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日本を活性化する、地域産業振興に必要な自治体職員のマインドとスキル
- 2. 内 容
1. 今、日本はどういう危険にさらされているか?
2. デジタルヘルスの事業機会
3. リーンスタートアップというアプローチ
4. 地域で有望なベンチャーが創業され、成長するイメージは?
5. 世の中で、ベンチャーが創業されるメカニズムは?
6. 地域産業振興に必要な問題把握・解決力の強化
7. コミュニケーション力の強化
8. 今後に向けて
1
- 21. 20
日米製造(IT関連)大企業の競争力変化
1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010 2020
驚異の高度
成長期(モノ
づくりによる)
IT活用の弱さ、ベン
チャーによるイノ
ベーション、新産業
創出の貧弱さ
GM、フォード、
クライスラー、
RCA等、米製
造業の低迷 韓国、台湾、
中国、インド
企業の台頭
IT活用に
よる挽回
「IT」 x 「データ」 x 「プラットフォーム」 x
「ネットワーク化されたハードウェア」の
イノベーションによる数百兆円に及ぶ
産業創造
1. ウェアラブル
2. IoT(モノのインターネット化)
3. デジタルヘルス
4. コネクテッドカー、自動運転車
5. ロボティクス
6. ビッグデータ
7. 3Dプリンティング、メーカーズ革命
8. クラウドファンディング
9. 共有経済、共有サービス
10. セキュリティ、プライバシー
2014
相
対
的
産
業
競
争
力
日本企業
ギ
ャ
ッ
プ
が
急
拡
大
米国企業
- 22. 学校改革
① 小学校から大学院までのIT教育の抜本的強化(ソフトウェア技術者養成)
② 小学校から大学院までの科学・技術・イノベーション教育の抜本的強化
③ 小学校から大学院までの英語実戦力の抜本的強化(グローバル人材養成)
④ そのための教師補強、外国人教師の全面的採用(外国人教師採用が鍵)
⑤ 学校制度の根本的見直し(入学がやさしく卒業がむずかしい制度に)
⑥ 外国人留学生の10倍増、就職・生活支援(外国人留学生への敷居を下げる)
⑦ 米国・アジアへの留学生を10倍増(期間は半年~2年)
⑧ 大学のインキュベーションマネジャーに優秀人材を確保(年俸アップが必要)
⑨ 大学キャンパスでの起業イベント、マッチングパーティー等の頻繁な開催
⑩ 大学発ベンチャーの起業、起業支援のメリットを教員にも還元し、奨励
規制緩和、特区実施、法人税引き下げ等、政治・省庁改革
⑪ 規制緩和(薬のネット販売促進等、利益団体保護を極力撤廃)
⑫ 特区の本格的実施(これまでは、かけ声のみで雲散霧消していた)
⑬ 法人税引き下げ等を含む海外からの企業誘致(国際競争力をつける)
⑭ IT技術者等へのビザ発行手続きの簡素化、住環境整備
⑮ エンジェル税制の適用促進(現状は適用範囲、使い勝手等で利用が限定的)
⑯ 各省庁への民間からの優秀人材登用
⑰ 省益重視撤廃のための省庁トップ級の人事交流の大幅拡大等施策
日本の挽回策
21
- 23. 企業経営の改革
⑱ 企業の新陳代謝、選択と集中、M&A、市場からの退出を税制等で促進
⑲ 企業の新事業創出を既存事業と全く別の体制で推進
⑳ シリコンバレー、イスラエル等の海外VCへの出資、ベンチャー出資拡大
㉑ 社外取締役機能の強化(社長への牽制・助言機能の強化)
㉒ 社長後継者選抜・育成委員会の導入(3~5年かけて次期社長を選定)
㉓ 経営幹部選抜・育成制度の導入(適切なローテーション、PL責任)
㉔ 年功序列制の撤廃(人件費構造の見直し)
㉕ 組織の簡素化、屋上屋の撤廃、官僚型組織の削減(定期的な見直し要)
㉖ 余剰人員の再活性化、流動化(お荷物から事業貢献へ)
㉗ 企業内保育園の整備、育児休暇制度の充実(女性の悪条件を極力改善)
㉘ 女性管理職の大幅登用(会社としての目標設定、リーダーシップ強化支援)
㉙ 外国人の大幅登用(グローバル人事制度の導入、英語公用語化の促進)
起業促進
㉚ 外国人の日本での起業を今の10倍以上に拡大(優遇制度の導入・強化)
㉛ 起業促進、特に大企業の技術者・研究者、40代以上、女性の起業を10倍に
㉜ VCのファンド調達額への同額出資を今の10倍以上に拡大(投資意欲拡大)
㉝ VCが出資する際の同額出資を今の10倍以上に拡大 (投資意欲拡大)
