点を指摘、支えるのが
だいじ。言ってて自分ができてるか胸が痛みました
• 誰でもできるの?優秀じゃないとアジャイルでき
ないのでは?
→ 向き不向きはあるが、今までの基準とは異なる
• やっとむとしての、アジャイルのいい点、悪い点
は?
→ 楽しいから好き。組織や文化に合う合わないがある
Copyright (C) 2015 やっとむ Creative
Commons Attribution 4.0 International License
- 52. 野中郁次郎らの論文
“The New New Product
Development Game”
~メーカーとアジャイルの深い関係~
Copyright (C) 2015 やっとむ Creative
Commons Attribution 4.0 International License
- 54. 新製品開発の「新しい」方法
• 成功した新製品を開発した様子を調査
• 国内メーカーを中心に
• 富士ゼロックス、キヤノン、ホンダ、NEC、エプソン、ブラザー
• 3M、Xerox、Hewlett Packard (HP)
• 6つの特徴を提示
• 組み込まれた不安定さ
• 自己組織化するプロジェクトチーム
• 重なり合う開発フェーズ
• マルチ学習
• 巧妙なコントロール
• 組織へ学びを伝達する
Copyright (C) 2015 やっとむ Creative
Commons Attribution 4.0 International License
- 55. チームが自己組織化する
• 自律的
• チームのことはチームで決断する
• トップマネジメントの介入は最低限(四半期報告など)
• 自己超越性
• 自分の壁を自分で破り続ける
• 「高品質、小型、軽量、既存品より30%コストダウン
という無茶な目標を与えられ、チャレンジし続けた」
(キヤノン)
• 他家受粉(cross fertilization)
• 役割を相互に越え、新たな知識を生む
• 「プランニング、デザイン、製造、セールス、流通、評
価の担当をすべて1部屋に集めた」(富士ゼロックス)
Copyright (C) 2015 やっとむ Creative
Commons Attribution 4.0 International License
- 57. マルチ学習と学びの伝達
• レベルをまたぐ学習
• 個人、グループ、企業
• 職能や組織をまたぐ学習
• 学んだことをさらに広げる
• 別の組織
• 次の世代
• 会社全体
開発の現場で生まれた知識が
拡散・洗練を経て
企業の重大な資産となる
Copyright (C) 2015 やっとむ Creative
Commons Attribution 4.0 International License
- 62. スクラム
• 3~9名のチーム
• 1~4週間のスプリント
• スプリントで機能を完成し提供する
• Whatに責任を持つプロダクトオーナー
• Howに責任を持つ開発チーム
• 両者を支援するスクラムマスター
• 継続して改善する
• スクラムガイドで定義(全17ページ)
http://www.scrumguides.org/docs/scrumguide/v1/Scrum-Guide-JA.pdf
Copyright (C) 2015 やっとむ Creative
Commons Attribution 4.0 International License
- 65. スクラムのルーツ
• 日本の製造業
• 野中らの論文
• (傍流として)トヨタ生産方式とリーン開発
• 知識の創造と伝達
• パターンとパターン・コミュニティ
Copyright (C) 2015 やっとむ Creative
Commons Attribution 4.0 International License
- 73. 休憩中 チーム作り 15:15まで
• いまのグループでチームになります
• チームの「特徴」を探してください
• メンバー全員に共通する点がチームの特徴です
例: 「男」「靴が黒」「プログラマ」「住所が同じ市」など
• ただし他のチームと異なるようにしてください
• 特徴を基にチーム名を決めてください
気付の共有続けてもいいよ
予告: 休憩後「カンバンゲーム」
Copyright (C) 2015 やっとむ Creative
Commons Attribution 4.0 International License