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小学校プログラミング教育に対する企業の取り組みと課題 #KOF2020

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2016年12月から、2020年の現在に至る取り組み
企業として、個人として、私たちができること

https://www.k-of.jp/2020/
関西オープンフォーラム2020 発表資料です。
2020年11月7日(土)

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小学校プログラミング教育に対する企業の取り組みと課題 #KOF2020

  1. 1. 小学校プログラミング教育に対する 企業の取り組みと課題 2016年12月から、2020年の現在に至る取り組み 企業として、個人として、私たちができること さくらインターネット株式会社 さくらの学校支援プロジェクト 前佛 雅人 @zembutsu
  2. 2. ISHIKARI 石狩 KADOMA 門真
  3. 3. プログラミング教育支援プロジェクトが2017年に発足 3 石狩市への支援はCSR活動(企業の社会的責任) ⚫ 石狩データセンタが立地する石狩市の小学校でプログラミング教育を支援 → 将来的に優秀な IT 人材を輩出するための裾野を拡げ、石狩を IT の街に変えたい(田中社長) → 出身地である石狩市への恩返し、石狩市や石狩の学校をよくしたいという思い(朝倉SPD) corporate social responsibility 2020年開始予定の小学校でのプログラミング教育について、 石狩市の小学校におけるプログラミング教育や、教育を行うための 環境作りを支援する すべての小学校で出前授業を実施 先生向けプログラミング教育通信の発行 背景 等々 石狩市教育委員会 小学校教職員との連携 教育機会提供のための実地活動
  4. 4. 北海道石狩市 大阪府門真市 ⚫ 2017年度から出前授業を実施、2019年度で 直接学校における出前授業は終了 ⚫ 2020年度からは先生がプログラミング教育を実施 ⚫ U-16プログラミングコンテスト石狩大会 基本的立場 ⚫ 先生は児童と向き合う「教えるプロ」である。 • さくらインターネットは「教材を作らない」「販売をしない」「強制しない」 • 学校や地域、子どもたちの状況にあわせ、先生が自分で授業を行えるよう支援 • 私たちは情報通信技術のプロであるが、教えるプロではない 出前授業 プログラミング教育補助 校内研修 その他ご相談 ⚫ 2019年度から支援開始 ⚫ 2020年度も出前授業を実施中
  5. 5. 学習活動の分類は6つ(小学校段階) 5(参考)小学校プログラミング教育の手引(第二版)、2018年11月、文部科学省 http://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/micro_detail/__icsFiles/afieldfile/2018/11/06/1403162_02_1.pdf A 学習指導要領に例示あり 算数(5年) 正多角形 理科(6年) 電気の利用 総合的な学習の時間 B 各教科等の指導で 深い学びのために実施 C 各教科とは別に実施 (キーボード入力等) D クラブ活動など E 学校を会場とするが、 教育課程外 F 学校外かつ教育課程外
  6. 6. 実際に使用した教員向け学習指導案・教材 6 ⚫ 身の回りにあるコンピューターを探そう (低学年向け、高学年向け) ⚫ ロボットのお仕事 ⚫ プログラング体験(アングリーバード) ⚫ プログラミング体験(Code monkey) ⚫ 円と正多角形(プログル) ⚫ プログラミング体験(micro:bit) ⚫ 電気の利用(micro:bit)
  7. 7. 8
  8. 8. 小学校をとりまく議論の分類 9 学校教育 推進派 学校教育 否定派 プログラミング (コーディング) 肯定派 プログラミング (コーディング) 否定派 (参考)小学校段階におけるプログラミング教育の在り方について(議論の取りまとめ):文部科学省、2016年6月16日 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/122/attach/1372525.htm
  9. 9. 小学校をとりまく議論の分類 10 学校教育 推進派 学校教育 否定派 プログラミング (コーディング) 肯定派 プログラミング (コーディング) 否定派 先生に は無理学校で無理して覚えさ せると、嫌いになる コーディングを覚えるのが教育の目的なので(誤解) 小学生にはまだ早い 積極的にコーディングも できるようにならないと (参考)小学校段階におけるプログラミング教育の在り方について(議論の取りまとめ):文部科学省、2016年6月16日 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/122/attach/1372525.htm 民間とも連携すべき コーディングは時代で変わるので 時間を掛けるのは無駄 したいけれど 設備が現実的に無い プログラミング教育よりも 論理的思考力を強化 プログラミングよりは リテラシー教育に力を入れる方がいい 論理的思考力を身に付けるための学習なので 言語習得に時間をかけるべきではない プログラミングは賛成だが 教材充実や、 学校の情報機器等の環境 整備を 他より優先度は低いだろう 学校や先生じゃダメだ個人の資質・自己責任 何が何でもやるべきだ! 民間企業こそが プログラミング教育を 推進すべきであり、 学校ですることではない ※議論のための 共通認識がない
  10. 10. 11 プログラミング教育
  11. 11. 12 プログラミング教育 Programming The process of writing computer programs. → コンピュータ・プログラムを記述するための、 設計なり記述なりの行程・手順