㉞ 企業がベンチャーに出資する際に同額出資、買収する際の優遇制度導入
㉟ 産業革新機構、NEDO等の審査制度改善(審査委員、審査スピード)
㊱ 政府調達の5%を設立5年以内の企業から調達
㊲ 保育園・幼稚園、学童保育等を早期に完全整備し、女性の活躍を支援 22
- 26. 乳がんの可能性を早期に警告するBSE bra
2008年設立
世界では、女性の8人に1人が乳
がんと診断されており、毎年40
万人死亡
早期発見で90%以上治る
悪性腫瘍の周囲にある細胞の
温度は健康なものよりも日中の
温度変化が乏しいので、それを
92%の精度で検知(マンモグラ
フィーは70%)
これまでに650人で検証
市場導入は今年から
シンガポール発の技術
25出典: http://gigazine.net/news/20121015-first-warning-systems/
- 28. アルツハイマー予測診断システム NeuroTrack
アルツハイマーの症状が現れるよりも数年早く「予測診断」する技
術を開発
20分程度のコンピュータベースの視覚的認知テストとしてスクリー
ニング検査が可能になった
アルツハイマー病において早期発見は非常に重要で、治療が認
知障害などの症状をいくらか緩和・遅滞させることで患者の能力や
機能をより長く保つ役に立つ場合がある
アルツハイマー型認知症の年間発症率は、90歳まで指数関数的
に増加(加齢とともに増加)し、年間発症率は、0.6%(65 – 69歳)、
1.0%(70 – 74歳)、2.0%(75 – 79歳)、3.3%(80 – 84歳)、8.4%
(85歳 -)
27出典:http://healthtechnews.jp/2013/10/27/rockhealth_onlinediagnosis_neurotrack/
- 29. デジタルヘルスインキュベータ Rock Health
2010年、サンフランシスコに設立
これまでに55社投資(7社を含む)
デジタルヘルス関連ベンチャー専
門のインキュベータ
28出典:http://venturebeat.com/2014/05/19/rock-health-adds-seven-new-digital-health-startups-to-its-portfolio/
5/19に6期生の7社を発表
– Kurbo Health: 子どもが親にがみがみ言われず、自主的にダイ
エットを続けられるようなガイダンスを提供する
– Ambient Clinical Analytics: ICUや手術室での判断をサポートす
る情報をリアルタイムで混乱なく提供する
– Doctor on Demand: タブレットあるいはPCから医師の助言を提
供する
– HealthEquityLabs: 健康への理解やメタボの度合いを測定して、
体の中からの健康を増進する
- 30. 多種多様なデジタルヘルス サービス・アプリ
アプリで喘息の予測と投薬管理ができる「Propeller」
基礎体温を計測できるウェアラブル体温計「Temp-Drop」
自宅で心電図・血圧を測定する「QardioCore」
スマホでにきび肌を診断し助言する「ScanZ」
iPhoneが健康センサーになるiPhoneカバー「Wello」
スマホのカメラを数秒間自分に向けるだけで心拍数を計測「Cardiio」
急いで食べないように警告してくれるフォーク「HAPIfork」
靴が話しかけてくれる「Talking Shoe」
姿勢が悪いと警告してくれる「LUMOback」
乳幼児の血中酸素濃度と心拍をモニタリングする「Owlet」
乳幼児のミルク摂取量をトラッキングする「Sleevely」
患者の急変や褥瘡を防ぐモニタリングシステム 「EarlySense」
皮膚下の血管を投影してくれる「VeinViewer」
院内感染を防ぐため、リストバンドが手洗い励行させる「InteligentM」
従業員がスマホから医師の診断・処方箋を受けられる「Sherpaa」
29出典:HealthTechNews、KOKUSAI BLOG、TechWave
- 56. 問題把握・解決力を鍛えることは実は簡単
55
「メモ書き」 . . . 毎日10ページ
2x2、3x3のフレームワーク作成 . . . 毎日6個
ホワイトボード活用トレーニング
好奇心を持って人の話を熱心に聞く
何でもすぐやる。メールを速攻で返す. .即断即決
リラックスし、かつトップスピードで走り続ける
- 63. A4用紙に書く理由
ノートを使わないのは?
– ノートだと、あっという間に何十冊にもなってしまう
– 似たタイトルのメモがあっても整理できない
– 他のA4資料等と一緒に整理できない
日記帳を使わないのは?
– 似たタイトルでも整理できない
– 怨念がたまる。なぜか頭の整理になりにくい
PCでない理由は?
– 1分で1ページ書き出して、その場で並べてみることが全くできない
– どこででも簡単に書く、ということがまだ現実的ではない
– 図を素早く書けないので、文字だけで無理やり表現しようとする
スマートフォンでない理由は?
– 1分で4~6行、各20~30字のスピードが出ない
– 並べてみるなどが全くできない
– 図を素早く書けない
62
- 65. メモ書きのタイトル例
自分の強みは?
自分の課題は?
地域の強みは何か?
地域の強みを活かした産業振興は?
地域での産業振興をどう段階的に進めるか?
自治体の首長をどううまく巻き込むか?
自分はどういうリーダーになりたいか?
人の話を今よりずっとよく聞くには?
ポジティブフィードバックをどう実行するか?
64
- 69. メモ書きに対する質問
68
1分を超えたらストップすべきか? 15秒程度であれば延ばして書く。ただし、
2~3分かけて書くのはよくない
同じトピックが何度も浮かぶが? 何度でも書く。気が済むまで書く
書いたメモは見返さなくてよいのか? 普段は必要ない。3,6ヶ月後に一度だけ
フォルダ分けが必要か? 初めて10日以内には7~10程度のフォル
ダに分ける。頭が整理される
1分で2行、10字くらいしか書けないが . . . 1分で4~6行、20~30字を絶対に書く、
書けるようになるという信念で
メモは取っておくのか? せっかく書いたものであるし、取っておけ
ば . . .
- 73. フレームワーク作成練習(毎日6個)
72
縦
軸
記
入
横軸記入
XXXXXX
XXX XXX
タイトル
・ XXX
・ XXX
・ XXX
縦
軸
記
入
横軸記入XXXXXX
XXX XXX
タイトル
・ XXX
・ XXX
・ XXX
縦
軸
記
入
横軸記入
XXXXXX
XXX XXX
タイトル
・ XXX
・ XXX
・ XXX
縦
軸
記
入
横軸記入
XXXXXX
XXX XXX
タイトル
・ XXX
・ XXX
・ XXX
縦
軸
記
入
横軸記入
XXXXXX
XXX XXX
タイトル
・ XXX
・ XXX
・ XXX
縦
軸
記
入
横軸記入XXXXXX
XXX XXX
タイトル
・ XXX
・ XXX
・ XXX
タイトルに合わせて、縦軸・横軸を決め、それぞれ上下・左右のラベルを記入。4つの箱には
適切な項目を1つずつ記入。一つのタイトルで複数個書くと、特に練習になる
・ XXX
・ XXX
・ XXX
・ XXX
・ XXX
・ XXX
- 77. ホワイトボードの効果的な使い方
リーダーが書く(書記を使うことはあまり効果的でない)
その時、何を話す時間なのかをはっきりさせる。すなわち、
議事進行をきちんとおこなう。ブレーンストーミングであって
も、結論を確認する時間を作る
最初はまとめようとせず、話を聞いて書く . . . わかりに
くい時は躊躇せず、また恥ずかしがらず聞きなおし、簡
潔に言い直してもらう
書いたものを指差して、言いたいことが表現されているか
本人に確認する。他の人が話し始めていてもやんわり制止
して確認し、積み上げていく方が効果的
論点がすれ違いの時は、それを整理し、どこにギャップ
があるかできるだけ図示する(ここでフレームワーク、ロ
ジックツリーが生きる)
誰が何をいつまでにやるか、明確に決め、確認し、書く。検
討すべきリスク項目なども明確にする
ざわついた時は注意を促す。大きめの声で
左上に会議のタイトルと出席者、右上に日付を書く
複数の議題、トピックがあるときは、左上に小さく箇条書き
してから始める(場合によって時間配分も明記する)
印刷したときにはっきり読めるように、字の大きさ、読みや
すさなど留意する
下半分は椅子にすわって書く方が早い、きれい、落ち着い
て判断できる
最初は誰でもあがる。思っていることの半分も書けない。
場数が必要(20回程度)
ホワイトボードの効果的な使い方
テーマによっては話がぶれやすい。それ
ぞれが言いたいことを言って終わる
時間はかかるものの実際は何も決まら
ず、誰が何をいつまでに実行すべきか
はっきりしない。決めたと思っても漏れが
ある