  12. 12. 13 プログラミング教育 Education The process of receiving or giving systematic instruction, especially at a school or university. → 体系的な講義を受ける・与えるための行程・手順、 特に学校や大学で実施
  13. 13. 論点整理 • 何を教えるのか? • どのようにして教えるのか? • 誰が教えるのか? • 何のために教えるのか? 14 教える側の視点 私たちは、いつ、コンピュータに 関する技術や知識、考え方を 学ぶのか? 学ぶ側の視点 誰から、何を、どのようにして?
  14. 14. なぜ、小学校に「プログラミング教育」を導入するのか ⚫ 社会が変わる中、将来どのような職業に就くとしても、 コンピュータを理解し、上手に活用する力を身に付けるのは極めて重要 ⚫ 家電・自動車をはじめとし、私たちの身の回りにコンピュータが溢れている ⚫ 魔法の箱ではない ⚫ 適切・効率的にコンピュータを活用するには、しくみの理解が必要 ⚫ 子ども達の可能性を広げる 15
  15. 15. なぜ、小学校に「プログラミング教育」を導入するのか ⚫ 社会が変わる中、将来どのような職業に就くとしても、 コンピュータを理解し、上手に活用する力を身に付けるのは極めて重要 ⚫ 家電・自動車をはじめとし、私たちの身の回りにコンピュータが溢れている ⚫ 魔法の箱ではない ⚫ 適切・効率的にコンピュータを活用するには、しくみの理解が必要 ⚫ 子ども達の可能性を広げる 16 情報活用能力 情報及び情報手段を主体的に選択し、 活用していくための個人の基礎的な力 プログラミング的思考
  16. 16. 小学校におけるプログラミング「で」教育 • 「コンピュータに意図した処理を行うよう指示することができる」ことを 体験させながら、 ⚫「身近な生活でコンピュータが活用されていることや、 問題の解決には必要な手順があることに気づく事」 ⚫「プログラミング的思考」 ⚫「コンピュータをよりよい人生や社会に活かそうとする態度。」 17
  17. 17. 小学校におけるプログラミング「で」教育 • 「コンピュータに意図した処理を行うよう指示することができる」ことを 体験させながら、 ⚫「身近な生活でコンピュータが活用されていることや、 問題の解決には必要な手順があることに気づく事」 ⚫「プログラミング的思考」 ⚫「コンピュータをよりよい人生や社会に活かそうとする態度。」 18 論理的に考える力 と関係がある コンピュータは勝手に動く 「魔法の箱」ではない
  18. 18. 19
  19. 19. 20 コロナ渦における教育現場の課題 コロナ前 現在 ⚫ どのようにしてプログラミング的思考を育むのか ⚫ やはりアンプラグドだけではだめなのか ⚫ パソコンをどのようにして整備していくのか ⚫ どのようにプログラミング体験を行うのか ⚫ ICT支援員の確保 ⚫ 一人一台、GIGAスクール構想への対応 ⚫ 急浮上するセキュリティ対応やポリシー策定 (パスワードやプライバシー) ⚫ オンラインでの授業の進め方やシステム導入 環境が10年進んだ どのようにしてコンピュータを準備するか? どう学びにコンピュータを活用するか? ★上級生が下級生に教える新しい流れ ★一方で、オンラインの一斉授業は 個別・最適化の学びとは離れている (STEAM・STEM 教育はどこで・・・?) ★つながないサイト(フィルタリング)
  20. 20. 21 こういう時だからこそ、民間企業で取り組むこと ⚫ 身近なトコロから動く(教材や機材を納入して終わりではない。そこから始まる) お互いに支え合うような文化醸成こそが、これからの大人の責務ではないか? 私たち自身が取り組むべきこと ⚫ できる子ども(人)が勝手に学べば良い、という時代ではない IT業界の関係者が見て見ぬ振りをするのは 社会的に許されないのではないか 社会の問題解決のために、子どもたちは コンピュータやインターネットの活用法を学ぶ コンピュータやインターネットが、もはや特別な存在ではない ⚫ 大人の再教育課題 決して、学校や、教育委員会、先生だけの課題ではない
  21. 21. 私からの提案:もっと単純に考えませんか? 22 シンプル 「プログラミング教育」が「どうあるべきか」「どうすべきか」の議論ではなく、 子どもがプログラミングに興味を持ったら 大人はどう向き合えばよいのか? 主役は子ども達 家庭 学校 地域 企業
  22. 22. 23 コンピュータに関する知識を どこで学びましたか? みなさんに質問 (学校、家庭、地域) そして、いつ、だれに学びましたか?
  23. 23. 私がここにいる理由 24 This is the reason why am I here. 興味・意欲ある子ども達に対する学習機会の提供 ⚫資質を持った子どもは、勝手に育つのだろうか? (実は、環境や機会の有無に大きな影響があるのでは) ⚫単純に「使う」から「活用する」流れこそが、 今こそ必要なのではないか? スポーツ、音楽、 芸術、将棋 の場合は…? ⚫ スポーツ少年団 ⚫ クラブ・課外活動 ⚫ 社会人サークル
  24. 24. 25
  25. 25. 26
  26. 26. 私からの提案:もっと単純に考えませんか? 27 シンプル 「プログラミング教育」が「どうあるべきか」「どうすべきか」の議論ではなく、 子どもがプログラミングに興味を持ったら 大人はどう向き合えばよいのか? 主役は子ども達 家庭 学校 地域 企業
  27. 27. これからの社会はこうなる 28 今後、どのような職業に就こうとも、 情報通信技術の活用は欠かせない時代。 自動車が大衆化して誰でも乗れるように、 コンピュータも誰もが利用できる。 スマートフォンは車のようなもの、 インターネットという知の高速道路を走る時代。
  28. 28. 特別な誰かのためじゃない、 私たち一人一人が活用できる。 29
  29. 29. 教育現場にこそ ちなみに、個人的には・・・ 30 ご興味ありましたら、私までお声がけください。 私は個人的にコミットしたい!
  30. 30. 31 https://prog-edu.sakura.ad.jp/ twitter: @SakuraProgEdu 活動詳細や関連情報は、サイトをご覧ください

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