論点のすれ違いを明確にできず、平行線
のまま議論が続く
報告はでき、結論は出せても、本質的な
問題解決につながらない
リーダーはいいミーティングだったと思っ
ても、チームメンバーは今ひとつ何が何だ
かわからない。情報共有したようでいてし
ていない、方針を出したようでいて、出し
ていない
一般の会議・ミーティングで見られる問題点
ホワイトボードに書こうとしても、発言者の
内容がよく理解できない(実際何を言いた
いかわからないことが多い)
ホワイトボードの前に立つと、何をどう進
めたらよいか、よくわからなくなってくる
議論が発散するのでまとめようとしても、
皆がついてきてくれない。皆言いたいこと
を言う
ホワイトボードを使う時起きる現象、むずかしさ
76
- 88. 87
より本格的には . . .
出典: http://www.slideshare.net/yujiakaba/ss-7021997
- 89. 88Version 1.4
目 次
1. はじめに 4
– 総務省 ICTベンチャー向け事業計画作成支援コースの意義 5
– 本マニュアルのねらい 6
– 本マニュアルでのベンチャーの定義 7
– 本マニュアルでの顧客、ユーザーの定義 8
– ベンチャーを成功させる社長の要件 9
– ベンチャーへの誤解、取り組みの甘さ 11
– 急成長を目指すベンチャーの創業時に目指すべき水準 12
– 創業準備から上場後の成長まで 13
– 会社設立に向けての創業融資 16
– 1章終了後のチェックリスト 17
2. 事業計画作成のポイント 18
– 事業計画に多く見られる問題点 19
– 「説得力ある合理的な事業計画」を作成するために 20
– 事業計画作成チェックリスト 21
– エグゼクティブサマリー 22
– 主要経営陣の略歴 23
– 事業ビジョン 24
– 製品・サービスの特長とビジネスモデル 26
– ターゲット市場と市場規模、成長性 27
– 顧客・ユーザー特性 29
• 顧客の切実なニーズをしっかり把握したのか、
製品・サービスの市場性を徹底的に確認したのか 30
• 市場性確認のメリット 31
• 情報開示を抑えつつ、顧客候補の切実なニーズを探る 32
• フォーカスグループインタビューの実施 33
– 勝ち続けるための独自の優位性 34
– 戦略的提携 35
– 事業戦略のまとめ 36
– 全体スケジュール 37
– 社内組織: 開発・調達・生産・営業体制 38
– 実行計画 39
– 数値計画: 売上・粗利シミュレーション 40
– 数値計画: 損益計算書、資金繰り表、貸借対照表 41
2. 事業計画作成のポイント(続き)
– 事業リスクの整理と対応 42
– 事業計画作成後のチェックリスト 43
– VCは何を求めているのか、事業計画作成への意味合いは 44
– 事業計画をプレゼンする際に 45
3. 事業計画テンプレート例 46
– 3章終了後のチェックリスト 83
4. 会社設立 84
– 創業メンバーの決定 85
– 創業メンバーが前職から退社し、会社を設立する前に 86
– オフィスの決定、整備 87
– 設立登記書類の作成と手続き 88
– 顧問弁護士の決定 89
– 4章終了後のチェックリスト 90
5. 社内の方針決定=事業計画の議論、確定、確認、修正 91
– 事業計画への合意形成、コミットメント確立 92
– 経営会議での素早く、的確な意思決定 93
– 週次の課題進捗会議での厳しいフォロー 101
– 事業計画の確認、修正、抜本的見直し 102
– じり貧状況からの脱却 103
– 取締役会の効果的な運営 105
– 効果的な会議のやり方 106
• ホワイトボードの活用 107
• 事業アイデアのブレーンストーミング 108
– 5章終了後のチェックリスト 109
6. ベンチャーの経営=事業計画の日々の実行 110
– 競争力ある商品・サービスを開発する 111
– 顧客を開拓し、一刻も早い売上を実現する 112
– 提携を積極的に推進する
• 戦略的提携の進め方 113
• 契約書の作成、修正、調印 115
• 開発費用の獲得 116
• NDA(秘密保持契約)の結び方 117
• 弁護士の使い方、活かし方 118
- 90. 89Version 1.4
目 次(続き)
6.ベンチャーの経営=事業計画の日々の実行(続き)
– 知的財産戦略を実行する
• 知財への取り組み 119
• 特許出願上陥りやすい問題点 120
• 弁理士の使い方、活かし方 121
– 極力、前倒しで本格的資金を調達する 122
• 信頼し、尊敬できるベンチャーキャピタリストの見つけ方 123
• 投資家への効果的な説明のしかた 124
• VCからの資金調達までのステップ 125
• VCから資金調達をすることによって生じる責任等 126
– 健全な資本政策を実現する、勝ち取る 127
– 資本政策の例 128
– 6章終了後のチェックリスト 130
7. 急成長ベンチャーの組織構築=事業計画を実行する筋肉作り 131
– 社長を補完し、社長の力を倍増する経営チームを作りあげる 132
– 柔軟かつ行動的、積極的に動く行動規範を浸透させる 133
– 人材育成に本気で取り組み、社員の成長を加速させる 137
• 目標設定と達成度評価・フィードバックのしかた 138
• エンジニアスキル評価基準の導入 141
• 社員のやる気を高め、育成を加速する組織文化とアプローチ
の確立(ポジティブフィードバック、アクティブリスニング等) 145
– 組織に悪影響を与えるネガティブな部下には厳しく接する 163
– 人材採用に戦略的に取り組む 164
– 納得感ある報酬制度を導入する
• 給与の決定 166
• ストックオプションの付与 167
– 7章終了後のチェックリスト 168
8. 社長自身の成長=事業計画を実行する牽引役 169
– ベンチャーの成功・失敗は、ほぼ社長の力にかかっている 170
– この事業を絶対成功させたいと心底思っているか 172
8. 社長自身の成長=事業計画を実行する牽引役(続き)
– 売上・利益をどう急成長させるかをいつも考えているか 173
– 「この社長のために頑張ろう」と部下が思えるか 174
– 常に頭を整理して、明確な考えを持とうとしているか 175
• 頭を整理し、考えをまとめ、冷静になるための「メモ書き」 176
• 洞察力を持つための「深掘り=なぜなぜ質問」 180
• 素早く結論を出すための「仮説思考」 182
• 常に頭を整理し、物事を切り分けるためのMECE「思考」 184
• 最短で成果を出すための「アウトプット指向」 186
• 物事を明確に整理するための「フレームワーク」 187
• 物事を明確に整理するための「ロジックツリー」 191
• 仕事のフローをわかりやすく整理する「ビジネスシステム」 194
• 物事を整理しわかりやすく伝えるための「チャートの書き方」 195
– 自分の時間を管理し、考える時間を作り出せているか。心に余
裕を持っているか 198
– どうリラックスし、かつトップスピードで走り続けるか 199
– 部下をうまく活用し、最も重要な仕事に集中できているか 201
– 全体観、大局観を常に持とうとしているか 202
– 常に前向きで、ポジティブか 203
– 感情的にならないようコントロールしているか 204
– 有言実行を徹底しているか。自分を甘やかせていないか 206
– 決断したら、後は迷わず推進するか。言い訳していないか 207
– 誰にもわかりやすく説明しようとしているか 208
– 誰の話もよく聞き、相手の立場で理解しようとしているか 210
– わかりやすい文章を書こうと真剣に努力しているか 211
– 部下の実力、資質、価値観、スタイルを冷静に見ているか 213
– 誰に対しても公平、公正に接することができるか 214
– 社員の先頭に立って戦いをリードしているか 215
– 8章終了後のチェックリスト 216
9. おわりに 217
- 92. 91
主な講演資料、ブログ
事業計画作成とベンチャー経営の手引き: http://www.slideshare.net/yujiakaba/ss-7021997
ベンチャー人材確保ガイドライン: http://www.slideshare.net/yujiakaba/ss-8854374
経産省イノベーション環境研修 最新のベンチャー起業環境と課題: http://www.slideshare.net/yujiakaba/ss-32714627
リーンスタートアップ時代の事業計画作成、資金調達とサービス開発: http://www.slideshare.net/yujiakaba/ss-16717087
大企業の経営改革とベンチャーの活性化で日本を再び元気に: http://www.slideshare.net/yujiakaba/ss-16751751
ブレークスルーキャンプ決勝プレゼン大会: http://www.slideshare.net/yujiakaba/2011-9466238
全国VBLフォーラム第5回基調講演: http://www.slideshare.net/yujiakaba/5vbl
クリーンテックベンチャー: http://www.slideshare.net/yujiakaba/ss-8973633
現代ビジネス「ソーシャライズ!」でのブログ
– 日本が変わった: http://gendai.ismedia.jp/articles/-/31677
– 大企業が変われない理由: http://gendai.ismedia.jp/articles/-/31888
– リーンスタートアップの最新事情: http://gendai.ismedia.jp/articles/-/32038
– SXSWが世界を動かす: http://gendai.ismedia.jp/articles/-/32138
– 大企業の改革と新事業立ち上げへのヒント: http://gendai.ismedia.jp/articles/-/33705
– 素早い仮説構築・検証・修正による商品開発 実践的リーンスタートアップ: http://gendai.ismedia.jp/articles/-/36828
– 経営改革を進めるには7つの鍵を同時に開けること: http://gendai.ismedia.jp/articles/-/36859
– 決定的に広がる日米製造大企業の競争力!: http://gendai.ismedia.jp/articles/-/39584
– 今後の技術・産業動向を占う10のキーワード【前編】: http://gendai.ismedia.jp/articles/-/39591
– 今後の技術・産業動向を占う10のキーワード【後編】: http://gendai.ismedia.jp/articles/-/39594
– 米国の優れた起業・イノベーション環境 と日本の挽回策を整理する: http://gendai.ismedia.jp/articles/-/39600
日経ビジネスオンラインでのインタビュー記事
– 日本の大企業が再び輝きを取り戻すには: http://business.nikkeibp.co.jp/article/interview/20121112/239314/
– 日本企業を襲う「自分のアタマで考えない」病: http://business.nikkeibp.co.jp/article/interview/20140324/261629
- 93. 略歴: 赤羽 雄二
東京大学工学部を1978年3月に卒業後、コマツで建設現場用の超大型ダンプトラックの設
計・開発に従事
1983~1985年、スタンフォード大学 大学院に留学(機械工学修士)
1986年、マッキンゼー入社。経営戦略、組織設計、マーケティング、新事業立ち上げなどの
プロジェクト多数を14年間にわたりリード。うち、1990~2000年の10年間、マッキンゼーソウ
ルオフィスを立ち上げ、韓国のトップグループの経営改革を推進
シリコンバレーのベンチャーキャピタルをへて、2002年、創業前、創業当初からの非常にき
め細かな支援を特徴とするブレークスルーパートナーズ株式会社を森廣弘司と共同創業し、
「日本発の世界的ベンチャー」を生み出すべく活動。スマートフォン、ソーシャルメディア、コン
テンツマーケティングに注目し、B2C、B2B両方の分野でリーンスタートアップを推進中
中堅・大企業の経営改革、経営幹部育成、新事業創出にも深く関わっている
学生向けアプリ開発コンテスト、ブレークスルーキャンプ2011、2012 Summer 企画・運営
主要な学生向けビジネスプランコンテストでは、基調講演、審査員、メンター等を務める
米Fenox Venture Capitalアドバイザー
経済産業省「産業競争力と知的財産を考える研究会」、総務省「ITベンチャー研究会」委員、
「ICTベンチャーの人材確保の在り方に関する研究会」委員、 「事業計画作成支援コース」の
企画立案および講師、「事業計画作成とベンチャー経営の手引き」著者
東京大学工学部「産業総論」講師、北陸先端科学技術大学、電気通信大学講師
ベストセラー「ゼロ秒思考」、「7日で作る事業計画書」著者
92